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3部 精霊女王の〝首狩り馬〟 編
64話 帰ってきたメイベルの日常
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始まりの記憶は、痛みだった。
ああ、望まれていないんだ、愛されていないのか、という想いが漠然と過ぎった。まだ目も見えない胎動の中で、ただただ、それだけがとても残念で。
多分、悲しかったのだろう――とは思う。
まだこの世にも誕生していない、身体に刻まれた記憶のようなものだから、思い返しても、どうだったのか確信はない。
けれど、あの後、こちらを見て絶叫した彼女の顔を見て、望まれていなかった事だけはよく分かった。
髪の色は、特徴的な印。
でも、たとえその色を変えたとしても意味はなく。
もしかしたら失くしてしまうかもしれないから、それはとても避けたい事で。だから私は、これ以上守りたいモノや未練を作りたくなくて、一人ぼっちの生を選んだ。
己が罪の証を見ただろう。
これが君の罪、そのものである。
あの日、まさか、という一部の男達の囁き声を覚えている。続いて目にしたのは、発狂したかのように叫び崩れたその女性と、排除すべく武器を取り出した関係者達。
この胸に込み上げた、体中が軋むような感情を精霊は知らない。
ただ私の中で、もしかしたらという最後の甘えも期待も、ポキリと折れる音を聞いた。もう振り返らずに、はじめの一歩でその場から逃げ出したのだ。
そうして私は、ローブのフードで髪を隠し、顔を隠し、学べるだけの魔法で身を固め――後に『精霊魔女』と呼ばれるようになる。
※※※
翌日、いつも通りの日常が戻ってきた。
早朝に目を覚まして洗面所へ。台所に立って一回目のコーヒーを淹れている間に、五時になってエインワースが起床し、彼を風呂に入れて朝食の下準備にとりかかる。
朝食は、いつも少なめ。
久しぶりにキッチンに立って、それが少し変わってきている事にようやく気付いた。恐らくは自分が加わったせいだろう、メニューにたんぱく質が増えている。
「あいつの胃だと、朝には少し重くないか?」
ふむ、とメイベルは考えて、サンドイッチの中の鶏肉と卵の量を減らした。彼が加えるようにと言ってから朝食メニューに足されていたスープからは、気持ち分の芋類を削った。
見た夢のせいか、半ばぼんやりしてしまった。
おかげで食卓についてからは、食事の味に意識を向けていなかった。勿体ない事をしたな、と、メイベルは食後になってから気付いた。
「これから、どんどん暑くなるだろうねぇ」
食卓で食後の紅茶を飲みながら、開けられた窓へ目を向けてエインワースが言った。
来たばかりだった頃は初夏だったのに、カラッと乾いた夏の空気に変わっている。その日差しは温かいというのに、含まれる魔力は夜の精霊には『肌寒さ』のようにチクチクとする。
「だろうな。洗濯物もシーツも、よく乾いていい感じの季節だ」
「うん。おかげで君のローブ姿の暑苦しさが、一層目立つね」
「これは魔力で作った専用ローブだから、通気性は抜群なんだぞ」
実際の重たさ以上に、着心地も快適なのだ。
メイベルが金色の『精霊の目』でチラリと睨み付けると、彼が、この話をしたかったんだよと言わんばかりにピッと人差し指を立てた。
「そこでどうだろう、スカートというのは?」
そうテンション高めに投げ掛けられて、メイベルはうんざりした。癖のような彼の一本指を、やや見つめてしまったあとでこう言い返した。
「またソレかよ。なんだ、諦めていなかったのか? ぴらぴらエプロンで満足しろ」
「君、普段着はずっとズボンだけれど、スカートの方が可愛いかと思って」
食卓に腕を乗せて、ずいっと顔を寄せたエインワースの目には疑いがない。
メイベルは、自分が適当に髪を短くした男の子スタイルであるのを思い返した。外見の年齢だって、今や十三歳以下というものだ。
「お前、本気で変態を疑うぞ。似合うもんか」
「似合うよ。ローブだってスカートみたいな感じだし、絶対に大丈夫。実は用意してあるから、試してみよう」
もう一度、彼が調子よく人差し指を立てる。
そのここ一番のイイ笑顔を前に、メイベルは殺意が湧いた。
「いつ買った? 私は買うなと言わなかったか?」
「これなんだけど、どう?」
「しかも、なんでバッチリサイズも把握してんだよ」
注意している間にも、エインワースは裾部分に花柄の刺繍が入ったスカートを取り出していた。ぴらりと広げて見せられたそれは、膝が隠れる丈の長さがあった。
「生地も厚めにしてもらったよ」
「いやだから、私は寒がりではなくてだな――」
「違和感なんて絶対にないはずだからさ。まずは着てみようよ」
ぐいぐいとスカートを近づけてくる。
相手は『取り引きをして手伝っている者』だ。きちんとした命令ではないにしろ、望まれればメイベルは精霊としての本能で、強く拒絶出来るはずもなく、
「くっ、しつこいな……。後で後悔しても知らんからな」
ふんっ、とメイベルは嫌な顔でスカートを受け取った。
食卓にいるエインワースから見えない位置で、ローブの下のズボンを脱いだ。先程と同じくシャツを中に入れ、この小さな身体になっては初めてのスカートを着る。
「着てみたぞ。どうだ、合わないだろう」
ずかずかと出てみれば、エインワースが「おや」と目を丸くして、それからにっこりと笑った。
「やっぱりよく似合ってるよ」
メイベルは、顔を顰めると、今更のように己の姿を見下ろした。気のせいか、ローブのせいもあってか、確かに下がスカートであっても違和感はないように思えてきた。
「…………この身体の大きさだと、男装も女装も変わらない気がしてきたな」
大人の身体だった頃は、ボディラインを隠す衣装を考えたものだ。精霊は一部の子供の姿をしているモノの他は、生まれた頃から成人姿なので子供ファッションには馴染みがない。
でもやはり、ウエストのサイズがぴったりなのが気になる。
ややあってから思考が落ち着き、首を捻った。すると了承を得たと言わんばかりに、エインワースがわくわくと棚の下に隠していた箱を引っ張り出した。
「実は、あと数着は用意してあるんだ。ちゃんと似合うようなシャツも買ったよ」
メイベルは、ゆっくりと無言で彼を見た。
箱に張られている配達紙を見て、こいつ通販を利用しやがったな、とここ百年で進んだ文明に初めてイラッとした。
ああ、望まれていないんだ、愛されていないのか、という想いが漠然と過ぎった。まだ目も見えない胎動の中で、ただただ、それだけがとても残念で。
多分、悲しかったのだろう――とは思う。
まだこの世にも誕生していない、身体に刻まれた記憶のようなものだから、思い返しても、どうだったのか確信はない。
けれど、あの後、こちらを見て絶叫した彼女の顔を見て、望まれていなかった事だけはよく分かった。
髪の色は、特徴的な印。
でも、たとえその色を変えたとしても意味はなく。
もしかしたら失くしてしまうかもしれないから、それはとても避けたい事で。だから私は、これ以上守りたいモノや未練を作りたくなくて、一人ぼっちの生を選んだ。
己が罪の証を見ただろう。
これが君の罪、そのものである。
あの日、まさか、という一部の男達の囁き声を覚えている。続いて目にしたのは、発狂したかのように叫び崩れたその女性と、排除すべく武器を取り出した関係者達。
この胸に込み上げた、体中が軋むような感情を精霊は知らない。
ただ私の中で、もしかしたらという最後の甘えも期待も、ポキリと折れる音を聞いた。もう振り返らずに、はじめの一歩でその場から逃げ出したのだ。
そうして私は、ローブのフードで髪を隠し、顔を隠し、学べるだけの魔法で身を固め――後に『精霊魔女』と呼ばれるようになる。
※※※
翌日、いつも通りの日常が戻ってきた。
早朝に目を覚まして洗面所へ。台所に立って一回目のコーヒーを淹れている間に、五時になってエインワースが起床し、彼を風呂に入れて朝食の下準備にとりかかる。
朝食は、いつも少なめ。
久しぶりにキッチンに立って、それが少し変わってきている事にようやく気付いた。恐らくは自分が加わったせいだろう、メニューにたんぱく質が増えている。
「あいつの胃だと、朝には少し重くないか?」
ふむ、とメイベルは考えて、サンドイッチの中の鶏肉と卵の量を減らした。彼が加えるようにと言ってから朝食メニューに足されていたスープからは、気持ち分の芋類を削った。
見た夢のせいか、半ばぼんやりしてしまった。
おかげで食卓についてからは、食事の味に意識を向けていなかった。勿体ない事をしたな、と、メイベルは食後になってから気付いた。
「これから、どんどん暑くなるだろうねぇ」
食卓で食後の紅茶を飲みながら、開けられた窓へ目を向けてエインワースが言った。
来たばかりだった頃は初夏だったのに、カラッと乾いた夏の空気に変わっている。その日差しは温かいというのに、含まれる魔力は夜の精霊には『肌寒さ』のようにチクチクとする。
「だろうな。洗濯物もシーツも、よく乾いていい感じの季節だ」
「うん。おかげで君のローブ姿の暑苦しさが、一層目立つね」
「これは魔力で作った専用ローブだから、通気性は抜群なんだぞ」
実際の重たさ以上に、着心地も快適なのだ。
メイベルが金色の『精霊の目』でチラリと睨み付けると、彼が、この話をしたかったんだよと言わんばかりにピッと人差し指を立てた。
「そこでどうだろう、スカートというのは?」
そうテンション高めに投げ掛けられて、メイベルはうんざりした。癖のような彼の一本指を、やや見つめてしまったあとでこう言い返した。
「またソレかよ。なんだ、諦めていなかったのか? ぴらぴらエプロンで満足しろ」
「君、普段着はずっとズボンだけれど、スカートの方が可愛いかと思って」
食卓に腕を乗せて、ずいっと顔を寄せたエインワースの目には疑いがない。
メイベルは、自分が適当に髪を短くした男の子スタイルであるのを思い返した。外見の年齢だって、今や十三歳以下というものだ。
「お前、本気で変態を疑うぞ。似合うもんか」
「似合うよ。ローブだってスカートみたいな感じだし、絶対に大丈夫。実は用意してあるから、試してみよう」
もう一度、彼が調子よく人差し指を立てる。
そのここ一番のイイ笑顔を前に、メイベルは殺意が湧いた。
「いつ買った? 私は買うなと言わなかったか?」
「これなんだけど、どう?」
「しかも、なんでバッチリサイズも把握してんだよ」
注意している間にも、エインワースは裾部分に花柄の刺繍が入ったスカートを取り出していた。ぴらりと広げて見せられたそれは、膝が隠れる丈の長さがあった。
「生地も厚めにしてもらったよ」
「いやだから、私は寒がりではなくてだな――」
「違和感なんて絶対にないはずだからさ。まずは着てみようよ」
ぐいぐいとスカートを近づけてくる。
相手は『取り引きをして手伝っている者』だ。きちんとした命令ではないにしろ、望まれればメイベルは精霊としての本能で、強く拒絶出来るはずもなく、
「くっ、しつこいな……。後で後悔しても知らんからな」
ふんっ、とメイベルは嫌な顔でスカートを受け取った。
食卓にいるエインワースから見えない位置で、ローブの下のズボンを脱いだ。先程と同じくシャツを中に入れ、この小さな身体になっては初めてのスカートを着る。
「着てみたぞ。どうだ、合わないだろう」
ずかずかと出てみれば、エインワースが「おや」と目を丸くして、それからにっこりと笑った。
「やっぱりよく似合ってるよ」
メイベルは、顔を顰めると、今更のように己の姿を見下ろした。気のせいか、ローブのせいもあってか、確かに下がスカートであっても違和感はないように思えてきた。
「…………この身体の大きさだと、男装も女装も変わらない気がしてきたな」
大人の身体だった頃は、ボディラインを隠す衣装を考えたものだ。精霊は一部の子供の姿をしているモノの他は、生まれた頃から成人姿なので子供ファッションには馴染みがない。
でもやはり、ウエストのサイズがぴったりなのが気になる。
ややあってから思考が落ち着き、首を捻った。すると了承を得たと言わんばかりに、エインワースがわくわくと棚の下に隠していた箱を引っ張り出した。
「実は、あと数着は用意してあるんだ。ちゃんと似合うようなシャツも買ったよ」
メイベルは、ゆっくりと無言で彼を見た。
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