関係を終わらせる勢いで留学して数年後、犬猿の仲の狼王子がおかしいことになっている

人族貴族の公爵令嬢であるシェスティと、獣人族であり六歳年上のアルヴエスタ王国第一王子カディオが、出会った時からずっと犬猿の仲なのは有名な話だった。賢い彼女はある日、それを終わらせるべく(全部捨てる勢いで)隣国へ保留学した。だが、それから数年、彼女のもとに「――カディオが、私を見ないと動機息切れが収まらないので来てくれ、というお願いはなんなの?」という変な手紙か実家から来て、帰国することに。そうしたら、彼の様子が変で……?

※さくっと読める短篇の予定です。数話で完結予定です、お楽しみいだたけましたら幸いです!
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