転生聖女!2度目の人生は推し(捨てられた王子)に溺愛されてます

「ちがう。この人じゃない」
リオン王を見たポポはガッカリした。
捨て子のポポが聖女として、王宮にあがる決心をしたのは、リオン王が過去に会った推しだと思ったから。

この国には、「聖女は時の王と結婚すること」という掟があった。

なのに、日に日にリオン王のことが嫌いになってゆくポポ。

かわりに、護衛騎士レオンの事は、なぜか気になってしかたない。

そんな時、リオン王に真実の愛の相手エリザが現れ、王はエリザを国の聖女にすえることにする。

聖女交代の手続きの時、ポポは毒殺された。

失ってゆく意識の中でも、ポポはレオンの言葉をはっきりと聞く。
「本当はオレが」と。

そして、2度目の人生が始まる。
1度目の記憶をもったポポは、自分の推しを探す為、王都の市場で働いていた。

ある日、リオン王とレオン騎士は双子だと知る。

双子が忌み嫌われている国では、弟のレオンは姿をかえ存在を消していたのだ。

再び聖女として、王宮にあがったポポは、今度こそ幸せになろうと奮闘する。

出来損ない聖女とバカにされていたポポが、転生して幸せをつかむ話です。


















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