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第198話 運命を変える力
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ミザールがリースを襲って……
くそぉぉぉぉぉぉぉ……!!!!!
間に合え!!
あと少しで手が――――――…
…………!
・
・
・
『――――――クク……クハハハハ……!!
フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!』
そ、そんな……!!
「リース!!!」
リースが喰われちまった…………。
『ウォォォォオォォオ!! なんという魔力!!! 素晴らしい力だ!! みなぎるみなぎるぞ……!! ム――――ガ……??』
なっ……
ミザールの様子がおかしい……。
「あ……兄様、これはいったい……」
「サトル、リースさんはどうなったのです!?」
「信じたくはないが、喰われちまった…………くそ!!」
ピキ………ピキピキ…………。
なにかの音がした。
なっ、ミザールの体がヒビ割れていく? なんだ!?
『ウアアアアアアアアアアアア――――――!!!!!!』
ヤツの体がはちきれると、その中から異形の……
「リース……」
全身が真っ黒のリースがいた。
顔はいつもの優しい顔ではない。純粋な悪のエネルギーを感じる。まさか……ミザールの闇に飲まれたというのか!?
いや――リースが取り込んだ?
「お、おい、リ……」
あれ……。
俺…………腕が??
「サトル! あなた、右腕が!!」
「兄様!?」
叫ぶ二人。
「ぐああああああああああああああ――――!!」
「…………・」
まったく見えなかったぞ……どうなってやがる!!
く……右腕が吹っ飛んだ。
「フォル、サイネリア……逃げろ!! リースは、コイツは危険だ!!」
「いやです!!」
「わたしもフォルに同感ですわ」
「いいから逃げろ!!! 死ぬぞ!!」
「…………兄様、そんな……リースは」
「いきますわよ、フォル。これはまずいですわ」
状況を察してくれたサイネリアは、フォルを抱えた。まあ、そうしないと逃げてくれないよな。頼んだぜ。
……よし、行ったか。
「……リース。どうしちまったんだ」
「…………」
リースは答えない。
ただ、虚ろな目で俺を見つめ――それを放った。
『ダークグレイル!!』
想像を絶する闇属性攻撃。
「うああああああああああああああああ!!!」
なんだこの重苦しい闇は……体内から破壊されていくような絶望感さえある。くそっ、なんて息苦しい……やばすぎるぜ……!
「かはっ……」
やべ……リースを傷つけたくはないし、どうすりゃいいか分からん。てか、闇リース強すぎだろう。アレはさしずめ、ダークエルフってところか。
いや、それを超える『カオスエルフ』かもしれないな。
「リース、俺が分からないのか」
「…………」
すると、リースはすっと涙を流し、一歩、また一歩と近づいてきた。
もしかして、少しずつ元に戻ってきて……?
「そうだ、がんばれ! いつもの優しいリースに戻って――――ぶふぉふぁぁ!?!?」
…………お、おいおい。
俺の体貫かれているし……。
リースの腕が貫通していた。そして、心臓をグシャリと破壊され――――
「――――――」
★ ★ ★
ミザールがリースを襲って……
くそぉぉぉぉぉぉ……!!!!!
間に合え!!
あと少しで手が――――――…
…………!
――――って、あれ? この光景、また見たような?
ん??
なんだこの違和感。
って、リースが喰われた…………! そして、ミザールは弾け飛び、その中からカオス化したリースが……あれ、なんで。どうなってる?
そして、俺はまた胸部を貫かれ、心臓をグシャっとされて――――。
★ ★ ★
ミザールがリースを襲って……
くそぉぉぉぉぉぉ……!!!!!
間に合え!!
あと少しで手が――――――…
…………!
――――って、あれ? この光景、また見たような?? まてまて、いくらなんでも記憶に残りすぎてる! 何度目だよ!?
ここを何とかしないと、リースは喰われ、カオス化して……俺は心臓を破壊されてバッドエンドになっちまう!!!
だったら、未来を変えるしかないよな!!!
間に合えええええええええええええええッ!!!!
――――――グシャッ。
心臓がまた破壊された。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もやっても、結果は同じだった……。
困ったな……。
てか、なんで繰り返されているんだ??
――――グシャッ。
――グシャッ。
・
・
・
「いい加減にしろ――――!!!」
「……あ、兄様?」
「あれ……フォル。今はどの場面だ?」
「はい? ……今、ブラックフェンリルを倒したところです。あ、あそこにエルフの家族が――」
あれ、ずっとループしていたよりも前に来た。どういうことだ?
