18 / 476
第18話 聖魔法スキル - あのイカ野郎に天誅を -
しおりを挟む
【Lv.320】巨大なイカモンスター(ボス)が現れた!!
ちょうど良い。俺の『新スキル』を試す時がきた。かなりのレベル差はあるが、新しく取得したスキルなら、そこそこ善戦出来るはず。時間を掛ければ勝利はできる――と、思う。それに、俺には強すぎる、頼もしすぎる仲間もいるんだ。大丈夫だろ!
「よし、みんな! 力を合わせて戦――」
アレ……フォルの姿がない。
どこ行った?
「きゃぁぁぁあぁぁあ~~~~!!!」
フォルの悲鳴が上がっていた。
マジか!!
あのイカ野郎、触手でフォルの体を絡めとって……。とって…………
「ああッ!! フォルがとんでもない姿に!!」
フォルは巨大な触手で逆さにされ……ぐるぐるの巻き巻きのヌルヌルにされ…………ごくり。
「だぁぁぁ、マズい! それ以上は、絵的にマズい! フォル今助け――」
「いやゃぁぁぁあぁぁあ!!!」
今度は、リースの悲鳴が後方で!!
お前もかああああああああ!!
リースも同様、あのウネウネの触手に捕まってしまっていた。手足、体を締め付けられ、謎の液体でヌルヌルのベトベトに!!
「……な、なんて光景に!! おい、メサイア。あとはお前だけが頼り……」
「ひゃぁぁぁぁぁ、くすぐったいぃぃい!! 気持ち悪い~!!」
「だあああああああ、メサイアもいつの間にか触手の餌食に!! つーか、お前はいつの間に!」
……ということは、残るは俺だけ!
俺ひとりの力で仲間《パーティ》を助けねばならなくなった。だるいな……でも、これ以上はイロイロとまずい。主に絵面的な意味で!
「こうなったら……俺が、あの変態イカ野郎に天誅を下すまでだ……!」
ちょうど触手が迫って来る――!
そのタイミングで【オートスキル】が発動しはじめ――
円月輪状の『ホーリーブレード』が俺の周囲を取り巻く。
その数、七本!
光属性の『ホーリーブレード』が高速回転しまくってる。それが触手目掛け、飛んでいく! すると、触手は真っ二つに引き裂かれていき、メサイアたちを絡めとっている触手も切断した。
「よし! いまだ!」
落ちてくる、メサイアをお姫様抱っこでキャッチ。
「サ、サトル……あんた、いつの間にあんな強力な【聖魔法スキル】を!」
「お前がぐっすり寝ている間にな。というか、すまん、メサイア。あとリースとフォルも助けなきゃだからココで待っててくれ」
俺は、『ホーリーブレード』を1本生成し、その上に乗り高速移動。落下しかけているフォルを腕で抱えた。
「あ……兄様! 浮いてますよ!?」
「ああ、浮いてるな。正直、俺も成功するとは思わなかったけどな!」
通常、俺自身もグルグル回りそうなものだが、それは不思議となかった。
次だ。
リースは……いたいた。
宙に投げ出され、頭から海に落ちかけている。まだ間に合う!
「っしゃぁぁ、今拾ってやるからな、リース」
しかし、そこで『デビルクラーケン』の触手が襲い掛かってくる。まずい。
まずいと思ったが【オートスキル】『ヒドゥンクレバス』が自動発動した。氷の渦がボスモンスターを少しずつ凍らせていく!
今度こそ!!
「フォル、キミは奥義『覇王天翔拳』でデビルクラーケンをぶっ飛ばせ! その間、俺はリースを助ける。いいな」
「分かりました! お任せください!」
フォルを宙に投げ――
「神王の名の下に……成敗致します! 奥義……『覇王天翔拳』!!」
見えた!
ついに、あの蒼白い光の正体が分かった――
なるほどアレは、龍と虎に見えたが……違った。前はレベルが低くて捉えきれず、一瞬だったが、今はハッキリ見て取れる。
狂猛な『鵺』だ。
要は『キメラ』みたいなもんだな!
疑問が晴れたところで、俺はリースを助けに行く!
「……おし、リース救助完了っと」
俺は『ホーリーブレード』に乗りながら、リースを抱えることに成功した。怖かったのだろうか、俺の胸に顔を埋め……泣いていたようにも見えた。
……その表情はズルい。きゅんときてしまったぜ。が、残念ながらこれ以上、確認している余裕はない!!
如何せん『ホーリーブレード』の上に乗るなんて、雑技団もビックリな芸当は初めてだ。そもそも、乗る行為すら怪しかったが、たまの気分転換で練習しておいて良かったぜ。
そう、俺は夜、眠れない日にこのスキルで練習もとい遊んでいたのだった。
「でもどう着地すりゃいいんだ!!」
「私に任せて!」
「メサイア!」
よし、女神に任せよう。なんたって女神だ。
なにか良い方法がきっとあるはずだ!
メサイアとの距離あと僅か、きっと彼女なら俺たちを受け止めてくれるはずだ。そう信じて――
「あ……やっぱり無理」
……え?
メサイアが頭を抱え、しゃがんだ。
避けた。避けやがった!!
「うあああああああぁぁぁぁ、バカ女神!! 避けるなよ!!」
「ごめんなさぁぁぁあああい!!」
ごめんで済むか!!
あ~~~~~~やばいぞ、このままだと着地できず、何処かに激突する!!
まてまて、落ち着け俺。
なんとか出来るだろ今の俺なら。
そうだ、【オートスキル】を解除すりゃいい! それだ!
「解除……っと!!」
解除されなかった。
「だめだぁぁぁぁ!!」
「サトルさん」
「リース……すまない。このまま『ホーリーブレード』に乗ったまま、俺たちは壁とか木に激突する運命しかなさそうだ」
「大丈夫です。サトルさんは、あたしが守りますから」
リースは、俺の胸に手を当てると――『ディスペル』とつぶやいた。
「おわっ!? ホーリーブレードが消えた!」
そのまま砂浜に叩きつけられるかと思ったが、体がフワッと浮いた。これはリースの、エルフのスキルか。おかげで助かった……。
「……『デビルクラーケン』は?」
体勢を整え、俺はボスモンスターのいる方角へ顔を向けた。確かなら、フォルがトドメを……!
「ぐ…………ぁ……」
「……なっ! フォル!」
フォルが触手に捕まっていた。
バカな……彼女の『覇王天翔拳』が決まったはずなのに! どうして!?
フォルは再び『デビルクラーケン』に捕らえられていた。
「ど、どうなって……メサイア? 怖い顔してどうした?」
「アレはもう『デビルクラーケン』ではないわ……突然変異した『バスターデビルクラーケン』……【Lv.1320】よ!」
は…………?
【Lv.1320】ぅ!?
「んなアホな……」
そりゃ、フォルの『覇王天翔拳』も効かないはずだが……つーか、なんで、突然変異を!?
ちょうど良い。俺の『新スキル』を試す時がきた。かなりのレベル差はあるが、新しく取得したスキルなら、そこそこ善戦出来るはず。時間を掛ければ勝利はできる――と、思う。それに、俺には強すぎる、頼もしすぎる仲間もいるんだ。大丈夫だろ!
「よし、みんな! 力を合わせて戦――」
アレ……フォルの姿がない。
どこ行った?
「きゃぁぁぁあぁぁあ~~~~!!!」
フォルの悲鳴が上がっていた。
マジか!!
あのイカ野郎、触手でフォルの体を絡めとって……。とって…………
「ああッ!! フォルがとんでもない姿に!!」
フォルは巨大な触手で逆さにされ……ぐるぐるの巻き巻きのヌルヌルにされ…………ごくり。
「だぁぁぁ、マズい! それ以上は、絵的にマズい! フォル今助け――」
「いやゃぁぁぁあぁぁあ!!!」
今度は、リースの悲鳴が後方で!!
お前もかああああああああ!!
リースも同様、あのウネウネの触手に捕まってしまっていた。手足、体を締め付けられ、謎の液体でヌルヌルのベトベトに!!
「……な、なんて光景に!! おい、メサイア。あとはお前だけが頼り……」
「ひゃぁぁぁぁぁ、くすぐったいぃぃい!! 気持ち悪い~!!」
「だあああああああ、メサイアもいつの間にか触手の餌食に!! つーか、お前はいつの間に!」
……ということは、残るは俺だけ!
俺ひとりの力で仲間《パーティ》を助けねばならなくなった。だるいな……でも、これ以上はイロイロとまずい。主に絵面的な意味で!
「こうなったら……俺が、あの変態イカ野郎に天誅を下すまでだ……!」
ちょうど触手が迫って来る――!
そのタイミングで【オートスキル】が発動しはじめ――
円月輪状の『ホーリーブレード』が俺の周囲を取り巻く。
その数、七本!
光属性の『ホーリーブレード』が高速回転しまくってる。それが触手目掛け、飛んでいく! すると、触手は真っ二つに引き裂かれていき、メサイアたちを絡めとっている触手も切断した。
「よし! いまだ!」
落ちてくる、メサイアをお姫様抱っこでキャッチ。
「サ、サトル……あんた、いつの間にあんな強力な【聖魔法スキル】を!」
「お前がぐっすり寝ている間にな。というか、すまん、メサイア。あとリースとフォルも助けなきゃだからココで待っててくれ」
俺は、『ホーリーブレード』を1本生成し、その上に乗り高速移動。落下しかけているフォルを腕で抱えた。
「あ……兄様! 浮いてますよ!?」
「ああ、浮いてるな。正直、俺も成功するとは思わなかったけどな!」
通常、俺自身もグルグル回りそうなものだが、それは不思議となかった。
次だ。
リースは……いたいた。
宙に投げ出され、頭から海に落ちかけている。まだ間に合う!
「っしゃぁぁ、今拾ってやるからな、リース」
しかし、そこで『デビルクラーケン』の触手が襲い掛かってくる。まずい。
まずいと思ったが【オートスキル】『ヒドゥンクレバス』が自動発動した。氷の渦がボスモンスターを少しずつ凍らせていく!
今度こそ!!
「フォル、キミは奥義『覇王天翔拳』でデビルクラーケンをぶっ飛ばせ! その間、俺はリースを助ける。いいな」
「分かりました! お任せください!」
フォルを宙に投げ――
「神王の名の下に……成敗致します! 奥義……『覇王天翔拳』!!」
見えた!
ついに、あの蒼白い光の正体が分かった――
なるほどアレは、龍と虎に見えたが……違った。前はレベルが低くて捉えきれず、一瞬だったが、今はハッキリ見て取れる。
狂猛な『鵺』だ。
要は『キメラ』みたいなもんだな!
疑問が晴れたところで、俺はリースを助けに行く!
「……おし、リース救助完了っと」
俺は『ホーリーブレード』に乗りながら、リースを抱えることに成功した。怖かったのだろうか、俺の胸に顔を埋め……泣いていたようにも見えた。
……その表情はズルい。きゅんときてしまったぜ。が、残念ながらこれ以上、確認している余裕はない!!
如何せん『ホーリーブレード』の上に乗るなんて、雑技団もビックリな芸当は初めてだ。そもそも、乗る行為すら怪しかったが、たまの気分転換で練習しておいて良かったぜ。
そう、俺は夜、眠れない日にこのスキルで練習もとい遊んでいたのだった。
「でもどう着地すりゃいいんだ!!」
「私に任せて!」
「メサイア!」
よし、女神に任せよう。なんたって女神だ。
なにか良い方法がきっとあるはずだ!
メサイアとの距離あと僅か、きっと彼女なら俺たちを受け止めてくれるはずだ。そう信じて――
「あ……やっぱり無理」
……え?
メサイアが頭を抱え、しゃがんだ。
避けた。避けやがった!!
「うあああああああぁぁぁぁ、バカ女神!! 避けるなよ!!」
「ごめんなさぁぁぁあああい!!」
ごめんで済むか!!
あ~~~~~~やばいぞ、このままだと着地できず、何処かに激突する!!
まてまて、落ち着け俺。
なんとか出来るだろ今の俺なら。
そうだ、【オートスキル】を解除すりゃいい! それだ!
「解除……っと!!」
解除されなかった。
「だめだぁぁぁぁ!!」
「サトルさん」
「リース……すまない。このまま『ホーリーブレード』に乗ったまま、俺たちは壁とか木に激突する運命しかなさそうだ」
「大丈夫です。サトルさんは、あたしが守りますから」
リースは、俺の胸に手を当てると――『ディスペル』とつぶやいた。
「おわっ!? ホーリーブレードが消えた!」
そのまま砂浜に叩きつけられるかと思ったが、体がフワッと浮いた。これはリースの、エルフのスキルか。おかげで助かった……。
「……『デビルクラーケン』は?」
体勢を整え、俺はボスモンスターのいる方角へ顔を向けた。確かなら、フォルがトドメを……!
「ぐ…………ぁ……」
「……なっ! フォル!」
フォルが触手に捕まっていた。
バカな……彼女の『覇王天翔拳』が決まったはずなのに! どうして!?
フォルは再び『デビルクラーケン』に捕らえられていた。
「ど、どうなって……メサイア? 怖い顔してどうした?」
「アレはもう『デビルクラーケン』ではないわ……突然変異した『バスターデビルクラーケン』……【Lv.1320】よ!」
は…………?
【Lv.1320】ぅ!?
「んなアホな……」
そりゃ、フォルの『覇王天翔拳』も効かないはずだが……つーか、なんで、突然変異を!?
12
お気に入りに追加
1,266
あなたにおすすめの小説

錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。
いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成!
この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。
戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。
これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。
彼の行く先は天国か?それとも...?
誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中!
現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。

S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。

月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※毎週、月、水、金曜日更新
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
※追放要素、ざまあ要素は第二章からです。
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【コミックス第1巻発売です!】
早ければ、電子書籍版は2/18から販売開始、紙書籍は2/19に店頭に並ぶことと思います。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる