お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
余命三ヶ月の本音
霖夜
青春
奏音(かなと)は余命三ヶ月を言い渡された。そんな彼は昔から何に対しても関心が持てなかった。
そんな彼の前に現れたのは一人の少女、莉華(りか)だった。
奏音の余命を知った幼馴染や、学校の友人との三ヶ月。そして、本音を話すための時間だった。
そんな、少年少女の物語。
僕の自省録
RADIC
青春
「エピローグ」
目の前にそびえる洋館に目を奪われた。あたりにはそれ以外なにもなく、重そうなそのドアが僕を見つめる。
意を決してドアを開けるとそこは洒落たカフェだった。赤い絨毯にオレンジの照明。カウンター席とテーブル席があった。まったく人っ気がなかったが奥のテーブル席にひとり人がいる。僕を見るとその人は手招きした。手招きされたのでは仕方ない、その人と対面する形で席に座った。
「よく来たね。」
髪の毛は癖っ毛なのかクルクルしていて肌は白く、目はサファイアのように青い。鼻は高く、外人の方だとすぐに分かった。
返事をしないで相手を見ている僕をみてまた彼は言った。
「よく来たね。」
「はぁ、でもカフェに来るつもりなんてなかったんですけど…。」
相手の方が大人、僕は高校生なので敬語を使った。
「それはそうだろうな。」
彼は笑って言った。
「どういうことですか?」
なぜこんなとこにいるんだろう…。
なにをしていたんだろう…。
「わからないのも無理はない。まず一つ一つ思い出して私に話たまえ。」
「はぁ…」
「おっとすまない、自己紹介はまだだったな私はアントニヌスだ、よろしく。」
「はい、よろしくお願いします。僕の名前は……。
僕の名前は……。
***
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
からっぽ
明石家秀夫
青春
普通の人って、どんな人だろう。
障がい者じゃない人?
常識がある人?
何をもって、普通というのだろう。
これは、ちょっと変わった男の子が、普通の中学校で、普通の日常を送るだけの物語。
7割実話、3割フィクション。
「事実は小説よりも奇なり」
小説家になろう、カクムヨでも公開中!
──の花束は落ちていく 〜『あなた次第』IF〜
君影 ルナ
青春
『あなた次第』IF話。
周りに左右されやすい『あなた次第』という花言葉を名前に持つ藍。それが悪い方向へと行ってしまうお話。
─────
※私が前に書いた(番外編は投稿中です)『あなた次第』という小説の本編で出てきた登場人物や世界観の設定はそのままで、全く違う話となっております。
※ハッピーエンドをお望みの方は読まずにそっとこのページを閉じて頂ければと思います。
※優しい音霧寮はほとんどいません。
※こちらの花言葉は風味程度です。
※一話の前に軽い設定も載せたので、本編を読まなくても何となく世界観は分かるようになっていると思います。
※R15は保険です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる