147 / 430
第147話 大聖戦③ - 聖地・コンスタンティン -
しおりを挟む
全聖地、ほぼ全ての【円卓の騎士】が集結した。
その規模――300万はくだらない。
見渡せど、人、人、人。
人間だらけ。
俺は、空から見渡しているから、余計にその足のすくむような人の波に、ただただ圧倒されるばかりだった。……マジですげぇよ。
「アーサー王! 我ら全聖地、あなたと共に!! どうかご命じ下され!」
集う騎士たちを前に、アーサーは、
「みんな、一緒に戦ってくれ!!」
「「「「「おおおぉぉぉぉぉぉ――――――――――!!!!!!」」」」」
300万人が一斉に『円』となり、
コンスタンティン軍を逃がすまいと、押し寄せた。
ようは『◎』って感じだな。
中の円がコンスタンティン軍で、周りの囲っている円が俺たちだ。
俺は、その隙にアーサーの元へ。
「アーサー!」
「サトルさん! こちらはお任せください! 僕たちが請け負いますから……ですから、サトルさんはコンスタンティン王を!」
「分かった! 俺たちは、【聖地・コンスタンティン】へ向かう。直接乗り込んで、王を叩く!」
「ええ。その前に先ほど『テラボンバー』ギルドから有力な情報を戴きました」
「なんだって!?」
「彼らによると、裏切者がいたようです。気を付けて、誰が裏切っているか分かりませんから!」
「……やっぱりか。そんな気はしたんだよな。ま、直接乗り込めば分かるだろ」
「はい、お気をつけて」
あとは、メサイアたちを。
……どこだ…………人が多すぎて。
まて、ここで『千里眼』の出番だ。
いた!!
俺は、激戦の合間を潜り抜け、全力で向かった。
「……よし。到着っと」
「サトル! よかった……飛び出して行ったときは、どうなるかと……」
「すまん、心配せたな」
「あたりまえじゃない……!」
メサイアは、抱きついてきた。
……いや、リースもフォルも、ベルもだ。
俺は……
「みんな、本当にすまない。でも、もう直ぐだ。
これから【聖地・コンスタンティン】へ乗り込む!! この戦闘は【円卓の騎士】たちに任せて、俺たちは向かうぞ」
「分かった。これで最後の戦いってことね」
「そうだ。メサイア。この戦い、もう終わりは近い」
俺たちは――この大聖戦の激突の隙に、
【聖地・コンスタンティン】へ向かった。
◆
【 聖地・コンスタンティン 】
久しぶりにこの聖地へ入った。
思えば、『聖地巡礼』以来だろう。
街並みがそのままだった。当然といえば当然だけど。
「変わりは……いや、あるな」
「ええ、静かすぎるわね。まるで人の気配がない」
メサイアの言う通り、人の気配もなければ――兵の姿もない。
どうやら、残るは『王』だけらしい。
そうだな、あんな大規模な戦争が起きたんだ。みんな疎開するわな。
このまま王のいる『城』へと向かった。
その道中もびっくりすくらい兵と遭遇しなかった。
これではまるで誘い込まれているような――ま、まさかな。
罠か?
そう思ったのも束の間――
『ゴ――――――』と、結界が広がった。
「これは……なんだ?」
「兄様。これ、グロリアスサンクチュアリより強力なヤツですよ!」
「なっ……。そうか、俺たちを逃がさないってわけだ」
そのまま『城』まで来いって意思表示に違いない。
いいぜ、コンスタンティン!
「いくぞ! どのみち、戦いは避けられん」
走って城を目指した。
長い長い道を走り続け――
・
・
・
やっと城の前へ。
「でかいな……」
「サトルさん。このお城、すごく嫌な感じがします」
リースは恐怖で顔がひきつっていた。
ああ……ここは混沌に満ちている。
「みんな、準備はいいか」
みんな、静かに頷く。
覚悟は出来たようだ。
◆
【 王の間 】
王座に堂々と構える老体。
白髭を優雅にさすり、俺たちを殺意の波動で睨む。
なんてプレッシャーだ。
あの時の光景が目に浮かぶ。
「くっ……」
けど、
あの時はやられたが、今度は負けねえ!!!
「理くん。あれ!」
ベルが指さす。
「え……おい、お前……!」
王の前に、ひとりの男が立ちはだかった。
あれは見覚えのある顔だぞ。
そうか……『裏切者』は、お前だったのか――――――!!
「村雨……! どうしてだ!」
「どうして? それは全て兄の『ぽむぽむ』が悪いんだ……」
「ぽむぽむが?」
「そうだ、アイツはふざけた名前をしているクセに、俺の兄だ。しかも、強く、誰からも頼られ、好かれ、慕われている!!」
「そんな事で裏切ったのか!!」
「そんな事だと!? アイツはな……俺のエイルすらも取ったんだぞ!!!!!」
エイル――ギルド『サンフラワー』に所属しているあの女の子か。確かに、ぽむぽむとは良い雰囲気だったな。
「だからって、ぽむぽむを……みんなを裏切るなんて!!」
「うるせぇ!! 俺はやりたいようにやる……! これは、俺を理解しないクズ共への復讐だ!!」
……コイツ。
あの目つきは本気だ。
「そうか、なら仕方ない。それにお前の裏切りのせいで、俺はヒデェ目に合った……。だから、ぶっ倒す!!」
「ククククク……。やれるもんならやって――――――――」
俺は、瞬間的に移動し――村雨の顔面をブン殴った。
「なっ……がああああああああああああああああああああ!!」
ゴロゴロ転げまわって、村雨は倒れた。
「か……かはっ……。な……なぜだ……。王よ、俺に聖者に匹敵する『力』を与えてくださったのでは……!?」
だが、王は……村雨を見すらしない。
俺だけを睨んでいた。
「おろかな情報屋よ。貴様の役目はとうに終わったのだ。
あとは我がいれば十分ということ。最初から貴様の力に期待などしておらぬ。所詮、貴様は有益な情報を握っていただけの道化よ」
――その言葉に、村雨は絶望した。
悔しそうに涙を流していた。
……同情はできないな。
「待たせたな、コンスタンティン」
「よい。先ほどは余興にすぎぬ。――しかし、よくぞ我の策を見破ったな。本来であれば、我が『聖地・モードレッド』へ直接向かうはずだった」
――そうさ、そのせいで俺は一度死にかけた。
けど、メサイアの【女神のネックレス】に付与したループスキル【インフィニティ・オーディール】のおかげで助かったのさ。そんな事は、口が裂けても言えないけどな。
「こっちには、幸運に恵まれた……最高の聖女がいるからな」
俺は、もっともらしく理由をつけておいた。
「あ、兄様……! それでは、わたくしが狙われませんか!?」
「大丈夫。アイツは、俺にしか興味ないらしい」
「……ふむ。まあよい」
コンスタンティンは立ち上がる。
マントをゆっくりと外し、咳払いすると――
「勝負は決した」
「ごばあぁぁぁ!?」
――――か…………まて、なんだ…………。
お、おれ……
「サトル!! そんな!!」
「あ、兄様!!」
「サトルさん!!」
「理くん……目が……!!」
あ…………おれ、視界が……まっくらだ……。
なにが起きて……
―――――グシャア。そんな嫌な音がした。
ああ――俺、両目を、眼球を奪われ、潰されたのか……。
「ぐ――――――!」
遠くへ突き飛ばされ、俺は倒れた。
……また、負けるのか。
ふざけるな……!
俺はもう負けるわけには……
ん…………
なんだこの感触。
ポケットに……、以前、ガチャで手に入れた……
【 封印されし者の邪眼 】
……あぁ。まさか、このヌメヌメが役に立つ日がくるとはな。
その規模――300万はくだらない。
見渡せど、人、人、人。
人間だらけ。
俺は、空から見渡しているから、余計にその足のすくむような人の波に、ただただ圧倒されるばかりだった。……マジですげぇよ。
「アーサー王! 我ら全聖地、あなたと共に!! どうかご命じ下され!」
集う騎士たちを前に、アーサーは、
「みんな、一緒に戦ってくれ!!」
「「「「「おおおぉぉぉぉぉぉ――――――――――!!!!!!」」」」」
300万人が一斉に『円』となり、
コンスタンティン軍を逃がすまいと、押し寄せた。
ようは『◎』って感じだな。
中の円がコンスタンティン軍で、周りの囲っている円が俺たちだ。
俺は、その隙にアーサーの元へ。
「アーサー!」
「サトルさん! こちらはお任せください! 僕たちが請け負いますから……ですから、サトルさんはコンスタンティン王を!」
「分かった! 俺たちは、【聖地・コンスタンティン】へ向かう。直接乗り込んで、王を叩く!」
「ええ。その前に先ほど『テラボンバー』ギルドから有力な情報を戴きました」
「なんだって!?」
「彼らによると、裏切者がいたようです。気を付けて、誰が裏切っているか分かりませんから!」
「……やっぱりか。そんな気はしたんだよな。ま、直接乗り込めば分かるだろ」
「はい、お気をつけて」
あとは、メサイアたちを。
……どこだ…………人が多すぎて。
まて、ここで『千里眼』の出番だ。
いた!!
俺は、激戦の合間を潜り抜け、全力で向かった。
「……よし。到着っと」
「サトル! よかった……飛び出して行ったときは、どうなるかと……」
「すまん、心配せたな」
「あたりまえじゃない……!」
メサイアは、抱きついてきた。
……いや、リースもフォルも、ベルもだ。
俺は……
「みんな、本当にすまない。でも、もう直ぐだ。
これから【聖地・コンスタンティン】へ乗り込む!! この戦闘は【円卓の騎士】たちに任せて、俺たちは向かうぞ」
「分かった。これで最後の戦いってことね」
「そうだ。メサイア。この戦い、もう終わりは近い」
俺たちは――この大聖戦の激突の隙に、
【聖地・コンスタンティン】へ向かった。
◆
【 聖地・コンスタンティン 】
久しぶりにこの聖地へ入った。
思えば、『聖地巡礼』以来だろう。
街並みがそのままだった。当然といえば当然だけど。
「変わりは……いや、あるな」
「ええ、静かすぎるわね。まるで人の気配がない」
メサイアの言う通り、人の気配もなければ――兵の姿もない。
どうやら、残るは『王』だけらしい。
そうだな、あんな大規模な戦争が起きたんだ。みんな疎開するわな。
このまま王のいる『城』へと向かった。
その道中もびっくりすくらい兵と遭遇しなかった。
これではまるで誘い込まれているような――ま、まさかな。
罠か?
そう思ったのも束の間――
『ゴ――――――』と、結界が広がった。
「これは……なんだ?」
「兄様。これ、グロリアスサンクチュアリより強力なヤツですよ!」
「なっ……。そうか、俺たちを逃がさないってわけだ」
そのまま『城』まで来いって意思表示に違いない。
いいぜ、コンスタンティン!
「いくぞ! どのみち、戦いは避けられん」
走って城を目指した。
長い長い道を走り続け――
・
・
・
やっと城の前へ。
「でかいな……」
「サトルさん。このお城、すごく嫌な感じがします」
リースは恐怖で顔がひきつっていた。
ああ……ここは混沌に満ちている。
「みんな、準備はいいか」
みんな、静かに頷く。
覚悟は出来たようだ。
◆
【 王の間 】
王座に堂々と構える老体。
白髭を優雅にさすり、俺たちを殺意の波動で睨む。
なんてプレッシャーだ。
あの時の光景が目に浮かぶ。
「くっ……」
けど、
あの時はやられたが、今度は負けねえ!!!
「理くん。あれ!」
ベルが指さす。
「え……おい、お前……!」
王の前に、ひとりの男が立ちはだかった。
あれは見覚えのある顔だぞ。
そうか……『裏切者』は、お前だったのか――――――!!
「村雨……! どうしてだ!」
「どうして? それは全て兄の『ぽむぽむ』が悪いんだ……」
「ぽむぽむが?」
「そうだ、アイツはふざけた名前をしているクセに、俺の兄だ。しかも、強く、誰からも頼られ、好かれ、慕われている!!」
「そんな事で裏切ったのか!!」
「そんな事だと!? アイツはな……俺のエイルすらも取ったんだぞ!!!!!」
エイル――ギルド『サンフラワー』に所属しているあの女の子か。確かに、ぽむぽむとは良い雰囲気だったな。
「だからって、ぽむぽむを……みんなを裏切るなんて!!」
「うるせぇ!! 俺はやりたいようにやる……! これは、俺を理解しないクズ共への復讐だ!!」
……コイツ。
あの目つきは本気だ。
「そうか、なら仕方ない。それにお前の裏切りのせいで、俺はヒデェ目に合った……。だから、ぶっ倒す!!」
「ククククク……。やれるもんならやって――――――――」
俺は、瞬間的に移動し――村雨の顔面をブン殴った。
「なっ……がああああああああああああああああああああ!!」
ゴロゴロ転げまわって、村雨は倒れた。
「か……かはっ……。な……なぜだ……。王よ、俺に聖者に匹敵する『力』を与えてくださったのでは……!?」
だが、王は……村雨を見すらしない。
俺だけを睨んでいた。
「おろかな情報屋よ。貴様の役目はとうに終わったのだ。
あとは我がいれば十分ということ。最初から貴様の力に期待などしておらぬ。所詮、貴様は有益な情報を握っていただけの道化よ」
――その言葉に、村雨は絶望した。
悔しそうに涙を流していた。
……同情はできないな。
「待たせたな、コンスタンティン」
「よい。先ほどは余興にすぎぬ。――しかし、よくぞ我の策を見破ったな。本来であれば、我が『聖地・モードレッド』へ直接向かうはずだった」
――そうさ、そのせいで俺は一度死にかけた。
けど、メサイアの【女神のネックレス】に付与したループスキル【インフィニティ・オーディール】のおかげで助かったのさ。そんな事は、口が裂けても言えないけどな。
「こっちには、幸運に恵まれた……最高の聖女がいるからな」
俺は、もっともらしく理由をつけておいた。
「あ、兄様……! それでは、わたくしが狙われませんか!?」
「大丈夫。アイツは、俺にしか興味ないらしい」
「……ふむ。まあよい」
コンスタンティンは立ち上がる。
マントをゆっくりと外し、咳払いすると――
「勝負は決した」
「ごばあぁぁぁ!?」
――――か…………まて、なんだ…………。
お、おれ……
「サトル!! そんな!!」
「あ、兄様!!」
「サトルさん!!」
「理くん……目が……!!」
あ…………おれ、視界が……まっくらだ……。
なにが起きて……
―――――グシャア。そんな嫌な音がした。
ああ――俺、両目を、眼球を奪われ、潰されたのか……。
「ぐ――――――!」
遠くへ突き飛ばされ、俺は倒れた。
……また、負けるのか。
ふざけるな……!
俺はもう負けるわけには……
ん…………
なんだこの感触。
ポケットに……、以前、ガチャで手に入れた……
【 封印されし者の邪眼 】
……あぁ。まさか、このヌメヌメが役に立つ日がくるとはな。
0
お気に入りに追加
1,251
あなたにおすすめの小説
無限初回ログインボーナスを貰い続けて三年 ~辺境伯となり辺境領地生活~
桜井正宗
ファンタジー
元恋人に騙され、捨てられたケイオス帝国出身の少年・アビスは絶望していた。資産を奪われ、何もかも失ったからだ。
仕方なく、冒険者を志すが道半ばで死にかける。そこで大聖女のローザと出会う。幼少の頃、彼女から『無限初回ログインボーナス』を授かっていた事実が発覚。アビスは、三年間もの間に多くのログインボーナスを受け取っていた。今まで気づかず生活を送っていたのだ。
気づけばSSS級の武具アイテムであふれかえっていた。最強となったアビスは、アイテムの受け取りを拒絶――!?
無人島Lv.9999 無人島開発スキルで最強の島国を作り上げてスローライフ
桜井正宗
ファンタジー
帝国の第三皇子・ラスティは“無能”を宣告されドヴォルザーク帝国を追放される。しかし皇子が消えた途端、帝国がなぜか不思議な力によって破滅の道へ進む。周辺国や全世界を巻き込み次々と崩壊していく。
ラスティは“謎の声”により無人島へ飛ばされ定住。これまた不思議な能力【無人島開発】で無人島のレベルをアップ。世界最強の国に変えていく。その噂が広がると世界の国々から同盟要請や援助が殺到するも、もう遅かった。ラスティは、信頼できる仲間を手に入れていたのだ。彼らと共にスローライフを送るのであった。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
ゴミアイテムを変換して無限レベルアップ!
桜井正宗
ファンタジー
辺境の村出身のレイジは文字通り、ゴミ製造スキルしか持っておらず馬鹿にされていた。少しでも強くなろうと帝国兵に志願。お前のような無能は雑兵なら雇ってやると言われ、レイジは日々努力した。
そんな努力もついに報われる日が。
ゴミ製造スキルが【経験値製造スキル】となっていたのだ。
日々、優秀な帝国兵が倒したモンスターのドロップアイテムを廃棄所に捨てていく。それを拾って【経験値クリスタル】へ変換して経験値を獲得。レベルアップ出来る事を知ったレイジは、この漁夫の利を使い、一気にレベルアップしていく。
仲間に加えた聖女とメイドと共にレベルを上げていくと、経験値テーブルすら操れるようになっていた。その力を使い、やがてレイジは帝国最強の皇剣となり、王の座につく――。
※HOTランキング1位ありがとうございます!
※ファンタジー7位ありがとうございます!
とあるオタが勇者召喚に巻き込まれた件~イレギュラーバグチートスキルで異世界漫遊~
剣伎 竜星
ファンタジー
仕事の修羅場を乗り越えて、徹夜明けもなんのその、年2回ある有○の戦場を駆けた夏。長期休暇を取得し、自宅に引きこもって戦利品を堪能すべく、帰宅の途上で食材を購入して後はただ帰るだけだった。しかし、学生4人組とすれ違ったと思ったら、俺はスマホの電波が届かない中世ヨーロッパと思しき建築物の複雑な幾何学模様の上にいた。学生4人組とともに。やってきた召喚者と思しき王女様達の魔族侵略の話を聞いて、俺は察した。これあかん系異世界勇者召喚だと。しかも、どうやら肝心の勇者は学生4人組みの方で俺は巻き込まれた一般人らしい。【鑑定】や【空間収納】といった鉄板スキルを保有して、とんでもないバグと思えるチートスキルいるが、違うらしい。そして、安定の「元の世界に帰る方法」は不明→絶望的な難易度。勇者系の称号がないとわかると王女達は掌返しをして俺を奴隷扱いするのは必至。1人を除いて学生共も俺を馬鹿にしだしたので俺は迷惑料を(強制的に)もらって早々に国を脱出し、この異世界をチートスキルを駆使して漫遊することにした。※10話前後までスタート地点の王城での話になります。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる