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第40話 聖槍スキル - エルフの服が溶けちゃった件 -
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無事に、聖者の試練『ヴァルハラ』第20層のボスモンスター『エンケラドゥス』を討伐し、第一の試練を突破した。
一度は死んだが、最強のスキル【リミットブレイクⅡ】が発動したおかげで、俺はまたいつもと変わらぬ日常を五体満足で送れていた。これも全ては、女神の――メサイアのおかげに他ならない。彼女がいなかったら、俺はとっくにモンスターのエサになっていただろうな。
あれから、真っ直ぐ家に帰った。
確かに、俺の能力は飛躍的に、驚くほどパワーアップしたが……。
ベルから『連戦で挑めば全滅だね』と当たり前のことを強い口調で言われたので、俺は、素直に『撤退』を選択した。
俺自身がスキルで蘇生できるといっても、仲間はそうじゃない。
なんにせよ、俺たちは疲弊していた。帰るが得策だ。
だから、今は家でほのぼの、まったりはして……いないな。
俺がソファに座っていると、ベル以外のみんなくっついてきた。
なーんか、あのボス戦以来、みんな俺と離れたくない病になってしまったらしい。いったいナニがあったっけな……う~ん。
俺の膝《ひざ》の上には、今はリースがちょこんと座っている。
可愛い。実に可愛い。
こんな距離で、リースと一緒に過ごすのは初めてだ。
間近で見ると、金の髪は、触るのが勿体ないほどに完璧にトリートメントがされており、ツヤツヤ。さりげなく触れてみたが、ふわふわだった。
右隣にメサイア、左隣にフォルという……男としては、そりゃ嬉しすぎるシチュエーションとなっていた。
……ああ、本当に生きていて良かった(感涙)
「ふ、ふぅ~…」
「理くん、モテモテだね~。わたしも混ぜてもらおうかな?」
「すまん、ベル。今は満席だ。これ以上は、俺の鼻が持たん。それに、お前はビキニアーマーだからな、刺激が破滅的に強すぎるんだよ」
「おっと、そうだね。家でこれも何か落ち着かないし……ちょっと着替えさせてもらうね」
「ああ、服ならメサイアのを使えばいい。ちょっと胸が苦しいかもしれないが、大量にあるし、合うヤツ少しはあるだろう」
「ちょ、ちょっとサトル! む、胸は合うはずよ……! 私だって少しは成長しているんだからッ!」
「ほーん」
「わ、私の胸をじっと見つめるなッ!!」
ピースで目を突かれた。
「ぐわぁぁぁぁぁあわぁぁッ!! 突然なにしやがる!!」
「ふんだ……。
ベル、もしこれから一緒に住むのなら、そんな露出度90%のビキニじゃなくて、普通のラフな格好でいいと思う。お好みで着てもらっていいわよ」
いやいや、ベルのは充分ラフだけどな。
とか心の中で突っ込んでいると、ベルはアーマーを脱ぎだした。
「お、おい! ここで脱ぐな! せめて風呂とかトイレで!」
「……あ。そうだね、ごめん……」
ベルは、ハッと気づき頬を赤らめていた。
へえ。普段はクールで、表情をそう簡単に変えないベルがね。
「じゃ、じゃあ少し失礼するよ」
「おう」
ベルは風呂場へ向かった。安牌を取ったな~。
――さてはて、この状況どうしたものか。
「とりあえず、みんな。いったん離れてくれいっ!」
「イヤ」「絶対に嫌です」「二度と離れません」
メサイアもリースもフォルも頑なに拒否。
なんでそーなる!
「みんなの気持ちは嬉しいよ。けどな、半日も密着されてはトイレも満足にいけないじゃないか! みんなはトイレ平気なのか?」
その言葉に、みんなは急激に赤面し――
「も、漏れそう……」「……我慢の限界ですぅ」「もう破裂しちゃいそうです」
イッカーーーーーーーーーーン!!!!!!
「みんな我慢しすぎだろ!! 俺もだけど!! どんだけ離れたくないんだよ、お前ら! いいから、トイレ行け! 漏れちゃうだろ! 膀胱炎に罹患しちまったらどうする!?」
女性は、とくに膀胱炎になりやすいと聞くし。
気づけば、みんなトイレに殺到していた。
奪い合いの醜い闘争に発展していたが……放っておこう。
俺もヤバいんだけどな……!
外でしてくるか。はぁ。
◆
外の林で済ませるモンを済ませて、スッキリさせた。
それから俺は、山小屋の外に新たに作った『木製のベンチ』に腰掛けた。……ふう、やっと落ちつける。
が、すぐにリースがやってきた。
「あれ、リースだけか」
「はい。メサイアさんは、ベルさんと何か、楽し気に話をしていましたよ。フォルちゃんはお料理に戻りました。もうすぐ夕食ですから」
「あ、そか。でも、メサイアとベルがね。なんの話をしているやら」
ま……でも、おかげで、リースと二人きりになれた。
彼女には、特に謝りたいと思っていたから。
「リース、前の事なんだけど」
「サトルさん。それはいいんです」
「え?」
「確かにあの時は、気が気ではありませんでした。でも、いつまでもメソメソ泣いているワケにはいかなかったですから。
……だって、大切なメサイアさんやフォルちゃんまで失いたくはなかったから」
――それで、立ち向かっていた、と。
そうか、リースは強くなっていたんだな。
「リース。おいで」
「……サトルさんのお膝、いいんですか? さっきは少しお嫌そうでしたし」
「さっきのはアレだ。みんなの前だから恥ずかしかったんだ。今はふたりきりだろう。構わないよ。さあ」
「……は、はい。よろしくお願いしますっ」
再びリース、俺の膝の上。
猫の様に小さくなって、もじもじしている。
「あぁ~…こうやって、リースを膝の上に乗せてるだけでも幸せだ」
「あ、あたしも幸せです♡ でも、ぎゅっとしてくれたもっと嬉しいです……♡」
「よ~し、じゃ、こう、ぎゅっ――――とぉぉぉお!?」
リースを抱きしめようとしたら、
『ジャガイモ畑』からモンスターが生えてきた。
「おい、いいところを邪魔するなよ……!!」
「あれは、伝説の植物モンスター『マンドラゴラ』です! 【Lv.3333】で、不老不死、惚れ薬、非常に強い、せ、精力剤になるとも言われています……!」
「詳しいな」
「はい。あたしが種を蒔きました」
「…………は?」
なんだって?
リースが蒔いたって?
「なにしてんだ、リース……」
「サトルさんを振り向かせたくて……『惚れ薬』入手のためにです。ごめんなさーい!」
「バ、バカ。俺は、そんなモン仕込まれなくても、リースのことは――」
「あたしのことは?」
深緑の瞳が俺を真っすぐ捉えて、離さなかった。
あんな真剣な眼差しを向けられては……俺は。
「す……」
「す……?」
「すまん」
「謝らないで下さいよぉ~~~!!」
その隙を狙われ、マンドラゴラの攻撃が迫ってきていた。
「――ったく、あのマンドラゴラ……『ムンクの叫び』のような絶望的な顔しやがって」
そんな感想をつぶやいていると【オートスキル】が発動し――
『聖槍・パニッシャートライデント』がぶっ飛んだ。
光の槍は、マンドラゴラの攻撃を無効にし、敵本体を貫くや、レインボーフレアを円環状に放出すると、モンスターを粉微塵にした。
『マンドラゴラの根』を手に入れた!
「ふぅ、やったか」
「す、凄いです。サトルさん、新しいスキルを覚えていたんですね!」
「そ。ホラ、前のボス戦でレベルも凄い上がったし、いよいよ高位スキルも取れるようになってきたのさ。で、それが『聖槍・パニッシャートライデント』ってヤツ。これ、三叉槍が勝手に飛び出て、敵に致命的な一撃を与えてくれるから、便利なんだよな」
「すっごくカッコいいです。サトルさんのこと、もっと惚れちゃいました」
「そ、それほどでも……あるけどね! わっはははは」
なんて、高笑いをし続けていると……
リースのスケスケ服が見る見るうちに溶け始め――
下着姿に。
「……あ。あの、あたし……いやぁぁぁぁあん……」
「な、なんで!? リースの服が溶けちまった!」
むむ?
さっきの戦闘場面に『早戻し』してみよう――
【<< 早戻し】
『聖槍・パニッシャートライデント』直撃! ⇒ その衝撃でマンドラゴラの体液が飛沫 ⇒ それがいつの間にかリースの服に付着 ⇒ じわじわタイプのタイムラグで服が溶け始めた
――というコトらしい。
へえ……。
「って、関心しとる場合じゃなーーーーーーーい!!」
あの派手な下着も溶け始めてる!!
てか、あれはよ~く見たら『ビキニ』だ! 水着だ! 上は控えめなフリフリのついた黒、下は紐《ヒモ》付……! ありがとう!
「今、俺の服を貸すぞ、リース!」
「え~~ん、お願いしますぅ~…」
すっかり水着姿のリース。涙目で震えていらっしゃる。
それにしても、くぅ……。デカイなぁ……たゆんたゆんじゃないか。まったく、けしからんぞ。でも、ありがたく眼福。
いやいや、眺めている場合じゃない。
あのままだと……もう本当に裸になってしまいそうだ!
「ほれ、リース」
「ぁ……ありがとうございましゅぅ~…(涙)」
あまりに溶けまくっているものだから、リースは、手や腕で隠すしかない状態になっていた。完全に裸になってしまう前に、俺は上を脱ぎ、ジャージを貸した。
貸したのだが――
また溶けはじめた。
ジャージが、溶けてるぅぅーーーーーー!?
一体全体どうなってんだ!?
一度は死んだが、最強のスキル【リミットブレイクⅡ】が発動したおかげで、俺はまたいつもと変わらぬ日常を五体満足で送れていた。これも全ては、女神の――メサイアのおかげに他ならない。彼女がいなかったら、俺はとっくにモンスターのエサになっていただろうな。
あれから、真っ直ぐ家に帰った。
確かに、俺の能力は飛躍的に、驚くほどパワーアップしたが……。
ベルから『連戦で挑めば全滅だね』と当たり前のことを強い口調で言われたので、俺は、素直に『撤退』を選択した。
俺自身がスキルで蘇生できるといっても、仲間はそうじゃない。
なんにせよ、俺たちは疲弊していた。帰るが得策だ。
だから、今は家でほのぼの、まったりはして……いないな。
俺がソファに座っていると、ベル以外のみんなくっついてきた。
なーんか、あのボス戦以来、みんな俺と離れたくない病になってしまったらしい。いったいナニがあったっけな……う~ん。
俺の膝《ひざ》の上には、今はリースがちょこんと座っている。
可愛い。実に可愛い。
こんな距離で、リースと一緒に過ごすのは初めてだ。
間近で見ると、金の髪は、触るのが勿体ないほどに完璧にトリートメントがされており、ツヤツヤ。さりげなく触れてみたが、ふわふわだった。
右隣にメサイア、左隣にフォルという……男としては、そりゃ嬉しすぎるシチュエーションとなっていた。
……ああ、本当に生きていて良かった(感涙)
「ふ、ふぅ~…」
「理くん、モテモテだね~。わたしも混ぜてもらおうかな?」
「すまん、ベル。今は満席だ。これ以上は、俺の鼻が持たん。それに、お前はビキニアーマーだからな、刺激が破滅的に強すぎるんだよ」
「おっと、そうだね。家でこれも何か落ち着かないし……ちょっと着替えさせてもらうね」
「ああ、服ならメサイアのを使えばいい。ちょっと胸が苦しいかもしれないが、大量にあるし、合うヤツ少しはあるだろう」