でも助かった。これであの運命を変えられるかもしれない。ということはだ、フォルの行動を変えてみるべきだろう。
「まて」
「え?」
「もうすぐサイネリアがくる。彼女に任せよう。フォルはいてくれ。頼む」
「……で、でも」
「お前じゃなきゃダメなんだ!!」
「はい、分かりました。わたくしは、兄様のおそばに」
良かった……フォルは本当に俺のことを分かってくれる。思わず抱きしめたいが、あとだ。サイネリアが……きた。
「サイネリア! お前はあそこのエルフたちを助けてやってくれ!」
「い、いきなりなんですの? 急ですわね、でも分かりました。では~」
よし、これで運命が変わるはず。
あとはリース。こちらに来ないよう阻止せねば。
「フォル、リースを見つけるんだ。俺と合流しないようにしてくれ! 近くにいるはずだから、見つけ出して遠くへ行くんだ」
「了解です! それでは」
フォルも向かった。
これであとはミザールが――。
『ウォォォオオアアアアアアアアアアアア!!』
きやがった!!
これでもうリースは取り込まれないし、俺が死ぬこともない!!
「ミザール、しつけーぞ」
『フフフフフフ……』
「な、なにがおかしい!!!」
『フハハハハハハ……女神を喰ってやったぞ!!』
「――――は?」
なんだって、女神を喰った?
『いい顔だ、教えてやろう。貴様の仲間のメサイアとか言ったか。ちょうどいたんでな、喰ってしま――――』
「ふざけるなああああああああァ!!!! 覚醒聖槍・ロンゴミニアド!!!」
『そんなクソ槍は効かんなァ!! 俺は女神の力も持っているんだぞ! フハハハハ、カカカカカカカカカ~~~~~!!!!』
バカな!! 俺の槍が効かないだと……!!
『シネエエエエエエエエエエエエエ!!!』
ブシャッっと、心臓を一突きされ――――
★ ★ ★
また戻った。
どうやら、心臓を破壊されると(?)ループするらしい。なるほどね~。もしかしたら、これは【覚醒オートスキル】の効果かもしれないな。
つーか、今度はメサイアかよっ!!!
仕方ねえ、全員なんとかしてやらあああッ!!!
くそぉぉぉぉぉぉぉ……!!!!!
間に合え!!
あと少しで手が――――――…
…………!
・
・
・
『――――――クク……クハハハハ……!!
フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!』
そ、そんな……!!
「リース!!!」
リースが喰われちまった…………。
『ウォォォォオォォオ!! なんという魔力!!! 素晴らしい力だ!! みなぎるみなぎるぞ……!! ム――――ガ……??』
なっ……
ミザールの様子がおかしい……。
「あ……兄様、これはいったい……」
「サトル、リースさんはどうなったのです!?」
「信じたくはないが、喰われちまった…………くそ!!」
ピキ………ピキピキ…………。
なにかの音がした。
なっ、ミザールの体がヒビ割れていく? なんだ!?
『ウアアアアアアアアアアアア――――――!!!!!!』
ヤツの体がはちきれると、その中から異形の……
「リース……」
全身が真っ黒のリースがいた。
顔はいつもの優しい顔ではない。純粋な悪のエネルギーを感じる。まさか……ミザールの闇に飲まれたというのか!?
いや――リースが取り込んだ?
「お、おい、リ……」
あれ……。
俺…………腕が??
「サトル! あなた、右腕が!!」
「兄様!?」
叫ぶ二人。
「ぐああああああああああああああ――――!!」
「…………・」
まったく見えなかったぞ……どうなってやがる!!
く……右腕が吹っ飛んだ。
「フォル、サイネリア……逃げろ!! リースは、コイツは危険だ!!」
「いやです!!」
「わたしもフォルに同感ですわ」
「いいから逃げろ!!! 死ぬぞ!!」
「…………兄様、そんな……リースは」
「いきますわよ、フォル。これはまずいですわ」
状況を察してくれたサイネリアは、フォルを抱えた。まあ、そうしないと逃げてくれないよな。頼んだぜ。
……よし、行ったか。
「……リース。どうしちまったんだ」
「…………」
リースは答えない。
ただ、虚ろな目で俺を見つめ――それを放った。
『ダークグレイル!!』
想像を絶する闇属性攻撃。
「うああああああああああああああああ!!!」
なんだこの重苦しい闇は……体内から破壊されていくような絶望感さえある。くそっ、なんて息苦しい……やばすぎるぜ……!
「かはっ……」
やべ……リースを傷つけたくはないし、どうすりゃいいか分からん。てか、闇リース強すぎだろう。アレはさしずめ、ダークエルフってところか。
いや、それを超える『カオスエルフ』かもしれないな。
「リース、俺が分からないのか」
「…………」
すると、リースはすっと涙を流し、一歩、また一歩と近づいてきた。
もしかして、少しずつ元に戻ってきて……?
「そうだ、がんばれ! いつもの優しいリースに戻って――――ぶふぉふぁぁ!?!?」
…………お、おいおい。
俺の体貫かれているし……。
リースの腕が貫通していた。そして、心臓をグシャリと破壊され――――
「――――――」
★ ★ ★
ミザールがリースを襲って……
くそぉぉぉぉぉぉ……!!!!!
間に合え!!
あと少しで手が――――――…
…………!
――――って、あれ? この光景、また見たような?
ん??
なんだこの違和感。
って、リースが喰われた…………! そして、ミザールは弾け飛び、その中からカオス化したリースが……あれ、なんで。どうなってる?
そして、俺はまた胸部を貫かれ、心臓をグシャっとされて――――。
★ ★ ★
ミザールがリースを襲って……
くそぉぉぉぉぉぉ……!!!!!
間に合え!!
あと少しで手が――――――…
…………!
――――って、あれ? この光景、また見たような?? まてまて、いくらなんでも記憶に残りすぎてる! 何度目だよ!?
ここを何とかしないと、リースは喰われ、カオス化して……俺は心臓を破壊されてバッドエンドになっちまう!!!
だったら、未来を変えるしかないよな!!!
間に合えええええええええええええええッ!!!!
――――――グシャッ。
心臓がまた破壊された。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もやっても、結果は同じだった……。
困ったな……。
てか、なんで繰り返されているんだ??
――――グシャッ。
――グシャッ。
・
・
・
「いい加減にしろ――――!!!」
「……あ、兄様?」
「あれ……フォル。今はどの場面だ?」
「はい? ……今、ブラックフェンリルを倒したところです。あ、あそこにエルフの家族が――」
あれ、ずっとループしていたよりも前に来た。どういうことだ?
でも助かった。これであの運命を変えられるかもしれない。ということはだ、フォルの行動を変えてみるべきだろう。
「まて」
「え?」
「もうすぐサイネリアがくる。彼女に任せよう。フォルはいてくれ。頼む」
「……で、でも」
「お前じゃなきゃダメなんだ!!」
「はい、分かりました。わたくしは、兄様のおそばに」
良かった……フォルは本当に俺のことを分かってくれる。思わず抱きしめたいが、あとだ。サイネリアが……きた。
「サイネリア! お前はあそこのエルフたちを助けてやってくれ!」
「い、いきなりなんですの? 急ですわね、でも分かりました。では~」
よし、これで運命が変わるはず。
あとはリース。こちらに来ないよう阻止せねば。
「フォル、リースを見つけるんだ。俺と合流しないようにしてくれ! 近くにいるはずだから、見つけ出して遠くへ行くんだ」
「了解です! それでは」
フォルも向かった。
これであとはミザールが――。
『ウォォォオオアアアアアアアアアアアア!!』
きやがった!!
これでもうリースは取り込まれないし、俺が死ぬこともない!!
「ミザール、しつけーぞ」
『フフフフフフ……』
「な、なにがおかしい!!!」
『フハハハハハハ……女神を喰ってやったぞ!!』
「――――は?」
なんだって、女神を喰った?
『いい顔だ、教えてやろう。貴様の仲間のメサイアとか言ったか。ちょうどいたんでな、喰ってしま――――』
「ふざけるなああああああああァ!!!! 覚醒聖槍・ロンゴミニアド!!!」
『そんなクソ槍は効かんなァ!! 俺は女神の力も持っているんだぞ! フハハハハ、カカカカカカカカカ~~~~~!!!!』
バカな!! 俺の槍が効かないだと……!!
『シネエエエエエエエエエエエエエ!!!』
ブシャッっと、心臓を一突きされ――――
★ ★ ★
また戻った。
どうやら、心臓を破壊されると(?)ループするらしい。なるほどね~。もしかしたら、これは【覚醒オートスキル】の効果かもしれないな。
つーか、今度はメサイアかよっ!!!
仕方ねえ、全員なんとかしてやらあああッ!!!
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