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第28話 バトルパワードスーツ
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我輩とめめさん、熊さんの3人は熊さんの熊型宇宙船の格納庫へと移動する。するとそこでは、熊さんパーティーの面々に加えて、めめさん達の整備士達が揃っており、なにやら話し込んでいた。
「熊太郎さん達のBPSの破損状況はどうですか?」
めめさんが話し込んでいる一団に声をかける。
「あねさん、こりゃあ酷いですぜ。ぱっと見は表面の装甲が痛んでるだけのように見えやすが、内部の細かいパーツまでまんべんなくダメージ受けてやがる。テラフォーミング施設の自爆に巻き込まれたって話だが、このダメージでよく逃げ切れたって思いやすよ」
答えてくれたのは、一団の中にいた、めめさんの仲間のお猿さんだ。このお猿さんがめめさん達の整備士の長なんだろう。
このお猿さん。めめさんのことをあねさんと呼んでいるし、どことなく若いしゃべり方だけど、声はしゃがれてるし、見た目も周囲のお猿さんと比べると、結構年を重ねていそうな見た目だ。そのため、お猿さんのほうがめめさんよりもがっつり年上に感じる。
めめさんがリーダーなんだから年齢関係なくめめさんをボス扱いするのはわかるんだけど、年下のリーダーをあねさんって呼んだりはしないよね? そういえば、めめさんの年齢って聞いたことなかったな。
我輩だけじゃなく、熊さん達も同様の疑問を感じたようで、みんなでめめさんの方を見ちゃったけど、何かを察したのか、めめさんににっこりされて速攻で視線を外した。
めめさんは少なくとも500m級宇宙船1隻、300m級宇宙船2隻を持つ大型パーティーのリーダーだ。穏やかそうにしつつも妙な迫力がある。我輩と熊さん達じゃあ永遠に聞くことは出来ないだろうな。
っと、この空気はまずいなと思ったら、熊さんが話し出す。うむ、偉いぞ熊さん。
「そ、そこははぴさんのミニぴぴぷちゃ号に助けてもらったからな」
「ああ~、猫さん達の宇宙船っすか。流石ですな。このBPSのダメージを見ると、あっしらの宇宙船でもそれなりにダメージを受けていたと思いやすよ」
「それで、キキの見立てではどうなのですか? 修理はどのくらいかかりそうです?」
どうやらこのお猿さん、名前をキキというようだ。たぶん、鳴き声からだよね。
「そうっすね。幸い上質なスペースマテリアルが大量にありやすんで、あっしらの船で大まかな修理をしつつ、細かい調整を熊の旦那達にまかせるってやり方なら、10日前後ってところですかね」
「そう、わかったわ。デメキンへの到着予定は12日後だけど、仕掛けるのは熊太郎さん達のBPSの修理が終わり次第ということになりましたので、焦らず確実に作業してください」
「へい! じゃ、作業を開始するとしやしょうかね。熊の旦那方も頼みますよ」
「「「「おう!」」」」
さってと、我輩、暇になっちゃったな。ぴぴとぷうは二人でBPSの修理中だし、ミニぴぴぷちゃ号はめめさんの宇宙船とドッキング中だから操縦する必要もない。
ここはのんびり修理の見学でもしてようかな。BPSの修理には、我輩加われないんだ。なんでかっていうと、その構造が難しくって、さっぱりわかんないからなんだよね。
まず大前提として、この宇宙には宇宙パワーと呼ばれる不思議パワーが存在する。宇宙パワーは実に不思議で面白いパワーで、宇宙パワーが豊富なスペースマテリアルと呼ばれている鉱石を使えば、通常では考えられないような優れた金属を生み出すことが出来るし、宇宙パワーが豊富な土や水で作られた食物は、そうでない食物よりもはるかに美味しくなる。
そんな風に我輩達の生活に多大な影響を及ぼしている宇宙パワーなんだけど、一番影響を及ぼしているのは、我輩達自身なんだって。なにせ我輩達は宇宙パワーを飲食や呼吸なんかで体内に取り込むことによって、いろいろなことが出来るようになったとされてるからだ。例えば、無重力の宇宙空間における、長期間生活だったり、生身での船外活動だったりもそうなんだって。なんでも、宇宙パワーを積極的に摂取していなかったころは、無重力の宇宙で長時間生活すると、骨がもろくなったり、宇宙空間で船外に生身で出たりしたら、気圧と宇宙放射線によって簡単に健康を害したらしいんだ。
そんな万能パワーである宇宙パワーによって、出来るようになったことの中には、上の2個以外にも重要なものばっかりだ。例えば、我輩達が妖精の国に住む多種多様な種族との意思疎通の時に使っているテレパシーだったり、生活になくてはならないサイコキネシスなんかも、全部宇宙パワーの恩恵なんだそうだ。そしてこれは戦闘面でも一緒みたいで。例えばぴぴのが攻撃時によく使う、CPにより発生するビームっぽい爪だったり、ぷうのぷぷぷビームだったりは、全部宇宙パワーによるものなんだって。ちなみにCPことキャットパワーは、宇宙パワーの我輩達猫の間での呼び名だったりする。厳密には宇宙パラーの使い方も、種族によって多少の差はあるから、我輩達猫の使うCPと、熊さんの使うべアーパワーことBPは違うらしいんだけどね。そだ、ここまでずっと伝聞調なのは昔から言われてることだから、我輩がどうのこうのっていうものじゃないからなんだ。
というわけで、ぴぴの切り裂き王による爪攻撃も、ぷうの噛み付き王によるビームも、全部ぴぴとぷうが生身でも使えるCPを利用した攻撃を、バトルパワードスーツというスーツによって増大させているってことみたいなの。それ故、BPSはロボットなんかではなくて、あくまでもスーツの一種にされているんだって。
だから、BPSの製造や修理は厄介なんだよね。単純に機械的なものってだけじゃなくって、いかに中に乗っている動物の宇宙パワーを用いた技を、上手に強力に補助できるかっていうのが大事になるから。そして、その辺のことが難しすぎて、我輩にはさっぱりなんだ。
そうそう、BPSが中に乗っている動物と同じ形なのも、基本的には宇宙パワーの影響だ。例えば走っている最中に、突然障害物が現れた場合、生身ならだれでも簡単に正面に宇宙パワーによるバリアを展開することが出来る。でも、これが車だった場合、車の正面にバリアを張るのは地味に難しい。咄嗟の場合だと、ほとんどの場合、車の正面にバリアを張ることが出来ずに、運転手の前方にバリアを張っちゃうことが多いんだって。
そんなわけで、BPSというのは、ほとんど例外なく乗り手と同じようなフォルムをしているみたい。大きさもある程度決まっていて、現在は乗り手の10倍くらいの大きさが効率のいい大きさって言われてるんだって。
ちなみに切り裂き王や噛み付き王の体長が10mサイズなのは、ぴぴとぷうが体長1mもあるからってわけじゃない。ぴぴとぷうは伸びても50cmくらいだ。じゃあなんで10mもあるのって言われたら、モデルを頼まれた我輩のサイズが1mだったのだ。だから、細部こそぴぴやぷうによせにいってるんだけど、大本の体格だけは我輩基準になっているから、妙に大きいのだ。
ちなみにミニぴぴぷちゃ号が50mなのは、ぴぴやぷうが伸びた時の大きさが大体50cmだからだ。ミニぴぴぷちゃ号は丸いし、小鬼ども同様生首型宇宙船と勘違いされるけど、ちゃんと尻尾も手足もあるから、丸いだけで全身をちゃんと表現しているのだよ!
とはいえ、一般的な宇宙船はBPSに倣っているものも多いんだけどね。めめさんの羊型宇宙船とか、熊さんの熊型宇宙船なんかがその代表例だ。でも、宇宙船はそこまで厳格じゃないんだ。小鬼どもは生首型宇宙船だし、妖精たちなんて、花型宇宙だしね。妖精たちの宇宙船が花型なのは、妖精という種族が、花と共に生きてきた花の種族だからということが関係しているみたいなんだ。
ちなみに現在向かっているデメキンに角と牙があるのも、たぶん少しでも乗り手の鬼によせるために、そういう改造をしたから、だと思う!
「熊太郎さん達のBPSの破損状況はどうですか?」
めめさんが話し込んでいる一団に声をかける。
「あねさん、こりゃあ酷いですぜ。ぱっと見は表面の装甲が痛んでるだけのように見えやすが、内部の細かいパーツまでまんべんなくダメージ受けてやがる。テラフォーミング施設の自爆に巻き込まれたって話だが、このダメージでよく逃げ切れたって思いやすよ」
答えてくれたのは、一団の中にいた、めめさんの仲間のお猿さんだ。このお猿さんがめめさん達の整備士の長なんだろう。
このお猿さん。めめさんのことをあねさんと呼んでいるし、どことなく若いしゃべり方だけど、声はしゃがれてるし、見た目も周囲のお猿さんと比べると、結構年を重ねていそうな見た目だ。そのため、お猿さんのほうがめめさんよりもがっつり年上に感じる。
めめさんがリーダーなんだから年齢関係なくめめさんをボス扱いするのはわかるんだけど、年下のリーダーをあねさんって呼んだりはしないよね? そういえば、めめさんの年齢って聞いたことなかったな。
我輩だけじゃなく、熊さん達も同様の疑問を感じたようで、みんなでめめさんの方を見ちゃったけど、何かを察したのか、めめさんににっこりされて速攻で視線を外した。
めめさんは少なくとも500m級宇宙船1隻、300m級宇宙船2隻を持つ大型パーティーのリーダーだ。穏やかそうにしつつも妙な迫力がある。我輩と熊さん達じゃあ永遠に聞くことは出来ないだろうな。
っと、この空気はまずいなと思ったら、熊さんが話し出す。うむ、偉いぞ熊さん。
「そ、そこははぴさんのミニぴぴぷちゃ号に助けてもらったからな」
「ああ~、猫さん達の宇宙船っすか。流石ですな。このBPSのダメージを見ると、あっしらの宇宙船でもそれなりにダメージを受けていたと思いやすよ」
「それで、キキの見立てではどうなのですか? 修理はどのくらいかかりそうです?」
どうやらこのお猿さん、名前をキキというようだ。たぶん、鳴き声からだよね。
「そうっすね。幸い上質なスペースマテリアルが大量にありやすんで、あっしらの船で大まかな修理をしつつ、細かい調整を熊の旦那達にまかせるってやり方なら、10日前後ってところですかね」
「そう、わかったわ。デメキンへの到着予定は12日後だけど、仕掛けるのは熊太郎さん達のBPSの修理が終わり次第ということになりましたので、焦らず確実に作業してください」
「へい! じゃ、作業を開始するとしやしょうかね。熊の旦那方も頼みますよ」
「「「「おう!」」」」
さってと、我輩、暇になっちゃったな。ぴぴとぷうは二人でBPSの修理中だし、ミニぴぴぷちゃ号はめめさんの宇宙船とドッキング中だから操縦する必要もない。
ここはのんびり修理の見学でもしてようかな。BPSの修理には、我輩加われないんだ。なんでかっていうと、その構造が難しくって、さっぱりわかんないからなんだよね。
まず大前提として、この宇宙には宇宙パワーと呼ばれる不思議パワーが存在する。宇宙パワーは実に不思議で面白いパワーで、宇宙パワーが豊富なスペースマテリアルと呼ばれている鉱石を使えば、通常では考えられないような優れた金属を生み出すことが出来るし、宇宙パワーが豊富な土や水で作られた食物は、そうでない食物よりもはるかに美味しくなる。
そんな風に我輩達の生活に多大な影響を及ぼしている宇宙パワーなんだけど、一番影響を及ぼしているのは、我輩達自身なんだって。なにせ我輩達は宇宙パワーを飲食や呼吸なんかで体内に取り込むことによって、いろいろなことが出来るようになったとされてるからだ。例えば、無重力の宇宙空間における、長期間生活だったり、生身での船外活動だったりもそうなんだって。なんでも、宇宙パワーを積極的に摂取していなかったころは、無重力の宇宙で長時間生活すると、骨がもろくなったり、宇宙空間で船外に生身で出たりしたら、気圧と宇宙放射線によって簡単に健康を害したらしいんだ。
そんな万能パワーである宇宙パワーによって、出来るようになったことの中には、上の2個以外にも重要なものばっかりだ。例えば、我輩達が妖精の国に住む多種多様な種族との意思疎通の時に使っているテレパシーだったり、生活になくてはならないサイコキネシスなんかも、全部宇宙パワーの恩恵なんだそうだ。そしてこれは戦闘面でも一緒みたいで。例えばぴぴのが攻撃時によく使う、CPにより発生するビームっぽい爪だったり、ぷうのぷぷぷビームだったりは、全部宇宙パワーによるものなんだって。ちなみにCPことキャットパワーは、宇宙パワーの我輩達猫の間での呼び名だったりする。厳密には宇宙パラーの使い方も、種族によって多少の差はあるから、我輩達猫の使うCPと、熊さんの使うべアーパワーことBPは違うらしいんだけどね。そだ、ここまでずっと伝聞調なのは昔から言われてることだから、我輩がどうのこうのっていうものじゃないからなんだ。
というわけで、ぴぴの切り裂き王による爪攻撃も、ぷうの噛み付き王によるビームも、全部ぴぴとぷうが生身でも使えるCPを利用した攻撃を、バトルパワードスーツというスーツによって増大させているってことみたいなの。それ故、BPSはロボットなんかではなくて、あくまでもスーツの一種にされているんだって。
だから、BPSの製造や修理は厄介なんだよね。単純に機械的なものってだけじゃなくって、いかに中に乗っている動物の宇宙パワーを用いた技を、上手に強力に補助できるかっていうのが大事になるから。そして、その辺のことが難しすぎて、我輩にはさっぱりなんだ。
そうそう、BPSが中に乗っている動物と同じ形なのも、基本的には宇宙パワーの影響だ。例えば走っている最中に、突然障害物が現れた場合、生身ならだれでも簡単に正面に宇宙パワーによるバリアを展開することが出来る。でも、これが車だった場合、車の正面にバリアを張るのは地味に難しい。咄嗟の場合だと、ほとんどの場合、車の正面にバリアを張ることが出来ずに、運転手の前方にバリアを張っちゃうことが多いんだって。
そんなわけで、BPSというのは、ほとんど例外なく乗り手と同じようなフォルムをしているみたい。大きさもある程度決まっていて、現在は乗り手の10倍くらいの大きさが効率のいい大きさって言われてるんだって。
ちなみに切り裂き王や噛み付き王の体長が10mサイズなのは、ぴぴとぷうが体長1mもあるからってわけじゃない。ぴぴとぷうは伸びても50cmくらいだ。じゃあなんで10mもあるのって言われたら、モデルを頼まれた我輩のサイズが1mだったのだ。だから、細部こそぴぴやぷうによせにいってるんだけど、大本の体格だけは我輩基準になっているから、妙に大きいのだ。
ちなみにミニぴぴぷちゃ号が50mなのは、ぴぴやぷうが伸びた時の大きさが大体50cmだからだ。ミニぴぴぷちゃ号は丸いし、小鬼ども同様生首型宇宙船と勘違いされるけど、ちゃんと尻尾も手足もあるから、丸いだけで全身をちゃんと表現しているのだよ!
とはいえ、一般的な宇宙船はBPSに倣っているものも多いんだけどね。めめさんの羊型宇宙船とか、熊さんの熊型宇宙船なんかがその代表例だ。でも、宇宙船はそこまで厳格じゃないんだ。小鬼どもは生首型宇宙船だし、妖精たちなんて、花型宇宙だしね。妖精たちの宇宙船が花型なのは、妖精という種族が、花と共に生きてきた花の種族だからということが関係しているみたいなんだ。
ちなみに現在向かっているデメキンに角と牙があるのも、たぶん少しでも乗り手の鬼によせるために、そういう改造をしたから、だと思う!
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