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第一章【幼少期】
【0.95】戦闘
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悲鳴の聞こえた方へと急いで向かうと……
2人の冒険者と思われる。
男女がモンスターのトレントと戦闘になっていた!
トレントとは……
木のモンスターで、ランク的には余り強くないので駆け出し冒険者でも倒せる魔物である。
しかし、何やら女性の方が膝をつき弱っている様子だった。
僕は、もしかして……
毒の霧を使う。
上位個体のトレントなのかと思い!
風上から近づく事にした。
そして、近づくと2人に話しかけた!
「大丈夫ですか!?」
すると、男性の方は話せるようだった。
話を聞くと、いきなりトレントが現れ!
不意打ちで毒の霧を女性が吸い込んでしまい
困っていたらしく……
「すいませんが……解毒薬を持っていませんか?
マーリンが毒を喰らってしまって」
とりあえず! 僕は解毒薬は持っていないので、2人を風上へと誘導した。
そして、女性の様体を見ると! さほど毒は回ってない様子だったので
男性の方にまずは、トレントを倒してからと提案すると……
男性は納得して力を合わせて、トレント倒す事となった。
「僕がアイツの動こを止めます!
少しの間、注意を引きつけて下さい」
「分かった!」
そう言うと、僕は走り出した!
そして、忍者の七つ道具の一つ先端にオモリの付いたロープを取り出すとトレントに巻きつけ木に縛り付けた。
もともと動きの遅いトレントだが、一本! 二本! と巻き付いていくロープに
とうとう動きが止まると……
「風上から連携して攻撃しましょう!!!」
そして、2人で何度も攻撃を加えるとトレントは崩れ落ちる。 倒す事に成功した!
そして、急いで女性の元へと向かい声をかけると
「大丈夫ですか?」
「少し苦しいですが……大丈夫です……」
そう返事が返ってきた。
僕は「少し待ってて下さい!」
そう伝えると
さっき採取した毒消し草を使い。
解毒薬を作成した!
出来は良い物では無かったが……
この程度の毒なら何とか、なるだろうと女性に飲ませると
呼吸が落ち着き! 顔色も良くなった。
とりあえず! 一安心……
すると、男性の方が
「解毒薬を作るなんて! お前すげーな!」
僕は、その言葉に謙遜をした。
「……そんな事ないよ! 僕が作った解毒薬なんて、毒消し草に毛が生えたくらいだし。
もし、もっと強い毒だった効かなかったと思うよ」
「そうなのか……」
「でも、勉強になったよ! いくら簡単なクエストでも、回復薬と解毒薬くらいは持っておかないといけないって事を……」
「確かに、そうだな! でも、今回は本当に助かった。 ありがとな!」
「ありがとうございます!」
2人が御礼を言って、話が終わると……
僕達3人は、改めて自己紹介をした。
2人はラッシュとマーリンと言う同じ村の出身の二人組の新まい冒険者パーティーみたいで、薬草採取のクエストを受けている時に偶然トレントと遭遇してしまったらしい。
2人の年齢は14歳で、ある事情で14歳で村を飛び出して来たらしい……
別にそこに関しては僕からツッコむ事は無いが……
「アマネさんは? 俺達より年下に見えるけど……
いくつなんだ?」
ラッシュに、そう年齢を聞かれたので……
少し悩んで、13歳と答える事にした。
2人は「ヘェ~……やっぱり。俺達より年下か! 」
そう言って納得してくれた。
そして、何故1人でクエストに来たと聞かれたので……
僕は正直に、自分の固定スキル職業【泥棒】の事を話した。
すると!
「君が昨日! 話題になっていた泥棒の冒険者か……」
そう言われた。
……話題…………?
それは、初耳だ! 僕はどう話題になっていたのかをラッシュ達に尋ねると……
何でも……
泥棒冒険者が新人を装って、いろんなパーティーに潜入しては
そのパーティーの貴重な物を盗んで行くと言うような噂だ!
「……そんな事するはずがない!!!
そもそも僕は、昨日! 冒険者登録をしたばかりでパーティーを組んだ事が無いんだ! 出来るはずがないだろう!!!」
僕が声を荒げて叫ぶと……
「……そうだよな!
人の物を盗む奴が人助けなんかする訳ないしな!」
「そうだよ! 根も葉もないデタラメだよ!!!」
そう言うと……
「そう言う事なら……
分かった! 俺達とパーティーを組まないか?」
「それは、いいわね! 助けて貰った恩もあるし……
私達も貴方が居ると心強いわ」
そう言われて僕は、少し黙ってしまった。
「・・・」
「……なんだ! 俺達じゃ不服か?
同じ新人冒険者だし! 良いと思ったんだけどなぁ……」
全く不服では無いが……
僕がこの2人のパーティーに入っては迷惑がかかるのでは無いかと言う事を心配した。
「不服では無いんだけど……
2人に迷惑がかからないか心配なだけだよ」
そう言うとラッシュは……
「そんな事、心配するな! お前が良い奴って事は俺達は知ってるし。
何より俺達には、盗まれるような高価な物は持っていないからな!」
最後のは冗談だと言うような素振りで
ハハハッ! と笑うラッシュ!
僕は2人に甘えてパーティーに加わる事となった。
2人の冒険者と思われる。
男女がモンスターのトレントと戦闘になっていた!
トレントとは……
木のモンスターで、ランク的には余り強くないので駆け出し冒険者でも倒せる魔物である。
しかし、何やら女性の方が膝をつき弱っている様子だった。
僕は、もしかして……
毒の霧を使う。
上位個体のトレントなのかと思い!
風上から近づく事にした。
そして、近づくと2人に話しかけた!
「大丈夫ですか!?」
すると、男性の方は話せるようだった。
話を聞くと、いきなりトレントが現れ!
不意打ちで毒の霧を女性が吸い込んでしまい
困っていたらしく……
「すいませんが……解毒薬を持っていませんか?
マーリンが毒を喰らってしまって」
とりあえず! 僕は解毒薬は持っていないので、2人を風上へと誘導した。
そして、女性の様体を見ると! さほど毒は回ってない様子だったので
男性の方にまずは、トレントを倒してからと提案すると……
男性は納得して力を合わせて、トレント倒す事となった。
「僕がアイツの動こを止めます!
少しの間、注意を引きつけて下さい」
「分かった!」
そう言うと、僕は走り出した!
そして、忍者の七つ道具の一つ先端にオモリの付いたロープを取り出すとトレントに巻きつけ木に縛り付けた。
もともと動きの遅いトレントだが、一本! 二本! と巻き付いていくロープに
とうとう動きが止まると……
「風上から連携して攻撃しましょう!!!」
そして、2人で何度も攻撃を加えるとトレントは崩れ落ちる。 倒す事に成功した!
そして、急いで女性の元へと向かい声をかけると
「大丈夫ですか?」
「少し苦しいですが……大丈夫です……」
そう返事が返ってきた。
僕は「少し待ってて下さい!」
そう伝えると
さっき採取した毒消し草を使い。
解毒薬を作成した!
出来は良い物では無かったが……
この程度の毒なら何とか、なるだろうと女性に飲ませると
呼吸が落ち着き! 顔色も良くなった。
とりあえず! 一安心……
すると、男性の方が
「解毒薬を作るなんて! お前すげーな!」
僕は、その言葉に謙遜をした。
「……そんな事ないよ! 僕が作った解毒薬なんて、毒消し草に毛が生えたくらいだし。
もし、もっと強い毒だった効かなかったと思うよ」
「そうなのか……」
「でも、勉強になったよ! いくら簡単なクエストでも、回復薬と解毒薬くらいは持っておかないといけないって事を……」
「確かに、そうだな! でも、今回は本当に助かった。 ありがとな!」
「ありがとうございます!」
2人が御礼を言って、話が終わると……
僕達3人は、改めて自己紹介をした。
2人はラッシュとマーリンと言う同じ村の出身の二人組の新まい冒険者パーティーみたいで、薬草採取のクエストを受けている時に偶然トレントと遭遇してしまったらしい。
2人の年齢は14歳で、ある事情で14歳で村を飛び出して来たらしい……
別にそこに関しては僕からツッコむ事は無いが……
「アマネさんは? 俺達より年下に見えるけど……
いくつなんだ?」
ラッシュに、そう年齢を聞かれたので……
少し悩んで、13歳と答える事にした。
2人は「ヘェ~……やっぱり。俺達より年下か! 」
そう言って納得してくれた。
そして、何故1人でクエストに来たと聞かれたので……
僕は正直に、自分の固定スキル職業【泥棒】の事を話した。
すると!
「君が昨日! 話題になっていた泥棒の冒険者か……」
そう言われた。
……話題…………?
それは、初耳だ! 僕はどう話題になっていたのかをラッシュ達に尋ねると……
何でも……
泥棒冒険者が新人を装って、いろんなパーティーに潜入しては
そのパーティーの貴重な物を盗んで行くと言うような噂だ!
「……そんな事するはずがない!!!
そもそも僕は、昨日! 冒険者登録をしたばかりでパーティーを組んだ事が無いんだ! 出来るはずがないだろう!!!」
僕が声を荒げて叫ぶと……
「……そうだよな!
人の物を盗む奴が人助けなんかする訳ないしな!」
「そうだよ! 根も葉もないデタラメだよ!!!」
そう言うと……
「そう言う事なら……
分かった! 俺達とパーティーを組まないか?」
「それは、いいわね! 助けて貰った恩もあるし……
私達も貴方が居ると心強いわ」
そう言われて僕は、少し黙ってしまった。
「・・・」
「……なんだ! 俺達じゃ不服か?
同じ新人冒険者だし! 良いと思ったんだけどなぁ……」
全く不服では無いが……
僕がこの2人のパーティーに入っては迷惑がかかるのでは無いかと言う事を心配した。
「不服では無いんだけど……
2人に迷惑がかからないか心配なだけだよ」
そう言うとラッシュは……
「そんな事、心配するな! お前が良い奴って事は俺達は知ってるし。
何より俺達には、盗まれるような高価な物は持っていないからな!」
最後のは冗談だと言うような素振りで
ハハハッ! と笑うラッシュ!
僕は2人に甘えてパーティーに加わる事となった。
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