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第5章 完成!究極の超次元殺法!!
第244話 剣は体を表す?
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エドと再会し、握手をした。エドのお決まりの挨拶だ。俺は何の躊躇いもなくそれに応じた。
「ビックリしたかニャ?」
握手していると、エドの後ろからジェイがやってきた。ということは二人ともエントリーを済ませたのか。
「ビックリした!まあ、最初はクロエさんがとは思ったけど、やっぱりエドだよなあ。大武会に出そうなのは。」
エドの性格的に出場しそうなのはわかる。強さに対して貪欲なのはこの前、共闘したり、対決したりしたので、その経験から理解した。
「驚いたのは私の方だ。ジェイと落ち合うはずが、君と同行していたとは思いもしなかった。」
「ああ、偶然、剣の里で再会しちゃってさあ。ついでに大武会に行くかって話になって、付いてきたんだ。」
「剣の里?もしや……自分自身の剣を手に入れたということか!」
「その通り!それがこれ!」
俺は自信ありげに剣を取り出して、見せびらかした。ちょっと変わった形をしているが、自分専用の剣だから自信はある。
「これは……!?」
「何か、奇天烈な外観をしていますね……。」
うーん、やっぱこういう反応になってしまうか。やっぱ変だよなあ。刃がないのは。
「いや、これはこれで十分君らしいと言えるのでは?もちろん良い意味でだよ。武器の性能よりも君自身の技のキレを最大限に発揮するのであれば、これ以上ない理想的な武器なのではないか?」
剣の刃で斬るのではなく、技で斬るという解釈か。確かに技を使ったときの刃の通りやすさとか、軽い力で斬れる感じは他に体験したことのない感触だった。技で斬っているという表現は間違いではないかもしれない。
「それに刃がないという形状は、君が持ち合わせるている慈悲の精神を体現しているようにも思う。必要以上に相手を傷付けない、排除するものだけを斬る。あの時の君が体現していたことにも繋がる。それはあの技で斬られたことのある私だからこそわかることだ。」
「あの時?あの時はうまいこと兜だけを斬っただけだから……。」
いやあ、あれはたまたまっすよ、先輩。慈悲だなんて俺がそんな綺麗な精神なんて持ち合わせてるワケないじゃないすか!
「それはどうだろう?私以外にもいるではないか。あの技で斬られた人が。あれは紛れもなく、愛する人を救うために振るった慈悲の刃そのものだった。私はそう解釈している。」
エドは俺の横にいるエルちゃんにも少し視線を移していた。エルちゃんを見ると顔を赤くしていた。それを見て俺もついつい顔が発火したように熱くなった。
「いい話でヤンスなあ!ヒュー、ヒュー!アニキかっこいいでヤンス!」
「ホントにエルるん愛されてるねえ!うらやましい!」
「ちょ!お前ら、茶化すなよ!俺はいいけどエルちゃんを巻き込むな!」
「まあ、良いではないか。君の仲間も祝福してくれているのだ。もっと胸を張り給え。ハハハ!」
なんで剣の話から、お惚気話になったんだ。こんなの予想できっこない。それにしても恥ずかしいなあ。……反面、嬉しいのもあるけどさあ。
「ビックリしたかニャ?」
握手していると、エドの後ろからジェイがやってきた。ということは二人ともエントリーを済ませたのか。
「ビックリした!まあ、最初はクロエさんがとは思ったけど、やっぱりエドだよなあ。大武会に出そうなのは。」
エドの性格的に出場しそうなのはわかる。強さに対して貪欲なのはこの前、共闘したり、対決したりしたので、その経験から理解した。
「驚いたのは私の方だ。ジェイと落ち合うはずが、君と同行していたとは思いもしなかった。」
「ああ、偶然、剣の里で再会しちゃってさあ。ついでに大武会に行くかって話になって、付いてきたんだ。」
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俺は自信ありげに剣を取り出して、見せびらかした。ちょっと変わった形をしているが、自分専用の剣だから自信はある。
「これは……!?」
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うーん、やっぱこういう反応になってしまうか。やっぱ変だよなあ。刃がないのは。
「いや、これはこれで十分君らしいと言えるのでは?もちろん良い意味でだよ。武器の性能よりも君自身の技のキレを最大限に発揮するのであれば、これ以上ない理想的な武器なのではないか?」
剣の刃で斬るのではなく、技で斬るという解釈か。確かに技を使ったときの刃の通りやすさとか、軽い力で斬れる感じは他に体験したことのない感触だった。技で斬っているという表現は間違いではないかもしれない。
「それに刃がないという形状は、君が持ち合わせるている慈悲の精神を体現しているようにも思う。必要以上に相手を傷付けない、排除するものだけを斬る。あの時の君が体現していたことにも繋がる。それはあの技で斬られたことのある私だからこそわかることだ。」
「あの時?あの時はうまいこと兜だけを斬っただけだから……。」
いやあ、あれはたまたまっすよ、先輩。慈悲だなんて俺がそんな綺麗な精神なんて持ち合わせてるワケないじゃないすか!
「それはどうだろう?私以外にもいるではないか。あの技で斬られた人が。あれは紛れもなく、愛する人を救うために振るった慈悲の刃そのものだった。私はそう解釈している。」
エドは俺の横にいるエルちゃんにも少し視線を移していた。エルちゃんを見ると顔を赤くしていた。それを見て俺もついつい顔が発火したように熱くなった。
「いい話でヤンスなあ!ヒュー、ヒュー!アニキかっこいいでヤンス!」
「ホントにエルるん愛されてるねえ!うらやましい!」
「ちょ!お前ら、茶化すなよ!俺はいいけどエルちゃんを巻き込むな!」
「まあ、良いではないか。君の仲間も祝福してくれているのだ。もっと胸を張り給え。ハハハ!」
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