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第3章 迷宮道中膝栗毛!!
第102話 コボルトAがあらわれた!コマンド?
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「うひへへへっ!……でヤンスぅ!」
「ち、ちょっと、タニシさん!どうしたんですか?」
「コボルトAがあらわれた!……でヤンス!」
なんで、こんな急に?……まさか!?これは……、
「チッ!かかったのはコボルトだけかよ!……まあいい、女一人くらいどうにでもなる!」
魔術師がいる!魅了の魔法を使ったんだ!相手の言葉通りだと私に対しても使っていたみたい。
「ようし!みんなやっちまえ!手込めにしてやれ!」
魔術師が指示を出して、三人が襲いかかってきた。もちろん、その中にタニシさんもいる!
「うひへっ!ツーコンの一撃でヤンスぅ!」
どうしよう、タニシさんまで巻き込んでしまうけど、魔法を使います。ごめんなさい!
「ナイトメア・クラウド!」
灰色の霧が目の前に広がった。これで多分、普通の人は倒れると思う。視界を奪い、睡眠へ誘う魔術だ。
「ぐ、何だ?この霧は?」
「ま、前が見えん!」
敵は混乱に陥って、バタバタと倒れ込んだ。
「くふふぅ!コボルトの視界を奪っても意味がないでヤンス!鼻がきくんでヤンスよぅ!」
タニシさんだけ霧から逃れて出てきた。ど、どうしよう!
「とりわけお嬢さんはいい匂いがするでヤンスから、丸わかりでヤンスよぅ!うひへへへっ!姉ぇちゃんよう!……でヤンスぅ!」
もうイヤ!変質者に襲われてるみたい。でも、なんとかしないと、私が大変なことに……。
「おうあ?あおうおおおおん!?……キュウっ!!」
タニシさんはくるくる回転してから、そのままの姿勢で卒倒した。きいたのかな?ナイトメア・クラウドが?
「や、闇魔法だと?禁呪法じゃないか!犯罪じゃないか!通報してやる!」
そんな!襲ってきたのはそっちなのに!ひどいよ……。
「ああん?なんやて?もういっぺん言ってみ?通報されんのはそっちの方ちゃうか?」
魔術師の後ろの方から、獣人が現れた。この人はオーク族?
「ち、ちょっと、タニシさん!どうしたんですか?」
「コボルトAがあらわれた!……でヤンス!」
なんで、こんな急に?……まさか!?これは……、
「チッ!かかったのはコボルトだけかよ!……まあいい、女一人くらいどうにでもなる!」
魔術師がいる!魅了の魔法を使ったんだ!相手の言葉通りだと私に対しても使っていたみたい。
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魔術師が指示を出して、三人が襲いかかってきた。もちろん、その中にタニシさんもいる!
「うひへっ!ツーコンの一撃でヤンスぅ!」
どうしよう、タニシさんまで巻き込んでしまうけど、魔法を使います。ごめんなさい!
「ナイトメア・クラウド!」
灰色の霧が目の前に広がった。これで多分、普通の人は倒れると思う。視界を奪い、睡眠へ誘う魔術だ。
「ぐ、何だ?この霧は?」
「ま、前が見えん!」
敵は混乱に陥って、バタバタと倒れ込んだ。
「くふふぅ!コボルトの視界を奪っても意味がないでヤンス!鼻がきくんでヤンスよぅ!」
タニシさんだけ霧から逃れて出てきた。ど、どうしよう!
「とりわけお嬢さんはいい匂いがするでヤンスから、丸わかりでヤンスよぅ!うひへへへっ!姉ぇちゃんよう!……でヤンスぅ!」
もうイヤ!変質者に襲われてるみたい。でも、なんとかしないと、私が大変なことに……。
「おうあ?あおうおおおおん!?……キュウっ!!」
タニシさんはくるくる回転してから、そのままの姿勢で卒倒した。きいたのかな?ナイトメア・クラウドが?
「や、闇魔法だと?禁呪法じゃないか!犯罪じゃないか!通報してやる!」
そんな!襲ってきたのはそっちなのに!ひどいよ……。
「ああん?なんやて?もういっぺん言ってみ?通報されんのはそっちの方ちゃうか?」
魔術師の後ろの方から、獣人が現れた。この人はオーク族?
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