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第四十四話 水族館で…part8
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実はもう一つ偶然が起きていた。
先ほど、僕と真城さんが二人でイルカショーを見に来て、空いているスペースに座ったと言ったが、実は二人ほどではなく、三人以上座れるくらいのスペースだったのだ。だから、僕と真城さんがゆったり座ってももう一人くらい余裕で座れるのだ。だから、真城さんの隣は一人分空いていたのだ。
すると…あいているスペースを探していた女の子が、真城さんに話しかけた。
「ここ座ってもいいですか?」
とその女の子はいった。
「いいですよ」
と真城さんもそう答えて、その女の子は座ろうとした。
その時、その女の子は気付いたらしい。
そしてこういったのだ。
「み、みゆき?」
その言葉を聞いた真城さんもその女の子の顔を見て、
「みさき!」
と二人は、顔を見た。
こんな偶然あるんだな。
と僕は思った。
てか、お前は今日二回目だろう!気づけよ!
と僕はみさきにツッコミたかったが、やめた。
だって、今僕が言ってしまうと、正体がばれてしまいそうだからだ。
それだけは困るので、みさきがいる時は大人しくしておくことにしたのだ。
でも、僕も最初電車の中で話しかけた時は、すぐには気付けなかったから、みさきが気付けないのも別にとやかく言うつもりはないが…みさき、お前は今日二回目だろう…と思った。
真城さんも知り合いにすぐに気づかれないスキルでも使ってるんじゃないかと疑いたくなるくらい、気づかれないな…
とそんなこんなで、僕と真城さん、みさきに先生と僕の知り合いばかりがよくもまぁこんなに集まったな。と考える僕だった。
先ほど、僕と真城さんが二人でイルカショーを見に来て、空いているスペースに座ったと言ったが、実は二人ほどではなく、三人以上座れるくらいのスペースだったのだ。だから、僕と真城さんがゆったり座ってももう一人くらい余裕で座れるのだ。だから、真城さんの隣は一人分空いていたのだ。
すると…あいているスペースを探していた女の子が、真城さんに話しかけた。
「ここ座ってもいいですか?」
とその女の子はいった。
「いいですよ」
と真城さんもそう答えて、その女の子は座ろうとした。
その時、その女の子は気付いたらしい。
そしてこういったのだ。
「み、みゆき?」
その言葉を聞いた真城さんもその女の子の顔を見て、
「みさき!」
と二人は、顔を見た。
こんな偶然あるんだな。
と僕は思った。
てか、お前は今日二回目だろう!気づけよ!
と僕はみさきにツッコミたかったが、やめた。
だって、今僕が言ってしまうと、正体がばれてしまいそうだからだ。
それだけは困るので、みさきがいる時は大人しくしておくことにしたのだ。
でも、僕も最初電車の中で話しかけた時は、すぐには気付けなかったから、みさきが気付けないのも別にとやかく言うつもりはないが…みさき、お前は今日二回目だろう…と思った。
真城さんも知り合いにすぐに気づかれないスキルでも使ってるんじゃないかと疑いたくなるくらい、気づかれないな…
とそんなこんなで、僕と真城さん、みさきに先生と僕の知り合いばかりがよくもまぁこんなに集まったな。と考える僕だった。
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