14 / 93
コックリさん・・・その2
しおりを挟む
僕の攻撃が、コックリさんをかすめると・・・
「小わっぱ!待て・・・」
「なに?良いところなんだから止めないで!」
「いや!しかし・・・
わっぱのその棒に付いてるお札!
その札は、誰が書いたものじゃ!?」
「あ・・・これ!?
・・・これは、お爺ちゃんが書いたのかなぁ・・・?
分からないや!」
「いや!そこをしっかりと教えてくれて!」
「そう言われても・・・適当に持って来た物だから・・・・わからないよ。」
「なら・・・わっぱのお爺さんは、ギンコと言わんか・・・!?」
「ギンコ・・・あっ!うん。
多分!爺ちゃんの名前、銀子で合ってるよ。」
「そうか!やっぱり・・・ギンコじゃったか・・・」
「お爺ちゃんを知ってるの?」
「あぁ…ギンコか・・・懐かしいのぉ・・・
実は・・・」
実は、コックリさんは
うちの爺ちゃんの爺ちゃんの頃から家に仕えていたらしく。
今のお爺ちゃんが、当主になった頃に
この学校に召喚され!
それから戻れなくなっていたらしい・・・
「へぇ~・・・
じゃー!続きを始めよう。」
「いや!いや!待て、待て!!!わっぱ・・・
わたしは、お前とは戦えぬ!」
「何で!?」
「当たり前でしょ!佳くん」
「そうじゃ!お主は、我が主人の子孫・・・
それが分かった今は、戦えぬ!」
「そうなの・・・
別に気にしなくていいのに・・・」
「何言ってるの!佳くん!!!
コレで!コックリさんと戦う出用が、無くなったのよ!いい事じゃない。」
「あっ!そっか・・・
戦いが、楽しくて!つい、当初の予定を忘れていたよ!」
「忘れないで!大事な事よ。」
「ごめん!ごめん!
じゃー!コックリさん、コックリさん!
花子さんの呪いを解いておくれ・・・!」
「あい!わかった。」
すると・・・花子さの呪いは解かれ!
これで!全ての呪いが解かれた!!!
「後は、体を探すだけだね。」
「そうね。やっと・・・ここまで・・・
佳くんと出会ってからは、早かったけど・・・」
「で・・・!コックリさんは、どうするの?
このまま学校に居るの!?」
「いや・・・分かった今なら!
お主の式神に喜んで!なろう。」
「そう!じゃー・・・
式神の契約って、どうすればいいの?
書面に一筆残す?」
「何を言ってるのは、分からんが・・・
わたしが、主人と認めたお主が!名前を付けてくれ!」
「それだけで!いいの!?」
「あぁ・・・名前が気に入れば!すぐ式神になろう。」
「分かった!じゃー・・・ポックリさん!」
「・・・いやじゃ!!!」
「なんで!?」
「ふざけるな!もともとコックリさんも・・・
わたしの名前では、無い!
お主ら人間が、勝手に呼んでる名前であろう・・・!」
「・・・なら・・・九尾だから・・・Qちゃん!」
「いやじゃ!!!」
「即答かよ!」
「当たり前じゃ!!!そんな・・・ふざけた名前!嬉しい訳がなかろう!!!」
そんな言い合いを2時間ほど続けた後・・・
最終的には、【クラマ】と言う名前に決まった。
「小わっぱ!待て・・・」
「なに?良いところなんだから止めないで!」
「いや!しかし・・・
わっぱのその棒に付いてるお札!
その札は、誰が書いたものじゃ!?」
「あ・・・これ!?
・・・これは、お爺ちゃんが書いたのかなぁ・・・?
分からないや!」
「いや!そこをしっかりと教えてくれて!」
「そう言われても・・・適当に持って来た物だから・・・・わからないよ。」
「なら・・・わっぱのお爺さんは、ギンコと言わんか・・・!?」
「ギンコ・・・あっ!うん。
多分!爺ちゃんの名前、銀子で合ってるよ。」
「そうか!やっぱり・・・ギンコじゃったか・・・」
「お爺ちゃんを知ってるの?」
「あぁ…ギンコか・・・懐かしいのぉ・・・
実は・・・」
実は、コックリさんは
うちの爺ちゃんの爺ちゃんの頃から家に仕えていたらしく。
今のお爺ちゃんが、当主になった頃に
この学校に召喚され!
それから戻れなくなっていたらしい・・・
「へぇ~・・・
じゃー!続きを始めよう。」
「いや!いや!待て、待て!!!わっぱ・・・
わたしは、お前とは戦えぬ!」
「何で!?」
「当たり前でしょ!佳くん」
「そうじゃ!お主は、我が主人の子孫・・・
それが分かった今は、戦えぬ!」
「そうなの・・・
別に気にしなくていいのに・・・」
「何言ってるの!佳くん!!!
コレで!コックリさんと戦う出用が、無くなったのよ!いい事じゃない。」
「あっ!そっか・・・
戦いが、楽しくて!つい、当初の予定を忘れていたよ!」
「忘れないで!大事な事よ。」
「ごめん!ごめん!
じゃー!コックリさん、コックリさん!
花子さんの呪いを解いておくれ・・・!」
「あい!わかった。」
すると・・・花子さの呪いは解かれ!
これで!全ての呪いが解かれた!!!
「後は、体を探すだけだね。」
「そうね。やっと・・・ここまで・・・
佳くんと出会ってからは、早かったけど・・・」
「で・・・!コックリさんは、どうするの?
このまま学校に居るの!?」
「いや・・・分かった今なら!
お主の式神に喜んで!なろう。」
「そう!じゃー・・・
式神の契約って、どうすればいいの?
書面に一筆残す?」
「何を言ってるのは、分からんが・・・
わたしが、主人と認めたお主が!名前を付けてくれ!」
「それだけで!いいの!?」
「あぁ・・・名前が気に入れば!すぐ式神になろう。」
「分かった!じゃー・・・ポックリさん!」
「・・・いやじゃ!!!」
「なんで!?」
「ふざけるな!もともとコックリさんも・・・
わたしの名前では、無い!
お主ら人間が、勝手に呼んでる名前であろう・・・!」
「・・・なら・・・九尾だから・・・Qちゃん!」
「いやじゃ!!!」
「即答かよ!」
「当たり前じゃ!!!そんな・・・ふざけた名前!嬉しい訳がなかろう!!!」
そんな言い合いを2時間ほど続けた後・・・
最終的には、【クラマ】と言う名前に決まった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
徹夜でレポート間に合わせて寝落ちしたら……
紫藤百零
大衆娯楽
トイレに間に合いませんでしたorz
徹夜で書き上げたレポートを提出し、そのまま眠りについた澪理。目覚めた時には尿意が限界ギリギリに。少しでも動けば漏らしてしまう大ピンチ!
望む場所はすぐ側なのになかなか辿り着けないジレンマ。
刻一刻と高まる尿意と戦う澪理の結末はいかに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる