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四章(6)聖女とモブ転生者、そして気が気でない白騎士様
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「――なるほど。君の気に入る身体ではあったようで、よかった」
「クラウスっ」
ハタとこちらを見た彼が、小さく噴き出した。
「すまない、怒らないでくれ。君に意識されているのがたまらなく嬉しくて」
彼がシルフィアの頬に口づけ、腰から肌着をするりと引き下ろした。異性の下で下着一枚になっている自分の姿に、頬が熱を持つ。
つい膝を合わせたら、クラウスの手がそこに置かれてそっと開かれる。
「あっ……」
「隠さないで。見せて」
クラウスの声には『大丈夫だから』という優しい響きで満ち、シルフィアが力を抜くと彼の手が優しく脚を左右に開く。
湿った部分が見えているだろう。シルフィアはたまらないほどの恥ずかしさに襲われる。
「ここ、――俺が感じさせた証がついてるね」
彼の指が、つんっと中心部を撫でる。
「ひんっ」
たったそれだけで、じんっと快感が軽く弾けて腰がはねた。
ひくんと中が動くのを感じた。早く触って欲しくて、果てさせて欲しいといやらしくねだるみたいだとシルフィアは思う。
「ここも、今から見る」
「っ」
「ただ、もう一つ君に俺の我儘を叶えて欲しいんだ」
「クラウスの、願い……?」
「そうだ。願望とも言うかな。俺の口で果てさせてみたい」
シルフィアは思考が止まった。まさかゲームで下心ゼロの聖人のごとく描かれていた【白騎士】が、語る内容ではなかったから理解に辿り着くのが遅れた。
クラウスが下着を脱がせた。シルフィアの太腿を押し上げ、顔を寄せる。
「やっ、やだっ、見ないで――」
「それは無理だ。これから触りもするから」
あろうことかクラウスがそこにちゅっと口づけた。唇で軽く触れられるだけで快感が起こって『だめ』の言葉が言えなくなる。
「あ、あぁっ、あ、ン」
恥じらいは、積み重ねられていく『気持ちいい』に取って変わった。
彼は舌も使って上から下まで触れた。触れる数を増やされるだけ、いやらしい気持ちがそこにじくじくと起こる。
下半身がびくびくするのが止まらない。頭の中が官能の熱に染まっていく。
「ああ、とても綺麗だ。濡れて、小さく震えていて、快感に色づいてたまらない」
「やぁそこで、喋らな……っ、あんっ」
膨らんだ花芯を舌先で優しくつつかれ、鋭い快感が起こった。
「あ、あっ、だめ、だめなのっ、んんっ、んぅっ」
面白いくらいベッドではねるシルフィアの反応を見て、クラウスが遠慮なく秘所を舐め回した。たまらず彼の頭を抑えたが、止まってくれるどころか花弁の間までざらりと舐めて吸いもする。
お腹の奥が何度もきゅんっと締まるのを感じた。
シルフィアは悩ましい収縮を胎内に感じ、シーツを握って身悶えする。
中から愛液もどんどん溢れ、ぴちゃぴちゃといやらしい水音がする。気持ちよさで身体がどこかへ飛んでいきそうだと思った。
「はぁっ、ン、あぁ、お願いクラウス、待って……」
「ここでやめられるはずがないだろう。とてもいい、もっと、したい」
太腿を抱えてじゅるるっと吸われ、シルフィアはびくびくっと背をのけぞらせた。
「あぁ、あぁんっ、こ、こんなことするなんてイメージなさすぎですっ」
「俺は白騎士である前に、一人の男だ。こんなに悦んでもらえて嬉しいよ。声も、すごく可愛い。もっと聞きたい」
それで『もっとしたい』ようだ。そう分かって胸がきゅんっとした。
(私だから、してくれているんだ……)
濡れた秘所に顔を埋めている彼の姿を改めて見たら、ときめきが増す。
「そもそも他の男に会わせるなんて、俺は冷静でいられない。シルフィアは魅力的だ。だから一層俺だけを意識してもらえるよう奉仕させてもらう」
「ほ、奉仕!?」
忘れられなくするということだろうか。でも、そももそこんなことされて、明日明後日であっさり忘れられる光景のはずがな――。
そう考えた時、不意に腰が勝手にはねた。
「あっ?」
甘く重い痺れと共に、花弁を舐めた彼の舌がぬちゅりと差し込まれたのだ。
うねって敏感になっている中をざらりとした肉厚が動く。
