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第二章【仲間】
【56】貴重な物?
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「……貴重な物とは分かっていて、とても図々しいのですが……アマネさん!
あの不思議な水をもう一度いただく事は出来ないでしょうか?」
……不思議な水……?
あぁ……ダンジョンの水の事か!?
僕は、それに気づくと!
「構いませんよ! 別に貴重な物でもありませんし……」
そう言うと!
「本当ですか!? 実は、母の病気を治し為に貰った。 余りが、あったので妹に飲ませすると少し体調が良くなったので、もしかしたら! この病気に効くのではないかと思い……」
それなら助かる。
僕達は、早速! ダンジョンの水をコップに注ぐとカグヤの妹に飲ませてみる。
すると……
荒かった呼吸が落ち着き! 少しだけ黒いアザも引いて行くのが分かった。
流石に、これには僕も驚いた! 確かに、あのダンジョンの水には少しだけ回復をする効果がある事は知っていたが、呪いまで回復するとは思っていなかった。
これが! 正式名称、【生命の泉】と呼ばれる。ダンジョン!!!
生命の水の力かと驚きながらも納得した。
「おおー!!! やったー! これなら皆んな助けられる。」
そう言って喜んでいると、カグヤの妹が意識を取り戻した。
「……どうしたの? 何で泣いてるの? お姉ちゃん……」
「……何でもないわ……ただ、これで皆んな助かると思うと嬉しくて……」
そうして、病気の人達を助ける方法が分かった! 僕達は、ラビの事をカグヤの母親に任せてギルドに戻る事にした。
そして、ギルドに戻った僕達はギルドマスターにも掛け合ってもらい!
からのビンを大量に集めてもらうと、そこにダンジョンの水を入れて配った。
数日後、病気にかかっていた者達は皆んな完治する事となり! 一件落着と思われた。
____________________________________
あとがき
「……おかしいですね…………まだ、誰も死んでないとは……そろそろギルドの娘の妹、辺りが死んでも良い頃だと思うのに……」
そう話しながら不敵に笑う。
この男は、今回の事件の元凶と言える者……
「では、もう少し強い呪いを振り撒くとしますか……」
そう言って、男は小さな子供をターゲットに
「……やぁ……君達……お腹は空いてないかい……」
あの不思議な水をもう一度いただく事は出来ないでしょうか?」
……不思議な水……?
あぁ……ダンジョンの水の事か!?
僕は、それに気づくと!
「構いませんよ! 別に貴重な物でもありませんし……」
そう言うと!
「本当ですか!? 実は、母の病気を治し為に貰った。 余りが、あったので妹に飲ませすると少し体調が良くなったので、もしかしたら! この病気に効くのではないかと思い……」
それなら助かる。
僕達は、早速! ダンジョンの水をコップに注ぐとカグヤの妹に飲ませてみる。
すると……
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これが! 正式名称、【生命の泉】と呼ばれる。ダンジョン!!!
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「おおー!!! やったー! これなら皆んな助けられる。」
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「……どうしたの? 何で泣いてるの? お姉ちゃん……」
「……何でもないわ……ただ、これで皆んな助かると思うと嬉しくて……」
そうして、病気の人達を助ける方法が分かった! 僕達は、ラビの事をカグヤの母親に任せてギルドに戻る事にした。
そして、ギルドに戻った僕達はギルドマスターにも掛け合ってもらい!
からのビンを大量に集めてもらうと、そこにダンジョンの水を入れて配った。
数日後、病気にかかっていた者達は皆んな完治する事となり! 一件落着と思われた。
____________________________________
あとがき
「……おかしいですね…………まだ、誰も死んでないとは……そろそろギルドの娘の妹、辺りが死んでも良い頃だと思うのに……」
そう話しながら不敵に笑う。
この男は、今回の事件の元凶と言える者……
「では、もう少し強い呪いを振り撒くとしますか……」
そう言って、男は小さな子供をターゲットに
「……やぁ……君達……お腹は空いてないかい……」
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