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第二章【仲間】
【54】一難さって、また一難!
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そして、傭兵達を連れて僕達は領主の屋敷に向かうと……
傭兵達は領主を捕らえた。
「……はぁ? どう言う事だ!? 何故、私を捕まえている。
頼んだのは、その男の方だ!!!」
そう叫ぶ! 領主……
領主も執事もメイドも何が起こったのか分からずに居たので、一様! 説明をしてあげた。
「……えぇ~と……この傭兵達には、領主様が払った金額の倍のお金を渡して諦めてもらったので、貴方の命令は聞きませんよ!」
「何を言っている!? お前なんかが、そんな大金を持ってるはずかないだろう。
それに、私は先にコイツらに金を払っているんだぞ!!!」
……えぇ~と……領主は、普通に自白してくれた。
「あの……普通に止めて貰えませんか!?
傭兵なんか雇って、僕にチョッカイ出すのを……」
「はぁ!? 私は、そんな事はしていない!!! コイツらが勝手に、やったまでだ!」
「……さっき! 自白したじゃない!!!」
そう言われて領主は
「知らん!!! 私はそんな事、言ってない」
そう言い張り出した。
しかし、そんな事はどうでもいい。
問題は、この後! 領主がどうなるかだ……
「実は、領主様……この後! この者達が領主様をどうするのは、僕には分かりません。
それに、この事はギルドと王国に報告させて頂きます」
そう言って、僕が立ち去ろうとすると……
領主は、傭兵達に
「金だろ! いくら欲しいんだ!!!」
そう言うと、傭兵達は僕の払った倍の額を領主に提示すると
領主は「そんな金額払うはずがないだろう!!!」 そう怒鳴りつけると……
傭兵達は、領主を攫って行った。
僕は知らんフリをして、その場を立ち去った。
まぁ、殺す事はしないと思うし……
悪いのは領主なので、少し痛い目を見ればいいと思った。
そして、僕は村に帰ると数日後には村を出る事を伝えると、お爺さんも仕方なかろう。
この村は、お前達には狭過ぎる。
自分達の力を存分に発揮できる場所に行きなさい。
そう言われたので、あと数日休んだら王都に戻る事にした。
そして、今日はお爺さんと村の周りの森に狩に行こうとすると……
王都に残してきた【黒スライム】を通してカグヤから連絡が入った!
何でも、今! 王都では体が黒くなる病気(黒死病)が大流行しているらしく……
その調査をして欲しいとの依頼であった。
僕は、その事をお爺さんに伝えると……
ダンジョンルームの転送を使い! 急いで王都へと帰還した。
____________________________________
あとがき
僕は、事情をお爺さに話し急いで王都に戻ろうとすると……
お爺さんは、最後に一本の刀を渡して来た。
「……これは?」
「こらは、ワシが新しく打ち直した物じゃ……
今のお前さんには、必要ない物かも知れんが……お守りがわりにでも持って置いてくれ!」
そう言われて渡された刀を僕は、強く握りしめた。
僕は、刀もお爺さんの気持ちも……ただただ嬉しかった。
傭兵達は領主を捕らえた。
「……はぁ? どう言う事だ!? 何故、私を捕まえている。
頼んだのは、その男の方だ!!!」
そう叫ぶ! 領主……
領主も執事もメイドも何が起こったのか分からずに居たので、一様! 説明をしてあげた。
「……えぇ~と……この傭兵達には、領主様が払った金額の倍のお金を渡して諦めてもらったので、貴方の命令は聞きませんよ!」
「何を言っている!? お前なんかが、そんな大金を持ってるはずかないだろう。
それに、私は先にコイツらに金を払っているんだぞ!!!」
……えぇ~と……領主は、普通に自白してくれた。
「あの……普通に止めて貰えませんか!?
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「はぁ!? 私は、そんな事はしていない!!! コイツらが勝手に、やったまでだ!」
「……さっき! 自白したじゃない!!!」
そう言われて領主は
「知らん!!! 私はそんな事、言ってない」
そう言い張り出した。
しかし、そんな事はどうでもいい。
問題は、この後! 領主がどうなるかだ……
「実は、領主様……この後! この者達が領主様をどうするのは、僕には分かりません。
それに、この事はギルドと王国に報告させて頂きます」
そう言って、僕が立ち去ろうとすると……
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「金だろ! いくら欲しいんだ!!!」
そう言うと、傭兵達は僕の払った倍の額を領主に提示すると
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傭兵達は、領主を攫って行った。
僕は知らんフリをして、その場を立ち去った。
まぁ、殺す事はしないと思うし……
悪いのは領主なので、少し痛い目を見ればいいと思った。
そして、僕は村に帰ると数日後には村を出る事を伝えると、お爺さんも仕方なかろう。
この村は、お前達には狭過ぎる。
自分達の力を存分に発揮できる場所に行きなさい。
そう言われたので、あと数日休んだら王都に戻る事にした。
そして、今日はお爺さんと村の周りの森に狩に行こうとすると……
王都に残してきた【黒スライム】を通してカグヤから連絡が入った!
何でも、今! 王都では体が黒くなる病気(黒死病)が大流行しているらしく……
その調査をして欲しいとの依頼であった。
僕は、その事をお爺さんに伝えると……
ダンジョンルームの転送を使い! 急いで王都へと帰還した。
____________________________________
あとがき
僕は、事情をお爺さに話し急いで王都に戻ろうとすると……
お爺さんは、最後に一本の刀を渡して来た。
「……これは?」
「こらは、ワシが新しく打ち直した物じゃ……
今のお前さんには、必要ない物かも知れんが……お守りがわりにでも持って置いてくれ!」
そう言われて渡された刀を僕は、強く握りしめた。
僕は、刀もお爺さんの気持ちも……ただただ嬉しかった。
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