お化けの花子さんは、普通の女の子でした。

人体模型の対処法

すると・・・

人体模型は、滑って転び出した！

「何コレ！！？」

「ワックスよ。」

「ぁあ！　ワックスかぁー！！！」

人体模型の動きは、早い！
しかし、早いが為にワックスで滑ってしまうのだ！

「とりあえず！逃げましょう。」

「分かった。」

佳と花子は、逃げる事に･･･

「ふぅ～･･･
とりあえず！ここまで来れば、大丈夫かぁ～！？」

「そうね。」

「いや～！！！助かったよ。花子さん！
花子さんは、やっぱり！凄いな！！！賢くて！可愛いなんて！！！」

「いえ･･･佳くんの方が、凄いわよ。」

「そんな事なよ！花子さんが、助けてくれなきゃ危なかったし」

「まぁ、そうかも知れないけど･･････まぁ、いいわ。
とりあえず！明日、何か策を考えましょう。」

「そうだね。
アイツは、ヤバい！
何か他の方法を考えておかないと・・・」

真剣な佳の顔を見て！花子さんは、少しドキッとした。

「・・・」

しかし、それは佳には黙っておいた。

それを言ってしまうと･･･

佳くんが喜び！騒ぎ！それに気づいた人体模型が、来るとも限らないから･･･
今日の所は、心の内に秘めておく事にした。

そして、今日は帰る事にした。

それから、次の日。

佳は、昼間のうちに人体模型のパーツを強化ガラスのビンに詰めて人体模型のホルマリン漬けを作った。

そして、放課後になり・・・

花子さんからの質問！

「何あれ！？」

「あれ！あれは･･･！！！

人体模型！強いじゃ～ん！！！
だから、昼間のうちに強化ガラスのビンに詰めておいた。
あれで！絶対！動けないから！！！」

「はぁ･･･先生には、なんて言ったの？」

「んっ？あぁ･･･先生かぁ！先生には、3D人体映写機をプレゼントしたよ。
そしたら･･･全然！大丈夫だったよ。」

「何それ！？佳くんが、用意したの？
どうやって？お金は、いくら？」

花子さんが、いろいろと質問して来たので･･･

一つずつ答えていった。

「最新の機械で！お金は、分からない！
花子さんには、言ってないけど･･･
僕の家！実は、お金持ち！なんだよね。」

「そうなの！？お父様は、何をやってる方なのかしら･･･！？」

「実はね･･･」

僕は、花子さんに自分の家のことを説明した。