お飾り王妃のはずなのに、黒い魔法を使ったら溺愛されてます

りんりん

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六、お茶会の返事

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「…姫!……姫!」

 リューイはうわ言のように叫びながら、サーシャのネグリジェを捲り上げて、太ももの内側を撫で回し、リューイの唇は再びサーシャの口を捕らえ、強引に舌を割り込ませると、その舌は口の中を這いずりまわってサーシャの舌を熱く犯す。



「…ッぁ…ッ……ダメ…リューイ……」



 サーシャの口から喘ぎ声が漏れると、リューイはネグリジェを捲り上げていた右手を絹のショーツに潜り込ませて、中指で一筋の割れ目をなぞる。

「ッぁぁぁっ…」

 ビクンとサーシャが感じてしまうと、そのままリューイの中指は密壺にグイッと入り込む。



 その時、テントの外で



「姫様、失礼します」



 とアシュレィの声がした。


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