6 / 114
第一章【幼少期】
【0.5】 モンスター
しおりを挟む
何故か、この村の大人は野生の動物を魔物やモンスターと言うような呼び方をする。
まぁ~……小さい頃から聞いていたので、今では気にならなくなったが……
……そんな事は、どうでも良い!!!
僕は、どの薬草がお婆さんの病気に効くか分からなかったが……
大人達に、いろんな事を教えてもらっている為……
回復系の薬草を片っ端から採取した。
一通り薬草を採取し終えると……
僕は、帰る事にした。
あいにくモンスターにも出会わなかったので、一安心。
「村までは、あと10分くらい……
急いで帰れば問題ないだろう!!!」
そう僕が、安心していると……
周りで、何かが動く気配を感じた!
僕は、立ち止まり……
気配を消した。
(…………1…2.3…4……5.6……)
僕は、周囲を囲まれていた。
正面から現れたのは、オオカミ……
ゆっくりと、こちらを警戒しながら近づいてくる。
僕は、少し考えた……
(あと10分……子供の足では、確実に追いつかれる)
しかし、オオカミは警戒して! まだ、襲って来ない……
なら!!!
僕は、一気に正面のオオカミに突っ込む形で駆け出した!!!
そして、オオカミとの距離が近くなると!
思いっきり!!! ジャンプをして飛び越えた。
僕は、出来る限りの力を振り絞り! 全力で
ダッシュをした。
そして、出来るだけ大きな木によじ登り!
しがみついた。
オオカミは、一瞬怯んで
その後! 追いかけて来たが……
僕の方が、木に登るのが一足早かった為。
オオカミは、木の周りをぐるぐると回る形となった。
「……ふぅ~…………案の定! オオカミは、登って来られない!!!」
僕は、とりあえず助かったと思ったが……
オオカミは、一向に僕から離れて行かない!!!
「……これは!!! 困ったワンッ!!!」
グルルゥ~~!!! ワンッワンッ!!!
木にしがみついて、数十分……
下には、オオカミが唸り声を上げながら……
僕が、力尽きるのを待っている。
村の大人達は、皆んな仕事をしている為に
まだまだ助けには来てくれないだろう……
「う~ん……困った…………」
そろそろ手の握力が、無くなって来た。
今にも放しそうになる手に必死に力を入れて我慢する……
しかし、自分では分かっている。
あと、数十分も持たない事を……
僕は、何かいい方法が無いか必死に考えた!
良い案は、浮かばない……
すると!
ガサッ!ガサッ!!!
……何か来る!?
____________________________________
あとがき
この作品を読んで頂き、ありがとうございます。
私は、この作品で何処かで何かしらの結果を出さなければ小説を書くのを辞めようかと思っています。
そんな気持ちで書き溜めをしました!
ですので、少しでも面白いと思った方は評価してい頂けると、とても嬉しいです。
第16回ファンタジー小説大賞に参加しております。
そちらの応援の方も宜しければお願い致します。
では、これからも無駄な努力にならないように、精一杯頑張ります!!!
まぁ~……小さい頃から聞いていたので、今では気にならなくなったが……
……そんな事は、どうでも良い!!!
僕は、どの薬草がお婆さんの病気に効くか分からなかったが……
大人達に、いろんな事を教えてもらっている為……
回復系の薬草を片っ端から採取した。
一通り薬草を採取し終えると……
僕は、帰る事にした。
あいにくモンスターにも出会わなかったので、一安心。
「村までは、あと10分くらい……
急いで帰れば問題ないだろう!!!」
そう僕が、安心していると……
周りで、何かが動く気配を感じた!
僕は、立ち止まり……
気配を消した。
(…………1…2.3…4……5.6……)
僕は、周囲を囲まれていた。
正面から現れたのは、オオカミ……
ゆっくりと、こちらを警戒しながら近づいてくる。
僕は、少し考えた……
(あと10分……子供の足では、確実に追いつかれる)
しかし、オオカミは警戒して! まだ、襲って来ない……
なら!!!
僕は、一気に正面のオオカミに突っ込む形で駆け出した!!!
そして、オオカミとの距離が近くなると!
思いっきり!!! ジャンプをして飛び越えた。
僕は、出来る限りの力を振り絞り! 全力で
ダッシュをした。
そして、出来るだけ大きな木によじ登り!
しがみついた。
オオカミは、一瞬怯んで
その後! 追いかけて来たが……
僕の方が、木に登るのが一足早かった為。
オオカミは、木の周りをぐるぐると回る形となった。
「……ふぅ~…………案の定! オオカミは、登って来られない!!!」
僕は、とりあえず助かったと思ったが……
オオカミは、一向に僕から離れて行かない!!!
「……これは!!! 困ったワンッ!!!」
グルルゥ~~!!! ワンッワンッ!!!
木にしがみついて、数十分……
下には、オオカミが唸り声を上げながら……
僕が、力尽きるのを待っている。
村の大人達は、皆んな仕事をしている為に
まだまだ助けには来てくれないだろう……
「う~ん……困った…………」
そろそろ手の握力が、無くなって来た。
今にも放しそうになる手に必死に力を入れて我慢する……
しかし、自分では分かっている。
あと、数十分も持たない事を……
僕は、何かいい方法が無いか必死に考えた!
良い案は、浮かばない……
すると!
ガサッ!ガサッ!!!
……何か来る!?
____________________________________
あとがき
この作品を読んで頂き、ありがとうございます。
私は、この作品で何処かで何かしらの結果を出さなければ小説を書くのを辞めようかと思っています。
そんな気持ちで書き溜めをしました!
ですので、少しでも面白いと思った方は評価してい頂けると、とても嬉しいです。
第16回ファンタジー小説大賞に参加しております。
そちらの応援の方も宜しければお願い致します。
では、これからも無駄な努力にならないように、精一杯頑張ります!!!
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説

スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った

悪役令嬢らしいのですが、務まらないので途中退場を望みます
水姫
ファンタジー
ある日突然、「悪役令嬢!」って言われたらどうしますか?
私は、逃げます!
えっ?途中退場はなし?
無理です!私には務まりません!
悪役令嬢と言われた少女は虚弱過ぎて途中退場をお望みのようです。
一話一話は短めにして、毎日投稿を目指します。お付き合い頂けると嬉しいです。

聖女召喚に巻き込まれた私はスキル【手】と【種】を使ってスローライフを満喫しています
白雪の雫
ファンタジー
某アニメの長編映画を見て思い付きで書いたので設定はガバガバ、矛盾がある、ご都合主義、深く考えたら負け、主人公による語りである事だけは先に言っておきます。
エステで働いている有栖川 早紀は何の前触れもなく擦れ違った女子高生と共に異世界に召喚された。
早紀に付与されたスキルは【手】と【種】
異世界人と言えば全属性の魔法が使えるとか、どんな傷をも治せるといったスキルが付与されるのが当然なので「使えねぇスキル」と国のトップ達から判断された早紀は宮殿から追い出されてしまう。
だが、この【手】と【種】というスキル、使いようによっては非常にチートなものだった。
【完結24万pt感謝】子息の廃嫡? そんなことは家でやれ! 国には関係ないぞ!
宇水涼麻
ファンタジー
貴族達が会する場で、四人の青年が高らかに婚約解消を宣った。
そこに国王陛下が登場し、有無を言わさずそれを認めた。
慌てて否定した青年たちの親に、国王陛下は騒ぎを起こした責任として罰金を課した。その金額があまりに高額で、親たちは青年たちの廃嫡することで免れようとする。
貴族家として、これまで後継者として育ててきた者を廃嫡するのは大変な決断である。
しかし、国王陛下はそれを意味なしと袖にした。それは今回の集会に理由がある。
〰️ 〰️ 〰️
中世ヨーロッパ風の婚約破棄物語です。
完結しました。いつもありがとうございます!
白い結婚を言い渡されたお飾り妻ですが、ダンジョン攻略に励んでいます
時岡継美
ファンタジー
初夜に旦那様から「白い結婚」を言い渡され、お飾り妻としての生活が始まったヴィクトリアのライフワークはなんとダンジョンの攻略だった。
侯爵夫人として最低限の仕事をする傍ら、旦那様にも使用人たちにも内緒でダンジョンのラスボス戦に向けて準備を進めている。
しかし実は旦那様にも何やら秘密があるようで……?
他サイトでは「お飾り妻の趣味はダンジョン攻略です」のタイトルで公開している作品を加筆修正しております。
誤字脱字報告ありがとうございます!

聖女のはじめてのおつかい~ちょっとくらいなら国が滅んだりしないよね?~
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女メリルは7つ。加護の権化である聖女は、ほんとうは国を離れてはいけない。
「メリル、あんたももう7つなんだから、お使いのひとつやふたつ、できるようにならなきゃね」
と、聖女の力をあまり信じていない母親により、ひとりでお使いに出されることになってしまった。
転生の水神様ーー使える魔法は水属性のみだが最強ですーー
芍薬甘草湯
ファンタジー
水道局職員が異世界に転生、水神様の加護を受けて活躍する異世界転生テンプレ的なストーリーです。
42歳のパッとしない水道局職員が死亡したのち水神様から加護を約束される。
下級貴族の三男ネロ=ヴァッサーに転生し12歳の祝福の儀で水神様に再会する。
約束通り祝福をもらったが使えるのは水属性魔法のみ。
それでもネロは水魔法を工夫しながら活躍していく。
一話当たりは短いです。
通勤通学の合間などにどうぞ。
あまり深く考えずに、気楽に読んでいただければ幸いです。
完結しました。

無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる