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新たなる生
しおりを挟む「オギャァ、オギャァ」
赤ちゃんの鳴き声が響く。
その声に私は目を開いた。
「なんて可愛いの」
黄金の髪を腰まで伸ばした紫水晶色の瞳の女性が愛おしそうにわたしを見る。
とても綺麗な人だ。
わたしはおくるみに包まれ、女性に抱かれていた。
は?
どういうこと??
「イザベルの紫水晶色の瞳に、わたしの銀髪を受け継いでいるね。まるで天使のようだ。」
イザベルって誰?
そもそもなぜ、高校生のわたしが抱かれてんの!?
銀髪に緑柱石の瞳を持つ
男性が微笑む。
またも、美形!!
男性の瞳に映っていたのは
赤ちゃん。
え??
まさか、わたしじゃないよね。
瞳の中に手を振ると赤ちゃんも手を振る。
!???
まさか、わたし生まれ変わった!?
「あはは、遊んでいるのかい?可愛いなぁ。
イザベル、こんなに可愛い天使を産んでくれてありがとう」
男性がイザベルさんの頬にキスする。
「もう、やだわアルフレッドったら」
人前でイチャつくなー!
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わたしは心の中で誓った。
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