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第二章【仲間】
【31】人助け!
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彼らは、体力は回復したが精神が疲れており……話しているうちに座り込んでしまった。
僕は彼らをほっとけないので、アクアに一度ダンジョンを出ようと相談をすると……
「見知らぬ人間などを助けるのですか?」
そう聞かれたので、僕は
「ほっとけない!」 そう答えると……
アクアは簡単に
「では、私が一階層の出口まで
お連れしますよー♪」
そんな事が出来るのか!? と思ったが、元々アクアはダンジョンボス! 自分のダンジョン内を自由自在に移動出来た為に、その応用で他のダンジョンでも一度行った場所なら自由に行き来が出来るみたいなので、今回はアクアに任せる事にした。
そして、アクアが冒険者達と転送すると僕はベースキャンプへと戻った。
僕が氷の壁の中に入ると、アクアも同じタイミングで戻って来た!
僕はアクアに
「大丈夫だった?」 と聞くと……
「……ふぇ? 大丈夫でしたよ。
入り口まで行くと人間が沢山居たので、そいつらに任せて来ました。」
ふぇ? と腑抜けた返事をされた時は心配したが、その後! 彼らは入り口と人の多さに安心して意識を無くしたらしいが、一階層の入り口付近なら人も多くモンスターも討伐されていない為、まぁ……安心だろうと思った。
今回の事で、アクアは僕以外の人間には全く興味がない事が分かった。
もしかすると、それはフェル達も一緒なのかも知れない。
その後、僕達は……しっかりと体を休める為に寝る事にした。
____________________________________
あとがき
私には、何故? マスターが自分の配下でも無い人間なんかを助けるのかが、よく分からなかった。
しかし、マスターの頼みなら喜んで従おう!
私は、地面にしゃがみ込んでいる人間達を見下ろすして! 一階層へと転送しようとすると……
マスターが私に手を振ってくれ!
「頼むね、アクア」
そう言われて、私は喜んで手を振りかえす!
そして、一階層に転送すると……
複数の冒険者パーティーが居て、話をかけて来た。
「どうしましたか? お嬢さん……何かお困りですか?」
そう鼻の下を伸ばして話しかけて来た男達!
私は、鳥肌が立ち虫唾が走ると……
「この人達を救助しました。
あとは、よろしくお願いします!」
そう言うと……
私は、氷の様に冷たいブルーの瞳で睨みつけると! その場を後にした。
僕は彼らをほっとけないので、アクアに一度ダンジョンを出ようと相談をすると……
「見知らぬ人間などを助けるのですか?」
そう聞かれたので、僕は
「ほっとけない!」 そう答えると……
アクアは簡単に
「では、私が一階層の出口まで
お連れしますよー♪」
そんな事が出来るのか!? と思ったが、元々アクアはダンジョンボス! 自分のダンジョン内を自由自在に移動出来た為に、その応用で他のダンジョンでも一度行った場所なら自由に行き来が出来るみたいなので、今回はアクアに任せる事にした。
そして、アクアが冒険者達と転送すると僕はベースキャンプへと戻った。
僕が氷の壁の中に入ると、アクアも同じタイミングで戻って来た!
僕はアクアに
「大丈夫だった?」 と聞くと……
「……ふぇ? 大丈夫でしたよ。
入り口まで行くと人間が沢山居たので、そいつらに任せて来ました。」
ふぇ? と腑抜けた返事をされた時は心配したが、その後! 彼らは入り口と人の多さに安心して意識を無くしたらしいが、一階層の入り口付近なら人も多くモンスターも討伐されていない為、まぁ……安心だろうと思った。
今回の事で、アクアは僕以外の人間には全く興味がない事が分かった。
もしかすると、それはフェル達も一緒なのかも知れない。
その後、僕達は……しっかりと体を休める為に寝る事にした。
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あとがき
私には、何故? マスターが自分の配下でも無い人間なんかを助けるのかが、よく分からなかった。
しかし、マスターの頼みなら喜んで従おう!
私は、地面にしゃがみ込んでいる人間達を見下ろすして! 一階層へと転送しようとすると……
マスターが私に手を振ってくれ!
「頼むね、アクア」
そう言われて、私は喜んで手を振りかえす!
そして、一階層に転送すると……
複数の冒険者パーティーが居て、話をかけて来た。
「どうしましたか? お嬢さん……何かお困りですか?」
そう鼻の下を伸ばして話しかけて来た男達!
私は、鳥肌が立ち虫唾が走ると……
「この人達を救助しました。
あとは、よろしくお願いします!」
そう言うと……
私は、氷の様に冷たいブルーの瞳で睨みつけると! その場を後にした。
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