押しては引く動きをされると悩ましいほどの官能の波が押し寄せて、腰が逃げた。だがクラウスが抱えた太腿を引き寄せてシルフィアを逃がさない。
「やぁっ、あぁ、あっ、ああだめ、気持ちいい……っ」
腰を固定されて、上下に動かされてぞくぞくっ身震いとした。
舌がより深く進み、くちゅくちゅと押し開くとびくんっと何度も腰が浮く。
あまりの快感に腰が揺れた。気持ちよすぎて、怖くなる。
「あっ、あっ、だめ、奥から……っ、きちゃう」
強い果て迫ってくるのを感じた。シルフィアは彼の頭を抑えて嫌々と頭を振ったが、クラウスが花芯を指で愛撫して腹の内側を舌で押し上げた。
「あっ――んやぁああぁっ」
ぞくぞくっと腰から背まで震え、次の瞬間お腹の奥がきゅぅっと甘く引きつるのを感じた。たまらず太腿に力を入れ、クラウスの顔を股間に引き留める。
腰が高く浮き、びくんっと何度かはねた。
中が達してひくひくと動く感覚も、気持ちいい。
腰がベッドに落ちると、クラウスが口元を拭ってシルフィアの秘所を指で下上に撫でた。
「あっん……」
「――滴り落ちて、可愛い」
彼は指に愛液をまとわりつかせ、くぷりと中へ沈める。
シルフィアは、自分のそこが驚くほどたやすく男の指を中へと呑み込んだことにも驚く。
「あ、あ……クラウス、だめ……」
膣壁が探ってくる指に未練がましく吸いつく。蜜口が快感にふるっと震えた。異物感は、彼の動きで起こる『気持ちいい』に飲まれていく。
「また、イきそう? 腰が揺れて……ほんと、すごく可愛い」
シルフィアは散々彼の下で痴態を晒したことを思った。声も抑えられないし、身体もびくびくと勝手に跳ねるし、気にして尋ねる。
「……いやらしくてもいいの? 幻滅、したりしない?」
クラウスが目をどこか恍惚と細める。
「それを気にしてたの? ほんとシルフィアは可愛いな。そんなことあるわけがないよ、言ったでしょ、俺で感じてくれて嬉しい」
覗き込んできたクラウスが、胎内で指をぐちゅっと曲げる。
「ひゃあっ、待って、だめ、そこっ、こすったらぁ……っ」
「ああ、ここが君のいいところか」
中を広げるように動かしながら、クラウスに感じる箇所をピンポイントで当てられ、そのたび引っかかれる。
いやらしくてもいい。そうクラウスが言ってくれたことで、身体の緊張はすべて解放されていた。気持ちよすぎて蕩けてしまいそうになる。
「クラウスっ」
ハタとこちらを見た彼が、小さく噴き出した。
「すまない、怒らないでくれ。君に意識されているのがたまらなく嬉しくて」
彼がシルフィアの頬に口づけ、腰から肌着をするりと引き下ろした。異性の下で下着一枚になっている自分の姿に、頬が熱を持つ。
つい膝を合わせたら、クラウスの手がそこに置かれてそっと開かれる。
「あっ……」
「隠さないで。見せて」
クラウスの声には『大丈夫だから』という優しい響きで満ち、シルフィアが力を抜くと彼の手が優しく脚を左右に開く。
湿った部分が見えているだろう。シルフィアはたまらないほどの恥ずかしさに襲われる。
「ここ、――俺が感じさせた証がついてるね」
彼の指が、つんっと中心部を撫でる。
「ひんっ」
たったそれだけで、じんっと快感が軽く弾けて腰がはねた。
ひくんと中が動くのを感じた。早く触って欲しくて、果てさせて欲しいといやらしくねだるみたいだとシルフィアは思う。
「ここも、今から見る」
「っ」
「ただ、もう一つ君に俺の我儘を叶えて欲しいんだ」
「クラウスの、願い……?」
「そうだ。願望とも言うかな。俺の口で果てさせてみたい」
シルフィアは思考が止まった。まさかゲームで下心ゼロの聖人のごとく描かれていた【白騎士】が、語る内容ではなかったから理解に辿り着くのが遅れた。
クラウスが下着を脱がせた。シルフィアの太腿を押し上げ、顔を寄せる。
「やっ、やだっ、見ないで――」
「それは無理だ。これから触りもするから」
あろうことかクラウスがそこにちゅっと口づけた。唇で軽く触れられるだけで快感が起こって『だめ』の言葉が言えなくなる。
「あ、あぁっ、あ、ン」
恥じらいは、積み重ねられていく『気持ちいい』に取って変わった。
彼は舌も使って上から下まで触れた。触れる数を増やされるだけ、いやらしい気持ちがそこにじくじくと起こる。
下半身がびくびくするのが止まらない。頭の中が官能の熱に染まっていく。
「ああ、とても綺麗だ。濡れて、小さく震えていて、快感に色づいてたまらない」
「やぁそこで、喋らな……っ、あんっ」
膨らんだ花芯を舌先で優しくつつかれ、鋭い快感が起こった。
「あ、あっ、だめ、だめなのっ、んんっ、んぅっ」
面白いくらいベッドではねるシルフィアの反応を見て、クラウスが遠慮なく秘所を舐め回した。たまらず彼の頭を抑えたが、止まってくれるどころか花弁の間までざらりと舐めて吸いもする。
お腹の奥が何度もきゅんっと締まるのを感じた。
シルフィアは悩ましい収縮を胎内に感じ、シーツを握って身悶えする。
中から愛液もどんどん溢れ、ぴちゃぴちゃといやらしい水音がする。気持ちよさで身体がどこかへ飛んでいきそうだと思った。
「はぁっ、ン、あぁ、お願いクラウス、待って……」
「ここでやめられるはずがないだろう。とてもいい、もっと、したい」
太腿を抱えてじゅるるっと吸われ、シルフィアはびくびくっと背をのけぞらせた。
「あぁ、あぁんっ、こ、こんなことするなんてイメージなさすぎですっ」
「俺は白騎士である前に、一人の男だ。こんなに悦んでもらえて嬉しいよ。声も、すごく可愛い。もっと聞きたい」
それで『もっとしたい』ようだ。そう分かって胸がきゅんっとした。
(私だから、してくれているんだ……)
濡れた秘所に顔を埋めている彼の姿を改めて見たら、ときめきが増す。
「そもそも他の男に会わせるなんて、俺は冷静でいられない。シルフィアは魅力的だ。だから一層俺だけを意識してもらえるよう奉仕させてもらう」
「ほ、奉仕!?」
忘れられなくするということだろうか。でも、そももそこんなことされて、明日明後日であっさり忘れられる光景のはずがな――。
そう考えた時、不意に腰が勝手にはねた。
「あっ?」
甘く重い痺れと共に、花弁を舐めた彼の舌がぬちゅりと差し込まれたのだ。
うねって敏感になっている中をざらりとした肉厚が動く。
押しては引く動きをされると悩ましいほどの官能の波が押し寄せて、腰が逃げた。だがクラウスが抱えた太腿を引き寄せてシルフィアを逃がさない。
「やぁっ、あぁ、あっ、ああだめ、気持ちいい……っ」
腰を固定されて、上下に動かされてぞくぞくっ身震いとした。
舌がより深く進み、くちゅくちゅと押し開くとびくんっと何度も腰が浮く。
あまりの快感に腰が揺れた。気持ちよすぎて、怖くなる。
「あっ、あっ、だめ、奥から……っ、きちゃう」
強い果て迫ってくるのを感じた。シルフィアは彼の頭を抑えて嫌々と頭を振ったが、クラウスが花芯を指で愛撫して腹の内側を舌で押し上げた。
「あっ――んやぁああぁっ」
ぞくぞくっと腰から背まで震え、次の瞬間お腹の奥がきゅぅっと甘く引きつるのを感じた。たまらず太腿に力を入れ、クラウスの顔を股間に引き留める。
腰が高く浮き、びくんっと何度かはねた。
中が達してひくひくと動く感覚も、気持ちいい。
腰がベッドに落ちると、クラウスが口元を拭ってシルフィアの秘所を指で下上に撫でた。
「あっん……」
「――滴り落ちて、可愛い」
彼は指に愛液をまとわりつかせ、くぷりと中へ沈める。
シルフィアは、自分のそこが驚くほどたやすく男の指を中へと呑み込んだことにも驚く。
「あ、あ……クラウス、だめ……」
膣壁が探ってくる指に未練がましく吸いつく。蜜口が快感にふるっと震えた。異物感は、彼の動きで起こる『気持ちいい』に飲まれていく。
「また、イきそう? 腰が揺れて……ほんと、すごく可愛い」
シルフィアは散々彼の下で痴態を晒したことを思った。声も抑えられないし、身体もびくびくと勝手に跳ねるし、気にして尋ねる。
「……いやらしくてもいいの? 幻滅、したりしない?」
クラウスが目をどこか恍惚と細める。
「それを気にしてたの? ほんとシルフィアは可愛いな。そんなことあるわけがないよ、言ったでしょ、俺で感じてくれて嬉しい」
覗き込んできたクラウスが、胎内で指をぐちゅっと曲げる。
「ひゃあっ、待って、だめ、そこっ、こすったらぁ……っ」
「ああ、ここが君のいいところか」
中を広げるように動かしながら、クラウスに感じる箇所をピンポイントで当てられ、そのたび引っかかれる。
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