60 / 114
第二章【仲間】
【34】氷結の狼
しおりを挟む
そう言うと、アクアはユキにの氷武装を修復する為に魔力を送る!!!
僕はアクアに言われた通りにイフリートの攻撃をユキとアクアに当たらない様に防ぐ!
ユキの氷武装が復活するまでの時間を稼ぐ……
フェルはイフリートに噛み付くと、しがみ付き離れない!!!
なりふり構わずイフリートの注意をアクア達から逸らしてくれている。
僕は大きな攻撃に備え。
ライムを増殖させると四方が【ウォーターショット】を連射させると……
ライムの放つ! それはまるでマシンガンの様だった。
イフリートはフェルを剥がしたいが、それをライムの【ウォーターショット】が邪魔をしてガードの態勢を取らせる。
「準備が整いました!!!」
そう叫ぶ! アクアの声に振り向くと、氷武装を纏ったユキの姿が……
まだ体力を回復しきれていないユキは、最後の力を振り絞り! 足元に力を込めると、その周りが凍り付く……
ユキはその勢いのままイフリートに飛び掛かる!!!
フェルは、そのタイミングで離れるとユキとイフリートが、またぶつかり合う。
油断したイフリートの腹にぶつかると少しずつメリ込んで行き!
イフリートが咆哮を上げると……
「マスター! 一緒に【水渦巻】を放って下さい!!!」
僕はアクアに言われたとうりにユキ目がけて【水魔法】を放つと!!!
水の勢いでユキの体が回転して行く!!!
すると、断末魔と共にユキがイフリートの体を貫いた!!!
そして、イフリートは灰となり消えていった。
地面に落ちたユキは、ピクリとも動かない!
心配になり近づき確認すると、意識は無いが息をしているので安心……僕はユキをダンジョンルームに転送する。 と
「本当に倒したんだよね?」
そう聞くと……アクアが
「はい、倒しました!」
そう喜んで、答えてくれた。
フェルは、疲れたのかヨロヨロと近づいて来るとその場にしゃがみ込む。
皆んなボロボロだが
アクアは、元気に走ってダンジョンコアを取りに行く!!!
「マスター! 見て下さい。
これが炎のダンジョンコアですよ!!!
真っ赤で、とても綺麗ですねー」
アクアは、元気だな~! などと思っていると……
「では、私はダンジョンコアを持ち帰り融合します! さよなら~♪」
そう言って消えていった。
すると、ダンジョンの地面が赤く輝き出し……
赤い光の粒が湧き上がってくる。
「あれ! これって?
僕達……ダンジョンから放り出される?」
フェルは寝転びながら
「……ぁぁ……そんな事をアクアが言っていた様な気がする……。」
僕は考えた……
ダンジョンを攻略した者、それが【泥棒】のスキルを持つ冒険者だとすると……
疑う者が現れて! また色々と言われる。
そう思うと……
「フェル……まだ走れる?」
「…………少しくらいなら……」
そして、光の粒が大きくなり僕達は眩い光に包まれる。
僕はアクアに言われた通りにイフリートの攻撃をユキとアクアに当たらない様に防ぐ!
ユキの氷武装が復活するまでの時間を稼ぐ……
フェルはイフリートに噛み付くと、しがみ付き離れない!!!
なりふり構わずイフリートの注意をアクア達から逸らしてくれている。
僕は大きな攻撃に備え。
ライムを増殖させると四方が【ウォーターショット】を連射させると……
ライムの放つ! それはまるでマシンガンの様だった。
イフリートはフェルを剥がしたいが、それをライムの【ウォーターショット】が邪魔をしてガードの態勢を取らせる。
「準備が整いました!!!」
そう叫ぶ! アクアの声に振り向くと、氷武装を纏ったユキの姿が……
まだ体力を回復しきれていないユキは、最後の力を振り絞り! 足元に力を込めると、その周りが凍り付く……
ユキはその勢いのままイフリートに飛び掛かる!!!
フェルは、そのタイミングで離れるとユキとイフリートが、またぶつかり合う。
油断したイフリートの腹にぶつかると少しずつメリ込んで行き!
イフリートが咆哮を上げると……
「マスター! 一緒に【水渦巻】を放って下さい!!!」
僕はアクアに言われたとうりにユキ目がけて【水魔法】を放つと!!!
水の勢いでユキの体が回転して行く!!!
すると、断末魔と共にユキがイフリートの体を貫いた!!!
そして、イフリートは灰となり消えていった。
地面に落ちたユキは、ピクリとも動かない!
心配になり近づき確認すると、意識は無いが息をしているので安心……僕はユキをダンジョンルームに転送する。 と
「本当に倒したんだよね?」
そう聞くと……アクアが
「はい、倒しました!」
そう喜んで、答えてくれた。
フェルは、疲れたのかヨロヨロと近づいて来るとその場にしゃがみ込む。
皆んなボロボロだが
アクアは、元気に走ってダンジョンコアを取りに行く!!!
「マスター! 見て下さい。
これが炎のダンジョンコアですよ!!!
真っ赤で、とても綺麗ですねー」
アクアは、元気だな~! などと思っていると……
「では、私はダンジョンコアを持ち帰り融合します! さよなら~♪」
そう言って消えていった。
すると、ダンジョンの地面が赤く輝き出し……
赤い光の粒が湧き上がってくる。
「あれ! これって?
僕達……ダンジョンから放り出される?」
フェルは寝転びながら
「……ぁぁ……そんな事をアクアが言っていた様な気がする……。」
僕は考えた……
ダンジョンを攻略した者、それが【泥棒】のスキルを持つ冒険者だとすると……
疑う者が現れて! また色々と言われる。
そう思うと……
「フェル……まだ走れる?」
「…………少しくらいなら……」
そして、光の粒が大きくなり僕達は眩い光に包まれる。
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説

異世界楽々通販サバイバル
shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。
近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。
そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。
そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。
しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。
「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」

僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜
犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。
この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。
これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

目立つのが嫌でダンジョンのソロ攻略をしていた俺、アイドル配信者のいる前で、うっかり最凶モンスターをブッ飛ばしてしまう
果 一
ファンタジー
目立つことが大嫌いな男子高校生、篠村暁斗の通う学校には、アイドルがいる。
名前は芹なずな。学校一美人で現役アイドル、さらに有名ダンジョン配信者という勝ち組人生を送っている女の子だ。
日夜、ぼんやりと空を眺めるだけの暁斗とは縁のない存在。
ところが、ある日暁斗がダンジョンの下層でひっそりとモンスター狩りをしていると、SSクラスモンスターのワイバーンに襲われている小規模パーティに遭遇する。
この期に及んで「目立ちたくないから」と見捨てるわけにもいかず、暁斗は隠していた実力を解放して、ワイバーンを一撃粉砕してしまう。
しかし、近くに倒れていたアイドル配信者の芹なずなに目撃されていて――
しかも、その一部始終は生放送されていて――!?
《ワイバーン一撃で倒すとか異次元過ぎw》
《さっき見たらツイットーのトレンドに上がってた。これ、明日のネットニュースにも載るっしょ絶対》
SNSでバズりにバズり、さらには芹なずなにも正体がバレて!?
暁斗の陰キャ自由ライフは、瞬く間に崩壊する!
※本作は小説家になろう・カクヨムでも公開しています。両サイトでのタイトルは『目立つのが嫌でダンジョンのソロ攻略をしていた俺、アイドル配信者のいる前で、うっかり最凶モンスターをブッ飛ばしてしまう~バズりまくって陰キャ生活が無事終了したんだが~』となります。
※この作品はフィクションです。実在の人物•団体•事件•法律などとは一切関係ありません。あらかじめご了承ください。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

偽物の侯爵子息は平民落ちのうえに国外追放を言い渡されたので自由に生きる。え?帰ってきてくれ?それは無理というもの
つくも茄子
ファンタジー
サビオ・パッツィーニは、魔術師の家系である名門侯爵家の次男に生まれながら魔力鑑定で『魔力無し』の判定を受けてしまう。魔力がない代わりにずば抜けて優れた頭脳を持つサビオに家族は温かく見守っていた。そんなある日、サビオが侯爵家の人間でない事が判明した。妖精の取り換えっ子だと神官は告げる。本物は家族によく似た天使のような美少年。こうしてサビオは「王家と侯爵家を謀った罪人」として国外追放されてしまった。
隣国でギルド登録したサビオは「黒曜」というギルド名で第二の人生を歩んでいく。
散々利用されてから勇者パーティーを追い出された…が、元勇者パーティーは僕の本当の能力を知らない。
アノマロカリス
ファンタジー
僕こと…ディスト・ランゼウスは、経験値を倍増させてパーティーの成長を急成長させるスキルを持っていた。
それにあやかった剣士ディランは、僕と共にパーティーを集めて成長して行き…数々の魔王軍の配下を討伐して行き、なんと勇者の称号を得る事になった。
するとディランは、勇者の称号を得てからというもの…態度が横柄になり、更にはパーティーメンバー達も調子付いて行った。
それからと言うもの、調子付いた勇者ディランとパーティーメンバー達は、レベルの上がらないサポート役の僕を邪険にし始めていき…
遂には、役立たずは不要と言って僕を追い出したのだった。
……とまぁ、ここまでは良くある話。
僕が抜けた勇者ディランとパーティーメンバー達は、その後も活躍し続けていき…
遂には、大魔王ドゥルガディスが収める魔大陸を攻略すると言う話になっていた。
「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
2月11日にHOTランキング男性向けで1位になりました。
皆様お陰です、有り難う御座います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる