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第132話 モンスタレースの不正を暴き出せ!
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俺は、女神であるメサイアを羽交い絞めにした。
なぜこんな状況になっているかといえば、メサイアのなけなしの『130プル』を奪おうとしたら、逃げたからである。しかも、抵抗しまくりやがって……! 俺の顔に爪痕が(泣)
全財産の『130プル』を取ろうとすれば、自身の胸の谷間に押し込みやがった!! なんてヤツだ!!
さすがの俺でも、メサイアの胸に手を突っ込むなんてマネはできない。つーか、ベルとリースのいる前では100%無理だ。なので――
「ベル! メサイアのパッド入りの胸に挟まっている『130プル』を取ってくれ! 取ってくれたら、なんでも言うこと聞いてやる!」
「ほんと!? うん、最高の条件だね。それならいいよ。ごめんね、シア……そういうことだから」
「ベルの裏切者~~!! てか、パッド言うな! 私の胸は普通にあるわ! ねえ、リースは私を助けてくれるわよね!?」
「耳を貸すな、リース! いいか、そのまま静観していてくれ。そうしたら、今度、お父さんに挨拶しに行く!」
「わかりました!!!」
リースは俺の手に落ちた。
「リースぅ~~~~~~~~~~!!」
四面楚歌に陥ったメサイア。あ、ちょっと泣いてる。
ふふ……だがな、これでお前の味方をする者は誰もいなくなったぞ!!
「いけ、ベル!」
「はいさ~」
「いやぁぁぁぁぁぁあ――――――――――!!!!!!」
・
・
・
なけなしの『130プル』を手に入れた!!<チャリーン
……さて、この金の使い道は決まっている。
ヤツ……ホテルのオーナー『イゾルデ』の不正を暴くには、確かな証拠が必要だ。だから、俺は『千里眼』で視た。
その『ビジョン』はこうだった――
イゾルデが誰かに依頼して、レース場では通常不可能なモンスターの移動速度を上げてもらっていたのだ。そうすることで、客から金を巻き上げまくっていたのだ。
詐欺じゃねーか!!
許せん。
善良な人々を騙し、己の私腹を肥やし……そして、あろうことか俺の大切なフォルを奪いやがったんだ。あの女狐め!!
だが、この『ビジョン』を皆にどう伝えるべきか、それが難題だったが……
女神はいつだって俺の味方だ。
……ま、本人は気付いていないみたいだけど。
この『130プル』があれば……まだ【最終レース】には参加できる。
そこで俺は、ヤツ等の不正を暴露する。
そうすれば、レース参加者は激怒し、返金を求めて大混乱するだろう。
「リースは、最終レースの情報を集めてきてくれ。ベル、お前はモンスターの移動速度を上げている誰かを探してくれ。場所はゴニョゴニョっと」
「はいよー。そこだね。分かった」
さて、あとはメサイアだが――
「………………」
あぁ……めっちゃ落ち込んでるな。
あんな豆粒のように縮こまって……むぅ。どう声をかけたものか。
このままも何だかな。
「メサイア……その、すまなかったな。お前の大事な『130プル』を奪っちまって……。悪気はなかったんだ。これも、フォルを取り戻すためだ。協力してくれるよな?」
「当たり前でしょ」
体を起こし、メサイアは空を仰ぐ。
どこか遠くを見つめ、
「サトル……あのイゾルデってやつ、やるなら徹底的にボコりましょ! ぎゃふんと言わせるの! その為なら、ジュース代にしかならない『130プル』なんか惜しくはないわ」
「ああ、それでこそだ。だからな、メサイア……女神専用スキルの出番だ。確か、モンスターとかの正体を暴く……鑑定スキル的なのあったよな?」
「ああ! それね、あんまり役に立たないと思って、取るかすっごく悩んだんだけどね。でもスキルポイントがアホみたいにあったから、ほとんど取っちゃった。
……うん、取ってある。スキルの名は『ヴァールハイト』。効果は『種族問わず、対象の正体を暴くことが出来る。また、支援・補助・異常など掛かっている【状態】をサーチ、強制表示する。対象の【状態】だけ表示することも可能。パーティ・ギルド間での情報共有も出来る。また任意で、全体へ情報公開も出来る』ね」
まじか……!
「メサイア……抱きしめていいか……」
「ひゃっ!? もういきなり抱きついているじゃないっ……。もう……。
でもそうね、私もフォルを助けたい」
「行こう。イゾルデの不正を皆に知らしめるんだ!」
いざ、モンスタレース会場へ……!
そうそう、モンスターレース会場へ入るには入場料が『10プル』掛かるのだ。これは、ひとり『10プル』なので、俺、メサイア、ベル、リースで『40プル』必要となる。
が……世間的には、リースは子供にしか見えないらしく……『入場料無料』だった。さっきもそうだったけどな。幸い、リースは気にしていないようだ。ま……本人がいいなら、いっか。
なので、『30プル』を支払い……
残り『100プル』……なんとレースに投資できるギリギリの額だった。
「よし、ベルは行動開始したな。リースも情報収集へ行った。レース開始まではもう少しだけ時間がある。最終レースだから早くしてくれよ~…!」
「情報収集完了しました!」
リースがもう戻って来た。
「はやっ!!!」
「えへへ……本気だしちゃいました。もう全て把握済みですよ♪」
行動開始3分で終わった。ラーメンかよ。
「で、どんな感じなんだ?」
「はい。えっとですね――」
一番人気:世界一素早いゴブリン
二番人気:エレクトロスパイダー
三番人気:ジャスティス
四番人気:ギルドから追放されし勇者・ケイ
五番人気:獣人・ドドド
六番人気:【食べられたため棄権】
――ふむふむ。
って、六番人気、食われとる――――――――――!?
「六番人気にいったい何があったんだ……」
「さ、さあ……」
どうやらこの五名(?)で最終レース開始のようだ。
ふむ……名前からして一番人気が固そうだが……。
俺の『千里眼』によれば――なるほどね。
一番人気が固いが、どうやら……まったく人気のない、明らかに鈍足っぽい五番『獣人・ドドド』に【速度増加】が掛かるようだ。やっぱりそう来るのか。
リースから聞くところによれば、ほぼ九割の人間が一番人気に高額投資しているという。そりゃそうだよな……【最終レース】でしかも分かりやすい名前の『世界一素早いゴブリン』ときたものだ。狙いすぎだが、人間つーのは、シンプルに分かりやすいヤツを選びたがる傾向にあるものだ。
それじゃ、俺は適当に『ギルドから追放されし勇者・ケイ』にでも『100プル』を賭けておくか。特に理由はないけどな!
尚、俺は別に勝つ必要はない。
ただ一般客と同じようにレースを見守っていればいい……その時が来るまで。
『ぱぱぱぱぱぱ~~~~~~ん♪』
おっと、ファンファーレだ。
いよいよレースが始まる。
ヤツの――イゾルデの不正をここで……
ぶちまけてやる。
なぜこんな状況になっているかといえば、メサイアのなけなしの『130プル』を奪おうとしたら、逃げたからである。しかも、抵抗しまくりやがって……! 俺の顔に爪痕が(泣)
全財産の『130プル』を取ろうとすれば、自身の胸の谷間に押し込みやがった!! なんてヤツだ!!
さすがの俺でも、メサイアの胸に手を突っ込むなんてマネはできない。つーか、ベルとリースのいる前では100%無理だ。なので――
「ベル! メサイアのパッド入りの胸に挟まっている『130プル』を取ってくれ! 取ってくれたら、なんでも言うこと聞いてやる!」
「ほんと!? うん、最高の条件だね。それならいいよ。ごめんね、シア……そういうことだから」
「ベルの裏切者~~!! てか、パッド言うな! 私の胸は普通にあるわ! ねえ、リースは私を助けてくれるわよね!?」
「耳を貸すな、リース! いいか、そのまま静観していてくれ。そうしたら、今度、お父さんに挨拶しに行く!」
「わかりました!!!」
リースは俺の手に落ちた。
「リースぅ~~~~~~~~~~!!」
四面楚歌に陥ったメサイア。あ、ちょっと泣いてる。
ふふ……だがな、これでお前の味方をする者は誰もいなくなったぞ!!
「いけ、ベル!」
「はいさ~」
「いやぁぁぁぁぁぁあ――――――――――!!!!!!」
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なけなしの『130プル』を手に入れた!!<チャリーン
……さて、この金の使い道は決まっている。
ヤツ……ホテルのオーナー『イゾルデ』の不正を暴くには、確かな証拠が必要だ。だから、俺は『千里眼』で視た。
その『ビジョン』はこうだった――
イゾルデが誰かに依頼して、レース場では通常不可能なモンスターの移動速度を上げてもらっていたのだ。そうすることで、客から金を巻き上げまくっていたのだ。
詐欺じゃねーか!!
許せん。
善良な人々を騙し、己の私腹を肥やし……そして、あろうことか俺の大切なフォルを奪いやがったんだ。あの女狐め!!
だが、この『ビジョン』を皆にどう伝えるべきか、それが難題だったが……
女神はいつだって俺の味方だ。
……ま、本人は気付いていないみたいだけど。
この『130プル』があれば……まだ【最終レース】には参加できる。
そこで俺は、ヤツ等の不正を暴露する。
そうすれば、レース参加者は激怒し、返金を求めて大混乱するだろう。
「リースは、最終レースの情報を集めてきてくれ。ベル、お前はモンスターの移動速度を上げている誰かを探してくれ。場所はゴニョゴニョっと」
「はいよー。そこだね。分かった」
さて、あとはメサイアだが――
「………………」
あぁ……めっちゃ落ち込んでるな。
あんな豆粒のように縮こまって……むぅ。どう声をかけたものか。
このままも何だかな。
「メサイア……その、すまなかったな。お前の大事な『130プル』を奪っちまって……。悪気はなかったんだ。これも、フォルを取り戻すためだ。協力してくれるよな?」
「当たり前でしょ」
体を起こし、メサイアは空を仰ぐ。
どこか遠くを見つめ、
「サトル……あのイゾルデってやつ、やるなら徹底的にボコりましょ! ぎゃふんと言わせるの! その為なら、ジュース代にしかならない『130プル』なんか惜しくはないわ」
「ああ、それでこそだ。だからな、メサイア……女神専用スキルの出番だ。確か、モンスターとかの正体を暴く……鑑定スキル的なのあったよな?」
「ああ! それね、あんまり役に立たないと思って、取るかすっごく悩んだんだけどね。でもスキルポイントがアホみたいにあったから、ほとんど取っちゃった。
……うん、取ってある。スキルの名は『ヴァールハイト』。効果は『種族問わず、対象の正体を暴くことが出来る。また、支援・補助・異常など掛かっている【状態】をサーチ、強制表示する。対象の【状態】だけ表示することも可能。パーティ・ギルド間での情報共有も出来る。また任意で、全体へ情報公開も出来る』ね」
まじか……!
「メサイア……抱きしめていいか……」
「ひゃっ!? もういきなり抱きついているじゃないっ……。もう……。
でもそうね、私もフォルを助けたい」
「行こう。イゾルデの不正を皆に知らしめるんだ!」
いざ、モンスタレース会場へ……!
そうそう、モンスターレース会場へ入るには入場料が『10プル』掛かるのだ。これは、ひとり『10プル』なので、俺、メサイア、ベル、リースで『40プル』必要となる。
が……世間的には、リースは子供にしか見えないらしく……『入場料無料』だった。さっきもそうだったけどな。幸い、リースは気にしていないようだ。ま……本人がいいなら、いっか。
なので、『30プル』を支払い……
残り『100プル』……なんとレースに投資できるギリギリの額だった。
「よし、ベルは行動開始したな。リースも情報収集へ行った。レース開始まではもう少しだけ時間がある。最終レースだから早くしてくれよ~…!」
「情報収集完了しました!」
リースがもう戻って来た。
「はやっ!!!」
「えへへ……本気だしちゃいました。もう全て把握済みですよ♪」
行動開始3分で終わった。ラーメンかよ。
「で、どんな感じなんだ?」
「はい。えっとですね――」
一番人気:世界一素早いゴブリン
二番人気:エレクトロスパイダー
三番人気:ジャスティス
四番人気:ギルドから追放されし勇者・ケイ
五番人気:獣人・ドドド
六番人気:【食べられたため棄権】
――ふむふむ。
って、六番人気、食われとる――――――――――!?
「六番人気にいったい何があったんだ……」
「さ、さあ……」
どうやらこの五名(?)で最終レース開始のようだ。
ふむ……名前からして一番人気が固そうだが……。
俺の『千里眼』によれば――なるほどね。
一番人気が固いが、どうやら……まったく人気のない、明らかに鈍足っぽい五番『獣人・ドドド』に【速度増加】が掛かるようだ。やっぱりそう来るのか。
リースから聞くところによれば、ほぼ九割の人間が一番人気に高額投資しているという。そりゃそうだよな……【最終レース】でしかも分かりやすい名前の『世界一素早いゴブリン』ときたものだ。狙いすぎだが、人間つーのは、シンプルに分かりやすいヤツを選びたがる傾向にあるものだ。
それじゃ、俺は適当に『ギルドから追放されし勇者・ケイ』にでも『100プル』を賭けておくか。特に理由はないけどな!
尚、俺は別に勝つ必要はない。
ただ一般客と同じようにレースを見守っていればいい……その時が来るまで。
『ぱぱぱぱぱぱ~~~~~~ん♪』
おっと、ファンファーレだ。
いよいよレースが始まる。
ヤツの――イゾルデの不正をここで……
ぶちまけてやる。
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