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ある、良い天気の時じゃった。
妾はお散歩に森の中をウロウロしておったのじゃ。
こんな昼過ぎに森の中を迂回する吸血鬼は妾だけであろうな~、などと、そんな事思いながら森の動物たちと戯れておった。
元来吸血鬼とは、朝昼に眠り夜活動する生き物である。
無理に陽の光に当たると、弱い吸血鬼は灰になって消えてしまうのじゃ。
じゃが、妾は特別じゃった。
妾には陽の光が効かないのじゃ。
恐らく『先祖返り』であろうと見ておるのじゃが、本当のことは分からぬ。
まぁー、そんな存在な妾はこんな風に昼過ぎに陽の光を浴びながら散歩することは容易い事なのじゃ。
ーもちろん、妾も夜の方が動きやすいがの。力がupするのも夜じゃ。
「さ~て、何をするかのぉ~」
動物たちを撫でながら、しばしの休憩をとる。
何をするでもなく、ゆったりと時に身を任せておった時じゃ。
有る魔法陣が妾の下に現れたのじゃ。
異変を察知した動物たちは逃げてしまい、妾も魔法陣から逃れようとしたのじゃが、妾の身体が動く前に魔法陣が先に動きよった。
視界が光に塗りつぶされた。
妾はお散歩に森の中をウロウロしておったのじゃ。
こんな昼過ぎに森の中を迂回する吸血鬼は妾だけであろうな~、などと、そんな事思いながら森の動物たちと戯れておった。
元来吸血鬼とは、朝昼に眠り夜活動する生き物である。
無理に陽の光に当たると、弱い吸血鬼は灰になって消えてしまうのじゃ。
じゃが、妾は特別じゃった。
妾には陽の光が効かないのじゃ。
恐らく『先祖返り』であろうと見ておるのじゃが、本当のことは分からぬ。
まぁー、そんな存在な妾はこんな風に昼過ぎに陽の光を浴びながら散歩することは容易い事なのじゃ。
ーもちろん、妾も夜の方が動きやすいがの。力がupするのも夜じゃ。
「さ~て、何をするかのぉ~」
動物たちを撫でながら、しばしの休憩をとる。
何をするでもなく、ゆったりと時に身を任せておった時じゃ。
有る魔法陣が妾の下に現れたのじゃ。
異変を察知した動物たちは逃げてしまい、妾も魔法陣から逃れようとしたのじゃが、妾の身体が動く前に魔法陣が先に動きよった。
視界が光に塗りつぶされた。
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