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第二章:いつわりの婚約生活と、入れ墨
16:黒煙の百貨店
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それと同時に、道路に面した窓ガラスがビリビリと音を立てて揺れる。
――きゃあっ!
――なんだ!?
――なにか爆発したぞ!
店内がざわつき、何人かが立ち上がる。
直後、窓の外では、人々がなにかから逃げるように、京橋方面に向かって駆けていくのが見えた。地鳴りのようにバラバラという足音が続く。
「…………っ」
龍進が険しい表情で立ち上がると、長財布から取り出した一円札を女給に押しつけるように渡し、
「君はここで待っていろ」
そう睡蓮に言って、店の外へ飛び出していった。
「…………」
窓の外、彼は逃げる人波に逆らうようにして走っていき、すぐにその姿が見えなくなる。
途端、睡蓮は、無意識のうちに立ち上がり、店の出口に向かって歩き出した。
なぜか胸騒ぎがする。
避難のために店の中に入ってきた人たちをかき分けて外に出るなり、袖の中に忍ばせていた腰紐で着物をたすき掛けにしつつ、龍進を追って走り出す。
その先では、なにか薄い煙のようなものが上がっていて、そして、あの奇妙な火薬の匂いがした。
向かってくる人々を左右によけながら、彼女は走る。
どうして龍進の後を追っているのかは、自分でもわからない。彼からは待っていろと言われたのに。
それに、そもそも、彼に追いついたところで、一体どうするというのだ?
だけど、彼女の足は止まらなかった。
――ドン!
再びの大きな爆発音とともに、近くで火の手のようなものが上がった。遅れて、人々の悲鳴があたりに響く。
直後、人波が途切れ、彼女は立ち止まった。
百貨店の上層階にある複数の窓から、黒煙が勢いよく吹き出していた。さっきまで二人が買い物をしていた建物だ。
這々の体で正面口から出てきた、顔を煤まみれにした店員や客たちを、付近の人々が介抱する。
彼女は周囲を見回すが、そこに龍進の姿はない。
「もしかして……」
視線は黒煙を吐き出している正面口へと向けられる。微かではあるが、龍進の匂いがそちらに向かって続いている。
彼女の足が再び動き出す。
煙を吸わないよう、入口にある人工の泉でハンカチを濡らして口に当てると、姿勢を低くして建物の中に駆け込む。
店内には煙が充満しており、視界はほとんどきかない。ただし、ここから見る限り、火のようなものは見えないことから、火元は上層階だと思われる。
床には商品や割れたガラス片が大量に散乱し、壊れた複数の容器から漏れた液体のようなものがあたり一面に広がっている。
睡蓮は目を細め、周囲を見渡す。
右奥に階段のようなものがある。心なしかそちらは煙が薄いように見える。そして、煙に混じって、微かに龍進の匂いもする。
考えるよりも先に体が動いていた。
子猫のように壁際を走り、階段の下へたどり着く。それから、二階へと駆け上がったところで、踊り場に男が二人いることに気づいた。
「……ひぃ……っ、なんでっ……! なんで、儂がこんな目に遭わなきゃならんのだ……!」
「じーさん、いい加減、黙りやがれ! 口の中、火傷すんぞ!」
文句を言ってくるのは煤まみれのスーツを着た、恰幅の良い初老の男性。
そして、それを支えているのは、庭師の三郎だった。ただし、今日はいつもの股引姿ではなく、シャツに袴という書生の格好。
三郎は睡蓮を見るなり、大きく目を見開いて怒鳴った。
「おまえ……! なんでここにいる!! 待っていろ、と言われただろう?」
「旦那様はこの先ですか?」
答を待たずに三郎の脇をすり抜け、上階に向かおうとするものの、一瞬早く、その腕を捕まれた。
「待て。上に、おまえの仲間がいるということか?」
「…………仲間?」
鋭い、怒りに満ちた三郎の視線が、睡蓮を見据える。
「若榴とかいう男の一味だ。これだけの騒ぎだ。一連の活動家による事件と関係があると考えるのが自然だ。そして、おまえはそいつらと合流し、事をなす気ではないのか? 言っただろう。俺はおまえを信用していない」
二人の視線がぶつかるが、先に目をそらしたのは睡蓮の方だった。
「……仲間などいません。私は、ずっと、ひとりですから」
ぽつりと、そんな言葉が口から出た。
そして、三郎の手を強引に振り払うと、階段を複数段飛びで駆け上がる。
「おい、待てっ!」
火元が近いのか、周囲の煙が濃くなっていく。
確かに三郎が言うとおり、これだけの事を起こすのであれば、若榴が絡んでいる可能性は高いだろう。上には、若榴の指示を受けた人斬りがいるかもしれない。
だけど、自分には最早、関係のないことだ。
自分は、龍進に初めて会ったあの夜、すでに死んだからだ。
ただ、今は彼の気まぐれで生かされているだけである以上、特に忠誠を誓っていただけでもない若榴の指示に従う必要もない。
と、彼女の頭に一つの疑問が浮かぶ。
……では、今、自分が龍進の元に向かっている理由はなんだろう?
すでに死んだはずの自分は、彼のもとに行って一体、なにをしようというのだろう。
偽りの婚約者としての役割を果たすため? だとしたら、その役割とはなに……?
思考とは別に彼女の体は、百貨店の最上階の四階へとたどり着いていた。
細い廊下が奥まで続き、両側に複数の部屋の扉が並んでいることから、ここは売り場ではなく、事務用に供している階だとわかった。
火元はこの階らしく、おびただしい量の黒煙が天井を伝い、割れた窓から勢いよく外に噴き出している。
睡蓮が目をこらすと、黒煙の向こうに、扉が開いた部屋のようなものが見える。
彼女は息を止めると、腰を低くし、廊下の隅を走った。
落ちてくる火柱をかわしながら、一気に大部屋へと飛び込む。
――きゃあっ!
――なんだ!?
――なにか爆発したぞ!
店内がざわつき、何人かが立ち上がる。
直後、窓の外では、人々がなにかから逃げるように、京橋方面に向かって駆けていくのが見えた。地鳴りのようにバラバラという足音が続く。
「…………っ」
龍進が険しい表情で立ち上がると、長財布から取り出した一円札を女給に押しつけるように渡し、
「君はここで待っていろ」
そう睡蓮に言って、店の外へ飛び出していった。
「…………」
窓の外、彼は逃げる人波に逆らうようにして走っていき、すぐにその姿が見えなくなる。
途端、睡蓮は、無意識のうちに立ち上がり、店の出口に向かって歩き出した。
なぜか胸騒ぎがする。
避難のために店の中に入ってきた人たちをかき分けて外に出るなり、袖の中に忍ばせていた腰紐で着物をたすき掛けにしつつ、龍進を追って走り出す。
その先では、なにか薄い煙のようなものが上がっていて、そして、あの奇妙な火薬の匂いがした。
向かってくる人々を左右によけながら、彼女は走る。
どうして龍進の後を追っているのかは、自分でもわからない。彼からは待っていろと言われたのに。
それに、そもそも、彼に追いついたところで、一体どうするというのだ?
だけど、彼女の足は止まらなかった。
――ドン!
再びの大きな爆発音とともに、近くで火の手のようなものが上がった。遅れて、人々の悲鳴があたりに響く。
直後、人波が途切れ、彼女は立ち止まった。
百貨店の上層階にある複数の窓から、黒煙が勢いよく吹き出していた。さっきまで二人が買い物をしていた建物だ。
這々の体で正面口から出てきた、顔を煤まみれにした店員や客たちを、付近の人々が介抱する。
彼女は周囲を見回すが、そこに龍進の姿はない。
「もしかして……」
視線は黒煙を吐き出している正面口へと向けられる。微かではあるが、龍進の匂いがそちらに向かって続いている。
彼女の足が再び動き出す。
煙を吸わないよう、入口にある人工の泉でハンカチを濡らして口に当てると、姿勢を低くして建物の中に駆け込む。
店内には煙が充満しており、視界はほとんどきかない。ただし、ここから見る限り、火のようなものは見えないことから、火元は上層階だと思われる。
床には商品や割れたガラス片が大量に散乱し、壊れた複数の容器から漏れた液体のようなものがあたり一面に広がっている。
睡蓮は目を細め、周囲を見渡す。
右奥に階段のようなものがある。心なしかそちらは煙が薄いように見える。そして、煙に混じって、微かに龍進の匂いもする。
考えるよりも先に体が動いていた。
子猫のように壁際を走り、階段の下へたどり着く。それから、二階へと駆け上がったところで、踊り場に男が二人いることに気づいた。
「……ひぃ……っ、なんでっ……! なんで、儂がこんな目に遭わなきゃならんのだ……!」
「じーさん、いい加減、黙りやがれ! 口の中、火傷すんぞ!」
文句を言ってくるのは煤まみれのスーツを着た、恰幅の良い初老の男性。
そして、それを支えているのは、庭師の三郎だった。ただし、今日はいつもの股引姿ではなく、シャツに袴という書生の格好。
三郎は睡蓮を見るなり、大きく目を見開いて怒鳴った。
「おまえ……! なんでここにいる!! 待っていろ、と言われただろう?」
「旦那様はこの先ですか?」
答を待たずに三郎の脇をすり抜け、上階に向かおうとするものの、一瞬早く、その腕を捕まれた。
「待て。上に、おまえの仲間がいるということか?」
「…………仲間?」
鋭い、怒りに満ちた三郎の視線が、睡蓮を見据える。
「若榴とかいう男の一味だ。これだけの騒ぎだ。一連の活動家による事件と関係があると考えるのが自然だ。そして、おまえはそいつらと合流し、事をなす気ではないのか? 言っただろう。俺はおまえを信用していない」
二人の視線がぶつかるが、先に目をそらしたのは睡蓮の方だった。
「……仲間などいません。私は、ずっと、ひとりですから」
ぽつりと、そんな言葉が口から出た。
そして、三郎の手を強引に振り払うと、階段を複数段飛びで駆け上がる。
「おい、待てっ!」
火元が近いのか、周囲の煙が濃くなっていく。
確かに三郎が言うとおり、これだけの事を起こすのであれば、若榴が絡んでいる可能性は高いだろう。上には、若榴の指示を受けた人斬りがいるかもしれない。
だけど、自分には最早、関係のないことだ。
自分は、龍進に初めて会ったあの夜、すでに死んだからだ。
ただ、今は彼の気まぐれで生かされているだけである以上、特に忠誠を誓っていただけでもない若榴の指示に従う必要もない。
と、彼女の頭に一つの疑問が浮かぶ。
……では、今、自分が龍進の元に向かっている理由はなんだろう?
すでに死んだはずの自分は、彼のもとに行って一体、なにをしようというのだろう。
偽りの婚約者としての役割を果たすため? だとしたら、その役割とはなに……?
思考とは別に彼女の体は、百貨店の最上階の四階へとたどり着いていた。
細い廊下が奥まで続き、両側に複数の部屋の扉が並んでいることから、ここは売り場ではなく、事務用に供している階だとわかった。
火元はこの階らしく、おびただしい量の黒煙が天井を伝い、割れた窓から勢いよく外に噴き出している。
睡蓮が目をこらすと、黒煙の向こうに、扉が開いた部屋のようなものが見える。
彼女は息を止めると、腰を低くし、廊下の隅を走った。
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