75 / 114
第二章【仲間】
【49】買い物
しおりを挟む
クエストに向かう前に、僕達は装備を整える為に武器屋さんへと向かった。
そして、まずはサスケの防具屋と武器を見る事にした。
「……えぇ~と……サスケはスピードは上がったけど……力は、あまり無いよね」
「はい……申し訳ございません。」
僕の問いにサスケは、少し落ち込んでしまったが……
別に僕はサスケを落ち込ませたくて聞いた訳ではない。
「別に、落ち込まなくていいよ……ただの確認だから。
なら、サスケは僕と同じ忍者の武器、装備一式でいいかな? 情報収集にも動きやすくて、何かと便利だよ!」
すると、サスケは目をキラキラさせて喜んでいた。
「はいッ!!! 主人様と同じ装備一式を使えるとは、至福の喜びです!!!」
そして、その会話を聞いていた店の主人が現れ!
「では、これなどは如何でしょうか?
女性物の【くノ一】の装備となっております。」
それは、赤がベースとなった服でサスケも喜んでいたので、それを買う事にした。
そして、他にも小刀とクナイに細いワイヤーや煙幕など、使えそうな物を色々と見繕いポーチにしまった。
うん……きっと、サスケは器用だから僕以上に上手く使うだろう。
そんな事を思いながら喜んで、クルクル回るサスケを眺めていると……
「ねぇ~……終わったなら、私の剣を探すわよ!!!」
そう紅姫に言われたので……
「……ごめん、ごめん! 次は、紅姫のね」
そう言って、紅姫の剣を探す事にした。
「……ゔぅ~~……どれが良いだろう……?」
「……確かに、中途半端な物を買えば!
また、すぐにダメになってしまうかも知れないし……」
しかし、高い物はメチャクチャ高いので困る。
すると、また店の主人が話しかけて来た。
「どの様な物をお探しで?」
「実は、ですね……」
僕は、紅姫の攻撃魔法の事を少し説明をすると……
「ならば、魔力伝導率の高いミスリルの剣が良いかと思います。」
……それは、僕も紅姫も分かってはいる。
しかし、ミスリルの剣はバカみたいに高いのだ!!!
しかも、2本となると僕達が今まで貯めた。
お金を全て使い果たすほどの金額だ!!!
僕は、少し悩んだ……
皆んなで貯めたお金を全て使う。
すると、お金が無くなり宿とご飯が食べられなくなる。
……よくよく考えてみると、何の問題も無かった。
住む場所は、ダンジョンルームがあるし。
食べる物は、自分達で調達できる!
そして、まずはサスケの防具屋と武器を見る事にした。
「……えぇ~と……サスケはスピードは上がったけど……力は、あまり無いよね」
「はい……申し訳ございません。」
僕の問いにサスケは、少し落ち込んでしまったが……
別に僕はサスケを落ち込ませたくて聞いた訳ではない。
「別に、落ち込まなくていいよ……ただの確認だから。
なら、サスケは僕と同じ忍者の武器、装備一式でいいかな? 情報収集にも動きやすくて、何かと便利だよ!」
すると、サスケは目をキラキラさせて喜んでいた。
「はいッ!!! 主人様と同じ装備一式を使えるとは、至福の喜びです!!!」
そして、その会話を聞いていた店の主人が現れ!
「では、これなどは如何でしょうか?
女性物の【くノ一】の装備となっております。」
それは、赤がベースとなった服でサスケも喜んでいたので、それを買う事にした。
そして、他にも小刀とクナイに細いワイヤーや煙幕など、使えそうな物を色々と見繕いポーチにしまった。
うん……きっと、サスケは器用だから僕以上に上手く使うだろう。
そんな事を思いながら喜んで、クルクル回るサスケを眺めていると……
「ねぇ~……終わったなら、私の剣を探すわよ!!!」
そう紅姫に言われたので……
「……ごめん、ごめん! 次は、紅姫のね」
そう言って、紅姫の剣を探す事にした。
「……ゔぅ~~……どれが良いだろう……?」
「……確かに、中途半端な物を買えば!
また、すぐにダメになってしまうかも知れないし……」
しかし、高い物はメチャクチャ高いので困る。
すると、また店の主人が話しかけて来た。
「どの様な物をお探しで?」
「実は、ですね……」
僕は、紅姫の攻撃魔法の事を少し説明をすると……
「ならば、魔力伝導率の高いミスリルの剣が良いかと思います。」
……それは、僕も紅姫も分かってはいる。
しかし、ミスリルの剣はバカみたいに高いのだ!!!
しかも、2本となると僕達が今まで貯めた。
お金を全て使い果たすほどの金額だ!!!
僕は、少し悩んだ……
皆んなで貯めたお金を全て使う。
すると、お金が無くなり宿とご飯が食べられなくなる。
……よくよく考えてみると、何の問題も無かった。
住む場所は、ダンジョンルームがあるし。
食べる物は、自分達で調達できる!
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説

