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第179話 聖者の心
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リースが召喚した黒猫は、俺の方へ歩いてくると肩に乗ってきた。
「――へ」
すると、いきなり――
「あばばばばばばばばばばばばばば――――!!!!!」
「サトルさん!?」
こ、このクソネコ、まさかドレインを!?
俺のSPがほとんど吸い取られた。猫は魔力が満タンになったのか、目を光らせた。なんだ、この猫!?
そう思っていると、
猫はなんと目からビームを……
「……え?」
『ド――――――――――ン!!!!!!!!!!!!!』
レインボービームは瞬く間に敵に、メグレズに命中した。
「うぎゃああああああああああああああああああああああああ!!」
で――【戦闘不能】の文字が。
えぇ……。
「リース。あの黒猫、何なんだよ……!?」
「さ、さあ……あたしにも分かりません」
困惑した表情のリースは、黒猫を大切に抱き上げた。――オイオイ、目からビームを出した化け猫だぞ!? 危険だって……。
「あたし、この子をペット――いえ、家族にします! 名前はそうですね、エコちゃんで」
エコ――そう名付けられた黒猫は、なーぜかジッと俺を見つめていた。俺をエサか何かと勘違いしているのだろうか。てか、こっち見んな。
それにしても、俺のSPを奪いやがって……許せん。
が、リースが耳元で「ごめんなさい」と囁いてくれたので、特別に許した。ついでに、かなり際どい谷間もチラっと見れたし、むしろ、ありがとうクソネコ!
「まあ、メグレズは倒したか。残りは……ドゥーベ、フェクダ、アルカイド&ベネトナシュだっけな」
「サトルくん。気を抜かんようにな」
「心配すんな、ミザール。きっと愛が勝つ」
そう、ここまで順調に進んでいるんだ。
もう、万が一もないだろうし、七剣星の団長も、きっとたいした事ねぇ! そう、俺は段々と気を抜き始めていた。
――――しかし、それがいけなかった。
今でも俺は、その時のことをずっと後悔し続けている。
◆
森をひたすら歩いていると、あるところで何かが山積みになっていた。
「……お、おいおい。こりゃあ」
死体が山積みなっていた。
なんてエグイ光景だ……誰だ。誰の仕業だ。
考えられるとしたら、マグネターかあるは七剣星か。
「こ、この人たち全員、参加者よね、サトル」
「ああ、見覚えのある顔がちらほらいる」
なんて惨い有様。死屍累々とはまさにこのことか。
「フォル」
「……兄様、これは違和感があるような気がするんです」
「違和感?」
「ええ、あれはまるで――」
そうフォルが言いかけたとき、いきなり人影が現れた。奇襲か!
死体に気を取られていると、取り囲むように貴族たちが一斉に攻めてきた。
「くそ、死体はトラップか……!!」
敵は12人。多いが、対応できる数ではある。
「みんな、俺から離れるな――!」
貴族たちが剣やらスキルやらで攻めてくる。おかげで【オートスキル】が発動――終極の業火『アンタレス』が飛び出し、敵を徹底的に燃やし尽くし、戦闘不能にした。
「あぶねーあぶねー」
「サトル、さすがね♪」
メサイアに褒められた。それだけじゃない、抱きつかれた。うれしかね――めちゃくちゃ嬉しかった。
「うーん、なんか手応えがないっていうか……なあ、みんなもそう思うだろう?」
そう問いかけた時には遅かった。
みんなの姿は消えていた。
むしろ、俺は闇の中にひとり取り残されていた。
「え……あれ、俺…………なんで」
『……はじめまして、サトル。あなたと出会えることをずっと楽しみにしてたよ』
「だ、誰だ!? この闇はなんだ!!」
『私はドゥーベ。
七剣星の団長とされているけど、別にそんなことには拘っていない。貴族共は勝手に我らを守護者などと崇めるが、どうだっていい。ただ、裏切ったミザールだけは許せなかったけどね、でも、君とこうして話せたからヤツは特別に、少しの間だけ生かしておいてやろう』
「ドゥーベ……! この闇はお前の仕業か! みんなはどうした!」
『君は洞窟の前でこう言ったよね。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているらしい――と』
「それがどうした!」
「私はずっと君たちを闇より監視していた。だから、君たちの行動も手に取るように分かっていた」
そうして、闇からドゥーベが現れた。
――女!? てっきり男かと……。
「い、意外だったぜ。女だったとはな。で、こっちの行動が分かったていたって? その割にはやられまくっていたような気がするけどな」
「言ったろう。七剣星に拘ってもいなければ、守護者でもないってね。必要なのは儀式と、それに必要な『生贄』だ。君は知ってるかい、星の儀式を」
「知るか! んなことより、戦え! バトルロイヤルはどうした!」
「……もちろん続行さ。これも星の儀式の一環でね。星の決闘大会を開催することが、まず第一条件なのさ。君には分からないだろうけどね」
「ごちゃごちゃうるせーよ! こうなりゃ、てめーを叩き潰す」
「やれやれ、どうせならもっと楽しまないか。エルフは奴隷にし放題、馬鹿な貴族たちを操り放題、こんな愉悦が他にあるだろうか?」
コイツ……!
「そう怒るな冗談だ。私の目的は別でね。ま、とにかく君に暴れられるのは面倒だ。しばらく眠っていてくれないかな」
「させるかあああああッ! 死神王の邪眼!!!」
俺は『死神王の邪眼』を発動し、ドゥーベを視た。
これでヤツを――!
『カオス・マインド』
ドゥーベが何かスキルを使った。
それは邪眼よりも早く効力を発揮し、俺に浸食した。
「か…………!?」
なんだこれは…………心が闇に、蝕まれていく。
「人の心は脆いものさ。見てあげよう、君の……『聖者』の心の中を。そして、最後には優しく壊してあげよう。君の魂を」
ドゥーベが俺の中に入ってくる。
黒い手で俺の心を掴み、奥へ――奥深くへ。
・
・
・
「……ほう、これの聖者の…………なっ!? 馬鹿な……!!
こいつの心はなんだ!? なぜ、女神とエルフと聖女……それと盾女が丸裸なのだ!? なぜ、なぜこんなバカげた光景しか浮かばない!? まったく、清らかでもなければ、邪悪でもない。ただ純粋に女だけを映し出している……」
「よ。ドゥーベ」
「…………! お、お前……どういう思考をしているのだ! これはどういう意味なのだ! 理解に苦しむ!!」
「あ? 別に理解されたいとも思ってねーし。けどな、勝手に人の心を覗き込むんじゃねえよ。土足でズカズカ入ってくるじゃねえ!! ――と、言いたいところだけど、見たいのなら見せてやるよ、ほら遠慮なく見やがれえええええええええええええええええええ!!」
「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
今のドゥーベには、俺とメサイアたちのえっちなシーンしか映っていない。
「やめやめやめろおおおおおおおおおおおおおお!!!! なんだこれはあああ!! こんなの聞いてないぞおおおおおお!!! なぜ、お前と女たちは抱き合って……!
……こここ、これが『聖者の心』なのか!? みんなこんな心を持っているというのか!? ふざけるな!! 私はこんなモノのために研究をしたわけじゃない……! 聖者を超えたのではない!!」
「知らん。で、続きを見るのか」
「もういい! もうたくさんだ!! 貴様というヤツがよく分かったよ……このヘンタイが!!!」
「そうだ、人類はみな何かしらのヘンタイだ」
「黙れ! こうなれば、貴様の心を破壊してやる……砕け散れえええええええッ!!!」
俺の心は握りつぶされ、破壊された……。
「――へ」
すると、いきなり――
「あばばばばばばばばばばばばばば――――!!!!!」
「サトルさん!?」
こ、このクソネコ、まさかドレインを!?
俺のSPがほとんど吸い取られた。猫は魔力が満タンになったのか、目を光らせた。なんだ、この猫!?
そう思っていると、
猫はなんと目からビームを……
「……え?」
『ド――――――――――ン!!!!!!!!!!!!!』
レインボービームは瞬く間に敵に、メグレズに命中した。
「うぎゃああああああああああああああああああああああああ!!」
で――【戦闘不能】の文字が。
えぇ……。
「リース。あの黒猫、何なんだよ……!?」
「さ、さあ……あたしにも分かりません」
困惑した表情のリースは、黒猫を大切に抱き上げた。――オイオイ、目からビームを出した化け猫だぞ!? 危険だって……。
「あたし、この子をペット――いえ、家族にします! 名前はそうですね、エコちゃんで」
エコ――そう名付けられた黒猫は、なーぜかジッと俺を見つめていた。俺をエサか何かと勘違いしているのだろうか。てか、こっち見んな。
それにしても、俺のSPを奪いやがって……許せん。
が、リースが耳元で「ごめんなさい」と囁いてくれたので、特別に許した。ついでに、かなり際どい谷間もチラっと見れたし、むしろ、ありがとうクソネコ!
「まあ、メグレズは倒したか。残りは……ドゥーベ、フェクダ、アルカイド&ベネトナシュだっけな」
「サトルくん。気を抜かんようにな」
「心配すんな、ミザール。きっと愛が勝つ」
そう、ここまで順調に進んでいるんだ。
もう、万が一もないだろうし、七剣星の団長も、きっとたいした事ねぇ! そう、俺は段々と気を抜き始めていた。
――――しかし、それがいけなかった。
今でも俺は、その時のことをずっと後悔し続けている。
◆
森をひたすら歩いていると、あるところで何かが山積みになっていた。
「……お、おいおい。こりゃあ」
死体が山積みなっていた。
なんてエグイ光景だ……誰だ。誰の仕業だ。
考えられるとしたら、マグネターかあるは七剣星か。
「こ、この人たち全員、参加者よね、サトル」
「ああ、見覚えのある顔がちらほらいる」
なんて惨い有様。死屍累々とはまさにこのことか。
「フォル」
「……兄様、これは違和感があるような気がするんです」
「違和感?」
「ええ、あれはまるで――」
そうフォルが言いかけたとき、いきなり人影が現れた。奇襲か!
死体に気を取られていると、取り囲むように貴族たちが一斉に攻めてきた。
「くそ、死体はトラップか……!!」
敵は12人。多いが、対応できる数ではある。
「みんな、俺から離れるな――!」
貴族たちが剣やらスキルやらで攻めてくる。おかげで【オートスキル】が発動――終極の業火『アンタレス』が飛び出し、敵を徹底的に燃やし尽くし、戦闘不能にした。
「あぶねーあぶねー」
「サトル、さすがね♪」
メサイアに褒められた。それだけじゃない、抱きつかれた。うれしかね――めちゃくちゃ嬉しかった。
「うーん、なんか手応えがないっていうか……なあ、みんなもそう思うだろう?」
そう問いかけた時には遅かった。
みんなの姿は消えていた。
むしろ、俺は闇の中にひとり取り残されていた。
「え……あれ、俺…………なんで」
『……はじめまして、サトル。あなたと出会えることをずっと楽しみにしてたよ』
「だ、誰だ!? この闇はなんだ!!」
『私はドゥーベ。
七剣星の団長とされているけど、別にそんなことには拘っていない。貴族共は勝手に我らを守護者などと崇めるが、どうだっていい。ただ、裏切ったミザールだけは許せなかったけどね、でも、君とこうして話せたからヤツは特別に、少しの間だけ生かしておいてやろう』
「ドゥーベ……! この闇はお前の仕業か! みんなはどうした!」
『君は洞窟の前でこう言ったよね。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているらしい――と』
「それがどうした!」
「私はずっと君たちを闇より監視していた。だから、君たちの行動も手に取るように分かっていた」
そうして、闇からドゥーベが現れた。
――女!? てっきり男かと……。
「い、意外だったぜ。女だったとはな。で、こっちの行動が分かったていたって? その割にはやられまくっていたような気がするけどな」
「言ったろう。七剣星に拘ってもいなければ、守護者でもないってね。必要なのは儀式と、それに必要な『生贄』だ。君は知ってるかい、星の儀式を」
「知るか! んなことより、戦え! バトルロイヤルはどうした!」
「……もちろん続行さ。これも星の儀式の一環でね。星の決闘大会を開催することが、まず第一条件なのさ。君には分からないだろうけどね」
「ごちゃごちゃうるせーよ! こうなりゃ、てめーを叩き潰す」
「やれやれ、どうせならもっと楽しまないか。エルフは奴隷にし放題、馬鹿な貴族たちを操り放題、こんな愉悦が他にあるだろうか?」
コイツ……!
「そう怒るな冗談だ。私の目的は別でね。ま、とにかく君に暴れられるのは面倒だ。しばらく眠っていてくれないかな」
「させるかあああああッ! 死神王の邪眼!!!」
俺は『死神王の邪眼』を発動し、ドゥーベを視た。
これでヤツを――!
『カオス・マインド』
ドゥーベが何かスキルを使った。
それは邪眼よりも早く効力を発揮し、俺に浸食した。
「か…………!?」
なんだこれは…………心が闇に、蝕まれていく。
「人の心は脆いものさ。見てあげよう、君の……『聖者』の心の中を。そして、最後には優しく壊してあげよう。君の魂を」
ドゥーベが俺の中に入ってくる。
黒い手で俺の心を掴み、奥へ――奥深くへ。
・
・
・
「……ほう、これの聖者の…………なっ!? 馬鹿な……!!
こいつの心はなんだ!? なぜ、女神とエルフと聖女……それと盾女が丸裸なのだ!? なぜ、なぜこんなバカげた光景しか浮かばない!? まったく、清らかでもなければ、邪悪でもない。ただ純粋に女だけを映し出している……」
「よ。ドゥーベ」
「…………! お、お前……どういう思考をしているのだ! これはどういう意味なのだ! 理解に苦しむ!!」
「あ? 別に理解されたいとも思ってねーし。けどな、勝手に人の心を覗き込むんじゃねえよ。土足でズカズカ入ってくるじゃねえ!! ――と、言いたいところだけど、見たいのなら見せてやるよ、ほら遠慮なく見やがれえええええええええええええええええええ!!」
「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
今のドゥーベには、俺とメサイアたちのえっちなシーンしか映っていない。
「やめやめやめろおおおおおおおおおおおおおお!!!! なんだこれはあああ!! こんなの聞いてないぞおおおおおお!!! なぜ、お前と女たちは抱き合って……!
……こここ、これが『聖者の心』なのか!? みんなこんな心を持っているというのか!? ふざけるな!! 私はこんなモノのために研究をしたわけじゃない……! 聖者を超えたのではない!!」
「知らん。で、続きを見るのか」
「もういい! もうたくさんだ!! 貴様というヤツがよく分かったよ……このヘンタイが!!!」
「そうだ、人類はみな何かしらのヘンタイだ」
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