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第二章【仲間】
【35】冒険者その他
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その頃、ダンジョンの外では……
先にダンジョンから放り出された冒険者達がダンジョン周辺に集まる。
「……どう言う事だ!?」
「俺たちがダンジョンから放り出されたって事は、このダンジョンは攻略されたのか?」
「……このダンジョンの攻略者は誰だ!」
「この中に居るのか!?」
すると、1人の冒険者が……
「まだ、居ないと思います。
噂によるとダンジョン攻略者は、1番最後に宝物と一緒に転送されると聞いております」
「そうか! なら、俺はもう少し待ってみる」
「俺もだ! このダンジョンの攻略者をこの目で確認したい。」
「私も……」
「僕もです」
皆んな仲間では無いが、同じダンジョンにチャレンジした者として攻略者が見たいと思うのは、ゴクゴク普通の事……
そして、何人もの冒険者と冒険者パーティーがダンジョンの攻略者が出て来るのを今か今かと待ち望んだ!!!
それから時間を持て余した。
冒険者達は、ダンジョンの攻略者がどんな者が予想し始めた!!!
街で今1番勢いのある。 あのパーティーじゃ無いかとか……
隣の国のA級冒険者じゃないかとか……
色んな予想が飛び交うなか、確かな情報が1つ……
「あの時、瀕死の冒険者を連れて来た!
青い髪の女の人……
あの人!? あの人の仲間達じゃないかな?」
「誰だそれ!?」
「俺は見たぞ!!! そいつの事!」
「確かに、今ここに居ないって事は……
そいつで、間違いないはずだ!!!」
そんな話で盛り上がっていたが……
次第に話すことがなくなり静かになって行くと……
「……しかし、遅いな…………」
「そうですね。 普通ならダンジョンコアを手に入れると、すぐに転送されると聞いていますが……」
「……もし、ダンジョンボスと相打ちになった場合は、どうなるんだ?」
「分かりませんね。 ダンジョンを攻略するのも珍しい事ですし……
相打ちは、今まで聞いた事が有りません!」
「まぁ……ソロでダンジョンを攻略なんて出来るわけないし。
生き残ってる! 仲間が1人ぐらいは居るんじゃないかな……?」
冒険者の中には、怪我した攻略者に媚を売り分け前を貰おうと企む者もいたが……
その話題が始まり! 遅さを考えると生存者が居ないって事も頭をよぎる様になる。
その時……
一つの光が輝くと、そこには1匹の黒いオオカミの姿が……
「……あ……アイツが攻略者か!?」
「……攻略者……?」
「攻略者と言うより。 魔物じやないか?」
「しかも、あれは! インフェルノウルフ……」
すると、そのインフェルノウルフはこちらを見る事もなく走り去っていった。
「………………。」
残された冒険者達は、唖然とする。
「……攻略者は? ……お宝は?」
そして、この後……
この噂は、王都中を賑わせた。
あとがき フェルを見た冒険者
王都のギルド! 騒ぐ冒険者達……
話題は無論! 攻略されたダンジョンについてである。
「本当に見たんだ俺は! ダンジョンから黒い狼が出てくるのを……」
「嘘をつくんじゃねー!」
「ダンジョンの攻略者が、魔物のはずがないだろ!!!」
そう言われて笑われる冒険者!
____________________________________
あとがき
王都のギルド! 騒ぐ冒険者達……
話題は無論! 攻略されたダンジョンについてである。
「本当に見たんだ俺は! ダンジョンから黒い狼が出てくるのを……」
「嘘をつくんじゃねー!」
「ダンジョンの攻略者が、魔物のはずがないだろ!!!」
そう言われて笑われる冒険者!
先にダンジョンから放り出された冒険者達がダンジョン周辺に集まる。
「……どう言う事だ!?」
「俺たちがダンジョンから放り出されたって事は、このダンジョンは攻略されたのか?」
「……このダンジョンの攻略者は誰だ!」
「この中に居るのか!?」
すると、1人の冒険者が……
「まだ、居ないと思います。
噂によるとダンジョン攻略者は、1番最後に宝物と一緒に転送されると聞いております」
「そうか! なら、俺はもう少し待ってみる」
「俺もだ! このダンジョンの攻略者をこの目で確認したい。」
「私も……」
「僕もです」
皆んな仲間では無いが、同じダンジョンにチャレンジした者として攻略者が見たいと思うのは、ゴクゴク普通の事……
そして、何人もの冒険者と冒険者パーティーがダンジョンの攻略者が出て来るのを今か今かと待ち望んだ!!!
それから時間を持て余した。
冒険者達は、ダンジョンの攻略者がどんな者が予想し始めた!!!
街で今1番勢いのある。 あのパーティーじゃ無いかとか……
隣の国のA級冒険者じゃないかとか……
色んな予想が飛び交うなか、確かな情報が1つ……
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あの人!? あの人の仲間達じゃないかな?」
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「確かに、今ここに居ないって事は……
そいつで、間違いないはずだ!!!」
そんな話で盛り上がっていたが……
次第に話すことがなくなり静かになって行くと……
「……しかし、遅いな…………」
「そうですね。 普通ならダンジョンコアを手に入れると、すぐに転送されると聞いていますが……」
「……もし、ダンジョンボスと相打ちになった場合は、どうなるんだ?」
「分かりませんね。 ダンジョンを攻略するのも珍しい事ですし……
相打ちは、今まで聞いた事が有りません!」
「まぁ……ソロでダンジョンを攻略なんて出来るわけないし。
生き残ってる! 仲間が1人ぐらいは居るんじゃないかな……?」
冒険者の中には、怪我した攻略者に媚を売り分け前を貰おうと企む者もいたが……
その話題が始まり! 遅さを考えると生存者が居ないって事も頭をよぎる様になる。
その時……
一つの光が輝くと、そこには1匹の黒いオオカミの姿が……
「……あ……アイツが攻略者か!?」
「……攻略者……?」
「攻略者と言うより。 魔物じやないか?」
「しかも、あれは! インフェルノウルフ……」
すると、そのインフェルノウルフはこちらを見る事もなく走り去っていった。
「………………。」
残された冒険者達は、唖然とする。
「……攻略者は? ……お宝は?」
そして、この後……
この噂は、王都中を賑わせた。
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王都のギルド! 騒ぐ冒険者達……
話題は無論! 攻略されたダンジョンについてである。
「本当に見たんだ俺は! ダンジョンから黒い狼が出てくるのを……」
「嘘をつくんじゃねー!」
「ダンジョンの攻略者が、魔物のはずがないだろ!!!」
そう言われて笑われる冒険者!
____________________________________
あとがき
王都のギルド! 騒ぐ冒険者達……
話題は無論! 攻略されたダンジョンについてである。
「本当に見たんだ俺は! ダンジョンから黒い狼が出てくるのを……」
「嘘をつくんじゃねー!」
「ダンジョンの攻略者が、魔物のはずがないだろ!!!」
そう言われて笑われる冒険者!
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