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北の大陸蹂躙
魔王のわがままと、みんなの決意
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僕が魔王城へと転移をすると、みんなはフローテを囲んで仲良くお話をしている最中だった。
少し控えめに話の輪に声をかける。
「ただいまー」
フェリが僕の声に気づいてこちらを向く。
「おかえりなさい! あ……その方は?」
フェリは僕の隣にいるサタン様を見つけると、向けてくれた笑顔を不思議そうな表情へと変えた。
「サタン様だ」
「えっ! サタン様!」
フェリが答える前にリッカが口を挟みこちらに視線を向けた。
「はぇー。サタン様……超イケメンじゃない」
「え? 男性なのですか? 私は女性かと思いました」
リッカの言葉に続き、ヘレは逆の感想を述べた。
「中性的ってやつだな」
そして、なぜかクザンが締める。
「あはは、ずいぶんと元気がいいね。僕に性別はないよ」
サタン様は微笑みながら、すまし顔で僕の仲間たちの疑問に答えた。
「あの……どこかでお会いしたことがあるような気がするのですが……」
フェリが記憶を探るようにサタン様の顔をじっと見つめている。
「ああ……それならきっと、シスターが呼び寄せた天使長のミカと兄弟だからだろう。姿はとても似ているからね」
「あっ! きっとそうです。それにしても、あの方は天使長様だったのですか……」
「元は僕が担っていた役職だったんだけど、弟はうまくやったみたいだね」
「あ……あれ? では、サタン様はもしかして、天使様……ということですか?」
事実に気づき、困惑しながらもフェリはサタン様に質問した。
「そうだよ」
「おいおい、ならなんで神様を目の敵にしてんだ?」
その事実を聞いてクザンが口を挟んだ。
同族のいがみ合いに関して、思うところがあるのだろう。
サタン様はクザンに目をやると、少し微笑んで語り始めた。
「人間に仕えろ……なんて言われてね。神が人間を作ったばかりのころさ。あんな欠陥品に仕えろだなんて……僕は耐えられなかった。でも、そんな人間に、これだけ苦しめられたのも事実だ。今では少し見方は変わっているよ」
「人間に仕えろってか……確かに……それは嫌だな」
「ふふ、ありがとう。クザン……君がルーシェに殺されなかった理由が少しわかったよ」
「ん? どういうことだ?」
「あはは、気にしなくていい。君はそのままでいいんだ。ルーシェと僕は、気が合うからね」
「なるほどな」
なにがなるほどな……なのか? 満足そうに頷くクザンが憎たらしい。
「あの……天使とは、どういった存在なのですか?」
ここまでずっと大人しかったフローテが口を挟んだ。
天使の存在を知らないころにまで記憶を戻し過ぎてしまったらしい。
「天使は神が作った創作物の一つなんだ。君が知らないのも無理はない。君の出生は少々特異なものだったからね」
「そう……ですか」
初々しいフローテの反応は、とても可愛げがあって弱々しいものだった。
以前までのフローテの反応とはまるで違い、当時全能神が娘にしただけはある。
こんなにもお淑やかなフローテを変えてしまった奥さんとのエピソードが気になるところだ。
「まあ、みんな、サタン様にいろいろと聞きたいことはあるとは思うけど……まだまだ、やらなきゃいけないことがあるから一旦落ち着いてほしい」
このまま放置していれば、サタン様への質問は尽きることがないだろうと思い、僕は一旦話を切った。みんなは静かに僕へと向き直る。
「さて……人間の殲滅に関してだけど、正直なところを言えば、僕が手を出せば一瞬で終わってしまう。三秒とかからずに絶滅させることができるだろう。しかし……僕は、北の大陸の蹂躙を君たちにやってもらいたいと思っているんだ……どうかな?」
みんなは僕の提案を聞いて、お互いの顔を見合わせている。
今まで人間を殺してきたのは僕であり、彼らは誰も殺してはいなかった。
彼らを前線に立たせても問題ない環境を作ってやれなかったという事情もあったからだ。
しかし、今はどこに居ようとも、僕が助けることができるし、死ぬ心配は皆無だ。
だから、このまま彼らを偽善者にしておくわけにはいかない。僕の仲間だと言いたいのなら……彼らにも手を汚して貰いたいのだ。
「……わかりました。ルーシェの期待に答えるために、北の大陸は私たちが全滅させてみせます!」
いち早く顔を上げたのはフェリだった。魔王と愉快な仲間たちのリーダー的存在はやはりフェリなのだろう。
僕の期待に答えたいと、いち早く言ってくれた。
「そうか……みんなもやってくれるか?」
「おう、任せろ」
「ルーシェのために頑張るよ!」
「私も、一生懸命頑張ります!」
「私はクザン様にお供いたします」
とりあえず、最初の意気込みは問題なさそうだ。
フローテもクザンの部下として頑張ってくれるようで安心した。
「ルーシェ、僕はどうしたらいいかな?」
皆の決意表明の後、サタン様が少し心配そうに問いかける。見ていてくださいとも言えないし、別行動をさせるのには少し心配なので、サタン様は僕と行動してもらう。
「サタン様は、僕と一緒に北の大陸へと向かいましょう。さすがにこの人数で絶滅させるには時間がかかりますからね」
「そうだね。あんまりにも気の長い話になりそうで心配したよ」
「すみません。僕のわがままに付き合ってもらっちゃって」
「いや、いいんだ。あっさり終わり過ぎてもつまらないしね。じっくりとやるのも一興さ」
「ありがとうございます。それじゃあ、各自準備を整えて、一時間後にここへと集まってくれ。ある程度長期戦となるから、補給のことも忘れずに蹂躙の方法を考えるように。できるだけ僕の助けを必要とせずに、多くの国や村を壊滅させるんだ。じゃあ、解散!」
少ない準備の時間を無駄にできないとでもいうかのように、皆一様にサッと散っていった。
これから始まるのは人間にとっては地獄のような惨劇であり、それを、僕が仲間だと庇護下に置いた仲間たちが演出する。
もしかしたら、耐えられない者もいるかもしれない。しかし、それはそれで構わない。
なぜなら……いや、これは強がりかもしれないな。脱落者が出れば、僕はどう感じるだろうか? まるで見当がつかない。でも、こればかりはどうしようもない。これは、試練……というにはぬるすぎるが、彼らにも体験させてあげたいという親心。
その上で、本当に僕の仲間として……魔王の仲間としての事実を受け入れてほしいのだ。
人間を殺す。
慈悲もなく、蹂躙する。
それがどういう行いなのか……きっと、彼らの記憶に深く刻み込まれることになるだろう……永遠に。
少し控えめに話の輪に声をかける。
「ただいまー」
フェリが僕の声に気づいてこちらを向く。
「おかえりなさい! あ……その方は?」
フェリは僕の隣にいるサタン様を見つけると、向けてくれた笑顔を不思議そうな表情へと変えた。
「サタン様だ」
「えっ! サタン様!」
フェリが答える前にリッカが口を挟みこちらに視線を向けた。
「はぇー。サタン様……超イケメンじゃない」
「え? 男性なのですか? 私は女性かと思いました」
リッカの言葉に続き、ヘレは逆の感想を述べた。
「中性的ってやつだな」
そして、なぜかクザンが締める。
「あはは、ずいぶんと元気がいいね。僕に性別はないよ」
サタン様は微笑みながら、すまし顔で僕の仲間たちの疑問に答えた。
「あの……どこかでお会いしたことがあるような気がするのですが……」
フェリが記憶を探るようにサタン様の顔をじっと見つめている。
「ああ……それならきっと、シスターが呼び寄せた天使長のミカと兄弟だからだろう。姿はとても似ているからね」
「あっ! きっとそうです。それにしても、あの方は天使長様だったのですか……」
「元は僕が担っていた役職だったんだけど、弟はうまくやったみたいだね」
「あ……あれ? では、サタン様はもしかして、天使様……ということですか?」
事実に気づき、困惑しながらもフェリはサタン様に質問した。
「そうだよ」
「おいおい、ならなんで神様を目の敵にしてんだ?」
その事実を聞いてクザンが口を挟んだ。
同族のいがみ合いに関して、思うところがあるのだろう。
サタン様はクザンに目をやると、少し微笑んで語り始めた。
「人間に仕えろ……なんて言われてね。神が人間を作ったばかりのころさ。あんな欠陥品に仕えろだなんて……僕は耐えられなかった。でも、そんな人間に、これだけ苦しめられたのも事実だ。今では少し見方は変わっているよ」
「人間に仕えろってか……確かに……それは嫌だな」
「ふふ、ありがとう。クザン……君がルーシェに殺されなかった理由が少しわかったよ」
「ん? どういうことだ?」
「あはは、気にしなくていい。君はそのままでいいんだ。ルーシェと僕は、気が合うからね」
「なるほどな」
なにがなるほどな……なのか? 満足そうに頷くクザンが憎たらしい。
「あの……天使とは、どういった存在なのですか?」
ここまでずっと大人しかったフローテが口を挟んだ。
天使の存在を知らないころにまで記憶を戻し過ぎてしまったらしい。
「天使は神が作った創作物の一つなんだ。君が知らないのも無理はない。君の出生は少々特異なものだったからね」
「そう……ですか」
初々しいフローテの反応は、とても可愛げがあって弱々しいものだった。
以前までのフローテの反応とはまるで違い、当時全能神が娘にしただけはある。
こんなにもお淑やかなフローテを変えてしまった奥さんとのエピソードが気になるところだ。
「まあ、みんな、サタン様にいろいろと聞きたいことはあるとは思うけど……まだまだ、やらなきゃいけないことがあるから一旦落ち着いてほしい」
このまま放置していれば、サタン様への質問は尽きることがないだろうと思い、僕は一旦話を切った。みんなは静かに僕へと向き直る。
「さて……人間の殲滅に関してだけど、正直なところを言えば、僕が手を出せば一瞬で終わってしまう。三秒とかからずに絶滅させることができるだろう。しかし……僕は、北の大陸の蹂躙を君たちにやってもらいたいと思っているんだ……どうかな?」
みんなは僕の提案を聞いて、お互いの顔を見合わせている。
今まで人間を殺してきたのは僕であり、彼らは誰も殺してはいなかった。
彼らを前線に立たせても問題ない環境を作ってやれなかったという事情もあったからだ。
しかし、今はどこに居ようとも、僕が助けることができるし、死ぬ心配は皆無だ。
だから、このまま彼らを偽善者にしておくわけにはいかない。僕の仲間だと言いたいのなら……彼らにも手を汚して貰いたいのだ。
「……わかりました。ルーシェの期待に答えるために、北の大陸は私たちが全滅させてみせます!」
いち早く顔を上げたのはフェリだった。魔王と愉快な仲間たちのリーダー的存在はやはりフェリなのだろう。
僕の期待に答えたいと、いち早く言ってくれた。
「そうか……みんなもやってくれるか?」
「おう、任せろ」
「ルーシェのために頑張るよ!」
「私も、一生懸命頑張ります!」
「私はクザン様にお供いたします」
とりあえず、最初の意気込みは問題なさそうだ。
フローテもクザンの部下として頑張ってくれるようで安心した。
「ルーシェ、僕はどうしたらいいかな?」
皆の決意表明の後、サタン様が少し心配そうに問いかける。見ていてくださいとも言えないし、別行動をさせるのには少し心配なので、サタン様は僕と行動してもらう。
「サタン様は、僕と一緒に北の大陸へと向かいましょう。さすがにこの人数で絶滅させるには時間がかかりますからね」
「そうだね。あんまりにも気の長い話になりそうで心配したよ」
「すみません。僕のわがままに付き合ってもらっちゃって」
「いや、いいんだ。あっさり終わり過ぎてもつまらないしね。じっくりとやるのも一興さ」
「ありがとうございます。それじゃあ、各自準備を整えて、一時間後にここへと集まってくれ。ある程度長期戦となるから、補給のことも忘れずに蹂躙の方法を考えるように。できるだけ僕の助けを必要とせずに、多くの国や村を壊滅させるんだ。じゃあ、解散!」
少ない準備の時間を無駄にできないとでもいうかのように、皆一様にサッと散っていった。
これから始まるのは人間にとっては地獄のような惨劇であり、それを、僕が仲間だと庇護下に置いた仲間たちが演出する。
もしかしたら、耐えられない者もいるかもしれない。しかし、それはそれで構わない。
なぜなら……いや、これは強がりかもしれないな。脱落者が出れば、僕はどう感じるだろうか? まるで見当がつかない。でも、こればかりはどうしようもない。これは、試練……というにはぬるすぎるが、彼らにも体験させてあげたいという親心。
その上で、本当に僕の仲間として……魔王の仲間としての事実を受け入れてほしいのだ。
人間を殺す。
慈悲もなく、蹂躙する。
それがどういう行いなのか……きっと、彼らの記憶に深く刻み込まれることになるだろう……永遠に。
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