273 / 347
オークの情報
しおりを挟む
いったん城へ戻り、俺は『掲示板』をチェックした。
【名無しさん ID:9v4】
ボロディンがヤバいらしい!
【名無しさん ID:BSi】
オークの動きが活発になってきた
【名無しさん ID:wwk】
オークマザーやばすぎ
【名無しさん ID:628】
男エルフが30人は連れ去れたらしい
【ファントムさん ID:Rjo】
女性エルフが怒り狂っている。現地では決死隊が組まれたぞ
【名無しさん ID:eSK】
このままだとボロディン滅亡するぞ
【名無しさん ID:Z2g】
ラスティ様はどうしたんだ!?
【名無しさん ID:YHS】
そろそろ動くってよ
【名無しさん ID:2rj】
ホントかよー
【名無しさん ID:qrf】
男エルフを助けた者は、女エルフと結婚できるらしいぞ
【名無しさん ID:eSK】
マジか!! 俺、ボロディン行こ
【名無しさん ID:OmD】
でも、オークがとんでもなく強いって話だ
【名無しさん ID:BSi】
魔術師によるモンスター解析が終わった
詳細貼っておく
[オークマザー]
[属性:水]
[種族:人間]
[詳細]
オークの母。
人間の男性やエルフを好む。
子を産ませ、オークを増やす。
武器のブラッディナイフに注意。
[オーククィーン]
[属性:火]
[種族:人間]
[詳細]
オークの女王。
巨大な体で移動速度は遅い。
魔力を持ち、魔法攻撃もする。
単為生殖も可能。
【名無しさん ID:Fha】
>>BSi
マジかよ。めちゃくちゃ強そう……
【名無しさん ID:628】
知り合いのエルフに聞いたが、十人単位のパーティが壊滅したってさ
【名無しさん ID:LH3】
>>628
なんだって!?
【名無しさん ID:gyw】
>>628
ヤバすぎるだろ
【名無しさん ID:6Ep】
世界ギルドで人数集めまくるしかない
【名無しさん ID:wdY】
こっちも募集かけてみるか~
オークマザーとオーククィーンの詳細が分かった。
エルフを救うために各地で動きもあるようだ。もしかしたら、向こうで掲示板のヤツ等と会うかもしれないな。
掲示板を閉じ、俺はクリスにセインを紹介した。
「セインさんですね、よろしくです」
「こちらこそ、クリスさん」
お互いに握手する二人。
エルフとハーフエルフがこうして邂逅することになろうとはな。
「というわけで、クリスとセインも一緒にボロディンへ行く」
「エルフが増えて嬉しいです!」
スコルは嬉しそうに微笑む。
島国ラルゴには、それほどエルフがいるわけではないから、仲間がいて嬉しいんだろうな。上機嫌でなによりだ。
早朝には出発する予定なので、クリスとセインに部屋を貸し与え、休んでもらうことに。
俺とスコルも部屋へ戻った。
「今日はいろいろあったな」
「はい、明日にはボロディンですね」
「ああ、国をオークから救おう」
「お願いします、ラスティさん」
スコルと約束し、それから晩飯や風呂を済ませた。
就寝時間を迎え――翌日。
【名無しさん ID:9v4】
ボロディンがヤバいらしい!
【名無しさん ID:BSi】
オークの動きが活発になってきた
【名無しさん ID:wwk】
オークマザーやばすぎ
【名無しさん ID:628】
男エルフが30人は連れ去れたらしい
【ファントムさん ID:Rjo】
女性エルフが怒り狂っている。現地では決死隊が組まれたぞ
【名無しさん ID:eSK】
このままだとボロディン滅亡するぞ
【名無しさん ID:Z2g】
ラスティ様はどうしたんだ!?
【名無しさん ID:YHS】
そろそろ動くってよ
【名無しさん ID:2rj】
ホントかよー
【名無しさん ID:qrf】
男エルフを助けた者は、女エルフと結婚できるらしいぞ
【名無しさん ID:eSK】
マジか!! 俺、ボロディン行こ
【名無しさん ID:OmD】
でも、オークがとんでもなく強いって話だ
【名無しさん ID:BSi】
魔術師によるモンスター解析が終わった
詳細貼っておく
[オークマザー]
[属性:水]
[種族:人間]
[詳細]
オークの母。
人間の男性やエルフを好む。
子を産ませ、オークを増やす。
武器のブラッディナイフに注意。
[オーククィーン]
[属性:火]
[種族:人間]
[詳細]
オークの女王。
巨大な体で移動速度は遅い。
魔力を持ち、魔法攻撃もする。
単為生殖も可能。
【名無しさん ID:Fha】
>>BSi
マジかよ。めちゃくちゃ強そう……
【名無しさん ID:628】
知り合いのエルフに聞いたが、十人単位のパーティが壊滅したってさ
【名無しさん ID:LH3】
>>628
なんだって!?
【名無しさん ID:gyw】
>>628
ヤバすぎるだろ
【名無しさん ID:6Ep】
世界ギルドで人数集めまくるしかない
【名無しさん ID:wdY】
こっちも募集かけてみるか~
オークマザーとオーククィーンの詳細が分かった。
エルフを救うために各地で動きもあるようだ。もしかしたら、向こうで掲示板のヤツ等と会うかもしれないな。
掲示板を閉じ、俺はクリスにセインを紹介した。
「セインさんですね、よろしくです」
「こちらこそ、クリスさん」
お互いに握手する二人。
エルフとハーフエルフがこうして邂逅することになろうとはな。
「というわけで、クリスとセインも一緒にボロディンへ行く」
「エルフが増えて嬉しいです!」
スコルは嬉しそうに微笑む。
島国ラルゴには、それほどエルフがいるわけではないから、仲間がいて嬉しいんだろうな。上機嫌でなによりだ。
早朝には出発する予定なので、クリスとセインに部屋を貸し与え、休んでもらうことに。
俺とスコルも部屋へ戻った。
「今日はいろいろあったな」
「はい、明日にはボロディンですね」
「ああ、国をオークから救おう」
「お願いします、ラスティさん」
スコルと約束し、それから晩飯や風呂を済ませた。
就寝時間を迎え――翌日。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
453
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる