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第六章

異世界プレゼンの極意~人の意識を向けること~

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全員の視線を一身に受けて第一声をどうするかを考える。

まずは挨拶から?

それともボケから?

つかみは大切だからこれを失敗すると他の人と同じ感じになりそうだ。

そしてなにより中途半端な発言をするとププト様から厳しいご指摘を賜りそうなのでそこでも気が抜けない。

はてさて、どう料理していこうか。

会議で無茶振りされること数知れず、その度にちぎっては投げちぎっては投げと対応してきたわけだけど、今回は上手くいくかなぁ。

「ここにおられる方とはお初にお目にかかるかと思います。イナバシュウイチと申しまして商店を営んでおります。なにぶん平民の出でございますから言葉遣いなど至らぬところがあるかもしれませんがどうかご容赦下さい。」

「別に言葉遣いなど気にする必要はない、お前の好きなようにするが良い。」

「有難うございます。」

領主様のお墨付きが出たのでいつもの感じで行くとしよう。

「お話は後ろにおります騎士団員ならびに冒険者ギルド、ティナギルド長補佐よりお伺いしております。南方で発生しております集団暴走スタンビートと領内で発生しております冒険者の集団失踪事件。この両方を解決できるような案は現時点ではございません。」

「なんと、そなたはその為に呼ばれてきたのではないのか!」

「もちろん皆様と同じくこの問題を解決するべく呼ばれた一人でございます。」

「ならばその責を果たすべきではないのか!」

自分たちが叩かれたからといって俺に八つ当たりするのはどうかと思うが、とりあえず俺の話を聞いてくれる気にはなったかな?

「もちろんその責任を果たす為にププト様に呼ばれているわけです。ププト様、そもそも私がこの場に呼ばれたのは集団失踪事件の状況が思わしくないからと説明を受けてきたのですがそれで間違いございませんか?」

「その通りだ。冒険者ギルドでは状況を打破する事ができそうにないのでな、ダンジョンの専門家と名高いそなたを呼んだわけだ。」

「光栄で御座います。では、何故この場に集団暴走スタンビートの関係者がいるのでしょうか。この件に関しては分団長シルビアがその任に当たっていると伺っておりますが。」

「分団長不在の状況で騎士団が上手く機能しておらんようでな、情報が回ってこないので私が召喚した。まずかったか?」

「いえ、領民の危機ですのでその御判断に間違いはないかと思います。」

事情はわかった。

当初はここで失踪事件のみを掘り下げてしっかりと対策する予定だったが、別の問題も同時に処理しようとした為に話がこんがらがったというワケだ。

そもそも畑違いの人間が話し合った所で答えなんて出るはずも無いな。

「先ほども申しましたように現状ではこの二つの問題を同時に解決する事は不可能です。理由はいくつかありますが第一に『情報』が不足しています。第二に話の規模が違いすぎます。第三にここにおられる両陣営がお互いに『情報』を共有する気がありません。まだありますが、続けますか?」

「続けてくれ。」

「第四に危機感が無さ過ぎます。第五にお互いに対する理解が乏しすぎます。第六に全体を把握する目がありません。第七に全体を管理する人間がおりません。まだありますが続けますか?」

「いや、もう結構だ。」

「以上申し上げたような状況ではこの問題を解決する事は不可能です。」

簡単に言えばダメダメだということだ。

普通はここまでボコボコに言う事は無いんだが、領主様のお墨付きを頂いているので徹底的にやってみた。

普段は温厚なんですよ?

本当ですよ?

「随分とひどい言われようだが、これが現実というワケだな。」

「一言で言えば『自分の事しか考えていない』というワケです。」

「だ、黙って聞いていれば無礼な奴め!我々を誰だと思っているんだ!」

「そうだ!貴様のような商人風情に一体何がわかるというのだ!」

あー怒っちゃった。
 
そうだよね、これだけたこ殴りにされたら誰でも怒っちゃうよね。

机を叩き、顔を真っ赤にしながら抗議をする両陣営。

こういう所では仲がいいんだから。

困ったもんだ。

「黙るのは貴様らだ!これだけ自分の不甲斐無さを指摘され恥ずかしいとは思わないのか!」

再び雷が落ち、両陣営ともまた引っ込んでしまう。

ププト様、援護はありがたいのですがそんなに怒らなくてもいいんですよ。

「お怒りはごもっともです。お互いの状況を理解せずにどうして話し合いが出来ましょうか。ここはお互いの利権や名誉を振りかざす場では御座いません、領民の命を守るための場で御座います。それをお忘れになっているようではいい話し合いができるはずがありません!」

机を強く叩き引きこもってしまった両陣営を睨みつける。

そもそもこの場は失踪した冒険者の命と今後襲い来る危険にさらされている領民の命を守るための場のはずだ。

それを自分達の手柄の為にあれこれ画策しているようでは何の意味も持たない。

それが、不可能だといっている一番の理由だ。

「イナバ殿の言うとおりだ。これは領民の命を守るための場であり貴様らの名誉の為の場ではない。そう錯覚しているような奴はこの場には必要ない、今すぐ立ち去るがいい。」

前後二人からの攻撃にぐうの音も出ない両陣営。

だが、誰一人として立ち去る人はいなかった。

「この場に残られているという事は、皆様領民や冒険者の命を救いたいと思っておられるわけですね?」

「む、無論だ。我が騎士団は領民の為にこそある。」

「冒険者を助ける為にギルドは存在します、冒険者の命を見捨てるようなことはありえない。」

「それを聞けて安心しました。ここにいる全員は一つの目的の為、全ての冒険者と領民の為にこの場に揃っている、そうですね。」

もう一度全員に向けて問いかける。

ププト様を含め全員が大きく頷いた。

少々荒療治だったがププト様の援護もありひとまず空気をまとめる事ができた。

あー、しんど。

でもこれで終わりじゃない。

そもそもまだ始まってもいないんだから。

ここからが話し合いの本当のスタートだ。

「では皆様の目的が定まったところで、この話し合いの間の決まり事を決めたいと思います。」

「決まり事?」

「左様でございます、ご安心ください特に難しいものではございません。」

「面白そうだな、申してみよ。」

「この場にいる間、皆様の所属・地位・生まれ・お立場はお忘れください。この場にいるのは一つの目的のために集まった同志です。派閥や所属、対立などあり得ません、領民と冒険者のために命を懸ける仲間です。よろしいですね?」

身分や役職、所属先などのしがらみがあるから争うのだ。

同じ立場であれば争う必要などない。

「全ての情報や考えは共有します。各々の手柄なども存在しません。あるのは一つ、全員でこの問題を解決したという事実のみです。」

いがみ合い情報を隠匿するなどあり得ない。

数少ない情報から大きな成果をあげなければならないのだ。

とびきり大きな成果を。

「ここにいるのは同志、それは自分のようなただの兵士もでしょうかイナバ様。」

「もちろんです。」

「つまりは私もというわけだな?」

「もちろんです。」

兵士だろうが領主だろうが関係ない。

俺たちはチームだ。

「面白い、面白いぞイナバ!他の者も私の事はププトと呼び捨てにするがよい!」

「で、ですが・・・。」

「構わんと申しておる!」

「は、はい!」

いや、それじゃ強制ですやん。

まぁ良いか。

「ではまず始めにそれぞれが持っている情報を全て出し尽くしましょう。どんな些細なものでもかまいません、今はどんな情報でも必要なんです。」

「どんなものでも良いのか?」

冒険者ギルドの一人から声が上がる。

「もちろん、まだ未確定の情報でもかまいません。余程の守秘義務が存在するもの以外は出してもらいたいですね。」

「ここでの情報漏洩は私の権限で不問とする。もちろん、今後他言無用とする条件はつけるがな。」

まぁそれぐらいは必要か。

「未確定ながら、失踪した冒険者は多数の統率された魔物に拐われたという情報があります。情報提供者は錯乱しているものの、実際にその魔物に襲われその場から逃げてきた中級冒険者です。」

「お前その情報はまだ!」

慌ててもう一人の男が止めようとするも、周りの雰囲気に言葉を止める。

「場所はサンサトローズ西部に広がる常霧の森で、最初の失踪者達が受けていた依頼の場所とも重なります。」

「その場所について詳しく知らないのですが教えてくださいますか?」

「常に霧が立ち込める迷いの森です。多くの魔物が生息していますが中級冒険者ほどになれば脅威になるような魔物はおりません。ですが・・・。」

騎士団側の一人が言葉を詰まらせた。

他の人間に目を向け、意を決したように話を続ける。

「聞いただけの話ですが、つい3週ほど前に詳細不明のダンジョンを見たと報告を受けております。」

「「「ダンジョンだと!?」」」

俺を除く全員が驚きの声をあげた。

どういうことでしょうか。

おしえてエミリア!

と振り返ってみるもそこにいるのはモアだけだった。

そうか、俺だけだったな。

わからないのならば聞くまでだ。

「無知で申し訳ありませんがダンジョンが見つかるというのは珍しいことなのですか?」

「未開の地ならまだしも、調査し尽くされた場所にダンジョンが出来ることはほとんどありません。そもそもダンジョンはものすごく大量の魔力が長い年月を経て溜まり出来上がるものなんです。人工的に魔力を集積して作るダンジョンもありますが、それを作るには許可が必要ですし秘密裏に作れるようなものでもありません。」

なるほどな。

モア君ナイス補足!

「つまりは我が領内において不正なダンジョン作成が行われていた、もしくは何らかの影響でダンジョンが発生したと考えるべきか。」

「そのダンジョンも詳しい場所などまだ特定できておりません。あくまでも未確定な情報でございます。」

「それでも構わん、二人ともよく知らせてくれた。」

普通であれば確定するまで門外不出の情報だっただろう。

表に出るまでには時間がかかり、その間にも犠牲者が増えたかもしれない。

組織という垣根を取り払ったからこそ繋がった事実だ。

「これに関しては早急に事実確認をするべきだと考えますがいかがでしょうか。」


「異論はない。むしろ街の近くにそのような危険な場所があるなどもっての他だ、早急に調査すべきであろう。」 

「調査するには範囲が広すぎませんか?」

「我らが騎士団を使えば大丈夫でしょう。非番の団員に声をかけ人海戦術で探せばすぐに見つかります。」

なぜか自慢げな騎士団関係者。

「だが初心者冒険者だけでなく中級冒険者をも餌食にする魔物が潜んでいる可能性があります。」

「そんな魔物、我が騎士団員が数で圧倒すれば問題ない。ただの冒険者とは鍛え方が違うのだ!」

「何を!そちらこそ、数で押さねば勝てぬ木偶の坊の集まりではないか!我らが冒険者は小数精鋭、どのような場所でも十分な成果をあげているぞ!」

あー、もう喧嘩しないの。

いがみ合わないってさっき決めたところじゃないか。

「やめんか!今はそんなくだらない名誉の取り合いをしている場合ではないと申したであろう!」

ほら、またププト様の雷が落ちたじゃないか。

小さいけど。

「その件なのですが、今回は冒険者の皆さんにお願いしようと思います。」

「何故だ!我が騎士団では荷が重いとでも言うのか!?」

そんなに怒らなくてもいいじゃないか、ちゃんと説明するからさ。

「モア、ここに来るまでに起きた事を報告してくれないか?」

「じ、自分がですか?」

「君もこの場に集う同志だ、君が発言するのに何をためらうというんだい?」

「わ、わかりました。」

緊張した面持ちだがしっかりとした足取りで俺の横に立つ。

「イナバ様を迎えに行きサンサトローズへ戻る道中、森の中を逃げ回っていた馬を襲っておりましたコボレートの集団に遭遇しました。集団は半狂乱の状態で動くものを見ると全て襲い掛かっており、集団暴走スタンビートと同じ状況であったことを報告いたします。」

「何だと!別の地域でも集団暴走スタンビートが起きていると言うのか!」

「それとは別に、彼が騎士団へ救援を呼びに言っている間に大量のグレーウルフに遭遇しております。幸い救援が間に合い無事にたどり着く事ができましたが、一歩間違えばサンサトローズにも被害が出ていたかもしれません。これに関しては後に副団長カムリより報告があるかと思います。」

「コボレートだけでなくグレーウルフまでとは、陰日を前に一体何が起きているというのだ。」

誰もがモアの報告に驚きを隠せない。

それもそうだろう、はるか南方で起きている集団暴走スタンビートがすぐ近くで発生しているわけなのだから。

「南方の集団暴走スタンビートとの因果関係は不明です。ですが被害が拡大する前にコボレートだけでも対処するべきだと考えます。」

「その通りだ、ここから半刻もしない場所で集団暴走スタンビートが起きているなど放置できるはずが無い。至急人員を割き対処するべきだろう。」

「その対応も冒険者の皆さんにお願いしようと思っています。」

「何故だ、それこそ騎士団の管轄ではないのか!?」

「普通に考えればその通りです。ですが、コボレート程度の魔物に貴重な騎士団を使う余力はありません。」

ただでさえ南方に供えなければならないのに、集団失踪と新たな集団暴走スタンビートにも対応しなければならない。

ならば優先順位をつけて処理するというのが基本となるだろう。

今回は南方のが最優先事項となる。

「ならばどうするのだ、魔物は刻一刻と村々に迫っているかもしれんのだぞ!」

「だからこそ冒険者の力を借りるんですよ。コボレートであれば駆け出しの初心者冒険者でも十分に対応できる魔物だとティナ様から助言を頂いております。通常よりも多くの報酬を出す事で人手を集め、魔物の脅威に合わせて冒険者を分配するんです。それに森の中であれば集団で動く騎士団よりも少数精鋭で動く冒険者の方が効率良く魔物を退治する事ができます。」

「イナバ様が仰っておられた点と面の違いですね!」

覚えていたか。

えらいえらい、後でしっかりほめておこう。

「では常霧の森はどうする?中級冒険者ですら餌食になる場所にみすみす餌を放り込むというのか?」

「もちろんそんな危険な事は致しません。中級冒険者でムリならばそれよりも実力のあるものに頼めばよいだけです。」

「なるほど上級冒険者を使うわけか。」

「その通りです。」

さすがププト様、話が早い。

「ですが、上級冒険者が常霧の森のような低難易度の依頼を受けてくれるでしょうか。仮に食いついたとしても彼らを満足させれるだけの報奨金を出す資金はギルドにはありませんよ。」

「それに関しては問題ない、報奨金は私が出そう。もちろん個人としてな。」

「そんな!プロンプト様自らが報奨金を出すなど聞いたことがありません!」

「いえ、それは非常に有り難い申し出です。ププト様自らが依頼を出したとなれば名誉を得ようと多くの冒険者が殺到するでしょう。冒険者が集まるという事はそれだけダンジョンの発見が早くなり、うまく行けば短期間でダンジョンを攻略できるかもしれません。」

領主様の依頼をこなせば名声を得ることができる。

名声を得ればより待遇が良くなり、うまく行けば仕官できると考える冒険者もいるかもしれない。

今は時間も人手も足りない。

その両方を解決できるのがププト様の提案というワケだ。

「依頼料に関してはお任せしますが、あまり派手にされないようにだけお願いします。

「なに、その辺りはしっかりとわきまえるつもりだ。」

本当かなぁ。

「では大至急コボレート討伐と常霧の森探索について手配をお願いいたします。」

「かしこまりました!」

ギルド側の人間が勢いよく立ち上がり、大急ぎで部屋を後にした。

「何とかなりそうですね、イナバ様。」

「まだ始まったばかりですから、これからもっと忙しくなりますよ。」

これだけ大層に話し合ってやっと一歩進んだ程度だ。

これから多くの情報がここに集まり、それを分析処理して最適な人材を振り分けていかなければならない。

正直そのあたりはギルドに丸投げもいいだろうか。

どの冒険者がすごいとか全くわからないし。

あとは、もうひとつについてだけど、どうしようかな。

案がないわけではないけど、こればっかりは俺には話がでかすぎる。

適材適所って言葉もあるわけだし、ここはそれに習うべきだろうな。

「では引き続き南方の集団暴走スタンビートに関してだが・・・。」

「その件ですが、今回は話し合うのをやめようと思います。」

「「なんだって!」」

そんなに大声で驚かなくても良いじゃないか。

ネタ晴らしはちゃんとするからさ。

鳩が豆鉄砲を食らったような顔をした面々を見渡しながら、俺は本題へと切り込むのだった。
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