らりぱっぱっぱっぱ

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緑島三十里×4

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 2本目の指が穴を開いた。カウパーでは滑りが足りない。ずりずりと内壁を擦りながら、浅いところを出たり入ったりする。
「や、めろ……」
 少し正気に返ったオレが言いながら手を伸ばすと、緑島に手首を掴まれ、勃起したままの自身に導かれる。
「てめえのちんこでも弄ってな。上手く抜けたらイけるかもしれない」
「アッんんっ」
 深く刺さりっぱなしのマドラーに指がコツンと触れる。それだけで電気のような快感が全身を駆け巡り、オレははしたなく喘いで悶えた。
「くっそ、締め付けがキツすぎんな。こっちも馬鹿になれよ」
「んん、ん、」
 緑島の自身を受け入れるには狭すぎる穴を、指が上下左右に無理やり揺すった。乱暴にしたところで括約筋は緑島の指を締め付け、その感覚に身体は快楽を覚えるだけだ。
「はあ、仕方ねえな。お前、オクスリ大好きだもんな?」
 にやっと笑った緑島が、テーブルからそれを取った。尻の穴に入れた2本の指をぎりぎりに開いて出来た隙間に、ゆっくりと注がれる。
 酒と薬の混ざった眩しいほどのオレンジが。
「ひ、あ……」
 直接的になにかを感じるわけではなかった。けれど、自分の穴にオレンジの酒を注がれていくのを見せつけられ、身体がそこからジワジワと熱くなっていくようだった。
 先に薬の入った酒を少し飲んだだけでこの有様だ。直腸から直接吸収してみろ、どうなることか?
「お漏らしすんなよ、もったいねーな」
 ずぐっ。
「うっ、あ、」
 ずるっ、じゅちゅっ、ぐちゅっ。
「はっ、あっ、あっあっ」
 卑猥な水音が部屋に響く。突然突き立てられた熱いモノに、背筋がゾワゾワ震えた。狭い穴を無理やり押し入って、内臓をかき混ぜられる。
 苦しい。ただひたすらに苦しいだけなのに、脳をかき混ぜられてるみたいで、ぐるぐる回る世界でそれが気持ち良かった。
「ああっ、すげー可愛いよ、お前のケツ穴」
「あううっ、ふっ、ううっ、うっ」
「お前は可愛くねーけどよ、ケツ穴は俺のちんこ大好きって、いっぱい締め付けてくる」
「ああ、あっ、はあ、」
 じゅぷじゅぷと、上から押さえつけられるように穿たれる。
「アアアアッ」
 緑島の先端がそこを抉った。恐ろしい程の快感に目を見開く。
「ここか、お前のイイところ」
「っあ、あーっ、あーっ」
 緑島は同じところばかりを狙い、自身を擦り付ける。そのたびに、そういうおもちゃにでもなったみたいにオレは声を上げた。
 堪えようにも耐えきれず喘ぐ。前立腺を緑島が潰すたび、身体の内から湧き上がる幸福にも似た快感。
 痛いわけでも悲しいわけでもない。それでも目端から涙が溢れる。声を上げて鳴いた。頭がおかしくなる。気持ちいい。
「俺の想像の100倍可愛いよ、灯。もっとイけ」
「んあっ……くうっあーっ、あーーっ」
 全身が震える。マドラーの刺さった性器を握られ、深くまで犯される。当然のように果てて、中が戦慄くように緑島を締め付けた。
「くっそ、イイ、イくっ」
 イって痙攣するナカが気に入ったらしい。緑島は数回腰を打ち付けて奥深くに吐精した。
 腹の中を満たされる事に幸福感を覚えた。
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