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運命の時

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 氷朱鷺が拘束されてしまった。
 私は杉山さんに抱えられ、強制的に医務室からエレベーターへと運ばれていた。
「なんで私の邪魔をするんですか!!」
 杉山さんから降ろされるなり、私は彼に詰め寄って噛みつく。
「エデン、俺はお前の邪魔をしている訳じゃない。お前を守りたいだけだ」
「杉山さんが私を守りたいと思うのと同じで、私も氷朱鷺を守りたいんです」
 私がエレベーターの操作盤へ飛びつこうとすると、それを見切った杉山さんに両腕で角に追い込まれてしまう。
「待て待て待て、エデン。自分の家族がどうなってもいいのか?」
「氷朱鷺も家族です」
「そうだろうけど、万里達の事も見捨てる訳にいかないだろ?」
「じゃあ、どうしたらいいんですか」
 私は下唇を噛み締め、悲しさという激情に押し流されまいと必死に足掻いた。
 これが単なる私の逆ギレで、杉山さんへ八つ当たりしている自覚はあった。
「エデン、氷朱鷺の事は諦めろ」
 杉山さんは子供でも窘めるように私を諭す。
「杉山さん、杉山さんはどうして氷朱鷺をないがしろにするんですか?」
「そんなつもりは無い。ただ、エデンを守ろうとすると、結果、そうなるだけだ」
「杉山さんは一体、何から私を守ろうとしているんですか?」
 私が顔を上げて杉山さんを見ると、彼から真摯な視線を浴びせられ、途端に気まずさが勢力を増してくる。
「……全てだよ」
 杉山さんのする事は全て私の為になる事で、悪いようにはしないと分かっている、いるけれど、こればっかりは私も譲れない。
「何とか氷朱鷺を助けなきゃ」
 私は杉山さんのすきをつき、彼の腕をかいくぐろうとしたがあえなく彼の腕に捕まり、またしても抱えられながら住居フロアでエレベーターを降ろされた。
「杉山さん、これじゃあ人さらいじゃないですか!!」
「なんとでも言いなさい」
 私はジタバタと両足をバタつかせて暴れるも、意外とウェイトのある杉山さんにズンズン運ばれ、あっという間に自室のベッドに降ろされる。
「今日は俺もここに泊まって行く」
 そう言うと杉山さんは着々とタイを外し、シャツのボタンを外していく。
「強引ですね。もう決定事項なんですか?」
「氷朱鷺の脱獄に手を貸す恐れがあるからね」
「貸します」
「ほらね、目を離せない」
 杉山さんは上半身裸になると、私の正面に腰掛け、今度は私のシャツのボタンに手を掛けた。
「なんで脱がせるんですか?」
 杉山さんが当たり前のようにシャツのボタンを上から次々外していき、私はいつの間にかタンクトップ姿になっていた。
「シャツがシワになる」
 ──と言いながらも杉山さんが我が物顔でそのタンクトップの裾に手を掛けてきて、私は咄嗟に背を丸くしてそれを回避する。
「丸裸にするつもりですか?」
 この勢いだと下着まで脱がされそうだ。
「あっ、悪い。いつもの癖で」
 天然の杉山さんは自分のしていた事を自覚すると慌てて手を引っ込めた。
「──ん?」
 今、なんか……まあ、いい。
「杉山さんはどうして上半身裸なんですか?」
 それと、ズボンまで脱ぎ始めているけど。
「俺はいつもこうして寝てる。今更恥ずかしがる事は無いだろ?」
「何も恥ずかしくないです」
 多分、氷朱鷺の事が無ければ赤面くらいはしていたかもしれないが、今は気分があがらないというか、スンとしている。杉山さんに悪い印象を与えてしまうかもしれないけれど、今の私に気を遣えるだけの余裕はない。
「それも問題がある。だから敢えて言うけど、俺達は恋人同士でこれから一緒に寝る訳だけど、今夜は何もしないから安心して」
「杉山さん、そんな事、考えつきもしませんでした」
 今『今夜は』って言った?
「そうだよね」
 気のせいか。
「杉山さん、杉山さんは、自分が寝ている間に私がこっそりベッドを抜け出すとは思わないんですか?私に寝首をかかれるとか」
 逆に、何か対策をしてあるのならば知っておきたいところだ。
「だから一緒に寝るって言ったろ?お前を抱いて寝たらお前の強行を止められる。それに、お前は絶対に俺の首を狙ったりはしない」
「隣のベッドじゃなくて、私のベッドに入るんですか?」
 そりゃ合理的だけど、年頃の女と同じ布団に入るとかどうなんだろう?
「そうだよ」
 杉山さんはケロッとしてるけれど、私はこんな時に誰かとぬくぬく(?)布団に入りたくない。特に氷朱鷺の事で揉めている杉山さんとは──
「嫌だって言ったら?」
「傷付く」
「……」
「……」
 なんだこの間は、杉山さん『傷付く』って言ったわりにニコニコしてるじゃん。私は、愛想笑いする余裕すらなくて、ふとした瞬間に杉山さんに毒を吐きそうになるのに。杉山さんが氷朱鷺に対して懐疑的なのは、氷朱鷺自身が杉山さんに敵意を持っているからなのだろう。それに杉山さんは私が損失を受けるような事は決してしない。それは分かる。分かるけど、分かるからこそ杉山さんを憎めないし彼に迷惑をかけたくない。
 私は一体どうしたらいい?
「エデン、手が震えてる」
 膝の上で拳を握り締めていると、自然とその手が震えていたらしい、杉山さんに両手を握り締められて初めて気付いた。
「明日の事を考えると怖いんです」
 明日、自分の大切な者を失うのかと思うと、悲しくて、怖くて、絶望で気を失いそうになる。
「……そうだな」
「まだ何か出来る事があるんじゃないかって。氷朱鷺は家族みたいなものだから居ても立っても居られないんです。どうして分かってくれないんですか」
「分かってるよ。分かってるからここにいるし、お前を離せないんだ」
 そう言うと杉山さんは私を胸に抱き、そのまま横になって布団に入った。
 あったかい。
「私が氷朱鷺の所へ行かないように抱いてるんですよね?」
 杉山さんがあまりにふわりと優しく私を抱くものだから、事務的な所作には思えなかった。
 だってこんなの、すぐに抜けられるし。
「そう思うのか?」
「分かりません」
「それだけじゃないさ」
 ポンポンと杉山さんに背中をさすられ、私は少しだけ落ち着きを取り戻した。
『それだけじゃない』というのは、震える私を慰める為というのも含んでいたのかもしれない。
「エデン、お前が氷朱鷺を救いたい気持ちはよく解かる。もしお前が氷朱鷺の立場だったら、俺は迷わずお前を助けた。でもな、お前にとって大事な者は他にもいる。その他の者を見捨てる訳にはいかない筈だ。今は辛いけど、あれは氷朱鷺自身が招いた事だ。ルールを破れば罰がかせられる。それはこの城塞に一歩踏み入れた時から氷朱鷺も理解している。理解したうえでルールを破ったんだ、あいつに覚悟は出来てる。それに氷朱鷺は、お前にまで罰がかされる事を良しとしないだろう?そこもちゃんと汲んでやらないと」
 身につまされる話だった。頭に血が上って万里や他の家族の事まで顧みている余裕なんてなかった。

 私に、家族は見捨てられない。

「氷朱鷺も家族なのに……」
 なんで助けてやれないのか、自分の無力さとか、不甲斐無さとか、氷朱鷺を失うであろう悲哀とかで目尻から涙が滲み出てきて、私はゴロンと杉山さんに背を向けた。
「お前はこの状態でも俺に気を許してくれないんだな」
 杉山さんは、私が抜け出す気力を失ったと判断したのか、片手を私の頭頂部へ置き、そこを撫でている。
「人に見られながら眠れないだけです」
 確かにそれもあるが、今のは嘯いただけだ。
「見ないって。俺も寝るから」
「私を見張らなくていいんですか?」
「もう必要ないだろ?」
「……」
 悔しいけれど私は氷朱鷺を助けに行ってやれない、そう思うと尚更涙が止まらなくなった。私は嗚咽を我慢するのがやっとで、肩は震えていたかもしれない。杉山さんがまた両腕で私を包み込み、私の後頭部にコツンと己の額を当ててきた。
「もう必要ないんじゃなかったんですか?」
 私を見張る必要が無くなったのであれば、杉山さんはこうして私を抱いて寝る必要もないだろう。
「それだけじゃないって言ったろ?」
 やはり私を慰める為? 
「今夜は何もしないって言ったのに、ですか?」
 私は泣いている事を認めたくなくて、ついそんな事を口走ってしまった。
「そっちな。エデンは意地悪な事を聞くね。それだけでもないよ、安心して。ただこれは、俺がそうしたかっただけ」
「杉山さん、熱いです」
 そこまででもなかったけれど、今更ながらの照れ隠しでそう言ってしまった。
「我慢して」
「……」
 氷朱鷺は今頃どうしているだろう?
 留置されている牢は寒くないだろうか?
 寒くて、怖くて、寂しくて、絶望しているかもしれない。もしかしたら、明日の刑の執行を悲観して自ら──
「エデン、眠れないなら俺も一緒に起きてるよ」
 杉山さんには、私がモヤモヤとあれこれ良くない想像をしている事はお見通しらしい。
「私は抜け出さないので寝て下さい」
 私情に杉山さんを付き合わせるのは良くない。
「俺も眠れそうにないから」
「そうですか」
 本当は1人になりたかった。でもそれは、杉山さんが嫌いだからじゃないし、1人でメソメソ泣きたかったからでもない。氷朱鷺がピンチの時に、彼が毛嫌いしている杉山さんとこうしてぬくぬくしている事に罪悪感を覚えていたからだ。私の、杉山さんに対する好意すら重罪のように感じる。
「エデン、お前が負い目を感じる事はない」
「……」


 結局、あれから私は一睡も出来ず朝を迎えてしまった。洗面所で見た自分の顔はゾンビみたいに顔色が悪くて邪悪なクマまで出来ていたが、一足早く朝食を準備していた杉山さんの目の下にもクマが出来ていて少しだけ笑えた。
「エデン、休んでてって言ったのに」
 杉山さんはダイニングテーブルに2人分の焼き鮭を置き、慌ててお椀に味噌汁を注ぐ。そうしてせかせかとご飯や副菜をテーブルに並べ、私を席に着かせる。
「美味しい匂いがしてきたので、つい」
 本当は、食べ物の匂いを嗅ぐだけで胃から酸っぱい物がこみ上げてきそうだったが、杉山さんの気遣いを無下に出来なくて、愛想笑いをして、気が乗らないまま箸を手に取った。
「いただきます」
「料理なんか使用人任せであまりした事がないから自信が無いんだけど」
「いいえ、杉山さんは器用ですから、凄く美味しいです」
 丁度いい塩加減の味噌汁、ご飯が欲しくなる焼き鮭、体に良さそうな副菜の数々、どれをとっても私の料理よりも美味しくて、幸せの味だと思った。
「うっ……」
 私が口元を押さえ、焼き鮭を戻しそうになると、杉山さんが側に駆け寄り、私の背中をさすってくれた。
「大丈夫か?」
「すみません、小骨を飲み込んだみたいです」
 そうじゃない。幸せの味が、私の背徳心を刺激して胃酸が込み上げてくるのだ。
 でも杉山さんに心配をかけてはいけない。
「喉に刺さった?」
「いえ、大丈夫です」
 私は何とか込み上げる物を飲み込み、呼吸を整える。
 良かった、少し落ち着いた。危ないところだった。
「困ったな、こんな時、どうしたらいい?」
 杉山さんが傍らに片膝を着き、見上げるように私を覗き込む。
「ご飯を噛まずに飲み込むといいらしいですけど、喉は大丈夫ですから」
「そうじゃないよ。しんどいのに俺に気を遣うお前にどう対応したらいいか解らないんだよ。弱みを見せない女が初めてで困ってる。何より、お前を苦しめている自覚もあるし」
「苦しめるだなんて、私こそ、杉山さんに気を遣わせてしまってすみません。ただ今日は、今日だけは──」

 コンコンッ

 私の言葉を遮るように、その時はやってきた。
 城の伝令から玄関のドアがノックされ『氷朱鷺処断の為の調教師の招集』がかけられた。


 私は伝令に言われるまま、バイクで城の国定公園の外れにある崖へ行くと、そこには既に後ろ手に拘束され、目隠しに猿轡をされた状態の氷朱鷺が崖っぷちに対して正面に立たされており、その両脇に執行官2人が立っていた。そして少し離れた両脇には銃を構えた男が2人、私の動きに合わせて照準を当てている。
 土壇場で調教師に反乱を起こさせない為か。
 育ての親本人に献上品を殺らせるなんて悪趣味な事だ。献上品の粗相は調教師の責任という事か。
 でも他の誰かに氷朱鷺を殺されるくらいなら、私が氷朱鷺を苦しまないように殺した方がまだましかもしれない。
「いいか、弾は予め支給されている1発限りだ。急所を撃ち抜いて崖へ落とせ。外せば生きたまま崖へ放り込む事になる。献上品の事を思うなら即死させてやれ」
 氷朱鷺の右側にいた年配の執行官が感情の無いトーンでそう言って反対側の若い執行官と共に両脇へはけた。
『殺れ』って事だ。
 私はあらかじめ装備していた胸のホルスターから銃を抜いたが、まだ迷いがあり、構えはするものの撃鉄を起こせずにいた。
 頭を掠めるのは、氷朱鷺と過ごしたかけがえの無い日々。それにここは氷朱鷺と初めて来たピクニックの場所。撃てる筈が無い。
 けれどそれと同じように頭をよぎるのは、万里の笑顔や苦労してきた家族の顔だ。私が王室に逆らえば、謀反の罪で一族全員に迷惑がかかる。良くて終身刑、悪ければ一族全員根絶やしにあう。氷朱鷺と家族を天秤になんてかけられないが、今、氷朱鷺を撃つ事以外、私に選択肢は無かった。
「早く撃て」
 何か予定がおしているのか、年配の執行官が腕時計を気にしている。
 人の命がスケジュールで管理されているとは、執行官はさながら死神か。
「分かってます」
 急かされて撃鉄を起こすも、私はそれでも迷っていた。
 撃つのか?
 氷朱鷺を?
 氷朱鷺を撃つのか?
 家族を殺すのか?
 嫌だ、そんな事はしたくない。
 いっそ自分で自分の頭をぶち抜いた方が全然いい。でもそうしたら、私ではない誰かが氷朱鷺を殺す。そんな事なら……
 そんな事なら、氷朱鷺を撃った後、私も氷朱鷺の後を追ってここから飛び降りれば──
 そうだ、この惨劇が回避出来ないのなら、せめて氷朱鷺を独りで逝かせたりしない。
 どうせ氷朱鷺を撃った後、私はきっと人として生きられないだろうし。
 腹は決まった。
「氷朱鷺!!」
 私は引き金に指を掛け、氷朱鷺の後ろ姿に声をかける。彼は猿轡をされていて、当然、返答は出来ないのだけれど、黙って僅かにこちらを振り返り、頷いた。
「話し掛けるな」
 年配の執行官に注意されたが、私はそれに耳も貸さず続ける。
「ごめんね。すぐに後を追うから」
 こんな事を言って、氷朱鷺を怖がらせただろうか、それとも少しでも恐怖を和らげる事が出来ただろうか、彼の表情は目隠しによって読み取れなかったが、少なくとも彼はとても落ち着いていた。

 氷朱鷺──

 私は氷朱鷺の後頭部目掛けて引き金を引いた。
「待って下さいっ!!」
 パァンッ!!
 いきなりの青年の声と乾いた銃声に、木々にとまっていた鳥達が一斉に飛び立ち、ワサワサと枝々が揺れる。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ」
 私は手から銃を落とし、そのまま膝から崩れ落ちた。膝がガクガクと盛大に笑っていた。
 氷朱鷺はというと、発射された銃弾で右耳の端を焦がすも、生きていた。
 良かった、生きてる、生きてる!!
 私は氷朱鷺の処刑に失敗したのに、咄嗟にそう思ってしまったのだ。
「何事だ?」
 年配の執行官が振り返り、息せき切って飛び込んで来た青年に詰め寄る。
「白井氷朱鷺の処刑は中止です!!」
「えっ?」
 何が起こったのか、私は耳を疑った。
「正式におふれがありました!!」
「誰のおふれだって?裁判で決まった事だろ?!」
「それが──」
 その青年の言葉に、その場にいた誰もが耳を疑ったのは言うまでもない。

「王女直々のご命令です!!」

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