八百長試合を引き受けていたが、もう必要ないと言われたので圧勝させてもらいます
海夏世もみじ
ファンタジー
月一に開催されるリーヴェ王国最強決定大会。そこに毎回登場するアッシュという少年は、金をもらう代わりに対戦相手にわざと負けるという、いわゆる「八百長試合」をしていた。
だが次の大会が目前となったある日、もうお前は必要ないと言われてしまう。八百長が必要ないなら本気を出してもいい。
彼は手加減をやめ、“本当の力”を解放する。

クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります
まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!
散々利用されてから勇者パーティーを追い出された…が、元勇者パーティーは僕の本当の能力を知らない。
アノマロカリス
ファンタジー
僕こと…ディスト・ランゼウスは、経験値を倍増させてパーティーの成長を急成長させるスキルを持っていた。
それにあやかった剣士ディランは、僕と共にパーティーを集めて成長して行き…数々の魔王軍の配下を討伐して行き、なんと勇者の称号を得る事になった。
するとディランは、勇者の称号を得てからというもの…態度が横柄になり、更にはパーティーメンバー達も調子付いて行った。
それからと言うもの、調子付いた勇者ディランとパーティーメンバー達は、レベルの上がらないサポート役の僕を邪険にし始めていき…
遂には、役立たずは不要と言って僕を追い出したのだった。
……とまぁ、ここまでは良くある話。
僕が抜けた勇者ディランとパーティーメンバー達は、その後も活躍し続けていき…
遂には、大魔王ドゥルガディスが収める魔大陸を攻略すると言う話になっていた。
「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
2月11日にHOTランキング男性向けで1位になりました。
皆様お陰です、有り難う御座います。

偽物の侯爵子息は平民落ちのうえに国外追放を言い渡されたので自由に生きる。え?帰ってきてくれ?それは無理というもの
つくも茄子
ファンタジー
サビオ・パッツィーニは、魔術師の家系である名門侯爵家の次男に生まれながら魔力鑑定で『魔力無し』の判定を受けてしまう。魔力がない代わりにずば抜けて優れた頭脳を持つサビオに家族は温かく見守っていた。そんなある日、サビオが侯爵家の人間でない事が判明した。妖精の取り換えっ子だと神官は告げる。本物は家族によく似た天使のような美少年。こうしてサビオは「王家と侯爵家を謀った罪人」として国外追放されてしまった。
隣国でギルド登録したサビオは「黒曜」というギルド名で第二の人生を歩んでいく。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。

2回目チート人生、まじですか
ゆめ
ファンタジー
☆☆☆☆☆
ある普通の田舎に住んでいる一之瀬 蒼涼はある日異世界に勇者として召喚された!!!しかもクラスで!
わっは!!!テンプレ!!!!
じゃない!!!!なんで〝また!?〟
実は蒼涼は前世にも1回勇者として全く同じ世界へと召喚されていたのだ。
その時はしっかり魔王退治?
しましたよ!!
でもね
辛かった!!チートあったけどいろんな意味で辛かった!大変だったんだぞ!!
ということで2回目のチート人生。
勇者じゃなく自由に生きます?

スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った

竹林にて清談に耽る~竹姫さまの異世界生存戦略~
月芝
ファンタジー
庭師であった祖父の薫陶を受けて、立派な竹林好きに育ったヒロイン。
大学院へと進学し、待望の竹の研究に携われることになり、ひゃっほう!
忙しくも充実した毎日を過ごしていたが、そんな日々は唐突に終わってしまう。
で、気がついたら見知らぬ竹林の中にいた。
酔っ払って寝てしまったのかとおもいきや、さにあらず。
異世界にて、タケノコになっちゃった!
「くっ、どうせならカグヤ姫とかになって、ウハウハ逆ハーレムルートがよかった」
いかに竹林好きとて、さすがにこれはちょっと……がっくし。
でも、いつまでもうつむいていたってしょうがない。
というわけで、持ち前のポジティブさでサクっと頭を切り替えたヒロインは、カーボンファイバーのメンタルと豊富な竹知識を武器に、厳しい自然界を成り上がる。
竹の、竹による、竹のための異世界生存戦略。
めざせ! 快適生活と世界征服?
竹林王に、私はなる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる