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第75話 やっぱりすごいぞハロルドスレイヤー
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私は取り合えずポーションをくぴくぴ飲みながら痛みが引くまで大人しくすることにした。
なので今はロイスちゃんとティリーちゃんが、ハロルド先生の審判の元に勝負中だ。この二人の勝負、前回はティリーちゃんの圧勝だったんだけど、流石はレプリカハロルドスレイヤー2号だね、今日はロイスちゃんが圧倒的に押してる。
私は見学しつつハロルドスレイヤーと会話を試みる。
私がハロルドスレイヤーに聞きたいことは、ハロルド先生の言う、ハロルドスレイヤーの性格云々のことじゃないよ。それはそれで大事な気もするんだけど、今はもっと重要な問題があるからね。
ハロルドスレイヤー、なんでオリジナルのハロルドスレイヤーを持った私が、ロイスちゃんに負けちゃったのかな? ハロルドスレイヤーのほうが、レプリカよりも強いんだよね?
ちなみに私の作った木剣シリーズの強さの順番は、オリジナルのハロルドスレイヤーが1番強い。それで、2番目は材料が同じレプリカ1号で、3番目が軍に納品した3号。そして、一番弱いのが2号なんだよね。だから、本来ならオリジナルがレプリカ2号に負ける要素はないはずなんだけど。
え~っと、なになに。ハロルドスレイヤーとレプリカ2号の性能差の問題じゃないくらいに使い手の能力に差がありすぎる?
うぐぐ、じゃあなに? 負けたのは私のせいってこと?
そう。って、ちょっとひどくない?
むむむむ、私はショックを受けつつも、何とか気を取り直してロイスちゃんとティリーちゃんの勝負を見る。この後ティリーちゃんにリベンジしないとだからね。
「う~む、あの子達がジルの妹にジョンの妹か。どっちも姉や兄に似ず、いい子で助かったぜ」
すると、ハロルド先生がぽつりとつぶやく。ジョン君はロイスちゃんのお兄ちゃんのことで、ジルちゃんっていうのはティリーちゃんのお姉ちゃんの名前だ。ジルちゃんとは直接の面識はないんだけど、前にティリーちゃんを通してクッキーのお礼の手紙をもらったことがあるんだよね。だから、文面から真面目な子っていうイメージを勝手に持ってる。
「ハロルド先生は二人の兄弟とお知り合いなんですか?」
「知ってるも何も、二人とも教え子だ」
そっか、この街唯一の学校の先生だもんね。ジョン君もジルちゃんも現役の学生だし、当然教え子だよね。
「二人ともかなりの問題児だからな。嫌でも目に付くんだよ」
「そんなに問題児なんですか?」
「ああ、二人ともなかなか問題行動が多いんだが、分かりやすいところでいくと、二人とも火の魔法の練習を勝手にやって、ボヤ騒ぎを起こしたことが何度もある」
「はあ」
なんとなくだけど、そのくらいのことはみんなやりそうな気がするんだけど。
「もちろんボヤ騒ぎくらいよくある話だ。だがな、普通の生徒はやっても一回なんだ。親や先生に怒られて、それで反省する。だが、あいつらは何度も何度もやったんだ。親や俺達学校関係者どころか、警らの奴らにも何度も怒られてるのに、ぜんぜん懲りやしねえ」
「そ、それは、筋金入りですね」
「だろ? 嫌でも覚えちまうっての」
そっか、ジルちゃんってそういう性格なんだ。ちょっと以外だったな。ジョン君? ジョン君はいいの。私のことを迷子の子供扱いしたようなおっちょこちょいだからね。ちょっとくらいはやらかしてると思ってたんだ。
「そういう意味じゃ、このクラスの連中は今のところいい生徒ばかりだな。若干一名、街の中で行方不明になった有名人がいるけど、正式な生徒じゃないしな」
「うぐぐ」
おのれハロルド先生、おのれあの男め!
私がハロルド先生とここにいないあの男に怒っていると、ついに二人の勝負が終わった。勝ったのは終始圧倒してたロイスちゃんだ。
「あ~、負けっちゃった。流石ロイスちゃんだね。速すぎて対応できなかった」
「今度はこの木剣なしで勝負しようね」
「その条件ならまだまだ負けないよ!」
「うん!」
二人は仲良く私のほうに歩いてくる。
「それじゃ、さくらちゃん勝負しよ!」
「うん。でも、休まなくていいの?」
「うん。悔しいことにろくに粘れもしなかったからね。体力もまだまだ余ってるの」
「そうなんだ。わかった!」
私はティリーちゃんと向かい合う。
「んじゃ、はじめ!」
審判は引き続きハロルド先生がやってくれる。
私はハロルド先生の開始の合図と共に、突進する! いつもの先手必勝作戦だ!
でも、そんな私の先手必勝戦法より先に、ティリーちゃんが長い槍のリーチを生かして攻撃してくる。
くう、リーチが長いって言うのは厄介だね。ハロルド先生が授業で言ってたんだけど、リーチの長さを生かしたアウトレンジ攻撃こそ槍の強みなんだって。でも、それと同時に槍使いとの戦い方もハロルド先生はしっかり教えてくれた。
槍使いに勝つ方法その1。槍は狭いところではうまく使えないので障害物の多いところ、例えば建物の中や森などに誘い込みましょう。え~っと、ここは訓練場、見渡す限り障害物はまったくない!
槍使いに勝つ方法その2。もっと遠距離からの攻撃をしましょう。弓、は持ってない。仮にあったとしても使えない。それならハロルド先生の真似をしよう。何か投げれそうなもの、石とか落ちてないかな? 訓練場の地面は奇麗な土の地面だ。生徒のけが防止なのか、石ころ一つ落ちてない。
あ、あれ? ハロルド先生、なんか私が使えそうな槍に勝つ方法が無いんだけど。
ええい、ここはハロルドスレイヤーを信じて正面突破だ!
私はティリーちゃんが上から思いっきり振り下ろしてきた槍を、ハロルドスレイヤーで華麗に受け止め、って、何この一撃。おっもい! そう私が思った次の瞬間、ハロルドスレイヤーは絶妙に力を抜いてティリーちゃんの攻撃を華麗に受け流す。おお、すごいぞハロルドスレイヤー!
「なっ!」
この受け流しには私だけじゃなくティリーちゃんも驚いたようだ。そして、私の受け流しにより槍がそれて隙が出来たティリーちゃんに、私は突っ込む! ティリーちゃんは必死に反撃してくるけど、もう既にこちらの間合いだ。私とハロルドスレイヤーはティリーちゃんを確実に追い詰め、そして。
「今回は私の勝ちだね」
「うん、あたしの負けだね」
ふう~、良かった良かった。レプリカを持ったロイスちゃんには負けちゃったけど、やっぱりハロルドスレイヤーさえ持っていれば、私も強くなれるね! これなら人間ボディで街の外に出ても大丈夫かな?
なので今はロイスちゃんとティリーちゃんが、ハロルド先生の審判の元に勝負中だ。この二人の勝負、前回はティリーちゃんの圧勝だったんだけど、流石はレプリカハロルドスレイヤー2号だね、今日はロイスちゃんが圧倒的に押してる。
私は見学しつつハロルドスレイヤーと会話を試みる。
私がハロルドスレイヤーに聞きたいことは、ハロルド先生の言う、ハロルドスレイヤーの性格云々のことじゃないよ。それはそれで大事な気もするんだけど、今はもっと重要な問題があるからね。
ハロルドスレイヤー、なんでオリジナルのハロルドスレイヤーを持った私が、ロイスちゃんに負けちゃったのかな? ハロルドスレイヤーのほうが、レプリカよりも強いんだよね?
ちなみに私の作った木剣シリーズの強さの順番は、オリジナルのハロルドスレイヤーが1番強い。それで、2番目は材料が同じレプリカ1号で、3番目が軍に納品した3号。そして、一番弱いのが2号なんだよね。だから、本来ならオリジナルがレプリカ2号に負ける要素はないはずなんだけど。
え~っと、なになに。ハロルドスレイヤーとレプリカ2号の性能差の問題じゃないくらいに使い手の能力に差がありすぎる?
うぐぐ、じゃあなに? 負けたのは私のせいってこと?
そう。って、ちょっとひどくない?
むむむむ、私はショックを受けつつも、何とか気を取り直してロイスちゃんとティリーちゃんの勝負を見る。この後ティリーちゃんにリベンジしないとだからね。
「う~む、あの子達がジルの妹にジョンの妹か。どっちも姉や兄に似ず、いい子で助かったぜ」
すると、ハロルド先生がぽつりとつぶやく。ジョン君はロイスちゃんのお兄ちゃんのことで、ジルちゃんっていうのはティリーちゃんのお姉ちゃんの名前だ。ジルちゃんとは直接の面識はないんだけど、前にティリーちゃんを通してクッキーのお礼の手紙をもらったことがあるんだよね。だから、文面から真面目な子っていうイメージを勝手に持ってる。
「ハロルド先生は二人の兄弟とお知り合いなんですか?」
「知ってるも何も、二人とも教え子だ」
そっか、この街唯一の学校の先生だもんね。ジョン君もジルちゃんも現役の学生だし、当然教え子だよね。
「二人ともかなりの問題児だからな。嫌でも目に付くんだよ」
「そんなに問題児なんですか?」
「ああ、二人ともなかなか問題行動が多いんだが、分かりやすいところでいくと、二人とも火の魔法の練習を勝手にやって、ボヤ騒ぎを起こしたことが何度もある」
「はあ」
なんとなくだけど、そのくらいのことはみんなやりそうな気がするんだけど。
「もちろんボヤ騒ぎくらいよくある話だ。だがな、普通の生徒はやっても一回なんだ。親や先生に怒られて、それで反省する。だが、あいつらは何度も何度もやったんだ。親や俺達学校関係者どころか、警らの奴らにも何度も怒られてるのに、ぜんぜん懲りやしねえ」
「そ、それは、筋金入りですね」
「だろ? 嫌でも覚えちまうっての」
そっか、ジルちゃんってそういう性格なんだ。ちょっと以外だったな。ジョン君? ジョン君はいいの。私のことを迷子の子供扱いしたようなおっちょこちょいだからね。ちょっとくらいはやらかしてると思ってたんだ。
「そういう意味じゃ、このクラスの連中は今のところいい生徒ばかりだな。若干一名、街の中で行方不明になった有名人がいるけど、正式な生徒じゃないしな」
「うぐぐ」
おのれハロルド先生、おのれあの男め!
私がハロルド先生とここにいないあの男に怒っていると、ついに二人の勝負が終わった。勝ったのは終始圧倒してたロイスちゃんだ。
「あ~、負けっちゃった。流石ロイスちゃんだね。速すぎて対応できなかった」
「今度はこの木剣なしで勝負しようね」
「その条件ならまだまだ負けないよ!」
「うん!」
二人は仲良く私のほうに歩いてくる。
「それじゃ、さくらちゃん勝負しよ!」
「うん。でも、休まなくていいの?」
「うん。悔しいことにろくに粘れもしなかったからね。体力もまだまだ余ってるの」
「そうなんだ。わかった!」
私はティリーちゃんと向かい合う。
「んじゃ、はじめ!」
審判は引き続きハロルド先生がやってくれる。
私はハロルド先生の開始の合図と共に、突進する! いつもの先手必勝作戦だ!
でも、そんな私の先手必勝戦法より先に、ティリーちゃんが長い槍のリーチを生かして攻撃してくる。
くう、リーチが長いって言うのは厄介だね。ハロルド先生が授業で言ってたんだけど、リーチの長さを生かしたアウトレンジ攻撃こそ槍の強みなんだって。でも、それと同時に槍使いとの戦い方もハロルド先生はしっかり教えてくれた。
槍使いに勝つ方法その1。槍は狭いところではうまく使えないので障害物の多いところ、例えば建物の中や森などに誘い込みましょう。え~っと、ここは訓練場、見渡す限り障害物はまったくない!
槍使いに勝つ方法その2。もっと遠距離からの攻撃をしましょう。弓、は持ってない。仮にあったとしても使えない。それならハロルド先生の真似をしよう。何か投げれそうなもの、石とか落ちてないかな? 訓練場の地面は奇麗な土の地面だ。生徒のけが防止なのか、石ころ一つ落ちてない。
あ、あれ? ハロルド先生、なんか私が使えそうな槍に勝つ方法が無いんだけど。
ええい、ここはハロルドスレイヤーを信じて正面突破だ!
私はティリーちゃんが上から思いっきり振り下ろしてきた槍を、ハロルドスレイヤーで華麗に受け止め、って、何この一撃。おっもい! そう私が思った次の瞬間、ハロルドスレイヤーは絶妙に力を抜いてティリーちゃんの攻撃を華麗に受け流す。おお、すごいぞハロルドスレイヤー!
「なっ!」
この受け流しには私だけじゃなくティリーちゃんも驚いたようだ。そして、私の受け流しにより槍がそれて隙が出来たティリーちゃんに、私は突っ込む! ティリーちゃんは必死に反撃してくるけど、もう既にこちらの間合いだ。私とハロルドスレイヤーはティリーちゃんを確実に追い詰め、そして。
「今回は私の勝ちだね」
「うん、あたしの負けだね」
ふう~、良かった良かった。レプリカを持ったロイスちゃんには負けちゃったけど、やっぱりハロルドスレイヤーさえ持っていれば、私も強くなれるね! これなら人間ボディで街の外に出ても大丈夫かな?
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