泥棒冒険者!恵まれなスキルですが勇者目指して頑張ります。

真っ白 磨代

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第二章【仲間】

【9】帰還

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その後……


僕達は迂回しながら森の出口付近に、辿り着くと……

森の中に1匹のハイオークを発見する。

僕は、瞬時に体勢を低くすると……

3匹の魔物達は、目を光らせてオークへと突進して行った。

確かに不意打ちでは、あったが……

あっという間にオークを倒した3匹を見て、間違いなくAランクのモンスターの子供だと確信した。

そして、3匹の魔物達は倒したオークを僕の元に引っ張って来ると、お座りをして待って居るので……

「食べて良いよ」 と
声を掛けると相当! お腹が空いていたのか、ムシャムシャと食べ出した。

この行動を見るに、彼らにとって僕は! 
この群れのリーダー的存在なのだろうと思ったが……
なら、何故昨日はゴブリンを食べなかったのだろう? そう思った。

それから、少しすると! 
お腹がいっぱいになったみたいで、残りは収納袋に閉まって持っていく事にした。

そして、僕達は死の森を抜ける事が出来た!

「助かった~……」

思わず漏れる言葉に3匹は、キョトンとした顔をしていた。

まぁ……この3匹は、この森の出身だ!
しかも、強い種族! 別に何も思わないだろう。

しかし、人間の僕は違う!!!

本当に死ぬかと何度も思った……

そして、安全を確認すると火を起こし!
残ったオークを焼いて食べた……

久しぶりのお肉は、信じられないくらい美味しかった!!!

焼いた肉は、とても良い匂いで……

数十分前に、お腹いっぱいになった雛が近づいて来ると! ピーピーと焼いたお肉をねだって来たので、あげると美味しそうに食べていた。

沢山食べる雛を見てオークの肉が足らなそうなのでゴブリンの肉を取り出すと……

ウルフ達が蹴飛ばしてしまった。

よく考えたら、人間の僕でも臭くてゴブリンの肉は食べれない……

ならば! 鼻のきくウルフ達は、どうなのだろう……

そう考えると1日目のことが、納得できる。

いくら! お腹が空いていようとも、臭い物は臭い……
食べなかったのも納得した。

そして、その後……

僕達は、王都を目指した。

森よりは安全な為に、無事に辿り着くことが出来た。

しかし、王都に入る門の所で門兵に止められ! 連れているモンスター(雛やウルフ)の事について聞かれた。

「そのモンスターはテイムしているのか?」

そう聞かれたので、まだテイムはしていないと答えると……

「テイムしてないモンスターを街に入れる事は出来ない!」 と

言われたので、僕は雛達を近くの森に連れて行くと待ってる様に指示をする。

3匹は言っていることが分かったのか?  大人しく座っているので、僕は1人で王都に入るとギルドを目指した。

ギルドへの報告もあるが、3匹を街に入れる為にはテイムしなければいけないので、ギルドにテイマーを紹介してもらおうと思った。

____________________________________
あとがき

この作品を読んで頂き、ありがとうございます。
私は、この作品で何処かで何かしらの結果を出さなければ小説を書くのを辞めようかと思っています。
そんな気持ちで書き溜めをしました!
ですので、少しでも面白いと思った方は評価してい頂けると、とても嬉しいです。

第16回ファンタジー小説大賞に参加しております。
そちらの応援の方も宜しければお願い致します。
では、これからも無駄な努力にならないように、精一杯頑張ります!!!
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