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第十八章 叙勲の間
7 青い蝶々 上
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7 青い蝶々 上
皇女様からの手紙を預け、領主様の部屋を後にした。このまま城を出て、ザクロさんの元に帰ろう。
侍従さんの話だと、叙勲の間には鍵が掛かっているらしい。たぶん、春の女神さまは見られない。
それでも、少しだけ寄って行こうと思った。母さんに似た女神様のいる神殿で、旅立ち前のお祈りをしたい。
冷たくてよそよそしかった石のお城にも、見覚えのある場所がいくつかできた。紋章入りのタペストリー。大理石の螺旋階段。大熊座神話の絵画。噴水の見えるバルコニー。
鏡張りの廊下を通り抜けながら、栗色の髪のメイドさんを思い出して笑った。あの大広間の端っこで僕たちは出会い、二人して必死に女の子のふりをしたんだ。
たった三日前のことなのに、もう遠い昔みたいだ。
この意味不明なお使いに出て、ひとつ分かったことがある。僕はザクロさんと向き合うべきだってことだ。僕の知りたいことの答えは全て、ザクロさんが持っている。
スケシタを欲しがったのはなぜなのか。父さんとの間に何があったのか。僕を、どうするつもりだったのか。イチマルキウの魔窟にどれくらい関与しているのか。
どんなに残酷な答えでもいい。ザクロさんの言葉で聞かせてほしかった。
それだけじゃない。ケイトの記憶から僕を消す方法も、ザクロさんなら知っているはずだ。
ザクロさんは不思議な人だ。どうやって、誰も知らない高度な魔術を身につけたのだろう。人一倍の強い渇望がなかったら、そんな技を習得できるわけがない。
近くにいる時には考えてみようともしなかった。ザクロさんは何を求めていたんだろう。氷の森のほとりの屋敷と父さんの財産。ただそれだけが望みなの?
父さんから僕の記憶を奪い、僕から父さんを奪った人。憎い。憎くないはずがない。だけど、憎いだけじゃない。
この感情が何かわからない。ただ、向き合って、話がしたい。問題はザクロさんが僕と向き合ってくれるかどうかだ。無視されて終わりかもしれない。それは、神様に祈るしかないことだった。
そんなことを考えながら、叙勲の間に向かった。
*******************
従僕さんに教わったとおりに城内を歩いていると、やがて微かに風を感じた。水の流れる音と、優しい虫の声が交ざる。
中庭に出た。空には月が出ていた。雲が玉虫色に光りながらその下で時を止めている。
庭を囲む回廊には古代の石柱が等間隔に並び、月光と影とが白と紺の帯のように伸びている。奥にある扉の向こうが叙勲の間らしい。小さな神殿みたいだ。
廊下を廻っていくこともできたけど、僕はこの庭に入ってみたくなった。
胸元までの高さの生垣が、歪な迷路の様になっている。季節外れの枯れ枝のアーチは、ブドウだろうか。
僕はゆっくりと足を踏み入れた。
生垣の間には、灰色の石で出来た獣や、魔物、古代の神様たちの像が立っていて僕を驚かせた。
それらが灯籠の光で浮かび上がっている様は幻想的だ。だけど一人で見て回るにはちょっぴり不気味だ。炎が風で揺らぐたび、何かが目の端で動いている気がする。
庭の中央にある小さな噴水からは、泉のように渾々と水が流れ出している。苔で緑がかった水盤には、葡萄と白鳥の彫刻が施されている。僕はそのふちに腰かけて、水面に触れた。水は冷たかった。
その時、僕の肩のあたりを、一匹の蝶が舞い始めた。青い宝石のように翅がキラキラ光る。
「青い蝶々……」
何となく見覚えがあると思ったとたん、ぱっと煙のように、蝶は消えた。まばたきをした次の瞬間、僕の目の前には、一人の小さな男の子が立っていた。
「うわあっ!」
僕は驚いて、水に落ちそうになった。
「アリス!」
男の子は素早く僕の腕を掴んで、仰向けに倒れかけるのを止めてくれた。
「まったくもう、危なっかしいなあ」
僕を引き寄せながら、男の子は笑った。
「ピ、ピノ?!」
「会いたかったよアリス!」
ピノは僕に飛びついて、ぎゅーっと抱きしめてきた。
「どうしてこんなところにいるの?」
「君に会いに来たに決まってるだろ」
ピノは僕の頬にその小さな顔を擦り付けながら言った。まるで子犬みたいだ。久々に会えて嬉しいのと、くすぐったいのとで、僕は笑ってしまった。
「君は森を出られないんだと思ってた」
「出られないわけじゃない。出たくないんだ。わざわざ俺が出てきた有り難み、わかってる? 百年ぶりの特別出張だぜ」
「百年ぶり?!」
ピノはニヤッと笑った。どこまでが冗談なんだか分からない。
「プリッツは?」
「あいつは留守番」
「一人で来たの」
「そうさ。ねえ、俺ずっとそばにいたんだよ。気付かなかった?」
「ええっ?」
ピノは笑うと、僕の膝の上で、パッとフクロウに姿を変えた。
「ああっ! 嘘でしょ?!」
今日の昼間から僕の周りで大騒ぎしていた白いフクロウだった。
「ピノだったの?!」
ピノは少年の姿に戻って、またいそいそと僕の膝の上に乗っかってくる。
「ひどいよなあ、アリスを助けてやってるのに、カゴに閉じ込めるんだもん」
「ごめんよ。まさかピノだなんて思いもしなかった!」
僕は、マーサさんの手によって籠に閉じ込められたピノを思い出して笑ってしまった。恨めしそうにホウホウ鳴いてたっけ。
「なんであんなに暴れたのさ」
「なんでもクソもないだろ。君につきまとってる妙な輩を追い払ってやったんだ。感謝してくれ」
玄関前にいた騎士たちのことを、ピノは敵だと思ったらしい。
「困った人だなあ」
「人じゃねえよ。妖精様だ」
「そうだったね……」
僕は頷きながら、ピノの右腕を触った。
「な、何?」
「怪我してたでしょ……脚のほうかな?」
マーサさんと僕とで、フクロウの脚に包帯を巻いてやったのだ。確かちょっぴり血が出ていたはず。僕はピノの右脚を確かめてやろうとした。
「だ、大丈夫だ、あんなの」
ピノは僕の手を制した。真っ赤な顔をしていた。
「優しいね。アリスは」
そういうと、ピノは僕にキスをした。
「可愛い。大好き」
額、こめかみ、鼻先、頬……。ピノは僕の顔の至る所に、チュッチュと音を立てながら唇を落とした。
「ねえ、僕と一緒に帰ろう?」
ひとしきりキスをした後、ピノは僕の鼻先に額をすり寄せながら言った。
「帰るって、森に?」
「うん。プリッツも君がくるのを待ってる」
「えーっと……そんな約束したっけ」
僕は目をしばたたいてピノに尋ねた。
「してない」
「そ、そうだよね」
確か、僕がお使いを済ませるのを手伝ってくれるって話だった。そのための三つの贈り物だった。人間の命と引き換えに仲間に加えてくれるって話もあったけど、それはうやむやになっていたはずだ。それを確認したかっただけ。焦った……。
「なんだよ、俺と行くのが嫌なのか?」
「ううん。そうじゃないよ」
僕は微笑んでピノを見た。
「君が心配だから迎えにきたのに」
ピノは少ししょんぼりしてしまった。
「ありがとう、ピノ……」
僕はピノの頬にキスをした。ピノが心配してくれていたことも、ここまで迎えに来てくれたことも、仲間にしようとしてくれることも、僕は本当に嬉しかった。
皇女様からの手紙を預け、領主様の部屋を後にした。このまま城を出て、ザクロさんの元に帰ろう。
侍従さんの話だと、叙勲の間には鍵が掛かっているらしい。たぶん、春の女神さまは見られない。
それでも、少しだけ寄って行こうと思った。母さんに似た女神様のいる神殿で、旅立ち前のお祈りをしたい。
冷たくてよそよそしかった石のお城にも、見覚えのある場所がいくつかできた。紋章入りのタペストリー。大理石の螺旋階段。大熊座神話の絵画。噴水の見えるバルコニー。
鏡張りの廊下を通り抜けながら、栗色の髪のメイドさんを思い出して笑った。あの大広間の端っこで僕たちは出会い、二人して必死に女の子のふりをしたんだ。
たった三日前のことなのに、もう遠い昔みたいだ。
この意味不明なお使いに出て、ひとつ分かったことがある。僕はザクロさんと向き合うべきだってことだ。僕の知りたいことの答えは全て、ザクロさんが持っている。
スケシタを欲しがったのはなぜなのか。父さんとの間に何があったのか。僕を、どうするつもりだったのか。イチマルキウの魔窟にどれくらい関与しているのか。
どんなに残酷な答えでもいい。ザクロさんの言葉で聞かせてほしかった。
それだけじゃない。ケイトの記憶から僕を消す方法も、ザクロさんなら知っているはずだ。
ザクロさんは不思議な人だ。どうやって、誰も知らない高度な魔術を身につけたのだろう。人一倍の強い渇望がなかったら、そんな技を習得できるわけがない。
近くにいる時には考えてみようともしなかった。ザクロさんは何を求めていたんだろう。氷の森のほとりの屋敷と父さんの財産。ただそれだけが望みなの?
父さんから僕の記憶を奪い、僕から父さんを奪った人。憎い。憎くないはずがない。だけど、憎いだけじゃない。
この感情が何かわからない。ただ、向き合って、話がしたい。問題はザクロさんが僕と向き合ってくれるかどうかだ。無視されて終わりかもしれない。それは、神様に祈るしかないことだった。
そんなことを考えながら、叙勲の間に向かった。
*******************
従僕さんに教わったとおりに城内を歩いていると、やがて微かに風を感じた。水の流れる音と、優しい虫の声が交ざる。
中庭に出た。空には月が出ていた。雲が玉虫色に光りながらその下で時を止めている。
庭を囲む回廊には古代の石柱が等間隔に並び、月光と影とが白と紺の帯のように伸びている。奥にある扉の向こうが叙勲の間らしい。小さな神殿みたいだ。
廊下を廻っていくこともできたけど、僕はこの庭に入ってみたくなった。
胸元までの高さの生垣が、歪な迷路の様になっている。季節外れの枯れ枝のアーチは、ブドウだろうか。
僕はゆっくりと足を踏み入れた。
生垣の間には、灰色の石で出来た獣や、魔物、古代の神様たちの像が立っていて僕を驚かせた。
それらが灯籠の光で浮かび上がっている様は幻想的だ。だけど一人で見て回るにはちょっぴり不気味だ。炎が風で揺らぐたび、何かが目の端で動いている気がする。
庭の中央にある小さな噴水からは、泉のように渾々と水が流れ出している。苔で緑がかった水盤には、葡萄と白鳥の彫刻が施されている。僕はそのふちに腰かけて、水面に触れた。水は冷たかった。
その時、僕の肩のあたりを、一匹の蝶が舞い始めた。青い宝石のように翅がキラキラ光る。
「青い蝶々……」
何となく見覚えがあると思ったとたん、ぱっと煙のように、蝶は消えた。まばたきをした次の瞬間、僕の目の前には、一人の小さな男の子が立っていた。
「うわあっ!」
僕は驚いて、水に落ちそうになった。
「アリス!」
男の子は素早く僕の腕を掴んで、仰向けに倒れかけるのを止めてくれた。
「まったくもう、危なっかしいなあ」
僕を引き寄せながら、男の子は笑った。
「ピ、ピノ?!」
「会いたかったよアリス!」
ピノは僕に飛びついて、ぎゅーっと抱きしめてきた。
「どうしてこんなところにいるの?」
「君に会いに来たに決まってるだろ」
ピノは僕の頬にその小さな顔を擦り付けながら言った。まるで子犬みたいだ。久々に会えて嬉しいのと、くすぐったいのとで、僕は笑ってしまった。
「君は森を出られないんだと思ってた」
「出られないわけじゃない。出たくないんだ。わざわざ俺が出てきた有り難み、わかってる? 百年ぶりの特別出張だぜ」
「百年ぶり?!」
ピノはニヤッと笑った。どこまでが冗談なんだか分からない。
「プリッツは?」
「あいつは留守番」
「一人で来たの」
「そうさ。ねえ、俺ずっとそばにいたんだよ。気付かなかった?」
「ええっ?」
ピノは笑うと、僕の膝の上で、パッとフクロウに姿を変えた。
「ああっ! 嘘でしょ?!」
今日の昼間から僕の周りで大騒ぎしていた白いフクロウだった。
「ピノだったの?!」
ピノは少年の姿に戻って、またいそいそと僕の膝の上に乗っかってくる。
「ひどいよなあ、アリスを助けてやってるのに、カゴに閉じ込めるんだもん」
「ごめんよ。まさかピノだなんて思いもしなかった!」
僕は、マーサさんの手によって籠に閉じ込められたピノを思い出して笑ってしまった。恨めしそうにホウホウ鳴いてたっけ。
「なんであんなに暴れたのさ」
「なんでもクソもないだろ。君につきまとってる妙な輩を追い払ってやったんだ。感謝してくれ」
玄関前にいた騎士たちのことを、ピノは敵だと思ったらしい。
「困った人だなあ」
「人じゃねえよ。妖精様だ」
「そうだったね……」
僕は頷きながら、ピノの右腕を触った。
「な、何?」
「怪我してたでしょ……脚のほうかな?」
マーサさんと僕とで、フクロウの脚に包帯を巻いてやったのだ。確かちょっぴり血が出ていたはず。僕はピノの右脚を確かめてやろうとした。
「だ、大丈夫だ、あんなの」
ピノは僕の手を制した。真っ赤な顔をしていた。
「優しいね。アリスは」
そういうと、ピノは僕にキスをした。
「可愛い。大好き」
額、こめかみ、鼻先、頬……。ピノは僕の顔の至る所に、チュッチュと音を立てながら唇を落とした。
「ねえ、僕と一緒に帰ろう?」
ひとしきりキスをした後、ピノは僕の鼻先に額をすり寄せながら言った。
「帰るって、森に?」
「うん。プリッツも君がくるのを待ってる」
「えーっと……そんな約束したっけ」
僕は目をしばたたいてピノに尋ねた。
「してない」
「そ、そうだよね」
確か、僕がお使いを済ませるのを手伝ってくれるって話だった。そのための三つの贈り物だった。人間の命と引き換えに仲間に加えてくれるって話もあったけど、それはうやむやになっていたはずだ。それを確認したかっただけ。焦った……。
「なんだよ、俺と行くのが嫌なのか?」
「ううん。そうじゃないよ」
僕は微笑んでピノを見た。
「君が心配だから迎えにきたのに」
ピノは少ししょんぼりしてしまった。
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