20 / 62
3章 村人は単なるNPCに過ぎないのか?
20話 ヒマワリの花は朗々と
しおりを挟む
「ありがとうございます、助けて頂いて……」
事が収束を迎えようとした頃、俺はようやく頭を下げた。
小屋の中ではナビ子の治療が行われている。肩に受けた傷は深いらしく、今は安静にしている。医療の心得を持つ来訪者の一人と女子組が、その傍に付いていた。
俺が礼を言うと、その人はニッと笑う。救援者の一人――歯抜けの笑みは、太陽のように眩しかった。
「お礼なら、アンタの所のナビ子ちゃんに言うんだね」
「ナビ子に?」
「あの子が救援要請を送ってくれなけりゃ、こんな早く到着することはなかった。早くて半日後、遅くて一日後、アタシ等の隊は無人になった村を通り過ぎるだけだったろうね」
いつの間に救援要請なんて。ぽかんとする俺の視界に、突然塊が割り込んできた。
尻から火を噴き、さながらUFOのように宙を漂う。
カメのようだ。俺の肩に降り立った甲羅から、頭と四肢が伸びる。初めて見る生き物だ。少なくとも、尻から火を噴くカメなど見たことがない。
「うちの村のナビ子が、この前飛ばしただろう。あの旨くなさそうな鳥さ。あれみたいなやつなんだって」
余所のナビ子と鳥、それで思い出すのは、鉄板を貼り巡らせた鳥だった。連絡機『伝書バードVer.メカニカル』。先日この村を訪れたキャラバンに従う、A型ナビ子の所有物である。
うちのナビ子も似たような物を持っていたのか。それに驚くと同時に、俺は察した。
「あなた、マルケン巡査部長さんの所の……」
「ああ、まだ名乗っていなかったね。お察しの通り、マルケン村の住民さ。アマンダという。こう見えて、戦闘部隊一番隊隊長を任されている。ところで、あの者達のことなんだが――」
アマンダと名乗る女性が新たに話題を振ろうとしたその時、小屋の中が騒がしくなった。制止の声が多く聞こえる。ナビ子が無理を承知で起き上がろうとしているようだ。
慌ただしさはアマンダにも伝わっていたらしい。彼女は苦笑の後、
「まあ、これは追々。とりあえず近くに行ってあげよう。どうもあの子は、アンタの傍にいないと不安みたいだから」
「それはないと思いますけど……」
女性の軽口を追って、俺は小屋の中に入る。
小屋の中では、貧相な《ワラ敷きベッド》の上にナビ子が横たわっていた。肩には薄灰色の包帯――止血も万全ではないのか、若々しい椿が咲き誇っている。
ナビ子はこちらに気付くなり目を丸め、身体を起こそうとした。
「村長さ……っ」
「駄目です、ナビ子さん!」
クローイがそっと、その腕を押す。ナビ子は躊躇っていたが、俺が頷いて寝ているよう促すと、申し訳なさそうに身体を戻した。
「申し訳ございません。このような醜態を……」
「こちらこそ。助かった――って言うのはちょっと変かもしれないけど、ありがとうございます、助けに来てくれて。応援も、頼んでくれて」
「いいえ。『ナビ子』として、この村の住民として、当然のことをしたまでです」
そう微笑むナビ子は、どこか幸せそうに見えた。命を賭して村や住民を守ることこそ『ナビ子』の使命、そう言わんばかりの表情だ。
胸が締め付けられる思いだった。俺が負う筈の傷を彼女が負った。それによって彼女は、今や死の危機に晒されている。大げさかもしれないが、傍観者の俺にとっては、それ程の鬼気迫るように見えた。
「ところで村長さん、アランさんは今どこに?」
「さっき捕まえた人達の所ですよ。マルケンさん派遣隊の一人と一緒に監視してます。怪我はないようです」
「そうですか。……村長さん」
ふと、ナビ子の声色が変わる。硬く無機質な音。説明モードのナビ子、そうこっそりと名付けたそれが、突如として降臨した。
「捕虜を得た際、村長さんには三つの選択肢があります。一つ目に元の場所に帰すこと。二つ目に殺害すること。三つ目に、我が村の住民とすること、です」
「じゅ、住民に?」
それは想定していなかった選択肢だ。てっきり俺は、襲撃者はナビ子によって提出されるものだとばかり思い込んでいた。違反の報告、そして処罰の為に運営へ。
俺にも選択の余地がある。安堵すると共に身が引き締まる思いだった。
そのような俺の心情を読んだのか、ナビ子は柔らかく微笑んで、
「一部の敵対NPC以外は、基本友好的なのです。それを悪意に変えたのは、その人が属する長――つまり『プレイヤー』です。どれだけ無茶難題を与えられても、『プレイヤーを害さない』という理念は揺るがない。だから彼等は悪くない、許される余地があります」
「けれどね、ナビ子さん」
ナビ子の容態を見ていてくれた女性、黒髪の彼女が口を開く。
「管理役である貴方の意見がそうであったとしても、彼等の罪は決して許されるものではないと、私は思う。だって私達は意志を持っている。考える力がある。村長の命令に逆らうことも可能なの。だけど彼等は、それをしなかった。彼等は同罪。断罪すべき対象よ」
同意を示すかのように、アマンダも頷く。だがその横顔は、どこか複雑そうだった。
マルケン巡査部長とその村の住民は、俺よりもずっと多くの経験を積んでいる。だからこそ分かる事柄もあるのだろう。
ナビ子の公平とルールに則った機械的な論とは、違った重みを孕む。情が、どうしようもない人間然とした感情が、確かにそこにはあった。
事が収束を迎えようとした頃、俺はようやく頭を下げた。
小屋の中ではナビ子の治療が行われている。肩に受けた傷は深いらしく、今は安静にしている。医療の心得を持つ来訪者の一人と女子組が、その傍に付いていた。
俺が礼を言うと、その人はニッと笑う。救援者の一人――歯抜けの笑みは、太陽のように眩しかった。
「お礼なら、アンタの所のナビ子ちゃんに言うんだね」
「ナビ子に?」
「あの子が救援要請を送ってくれなけりゃ、こんな早く到着することはなかった。早くて半日後、遅くて一日後、アタシ等の隊は無人になった村を通り過ぎるだけだったろうね」
いつの間に救援要請なんて。ぽかんとする俺の視界に、突然塊が割り込んできた。
尻から火を噴き、さながらUFOのように宙を漂う。
カメのようだ。俺の肩に降り立った甲羅から、頭と四肢が伸びる。初めて見る生き物だ。少なくとも、尻から火を噴くカメなど見たことがない。
「うちの村のナビ子が、この前飛ばしただろう。あの旨くなさそうな鳥さ。あれみたいなやつなんだって」
余所のナビ子と鳥、それで思い出すのは、鉄板を貼り巡らせた鳥だった。連絡機『伝書バードVer.メカニカル』。先日この村を訪れたキャラバンに従う、A型ナビ子の所有物である。
うちのナビ子も似たような物を持っていたのか。それに驚くと同時に、俺は察した。
「あなた、マルケン巡査部長さんの所の……」
「ああ、まだ名乗っていなかったね。お察しの通り、マルケン村の住民さ。アマンダという。こう見えて、戦闘部隊一番隊隊長を任されている。ところで、あの者達のことなんだが――」
アマンダと名乗る女性が新たに話題を振ろうとしたその時、小屋の中が騒がしくなった。制止の声が多く聞こえる。ナビ子が無理を承知で起き上がろうとしているようだ。
慌ただしさはアマンダにも伝わっていたらしい。彼女は苦笑の後、
「まあ、これは追々。とりあえず近くに行ってあげよう。どうもあの子は、アンタの傍にいないと不安みたいだから」
「それはないと思いますけど……」
女性の軽口を追って、俺は小屋の中に入る。
小屋の中では、貧相な《ワラ敷きベッド》の上にナビ子が横たわっていた。肩には薄灰色の包帯――止血も万全ではないのか、若々しい椿が咲き誇っている。
ナビ子はこちらに気付くなり目を丸め、身体を起こそうとした。
「村長さ……っ」
「駄目です、ナビ子さん!」
クローイがそっと、その腕を押す。ナビ子は躊躇っていたが、俺が頷いて寝ているよう促すと、申し訳なさそうに身体を戻した。
「申し訳ございません。このような醜態を……」
「こちらこそ。助かった――って言うのはちょっと変かもしれないけど、ありがとうございます、助けに来てくれて。応援も、頼んでくれて」
「いいえ。『ナビ子』として、この村の住民として、当然のことをしたまでです」
そう微笑むナビ子は、どこか幸せそうに見えた。命を賭して村や住民を守ることこそ『ナビ子』の使命、そう言わんばかりの表情だ。
胸が締め付けられる思いだった。俺が負う筈の傷を彼女が負った。それによって彼女は、今や死の危機に晒されている。大げさかもしれないが、傍観者の俺にとっては、それ程の鬼気迫るように見えた。
「ところで村長さん、アランさんは今どこに?」
「さっき捕まえた人達の所ですよ。マルケンさん派遣隊の一人と一緒に監視してます。怪我はないようです」
「そうですか。……村長さん」
ふと、ナビ子の声色が変わる。硬く無機質な音。説明モードのナビ子、そうこっそりと名付けたそれが、突如として降臨した。
「捕虜を得た際、村長さんには三つの選択肢があります。一つ目に元の場所に帰すこと。二つ目に殺害すること。三つ目に、我が村の住民とすること、です」
「じゅ、住民に?」
それは想定していなかった選択肢だ。てっきり俺は、襲撃者はナビ子によって提出されるものだとばかり思い込んでいた。違反の報告、そして処罰の為に運営へ。
俺にも選択の余地がある。安堵すると共に身が引き締まる思いだった。
そのような俺の心情を読んだのか、ナビ子は柔らかく微笑んで、
「一部の敵対NPC以外は、基本友好的なのです。それを悪意に変えたのは、その人が属する長――つまり『プレイヤー』です。どれだけ無茶難題を与えられても、『プレイヤーを害さない』という理念は揺るがない。だから彼等は悪くない、許される余地があります」
「けれどね、ナビ子さん」
ナビ子の容態を見ていてくれた女性、黒髪の彼女が口を開く。
「管理役である貴方の意見がそうであったとしても、彼等の罪は決して許されるものではないと、私は思う。だって私達は意志を持っている。考える力がある。村長の命令に逆らうことも可能なの。だけど彼等は、それをしなかった。彼等は同罪。断罪すべき対象よ」
同意を示すかのように、アマンダも頷く。だがその横顔は、どこか複雑そうだった。
マルケン巡査部長とその村の住民は、俺よりもずっと多くの経験を積んでいる。だからこそ分かる事柄もあるのだろう。
ナビ子の公平とルールに則った機械的な論とは、違った重みを孕む。情が、どうしようもない人間然とした感情が、確かにそこにはあった。
0
お気に入りに追加
34
あなたにおすすめの小説
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
異世界に行けるようになったんだが自宅に令嬢を持ち帰ってしまった件
シュミ
ファンタジー
高二である天音 旬はある日、女神によって異世界と現実世界を行き来できるようになった。
旬が異世界から現実世界に帰る直前に転びそうな少女を助けた結果、旬の自宅にその少女を持ち帰ってしまった。その少女はリーシャ・ミリセントと名乗り、王子に婚約破棄されたと話し───!?
【完結】神様と呼ばれた医師の異世界転生物語 ~胸を張って彼女と再会するために自分磨きの旅へ!~
川原源明
ファンタジー
秋津直人、85歳。
50年前に彼女の進藤茜を亡くして以来ずっと独身を貫いてきた。彼の傍らには彼女がなくなった日に出会った白い小さな子犬?の、ちび助がいた。
嘗ては、救命救急センターや外科で医師として活動し、多くの命を救って来た直人、人々に神様と呼ばれるようになっていたが、定年を迎えると同時に山を買いプライベートキャンプ場をつくり余生はほとんどここで過ごしていた。
彼女がなくなって50年目の命日の夜ちび助とキャンプを楽しんでいると意識が遠のき、気づけば辺りが真っ白な空間にいた。
白い空間では、創造神を名乗るネアという女性と、今までずっとそばに居たちび助が人の子の姿で土下座していた。ちび助の不注意で茜君が命を落とし、謝罪の意味を込めて、創造神ネアの創る世界に、茜君がすでに転移していることを教えてくれた。そして自分もその世界に転生させてもらえることになった。
胸を張って彼女と再会できるようにと、彼女が降り立つより30年前に転生するように創造神ネアに願った。
そして転生した直人は、新しい家庭でナットという名前を与えられ、ネア様と、阿修羅様から貰った加護と学生時代からやっていた格闘技や、仕事にしていた医術、そして趣味の物作りやサバイバル技術を活かし冒険者兼医師として旅にでるのであった。
まずは最強の称号を得よう!
地球では神様と呼ばれた医師の異世界転生物語
※元ヤンナース異世界生活 ヒロイン茜ちゃんの彼氏編
※医療現場の恋物語 馴れ初め編
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
異世界に転生をしてバリアとアイテム生成スキルで幸せに生活をしたい。
みみっく
ファンタジー
女神様の手違いで通勤途中に気を失い、気が付くと見知らぬ場所だった。目の前には知らない少女が居て、彼女が言うには・・・手違いで俺は死んでしまったらしい。手違いなので新たな世界に転生をさせてくれると言うがモンスターが居る世界だと言うので、バリアとアイテム生成スキルと無限収納を付けてもらえる事になった。幸せに暮らすために行動をしてみる・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる