3 / 3
1章 最初の町
第3話 コミュ障と過去
しおりを挟む
「ぐぅぅぅーーーー」
腹が減った。そろそろ潜り始めて1日経つだろうか。正直死にそうだ。もう殴る気力も沸いてこない。
「はあ、はあ、あと少しで飯を食える…!」
【ステータス】
サノマモル Lv4 EXP:338/400
HP:545/545 MP:100/100 STR:109 ATK:109
VIT:109 DEF:99999 INT:109 RES:109 DEX:109
AGI:109 LUK:109 DOM:0 SP:9
どうやらスキルポイントについて間違えていたらしい。5レベまで上げれば飯が食える。さっきの俺は気が動転していたようだ。
「よし、あと数体、頑張るぞぐぅぅぅぅーーーー!」
お腹の音のせいで締まらなかった。
☆☆☆
「はぁーーーー! 終わったぁーーーーーーーー!」
レベルが5に上がる通知を見て、俺は達成感よりも安堵の気持ちを強く感じていた。よし、スキルをレベルアップして飯を…
『スキル:最強の壁 をレベル3にレベルアップさせますか? 消費SP:5
もうレベル2にはあげていたので、消費スキルポイントは5。今のポイントが7なので、俺は迷わずはいと書かれたボタンを押す。
これで飯を…
☆☆☆
久々に食べた食べ物だからだろうか、それともこのイノシシ肉がおいしかったのか、今まで食べたことのないようなおいしさの肉だった。
「はあ、食った…」
飯を食ったことで、今まで目の前しか見えてなかった思考を少し整理することができた。9/17日、誕生日の日帰宅中にトラックに轢かれて、死んだと思ったら白い部屋にいて。それでスキル貰って。
「ふああぁぁ」
久々の飯というのもあって満足感から眠くなってきてしまった。どこで寝ても殺されることはないだろうが、柔らかいところで寝たい。
結局、草原で寝ることにした。風が気持ちよく、草もそよそよと多分鳴っている。心地よいまま、夢の中へと落ちていった。
☆☆☆
夢を、見た。1人だった時の夢。周りに同い年くらいの子供がおらず、1人で何キロか歩いた記憶。昼休みも輪に入れずに1人で弁当を食べていた記憶。その後攻太が話しかけてくれて、友達も増えてといった記憶。
「ん…んん…」
嫌な夢を見ていたように寝起きが悪い。
「まあいっか…」
気づいたら寝ついた時には沈んでいた太陽がかなり高いところまで上がっていた。
「今日も頑張りますかあ…」
ダンジョンへと足を向け一歩を踏み出した。
異世界生活3日目、開始である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
約1週間、お久しぶりです。
ようやく守がご飯食べれましたね(もぐもぐ)
次回もまた1週間くらい空くかもしれません
過去についてはまた掘り下げていきたいところ
腹が減った。そろそろ潜り始めて1日経つだろうか。正直死にそうだ。もう殴る気力も沸いてこない。
「はあ、はあ、あと少しで飯を食える…!」
【ステータス】
サノマモル Lv4 EXP:338/400
HP:545/545 MP:100/100 STR:109 ATK:109
VIT:109 DEF:99999 INT:109 RES:109 DEX:109
AGI:109 LUK:109 DOM:0 SP:9
どうやらスキルポイントについて間違えていたらしい。5レベまで上げれば飯が食える。さっきの俺は気が動転していたようだ。
「よし、あと数体、頑張るぞぐぅぅぅぅーーーー!」
お腹の音のせいで締まらなかった。
☆☆☆
「はぁーーーー! 終わったぁーーーーーーーー!」
レベルが5に上がる通知を見て、俺は達成感よりも安堵の気持ちを強く感じていた。よし、スキルをレベルアップして飯を…
『スキル:最強の壁 をレベル3にレベルアップさせますか? 消費SP:5
もうレベル2にはあげていたので、消費スキルポイントは5。今のポイントが7なので、俺は迷わずはいと書かれたボタンを押す。
これで飯を…
☆☆☆
久々に食べた食べ物だからだろうか、それともこのイノシシ肉がおいしかったのか、今まで食べたことのないようなおいしさの肉だった。
「はあ、食った…」
飯を食ったことで、今まで目の前しか見えてなかった思考を少し整理することができた。9/17日、誕生日の日帰宅中にトラックに轢かれて、死んだと思ったら白い部屋にいて。それでスキル貰って。
「ふああぁぁ」
久々の飯というのもあって満足感から眠くなってきてしまった。どこで寝ても殺されることはないだろうが、柔らかいところで寝たい。
結局、草原で寝ることにした。風が気持ちよく、草もそよそよと多分鳴っている。心地よいまま、夢の中へと落ちていった。
☆☆☆
夢を、見た。1人だった時の夢。周りに同い年くらいの子供がおらず、1人で何キロか歩いた記憶。昼休みも輪に入れずに1人で弁当を食べていた記憶。その後攻太が話しかけてくれて、友達も増えてといった記憶。
「ん…んん…」
嫌な夢を見ていたように寝起きが悪い。
「まあいっか…」
気づいたら寝ついた時には沈んでいた太陽がかなり高いところまで上がっていた。
「今日も頑張りますかあ…」
ダンジョンへと足を向け一歩を踏み出した。
異世界生活3日目、開始である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
約1週間、お久しぶりです。
ようやく守がご飯食べれましたね(もぐもぐ)
次回もまた1週間くらい空くかもしれません
過去についてはまた掘り下げていきたいところ
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる