仲良し高校生たちに魔界と人間界両方救えとか無茶苦茶言うじゃん

高校一年生仲良しグループの私たちは期末試験終わりにカラオケでバカ騒ぎをしていた。

永音、星夜、卯月、風真、わかめの男子組とえりたく、ディスタンス、しぃ、ゆみこだすの女子組を合わせた9人グループ。

確かにカラオケボックスにいたはずなのに、気が付けば何もない不思議な空間にいた。
管理者を名乗る女性が放った一言。

「あなた方には、人間界と魔界、両方を救ってほしいのです。」

ただの高校生の私たちははこう返すしかなかった。

「いや無茶苦茶言うじゃん。」
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