「ちょ、ちょっとサトル! む、胸は合うはずよ……! 私だって少しは成長しているんだからッ!」
「ほーん」
「わ、私の胸をじっと見つめるなッ!!」
ピースで目を突かれた。
「ぐわぁぁぁぁぁあわぁぁッ!! 突然なにしやがる!!」
「ふんだ……。
ベル、もしこれから一緒に住むのなら、そんな露出度90%のビキニじゃなくて、普通のラフな格好でいいと思う。お好みで着てもらっていいわよ」
いやいや、ベルのは充分ラフだけどな。
とか心の中で突っ込んでいると、ベルはアーマーを脱ぎだした。
「お、おい! ここで脱ぐな! せめて風呂とかトイレで!」
「……あ。そうだね、ごめん……」
ベルは、ハッと気づき頬を赤らめていた。
へえ。普段はクールで、表情をそう簡単に変えないベルがね。
「じゃ、じゃあ少し失礼するよ」
「おう」
ベルは風呂場へ向かった。安牌を取ったな~。
――さてはて、この状況どうしたものか。
「とりあえず、みんな。いったん離れてくれいっ!」
「イヤ」「絶対に嫌です」「二度と離れません」
メサイアもリースもフォルも頑なに拒否。
なんでそーなる!
「みんなの気持ちは嬉しいよ。けどな、半日も密着されてはトイレも満足にいけないじゃないか! みんなはトイレ平気なのか?」
その言葉に、みんなは急激に赤面し――
「も、漏れそう……」「……我慢の限界ですぅ」「もう破裂しちゃいそうです」
イッカーーーーーーーーーーン!!!!!!
「みんな我慢しすぎだろ!! 俺もだけど!! どんだけ離れたくないんだよ、お前ら! いいから、トイレ行け! 漏れちゃうだろ! 膀胱炎に罹患しちまったらどうする!?」
女性は、とくに膀胱炎になりやすいと聞くし。
気づけば、みんなトイレに殺到していた。
奪い合いの醜い闘争に発展していたが……放っておこう。
俺もヤバいんだけどな……!
外でしてくるか。はぁ。
◆
外の林で済ませるモンを済ませて、スッキリさせた。
それから俺は、山小屋の外に新たに作った『木製のベンチ』に腰掛けた。……ふう、やっと落ちつける。
が、すぐにリースがやってきた。
「あれ、リースだけか」
「はい。メサイアさんは、ベルさんと何か、楽し気に話をしていましたよ。フォルちゃんはお料理に戻りました。もうすぐ夕食ですから」
「あ、そか。でも、メサイアとベルがね。なんの話をしているやら」
ま……でも、おかげで、リースと二人きりになれた。
彼女には、特に謝りたいと思っていたから。
「リース、前の事なんだけど」
「サトルさん。それはいいんです」
「え?」
「確かにあの時は、気が気ではありませんでした。でも、いつまでもメソメソ泣いているワケにはいかなかったですから。
……だって、大切なメサイアさんやフォルちゃんまで失いたくはなかったから」
――それで、立ち向かっていた、と。
そうか、リースは強くなっていたんだな。
「リース。おいで」
「……サトルさんのお膝、いいんですか? さっきは少しお嫌そうでしたし」
「さっきのはアレだ。みんなの前だから恥ずかしかったんだ。今はふたりきりだろう。構わないよ。さあ」
「……は、はい。よろしくお願いしますっ」
再びリース、俺の膝の上。
猫の様に小さくなって、もじもじしている。
「あぁ~…こうやって、リースを膝の上に乗せてるだけでも幸せだ」
「あ、あたしも幸せです♡ でも、ぎゅっとしてくれたもっと嬉しいです……♡」
「よ~し、じゃ、こう、ぎゅっ――――とぉぉぉお!?」
リースを抱きしめようとしたら、
『ジャガイモ畑』からモンスターが生えてきた。
「おい、いいところを邪魔するなよ……!!」
「あれは、伝説の植物モンスター『マンドラゴラ』です! 【Lv.3333】で、不老不死、惚れ薬、非常に強い、せ、精力剤になるとも言われています……!」
「詳しいな」
「はい。あたしが種を蒔きました」
「…………は?」
なんだって?
リースが蒔いたって?
「なにしてんだ、リース……」
「サトルさんを振り向かせたくて……『惚れ薬』入手のためにです。ごめんなさーい!」
「バ、バカ。俺は、そんなモン仕込まれなくても、リースのことは――」
「あたしのことは?」
深緑の瞳が俺を真っすぐ捉えて、離さなかった。
あんな真剣な眼差しを向けられては……俺は。
「す……」
「す……?」
「すまん」
「謝らないで下さいよぉ~~~!!」
その隙を狙われ、マンドラゴラの攻撃が迫ってきていた。
「――ったく、あのマンドラゴラ……『ムンクの叫び』のような絶望的な顔しやがって」
そんな感想をつぶやいていると【オートスキル】が発動し――
『聖槍・パニッシャートライデント』がぶっ飛んだ。
光の槍は、マンドラゴラの攻撃を無効にし、敵本体を貫くや、レインボーフレアを円環状に放出すると、モンスターを粉微塵にした。
『マンドラゴラの根』を手に入れた!
「ふぅ、やったか」
「す、凄いです。サトルさん、新しいスキルを覚えていたんですね!」
「そ。ホラ、前のボス戦でレベルも凄い上がったし、いよいよ高位スキルも取れるようになってきたのさ。で、それが『聖槍・パニッシャートライデント』ってヤツ。これ、三叉槍が勝手に飛び出て、敵に致命的な一撃を与えてくれるから、便利なんだよな」
「すっごくカッコいいです。サトルさんのこと、もっと惚れちゃいました」
「そ、それほどでも……あるけどね! わっはははは」
なんて、高笑いをし続けていると……
リースのスケスケ服が見る見るうちに溶け始め――
下着姿に。
「……あ。あの、あたし……いやぁぁぁぁあん……」
「な、なんで!? リースの服が溶けちまった!」
むむ?
さっきの戦闘場面に『早戻し』してみよう――
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『聖槍・パニッシャートライデント』直撃! ⇒ その衝撃でマンドラゴラの体液が飛沫 ⇒ それがいつの間にかリースの服に付着 ⇒ じわじわタイプのタイムラグで服が溶け始めた
――というコトらしい。
へえ……。
「って、関心しとる場合じゃなーーーーーーーい!!」
あの派手な下着も溶け始めてる!!
てか、あれはよ~く見たら『ビキニ』だ! 水着だ! 上は控えめなフリフリのついた黒、下は紐《ヒモ》付……! ありがとう!
「今、俺の服を貸すぞ、リース!」
「え~~ん、お願いしますぅ~…」
すっかり水着姿のリース。涙目で震えていらっしゃる。
それにしても、くぅ……。デカイなぁ……たゆんたゆんじゃないか。まったく、けしからんぞ。でも、ありがたく眼福。
いやいや、眺めている場合じゃない。
あのままだと……もう本当に裸になってしまいそうだ!
「ほれ、リース」
「ぁ……ありがとうございましゅぅ~…(涙)」
あまりに溶けまくっているものだから、リースは、手や腕で隠すしかない状態になっていた。完全に裸になってしまう前に、俺は上を脱ぎ、ジャージを貸した。
貸したのだが――
また溶けはじめた。
ジャージが、溶けてるぅぅーーーーーー!?
一体全体どうなってんだ!?
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