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第256話 最強聖女 - フォーチュンの加護を受けし者 -
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決勝戦の最中、あのウェイトレスが『覆面』を脱ぎ捨てた瞬間、ネメシアがかつてないほど驚愕していた。目が飛び出ているぞ……それほどか。いや、確かに俺もあの素顔にはビックリしたけれど!
「てか………………誰?」
俺がそうポツリとつぶやけば、司会が叫んだ。
『お~~~~~~っと! これは意外すぎた!! 今回は出場しないと思われていた……世界最強を欲しいままにした連勝無敗の『聖女』が登場です!!』
「え……まじ?」
「そうみたいですよ、ヘデラさま。あのウェイトレス、つまり『チャンピオン』みたいですよ」
「おいおいおい!! 俺はそんなのと戦っていたのかよ!!」
てか、ネメシアはなんであんなに驚いた?
「おい、ネメシア。この超絶綺麗な銀髪ポニーテールのウェイトレス、知り合いか? めちゃくちゃ美人だし、ぼいんぼいんだけど。てか、ちょっと……いや、だいぶ俺に似てるな!?」
「………………」
しかし、聞いてもネメシアは口をあんぐりさせるだけ。
そんなにショックなのか!? てか、ショック受けすぎだろ。なんか絶望的な顔しているぞ。彼女の中でいったい何が起きたのか……。
こりゃしばらく意識が戻ってこないな――とか思っていたら。
「……………お母さん」
だらんとした声で、ネメシアはそうウェイトレスを呼んだ。
「お母さん……? おい、ネメシア。あの女性まさか……」
『司会である私が紹介しましょう!!
この覆面いえ、ウェイトレスは――『フォルトゥナ』様だあああああ!!!!! 正真正銘の『聖女』であり、偉大な【フォーチュン】の加護を受けし者です!! かつて世界を救った、あの聖女さまです!!」
「なにィ――――――――――!?」
情報量が多すぎる!!!
誰かこの状況を整理できるヤツがいたら、ぜひ頼む!
これ、どういうこと!?
「お久しぶりですね、ネメシア。ずいぶんと大きくなった。ですが、あとでお尻ペンペン3000回です。覚悟しておきなさい」
「いやああああああああああああああああああああッ!!!」
絶叫し、取り乱し、滝の涙を流すネメシア。
あー…あの親しげな感じ、母親ってのは本当らしいな。
「で、あんた……『フォルトゥナ』だっけ。……あれ、なんか、この名前……懐かしいような……いや、そんなわけないか?? ……ま、まあいい。ネメシアとの関係は分かったけど、なんで素顔を晒したんだ」
なんて聞くと、ネメシアの母親は頭を深く下げ――
「……わたくしは『フォルトゥナ』です。どうか、あなたのお名前をお教え戴きたい」
自己紹介をしてきた。……うわ、イメージ通りに礼儀正しい。あれが真の聖女の風格ってヤツか。姿勢も凄くいいし、只者じゃないぞ。って、そりゃそうだけど。
「俺は『ヘデラ』です。あそこで泣きまくってるネメシアとは懇意にさせてもらっています!」
「……なるほど」
――と、フォルトゥナは頷き、なにかを勝手に納得した。
なにを納得したんだ。
「ヘデラ様、あなたはネメシアが好きなんですか」
「え……」
「どうなんですか。はっきり言って欲しいのです」
「いや……好きも何も、彼女のおかげで俺は今がありますから……当然好きです」
「そういう意味の好きではなく、恋とか愛の方です」
こここ恋!? 愛!? ちょ、まて、まてまて。このネメシア母は何をおっしゃっているんだ。いかんでしょ、仮にも母親がそんな発言しちゃあ!
だけど、けれども――ここは正直に気持ちを打ち明けるべきじゃないだろうか。だって、このままだと俺殺されそうだし。
「……お耳をいいですか」
「いいでしょう」
「ネメシアのことは……だ、大好きです」
――と、ネメシアには聞こえないように最小限のボリュームで伝えた。
が、
「ネメシア~~~! このヘデラって娘、あなたが大好きですって~~~!!」
とか大声で言いやがった。
オ~~~~~~~~~~~~~~イ!!!!!!!
「あ、あんた! 何を!!」
むかついて俺は『レンブラント』を投げた。
しかし、手のひらでそれを掴まれ、クシャクシャに丸め込まれ捨てられた。
「ちょ……俺のスキル、紙屑扱いかよ……」
「さて、無駄話はここまでにしましょう。ヘデラ様、あなたを一撃で屠って差し上げます。いえ――わたくしの愛の重さを思い知らせて差し上げます」
「――――え!?」
なんのこっちゃと思っていると――
『奥義!!』
まず……また、あの奥義を!?
『――――覇王龍星拳!!!!!!!!!!』
違う。今度は別の奥義だ!! いくつ奥義あんだよー!!
「くそおおおおおおおおおお!!」
「ヘデラさま、まだ諦めてはなりません!! これを!」
エコ!!
それはネメシアがくれた最後の『SPGミナギール』と『スキルポイントが1つ増える不思議なドリンク』――!!
俺は超特急でそれを服用した。
『…………ぶふぁぁ!!! まずうううううううううううううううう!!!!! うええええええええええええええええええ!! うああああああああああああああ!?』
――なんか様子がヘンだった。
あれ…………おれ。
なんか全身が…………まっくろに。
「にゃ!? ヘデラさま……これはまずい! 私は退避をををを!!!」
【 ―――― 聞こえるか ―――― ではない ―――― 】
え……誰。
【 ―――― 聞こえるか ―――― 思い出せ ―――― 】
あー…前にもこんな事あったな。あれは『おでん』の時の――。
俺は……なんか、力がバキバキにみなぎってきていた。
スキルもひとつ覚えた。
「…………」
「やはり、あなたは……【理】なのですね」
ネメシアの母親がなんと言っているかもうワカラナイ。
トニカク、ブッタオサナキャ――う……まて、意識を持ってかれる。どこに?
――――【コトワリ】――――
「ぐぅ……!!」
気合で意識を引き戻し、俺は向き直った。
「ぁ…………くそ、全身真っ黒……そうか、これがネメシアが前に言っていた『暴走』の正体か……くそがああああああああッ!! こんな不気味なものに俺を取られてたまるかってーの!!!」
今は勝つことだけに集中しろ。
俺だって聖女だ! こんな悪魔みたいなもの屁でもねぇ!
何より、ネメシアの為に勝ちたいんだああああああああああ!!
今この状況なら出来る気がする。
体がそうしろと言っている。だったら、やれよ、俺。栄光を掴むために!!!
『オートスキル【血の煉獄】――――――!!!!!!!!!』
相手の奥義に反応し、それが発動した。
これは『ほーりー☆くろす』――いや、それを上回る火力だ。紅い炎が勝手に燃え盛り、勝手にフォルトゥナの方へ向かっていた。
なんて濃い血の炎、肌に感じる程の猛炎。
なんだ……俺にこんな情熱というか、力があったんだな。なんだか、聖女のイメージとはかけ離れているような気もするけれど、どこか懐かしくて……これが本来の俺であったような気がした。
力を使いすぎて意識が朦朧とする中、
ネメシアの母親が何かを言っていたような――。
『おかえりなさい…………兄様』
――――光と血の炎が会場を包んだ。
あー…………ドウナッタンダ。
「てか………………誰?」
俺がそうポツリとつぶやけば、司会が叫んだ。
『お~~~~~~っと! これは意外すぎた!! 今回は出場しないと思われていた……世界最強を欲しいままにした連勝無敗の『聖女』が登場です!!』
「え……まじ?」
「そうみたいですよ、ヘデラさま。あのウェイトレス、つまり『チャンピオン』みたいですよ」
「おいおいおい!! 俺はそんなのと戦っていたのかよ!!」
てか、ネメシアはなんであんなに驚いた?
「おい、ネメシア。この超絶綺麗な銀髪ポニーテールのウェイトレス、知り合いか? めちゃくちゃ美人だし、ぼいんぼいんだけど。てか、ちょっと……いや、だいぶ俺に似てるな!?」
「………………」
しかし、聞いてもネメシアは口をあんぐりさせるだけ。
そんなにショックなのか!? てか、ショック受けすぎだろ。なんか絶望的な顔しているぞ。彼女の中でいったい何が起きたのか……。
こりゃしばらく意識が戻ってこないな――とか思っていたら。
「……………お母さん」
だらんとした声で、ネメシアはそうウェイトレスを呼んだ。
「お母さん……? おい、ネメシア。あの女性まさか……」
『司会である私が紹介しましょう!!
この覆面いえ、ウェイトレスは――『フォルトゥナ』様だあああああ!!!!! 正真正銘の『聖女』であり、偉大な【フォーチュン】の加護を受けし者です!! かつて世界を救った、あの聖女さまです!!」
「なにィ――――――――――!?」
情報量が多すぎる!!!
誰かこの状況を整理できるヤツがいたら、ぜひ頼む!
これ、どういうこと!?
「お久しぶりですね、ネメシア。ずいぶんと大きくなった。ですが、あとでお尻ペンペン3000回です。覚悟しておきなさい」
「いやああああああああああああああああああああッ!!!」
絶叫し、取り乱し、滝の涙を流すネメシア。
あー…あの親しげな感じ、母親ってのは本当らしいな。
「で、あんた……『フォルトゥナ』だっけ。……あれ、なんか、この名前……懐かしいような……いや、そんなわけないか?? ……ま、まあいい。ネメシアとの関係は分かったけど、なんで素顔を晒したんだ」
なんて聞くと、ネメシアの母親は頭を深く下げ――
「……わたくしは『フォルトゥナ』です。どうか、あなたのお名前をお教え戴きたい」
自己紹介をしてきた。……うわ、イメージ通りに礼儀正しい。あれが真の聖女の風格ってヤツか。姿勢も凄くいいし、只者じゃないぞ。って、そりゃそうだけど。
「俺は『ヘデラ』です。あそこで泣きまくってるネメシアとは懇意にさせてもらっています!」
「……なるほど」
――と、フォルトゥナは頷き、なにかを勝手に納得した。
なにを納得したんだ。
「ヘデラ様、あなたはネメシアが好きなんですか」
「え……」
「どうなんですか。はっきり言って欲しいのです」
「いや……好きも何も、彼女のおかげで俺は今がありますから……当然好きです」
「そういう意味の好きではなく、恋とか愛の方です」
こここ恋!? 愛!? ちょ、まて、まてまて。このネメシア母は何をおっしゃっているんだ。いかんでしょ、仮にも母親がそんな発言しちゃあ!
だけど、けれども――ここは正直に気持ちを打ち明けるべきじゃないだろうか。だって、このままだと俺殺されそうだし。
「……お耳をいいですか」
「いいでしょう」
「ネメシアのことは……だ、大好きです」
――と、ネメシアには聞こえないように最小限のボリュームで伝えた。
が、
「ネメシア~~~! このヘデラって娘、あなたが大好きですって~~~!!」
とか大声で言いやがった。
オ~~~~~~~~~~~~~~イ!!!!!!!
「あ、あんた! 何を!!」
むかついて俺は『レンブラント』を投げた。
しかし、手のひらでそれを掴まれ、クシャクシャに丸め込まれ捨てられた。
「ちょ……俺のスキル、紙屑扱いかよ……」
「さて、無駄話はここまでにしましょう。ヘデラ様、あなたを一撃で屠って差し上げます。いえ――わたくしの愛の重さを思い知らせて差し上げます」
「――――え!?」
なんのこっちゃと思っていると――
『奥義!!』
まず……また、あの奥義を!?
『――――覇王龍星拳!!!!!!!!!!』
違う。今度は別の奥義だ!! いくつ奥義あんだよー!!
「くそおおおおおおおおおお!!」
「ヘデラさま、まだ諦めてはなりません!! これを!」
エコ!!
それはネメシアがくれた最後の『SPGミナギール』と『スキルポイントが1つ増える不思議なドリンク』――!!
俺は超特急でそれを服用した。
『…………ぶふぁぁ!!! まずうううううううううううううううう!!!!! うええええええええええええええええええ!! うああああああああああああああ!?』
――なんか様子がヘンだった。
あれ…………おれ。
なんか全身が…………まっくろに。
「にゃ!? ヘデラさま……これはまずい! 私は退避をををを!!!」
【 ―――― 聞こえるか ―――― ではない ―――― 】
え……誰。
【 ―――― 聞こえるか ―――― 思い出せ ―――― 】
あー…前にもこんな事あったな。あれは『おでん』の時の――。
俺は……なんか、力がバキバキにみなぎってきていた。
スキルもひとつ覚えた。
「…………」
「やはり、あなたは……【理】なのですね」
ネメシアの母親がなんと言っているかもうワカラナイ。
トニカク、ブッタオサナキャ――う……まて、意識を持ってかれる。どこに?
――――【コトワリ】――――
「ぐぅ……!!」
気合で意識を引き戻し、俺は向き直った。
「ぁ…………くそ、全身真っ黒……そうか、これがネメシアが前に言っていた『暴走』の正体か……くそがああああああああッ!! こんな不気味なものに俺を取られてたまるかってーの!!!」
今は勝つことだけに集中しろ。
俺だって聖女だ! こんな悪魔みたいなもの屁でもねぇ!
何より、ネメシアの為に勝ちたいんだああああああああああ!!
今この状況なら出来る気がする。
体がそうしろと言っている。だったら、やれよ、俺。栄光を掴むために!!!
『オートスキル【血の煉獄】――――――!!!!!!!!!』
相手の奥義に反応し、それが発動した。
これは『ほーりー☆くろす』――いや、それを上回る火力だ。紅い炎が勝手に燃え盛り、勝手にフォルトゥナの方へ向かっていた。
なんて濃い血の炎、肌に感じる程の猛炎。
なんだ……俺にこんな情熱というか、力があったんだな。なんだか、聖女のイメージとはかけ離れているような気もするけれど、どこか懐かしくて……これが本来の俺であったような気がした。
力を使いすぎて意識が朦朧とする中、
ネメシアの母親が何かを言っていたような――。
『おかえりなさい…………兄様』
――――光と血の炎が会場を包んだ。
あー…………ドウナッタンダ。
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