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金の魔晶石ガチャと怒りの婚約破棄
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ここまで来た以上、ガチャをブン回す。
アイテムボックスから『金の魔晶石』100個を取り出した。
金の魔晶石ガチャは10個を投入して10連が可能らしい。しかも、S級アイテムが確定。ハズレなしでレアアイテムが排出されるようだ。
【金の魔晶石ガチャ】
S級確定ガチャ。
[金の魔晶石]が10個必要。
全てのアイテムがS級で排出される。
低確率(1%)でSS~SSS級のアイテムが排出される。
「中央噴水広場の前に来た。さっそくガチャをしよう」
「分かりました、アビスさん。ところで、金の魔晶石で回されるのですね」
「ああ、ローザとミランダを超強化するなら手っ取り早いからな。もったいないからと未使用のままも余計にもったいない。だから使う」
冒険者の中には、最高級ポーションの“エリクサー”を使わず取っておく者もいるらしい。だが、俺は高級アイテムだろうが使用を惜しまないのだ。
「あぁ、もったいない……!」
しかし、エリクサータイプがひとりいた。そう……ミランダだった。
「そう思うか?」
「ええ、大変貴重なものですから、売ってもお金になりますよ?」
「え、マジ? そんなに高く売れるの?」
「はい。あくまで噂で聞いた闇市の相場ですけれど、たった一個でも『1,000,000ベル』になるそうです!」
その驚愕的な値段を聞いて、俺はぶったまげた。こんな金の石が……百万!? 嘘だろ。しかも、たった一個で?
十個で『10,000,000ベル』ってことだぞ。
二年は遊んで暮らせる額だ。
――くっ、回すはずだったのにミランダの情報が俺の手を鈍らせた。
金、金は欲しいよなぁ。
手持ちは七十万ベルほどあるけど、一生暮らしていくには足りなさすぎる額。だが、金の魔晶石を売れば……いや、そうじゃないだろ俺。
メテオゴーレムダンジョンをクリアすれば『辺境伯』になれるんだぞ。誘惑に負けるな俺。
「ミランダ、悪いけど俺はガチャがしたい!! お前達を強くしたいんだァ!」
「そんなああああ!!」
涙目になって叫ぶミランダだが、俺は噴水へ石を“ポイッ”と投げ入れた。ちなみに、ローザも今更になって「お金があああ!」と叫んでいた。もう遅いッ!
金より装備だ!
金の魔晶石が噴水に落ちるとガチャの抽選が始まった。
ポコポコと不思議な音が響いて、俺の手元にレアアイテムが落ちてくる。
①S級大賢者の指輪
②S級アクアローブ
③S級フリフリケープ
④S級オークシールド
⑤SS級ステラスタッフ
⑥SSS級ブラッディローズ
⑦S級モルドレッド
⑧S級ヴォイニッチ手稿
⑨S級聖母の涙
⑩S級アンギアーリ
――おぉっ!
本当に全部S級が排出された。
しかも、一部はSS級とSSS級じゃないか。しかも使えそうなのばかり。ひとつひとつ吟味したいところだが時間が惜しいな。
「使えそうなのだけ選別して、二人に装備してもらう。足りない装備は、前のガチャで手に入れたA級装備で補ってくれ」
「了解しました。では、どこかでアイテム整理をしましょうか」
「そうだな、ローザ。まあ、この噴水広場のベンチに座ってのんびりやればいいんじゃないか」
「ええ、そうしましょ――え?」
突然、ローザの動きが止まる。
なんだ、いきなり。
視線は俺の背後に向けられていた。
俺の後ろに何が――?
振り向いてみると、そこには。
「やっと見つけた。こんなところにいたのね、アビス!」
「なっ! お前……レイラか?」
ボサボサの金の髪、目は充血していて恐ろしい眼。身につけているドレスも泥にまみれていて……あまりいい状態とは言えない。
なんだ、見ない内に随分とボロボロになったな。
「そうよ、アビス! この前、吹き飛ばされてから私は何もかもを失い、身も心もズタボロよ!! 全部全部あんたのせいよ!!」
「何があった?」
「あんたに吹き飛ばされて……それから、私は雇った男達に全てを奪われた。実家に戻っても勘当を言い渡されてしまったわ。ウィンザー家を騙した罰だとね……」
そうか、レイラの両親はまともだったらしい。それにしても、あのゴロツキに金品を強奪されていたとはな。もとはと言えば全部俺のだけどな。
「そうか。そりゃ残念だったな。だけどな、レイラ。それはお前の自業自得だ」
「ふざけないで。ていうか、あんたも相変わらずボロボロじゃない。なのに、なんで美女を二人も連れ歩いているの」
「ローザとミランダは関係ない。もう、君とも話す気はないよ。じゃあな!」
「ちょ、待ちなさいよ!」
レイラのヤツ、相変わらずしつこいな。俺はもう関わる気はないのだが。
「はぁ~…なんだよ」
「あんただけ幸せになるなんて許せない! ここで死んで!!」
ナイフを取り出すレイラ。
殺意をもって俺に接近してくる。
だけど、今の俺にはオモチャも同然。
インビジブルソードで軽く弾き飛ばした。
ギンッと金属の音が響いて、ナイフは噴水の中へ落ちる。……呆気ないな。
「もう止めとけ。見苦しいだけだぞ」
「……そ、そんな! そんな! 悔しい、悔しいっ! なんでよ、アビス……。あんた、こんな力を持っていなかったじゃない! ひ弱で雑魚だったのに……それに、さっき見たのよ。あんたが『金の魔晶石』を持っていたところを! どういうことなの!! ねえ、教えてよ!」
「教えるわけねぇだろ。……ああ、そうそう」
俺はポケットから『婚約指輪』を取り出す。別に大切に持っていたわけではないけれど、これでようやく本当の意味でレイラとの婚約を断ち切れる。
指輪を地面へ落とす。
それをレイラは驚きつつも、拾おうとした。
だが俺は、その前にインビジブルソードで叩き斬った。
真っ二つどころか、粉々になる婚約指輪。これでもう指輪は消えてなくなった。
未練なんてない。
後悔もない。
俺は自由になりたかった。
「……あぁ、そんな」
「今更後悔しているのか? もう何もかもが遅い。改めて俺から告げてやる。婚約破棄だ」
「…………ッ」
その場に崩れ落ちるレイラの表情は伺えない。もうどうでもいいけど。
「い、いいのですか、アビス様」
「いいんだ、ミランダ。俺は、彼女に別れを告げただけ。もう関係のない他人だよ」
「そうおっしゃるのなら分かりました」
ミランダは理解してくれた。
ただ、ローザは少しキレ気味だったけど。
「アビスさんの代わりに、このわたしがビンタくらいしても良かったですけど」
「いやいや、指輪を破壊したからスッキリしたもんさ。それに、ローザは大聖女なんだから、そんな乱暴はダメだ。お淑やかにしておけって」
「む、むぅ。ちょっと納得がいきませんけれど、でも、アビスさんが納得しているのなら、それで良いです」
▼△▼△▼△
少し場所を変えて、通常の魔晶石ガチャも回した。これである程度の装備とアイテムを揃えられた。
ひとりでアイテム整理は大変なので、ローザとミランダにも手伝ってもらった。
魔晶石が足りなくなったら『無限初回ログインボーナス』で得た特典を受け取り――ガチャを回す。受け取り、回す。その作業を何度も繰り返した。
「い、いけません……もうアイテムボックスの重量が限界です!」
整理が追い付かなくなったミランダが焦って泣きそうになっていた。イカン、余裕をぶっこきすぎて回し過ぎだ。とんでもないアイテムの数と重量になってしまった。
けれど、これは凄いことになったぞ。ダンジョンの攻略も楽々になりそうな予感。
アイテムボックスから『金の魔晶石』100個を取り出した。
金の魔晶石ガチャは10個を投入して10連が可能らしい。しかも、S級アイテムが確定。ハズレなしでレアアイテムが排出されるようだ。
【金の魔晶石ガチャ】
S級確定ガチャ。
[金の魔晶石]が10個必要。
全てのアイテムがS級で排出される。
低確率(1%)でSS~SSS級のアイテムが排出される。
「中央噴水広場の前に来た。さっそくガチャをしよう」
「分かりました、アビスさん。ところで、金の魔晶石で回されるのですね」
「ああ、ローザとミランダを超強化するなら手っ取り早いからな。もったいないからと未使用のままも余計にもったいない。だから使う」
冒険者の中には、最高級ポーションの“エリクサー”を使わず取っておく者もいるらしい。だが、俺は高級アイテムだろうが使用を惜しまないのだ。
「あぁ、もったいない……!」
しかし、エリクサータイプがひとりいた。そう……ミランダだった。
「そう思うか?」
「ええ、大変貴重なものですから、売ってもお金になりますよ?」
「え、マジ? そんなに高く売れるの?」
「はい。あくまで噂で聞いた闇市の相場ですけれど、たった一個でも『1,000,000ベル』になるそうです!」
その驚愕的な値段を聞いて、俺はぶったまげた。こんな金の石が……百万!? 嘘だろ。しかも、たった一個で?
十個で『10,000,000ベル』ってことだぞ。
二年は遊んで暮らせる額だ。
――くっ、回すはずだったのにミランダの情報が俺の手を鈍らせた。
金、金は欲しいよなぁ。
手持ちは七十万ベルほどあるけど、一生暮らしていくには足りなさすぎる額。だが、金の魔晶石を売れば……いや、そうじゃないだろ俺。
メテオゴーレムダンジョンをクリアすれば『辺境伯』になれるんだぞ。誘惑に負けるな俺。
「ミランダ、悪いけど俺はガチャがしたい!! お前達を強くしたいんだァ!」
「そんなああああ!!」
涙目になって叫ぶミランダだが、俺は噴水へ石を“ポイッ”と投げ入れた。ちなみに、ローザも今更になって「お金があああ!」と叫んでいた。もう遅いッ!
金より装備だ!
金の魔晶石が噴水に落ちるとガチャの抽選が始まった。
ポコポコと不思議な音が響いて、俺の手元にレアアイテムが落ちてくる。
①S級大賢者の指輪
②S級アクアローブ
③S級フリフリケープ
④S級オークシールド
⑤SS級ステラスタッフ
⑥SSS級ブラッディローズ
⑦S級モルドレッド
⑧S級ヴォイニッチ手稿
⑨S級聖母の涙
⑩S級アンギアーリ
――おぉっ!
本当に全部S級が排出された。
しかも、一部はSS級とSSS級じゃないか。しかも使えそうなのばかり。ひとつひとつ吟味したいところだが時間が惜しいな。
「使えそうなのだけ選別して、二人に装備してもらう。足りない装備は、前のガチャで手に入れたA級装備で補ってくれ」
「了解しました。では、どこかでアイテム整理をしましょうか」
「そうだな、ローザ。まあ、この噴水広場のベンチに座ってのんびりやればいいんじゃないか」
「ええ、そうしましょ――え?」
突然、ローザの動きが止まる。
なんだ、いきなり。
視線は俺の背後に向けられていた。
俺の後ろに何が――?
振り向いてみると、そこには。
「やっと見つけた。こんなところにいたのね、アビス!」
「なっ! お前……レイラか?」
ボサボサの金の髪、目は充血していて恐ろしい眼。身につけているドレスも泥にまみれていて……あまりいい状態とは言えない。
なんだ、見ない内に随分とボロボロになったな。
「そうよ、アビス! この前、吹き飛ばされてから私は何もかもを失い、身も心もズタボロよ!! 全部全部あんたのせいよ!!」
「何があった?」
「あんたに吹き飛ばされて……それから、私は雇った男達に全てを奪われた。実家に戻っても勘当を言い渡されてしまったわ。ウィンザー家を騙した罰だとね……」
そうか、レイラの両親はまともだったらしい。それにしても、あのゴロツキに金品を強奪されていたとはな。もとはと言えば全部俺のだけどな。
「そうか。そりゃ残念だったな。だけどな、レイラ。それはお前の自業自得だ」
「ふざけないで。ていうか、あんたも相変わらずボロボロじゃない。なのに、なんで美女を二人も連れ歩いているの」
「ローザとミランダは関係ない。もう、君とも話す気はないよ。じゃあな!」
「ちょ、待ちなさいよ!」
レイラのヤツ、相変わらずしつこいな。俺はもう関わる気はないのだが。
「はぁ~…なんだよ」
「あんただけ幸せになるなんて許せない! ここで死んで!!」
ナイフを取り出すレイラ。
殺意をもって俺に接近してくる。
だけど、今の俺にはオモチャも同然。
インビジブルソードで軽く弾き飛ばした。
ギンッと金属の音が響いて、ナイフは噴水の中へ落ちる。……呆気ないな。
「もう止めとけ。見苦しいだけだぞ」
「……そ、そんな! そんな! 悔しい、悔しいっ! なんでよ、アビス……。あんた、こんな力を持っていなかったじゃない! ひ弱で雑魚だったのに……それに、さっき見たのよ。あんたが『金の魔晶石』を持っていたところを! どういうことなの!! ねえ、教えてよ!」
「教えるわけねぇだろ。……ああ、そうそう」
俺はポケットから『婚約指輪』を取り出す。別に大切に持っていたわけではないけれど、これでようやく本当の意味でレイラとの婚約を断ち切れる。
指輪を地面へ落とす。
それをレイラは驚きつつも、拾おうとした。
だが俺は、その前にインビジブルソードで叩き斬った。
真っ二つどころか、粉々になる婚約指輪。これでもう指輪は消えてなくなった。
未練なんてない。
後悔もない。
俺は自由になりたかった。
「……あぁ、そんな」
「今更後悔しているのか? もう何もかもが遅い。改めて俺から告げてやる。婚約破棄だ」
「…………ッ」
その場に崩れ落ちるレイラの表情は伺えない。もうどうでもいいけど。
「い、いいのですか、アビス様」
「いいんだ、ミランダ。俺は、彼女に別れを告げただけ。もう関係のない他人だよ」
「そうおっしゃるのなら分かりました」
ミランダは理解してくれた。
ただ、ローザは少しキレ気味だったけど。
「アビスさんの代わりに、このわたしがビンタくらいしても良かったですけど」
「いやいや、指輪を破壊したからスッキリしたもんさ。それに、ローザは大聖女なんだから、そんな乱暴はダメだ。お淑やかにしておけって」
「む、むぅ。ちょっと納得がいきませんけれど、でも、アビスさんが納得しているのなら、それで良いです」
▼△▼△▼△
少し場所を変えて、通常の魔晶石ガチャも回した。これである程度の装備とアイテムを揃えられた。
ひとりでアイテム整理は大変なので、ローザとミランダにも手伝ってもらった。
魔晶石が足りなくなったら『無限初回ログインボーナス』で得た特典を受け取り――ガチャを回す。受け取り、回す。その作業を何度も繰り返した。
「い、いけません……もうアイテムボックスの重量が限界です!」
整理が追い付かなくなったミランダが焦って泣きそうになっていた。イカン、余裕をぶっこきすぎて回し過ぎだ。とんでもないアイテムの数と重量になってしまった。
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