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第305話 世界終焉の聖者 - エクスカイザーで未来を切り開け!? -
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パラディンは怒り狂い、剣を向けてくる。
いや……あれは『バスタードソード』だ。長い刀身が俺の顔面を掠めていく。だが、俺はそれを楽勝に回避した。
「ほいっとな」
「貴様! 避けるな!」
「無茶言うなよ、死んじゃうじゃん」
「死ね」
ブンッと上からまた接近。
だが――【オートスキル】が発動した。
『――――――世界終焉剣・エクスカイザー!!』
俺もビックリ。
まさかの最凶剣が飛び出てしまった。
バキっと敵のバスターソーゾを破壊。
パラディンの男は一気に後退し、仲間のバスターソードを二本奪い、また接近してきた。しつこいヤツめ。
「サトル、あのパラディン……動きが只者じゃないわ。私も補助するけど」
「いや、お前は自分の身を守れ。他のパラディンも襲ってくるぞ」
背後から複数のパラディンが向かってきた。ソイツ等は、メサイアを狙うが――当然、フォルが奥義を決めた。
「姉様を狙うとは……! 万死に値します」
キッと男たちを睨み、そして、
『――――――覇王爆炎拳!!!!!』
多分、未来になってから会得したのだろう。新スキルを拳から吐き出していた。その紅蓮の焔は、ファイアーストームとなりパラディン30人ほどを一気に燃やした。
「「「「ギャアアアアアアアア~~~~~~!!!!!」」」」
すげぇ……やっぱり、このフォルは熟練度が上がっているのか、技のキレも凄い。あれはダメージも相当だぞ。しかし、敵はパラディン。タンク系だからな……防御力はピカイチ。とりあえず、気絶させただけ良いだろう。
「ナイス、フォル」
「お褒めに戴きありがとうございます、兄様♡」
聖女から投げキスされた。
……最高!!
油断していると、今度は例のパラディンリーダーのバスターソード二刀流が飛んできた。しかもスキルも発動して来やがった。
『キャノンブレイド!!!』
それは大砲のように放たれ、俺の服を破いた。いやぁん! などと恥じらっている場合ではない。けど、おかげでパンツ一丁になっちまったぞ。
「きゃっ……サトルさん」
思わず両手で顔を覆うリース。
相変わらず純情だな。そこがいいんだが。
対して、フォルは――
「あ、あ、あ……兄様の美しく逞しい筋肉♡ はぁん……♡ わたくし、我慢できません~~~♡」
じゅるっと俺の腹筋に恍惚となる聖女。両目がハートになっとるし、やっぱり、ヘンタイ聖女だった!!
「もう、フォルってば落ち着きなさい」
メサイアが興奮しまくるフォルを押さえつけている。まったく、世話の焼ける……けど、なんかだか久しぶりに楽しいぜ。
そうだ、これがかつての俺たちだった。……なんだ、未来でも上手くやれるじゃないか。過去じゃなくてもいいんだよな。
「……おのれ、私のキャノンブレイドが効かぬとは。貴様、何者だ!」
「俺か? 名乗るほどのものではないが――そこまで言われたら名乗ってやろう。俺の名は『彼岸花 理』だ。超絶面倒臭がりのおっさんだよ」
「そうか…………ならば、死ねええええええええええ!!」
二刀流で向かってくる男。
やれやれ、言っただろう。
俺は面倒臭がりなんだってな。
「フフフ……」
楽しくなって来やがったぜ!!
俺は『世界終焉剣・エクスカイザー』を手に取り、構えた。これはかつてのラスボス『コンスタンティン』の所有していたヤベェ~剣だった。
だが、今は俺のモノ。
「くらえ……」
上段に構え、振り下ろした。
『――――世界終焉剣・エクスカイザー!!!!!!!!!!!!!』
「なっ……なんだこの赤黒い力うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~!!!!!!!!!!!!」
・
・
・
パラディンは全員吹き飛び、ぶっ倒れた。
力の加減はしておいたから気絶くらいで済んでいる。……さて、あの男に『トゥース』の居場所を吐いて貰わねばな。
いや……あれは『バスタードソード』だ。長い刀身が俺の顔面を掠めていく。だが、俺はそれを楽勝に回避した。
「ほいっとな」
「貴様! 避けるな!」
「無茶言うなよ、死んじゃうじゃん」
「死ね」
ブンッと上からまた接近。
だが――【オートスキル】が発動した。
『――――――世界終焉剣・エクスカイザー!!』
俺もビックリ。
まさかの最凶剣が飛び出てしまった。
バキっと敵のバスターソーゾを破壊。
パラディンの男は一気に後退し、仲間のバスターソードを二本奪い、また接近してきた。しつこいヤツめ。
「サトル、あのパラディン……動きが只者じゃないわ。私も補助するけど」
「いや、お前は自分の身を守れ。他のパラディンも襲ってくるぞ」
背後から複数のパラディンが向かってきた。ソイツ等は、メサイアを狙うが――当然、フォルが奥義を決めた。
「姉様を狙うとは……! 万死に値します」
キッと男たちを睨み、そして、
『――――――覇王爆炎拳!!!!!』
多分、未来になってから会得したのだろう。新スキルを拳から吐き出していた。その紅蓮の焔は、ファイアーストームとなりパラディン30人ほどを一気に燃やした。
「「「「ギャアアアアアアアア~~~~~~!!!!!」」」」
すげぇ……やっぱり、このフォルは熟練度が上がっているのか、技のキレも凄い。あれはダメージも相当だぞ。しかし、敵はパラディン。タンク系だからな……防御力はピカイチ。とりあえず、気絶させただけ良いだろう。
「ナイス、フォル」
「お褒めに戴きありがとうございます、兄様♡」
聖女から投げキスされた。
……最高!!
油断していると、今度は例のパラディンリーダーのバスターソード二刀流が飛んできた。しかもスキルも発動して来やがった。
『キャノンブレイド!!!』
それは大砲のように放たれ、俺の服を破いた。いやぁん! などと恥じらっている場合ではない。けど、おかげでパンツ一丁になっちまったぞ。
「きゃっ……サトルさん」
思わず両手で顔を覆うリース。
相変わらず純情だな。そこがいいんだが。
対して、フォルは――
「あ、あ、あ……兄様の美しく逞しい筋肉♡ はぁん……♡ わたくし、我慢できません~~~♡」
じゅるっと俺の腹筋に恍惚となる聖女。両目がハートになっとるし、やっぱり、ヘンタイ聖女だった!!
「もう、フォルってば落ち着きなさい」
メサイアが興奮しまくるフォルを押さえつけている。まったく、世話の焼ける……けど、なんかだか久しぶりに楽しいぜ。
そうだ、これがかつての俺たちだった。……なんだ、未来でも上手くやれるじゃないか。過去じゃなくてもいいんだよな。
「……おのれ、私のキャノンブレイドが効かぬとは。貴様、何者だ!」
「俺か? 名乗るほどのものではないが――そこまで言われたら名乗ってやろう。俺の名は『彼岸花 理』だ。超絶面倒臭がりのおっさんだよ」
「そうか…………ならば、死ねええええええええええ!!」
二刀流で向かってくる男。
やれやれ、言っただろう。
俺は面倒臭がりなんだってな。
「フフフ……」
楽しくなって来やがったぜ!!
俺は『世界終焉剣・エクスカイザー』を手に取り、構えた。これはかつてのラスボス『コンスタンティン』の所有していたヤベェ~剣だった。
だが、今は俺のモノ。
「くらえ……」
上段に構え、振り下ろした。
『――――世界終焉剣・エクスカイザー!!!!!!!!!!!!!』
「なっ……なんだこの赤黒い力うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ~~~~~~~!!!!!!!!!!!!」
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パラディンは全員吹き飛び、ぶっ倒れた。
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