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第五章

三度の邂逅

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冒険者ギルドを後にして昼食をどこで取るかを考える。

前回はなんとも言えない麺料理を食べたわけだが、今回はどうしようかな。

美味しかったんだよ?

美味しかったんだけどさ、なんともいえないんですよ。

えぇ本当に。

ガッツリ食べるのも良いけど、次の予定のために手軽に済ませる選択肢もありだな。

ファストフード的な何かがあればベストだけど、どうしたもんか。

「何か食べたいものはありますか?」

「特にありませんので御主人様にお任せいたします。」

ユーリは特に希望なしと。

「今日は特に行きたい場所は決まってないんです。」

あれ、お昼楽しみにしてたのエミリアじゃなかったっけ。

忙しすぎてリサーチする時間がなかったのかな。

まぁいいか。

「では道中おいしそうな店があったら入ってみるという事で。」

ないなら探せばいいだけの話だ。

特にこれが食べたいというわけではないので好きなお店に入れるという考え方もありだな。

ポジティブに行こう。

冒険者ギルドから武器屋まではそんなに距離がないので、あえて遠回りをして南通りのお店を物色してから行く事にした。

聖日ではないのでものすごい人が多いというわけではないが、このあたりの中心都市なだけあって人通りは多い。

人種も職業も様々だし、服装や持ち物を見ているだけでも楽しい。

異世界生活の醍醐味ってこういう部分にもあるんだよな。

ゲームの中でしか見た事がない武器や防具。

ありえないといわれていた装備をつけて歩く人々。

さすがにビキニアーマーは居ませんでした。

あの装備で神防御力というのはやはり迷信だったか。

防具は隠して何ぼのようです。

残念。

南門まで進み、さぁ戻ろうかとしたときだった。

どこかでかいだ事のある揚げ物の匂いがする。

なんだ、この食欲を刺激する油の匂いは。

まさか揚げ物が存在するというのか!

匂いの元を探して市場の中をうろうろする。

匂いを辿る事数刻、発生源の店を特定した。

「いらっしゃい、王都で話題の料理だよ!それも異世界で生まれた不思議な料理だ、さぁ食べた食べた!」

威勢のいい親父がねじり鉢巻に法被姿で呼び込みをしている。

おかしい。

ここは元の世界ではない。

異世界だ。

そう、異世界にきたはずだ。

なのになんで夏祭りのような格好をしたオヤジがいるんだ。

しかも出店スタイルが祭り仕様だ。

またか。

また『胃』文化ブレイカーか。

食文化の異種間交配をやらかしたというのか。

出店でおなじみのコンパクトな屋台の正面には大量の油が熱せられ、油の海の中をジュワジュワという音を立てて何かが泳いでいる。

うん。

カラアゲです。

見紛う事ないカラアゲでございます。

でもカラアゲを乗せる皿の代わりが、たこ焼きを載せる紙船のような形です。

でも紙ではなく大きくて丈夫な葉っぱに穴を開けて船の形にしているみたいだ。

これも奴が広めたんだろう。

「シュウイチさん、とてもいい匂いがしますね。」

「食欲を誘う良い香りです、あれは何を揚げているんでしょうか。」

あの形状は間違いなく鶏肉。

でも鶏はいないからアームドチキンだろう。

「おそらくアームドチキンの肉か何かではないでしょうか。」

「お、兄ちゃんよく知ってるね!その通り、あの凶暴なアームドチキンの胸肉を贅沢に使った飛び切り美味しいカーラ・ザンギアーゲだ!」

この前はソーラーメンでその前がカレィシチューだ。

それでもって今回がこれですか。

いや、どっちもから揚げですから。

呼び方がちょっと試されている北の大地の呼び方なだけですから。

まぁ作るときにしっかりした味をつけているのがザンギだから厳密に一緒ではないんだけど、から揚げの定義から考えるとから揚げの一部にもなる。

つまりは角度によって物の見方は変わるという事だ。

しらんけど。

「御主人様是非これを食べましょう。」

「かまいませんが、家でも作れない事ないですよ?」

「こういう機会でなければ外の味を確かめる事がありませんので。」

まぁ言われてみればそうだな。

元の世界のように外食チェーンがたくさんあるわけでもコンビニがたくさんあるわけでもない。

普段食べるのは各々が作るいつもの味だ。

もちろんそれが不味い訳ではないので問題ないのだが、たまにはいつもと違う味が恋しくなるのもわかる。

「じゃあこれを3人、いや4人分ください。」

「まいど!おまけに二つ入れとくよ。」

つまりは女性陣にはおまけしてお前に入れないよって事か。

いい度胸だ、表に出ろ。

カラアゲの何たるかを教えてしんぜよう。

凝った料理は出来ないが、から揚げにかける情熱は負けないつもりだ。

油を用意するのがめんどくさくて、年に一回作るか作らないかだけどな!

代金は銅貨16枚と意外に良心的な値段だった。

たこ焼き風の入れ物にカラアゲが4つ入っている。

「これだけでは物足りませんから途中でパンでも買って噴水のあたりでいただきましょうか。」

「それがいいと思います。」

「パン屋でしたら行ってみたいお店があるのでそこでもいいですか?」

「ではエミリアお勧めのお店に期待しましょう。」

「リア奥様のお勧め、楽しみですね。」

二人してどんどんとハードルを上げていくが、そんなに慌てる様子のないエミリア。

よっぽど自信があるのだろう。

「期待してください、絶対美味しいお店なので。」

絶対か。

そいつは楽しみだ。

パンマイスターと呼ばれた俺の・・・以下略

少し裏路地にあったパン屋でエミリアお勧めのパンを買い、噴水近くの長椅子で少し遅めの昼食を取る。

冒険者ギルドで思った以上に時間がかかったせいだが、予想以上の成果を得られたのでよしとしよう。

どれ、いただくとしますか。

「ではいただきます。」

「「いただきます。」」

俺は手を合わせて、二人はそのまま食事に入る。

エミリアオススメのパンは元の世界でいう『ハード系』に分類されそうな固くて丸いパンだった。

だが割ってみると思っていたよりも中はフワフワしている。

噛み応えはあるけど固過ぎない感じが良いなぁ。

あれ、中に何か入ってる。

コリっとした歯ごたえの後知ってる味が口の中に広がった。

少しあぶらっけのある独特の味。

「これはクルミですか?」

「そうです、クルミーの実が中に入っているんです。コリコリしてとても美味しいですね。」

「クルミーの実とは森に落ちているあの実ですか?」

え、裏の森に落ちてるの?

そんな身近な場所に落ちているとは知らなかったなぁ。

「クルミーの実の種というのが正解かもしれませんね、実の中にある大きな種のこれまた中にある部分を食べているんですよ。」

と、元の世界の知識で話してはみるが果たして正解やいかに。

「その通りです。さすがシュウイチさん物知りですね。」

構造は元の世界と同じのようです。

「今度拾ってきてもよろしいでしょうか。」

「拾ってきてもすぐに食べれませんが、元の世界と同じ構造でしたら処理の方法はわかりますので大丈夫ですよ。」

「では戻りましたらさっそく拾ってきます。」

ちなみにクルミの実の処理は非常に簡単だ。

食べるのは実ではなく種の中になるので、身を包丁やナイフで剥いでしまえばいいのだがそれは非常に面倒くさい。

そこで編み出された裏技が、腐らせてしまう方法である。

水につけたまま一週間ほど放置すると外の実が腐ってくる。

それを取りだしてベランダにでもほしておけば簡単に実と種を分離させることができる。

種の部分は腐らないのでほっとくだけで分離成功だ。

後は取り出した種をもう一度洗って乾燥させればできあがり。

後はお馴染みくるみ割り人形とか、ハンマーとか、プレス機なんかで非常に硬い種を破砕して中の食べられる部分を取り出したら終了です。

そのまま食べれらるけど軽くフライパンで炒めると大変美味しゅうございます。

ただ、食べる部分は油分が非常に多いのですぐ焦げますからご注意を。

以上クルミの豆知識でした。

「このアームドチキンのお肉も非常に美味しいですね。」

「程よく味がついていますし、カリカリの食感もたまりません。卵だけでなくお肉も美味しいなんて非常に優秀な魔物です。」

「パンにはさんで食べるとまた美味しいですよ。」

このパンなら唐揚げとよく合うだろう。

二つに割いて真ん中に唐揚げを載せれば唐揚げサンドの出来上がりだ。

うむ、うまい。

「カーラ・ザンギアーゲでしたっけ、こんなに美味しい料理が王都にはあるんですね。」

「是非王都に行ってみたいです。」

「私はこの料理を広めている人物に出会いたいですね。」

会って一度文句を言ってやりたい。

あのネーミングはいったい何なんだと。

味はともかく名前が許せん。

元の名前でいいじゃないか。

知ってる人間なんてほとんどいないんだから。

元の世界のあの味を思い出させてくれるからいいんだけどさぁ・・・。

とまぁ、なんだかんだ言いながらも美味しい食事にありつき次に向かったのはいつもの武器屋だ。

「今日は先日の催しについてですか?」

「進捗状況の確認と言ったところでしょうか。」

中に入るといつもの不愛想なオヤジがじろりとこちらを睨む。

だが相手が俺だとわかると鋭い眼光を少し緩めてため息をついた。

「今日はシルビアはおりませんのでお許しください。」

「なんだお前だけだったら別に来なくても構わないんだぞ。」

ひどい言われようだ。

シルビア様がいないので露骨に不服な顔をする。

それでも商売人か!

いや、職人か。

「次に来るときは連れてきますよ。」

「冗談だ。それで、今日は何の用だ頼まれていた剣はまだ仕上がってないぞ。」

「納期はまだ先ですので大丈夫です。今日は先に支払いをさせていただきにきました。」

「それを早く言えよ。」

言う前に嫌な顔したくせに。

「もう作成に入っていただいていますので、お約束の50枚ですお納めください。」

「いいのか、後で返せって言われても返さないぞ。」

「そこは信頼しておりますので大丈夫です。」

「男に信頼されても何も嬉しくないがな。」

カウンターに銀貨の入った袋を置く。

先日奴らからせしめた契約金の一部だ。

ニケさんの支払いに充てるつもりだったが、精霊結晶が思った以上に高く売れそうなので先に支払いを済ませることにした。

これで残りは金貨8枚。

ニケさんの代金次第だが、予定では金貨12枚で買い取ってもらえれば足りる計算になっている。

あとは魔術師ギルドがいくら出してくれるかだが、いざとなったら個人的に博士からお金を借りることも考えよう。

貸してくれるかは別として、選択肢としては決して間違ってはいないと思う。

蜜玉もあるし大丈夫だ、きっと。

「ではお願いしておりました商品は月末にでも取りに伺いますのでよろしくお願いします。」

「お前が取りに来るのか?」

「その予定ですが何があるかわかりませんので、最悪別の人にお願いするかもしれません。」

「できれば後ろにいるような別嬪さんにお願いしたいね。」

「うちの嫁に手を出さないでくださいよ。」

「そんなことしたらうちのかみさんに何言われるかわかったもじゃない。」

え、オヤジ結婚してたの?

ちがう、結婚できたの?

「それを聞いて安心しました。」

「冗談の通じない男だよお前は。」

「普段は軽く流してますよ。」

うちの嫁さんと従業員に手を出すのは許さん。

いいだろ、美人揃いだぞ。

ハーレムだぞ。

一切手は出してないけどな!

チキンですみません。

「まぁ支払いもしてもらったしあとは責任をもって納品させてもらうさ。」

「どうぞよろしくお願いします。」

深く頭を下げて顔を上げた時にはオヤジはもういなかった。

そのまま奥の工房の方に向かっていく。

「おまえら、下手なもん作ったら承知しないからな!」

「「「はい!」」」

いや、出来のいい銅の剣じゃだめなんですよ。

失敗作がほしいんですよ。

下手なやつでおねがいしますよ!

「では行きましょうか。」

「次は白鷺亭ですね。」

「宿だけ取ったらすぐに魔術師ギルドへ向かいましょう。」

「了解しました。」

奥から聞こえてくる怒鳴り声は聞かなかったことにして武器屋を出て白鷺亭へと向かう。

「よろしかったのですか?」

「何がですか?」

急にエミリアが尋ねてきた。

「商品を受け取る前に支払いをするというのはあまり聞いたことがなかったものですから。」

「あぁ、その件ですか。」

「シュウイチさんの世界の習慣はわかりませんが、基本は商品の引き換えと一緒に支払いをするものです。代金を先に渡してしまうと商品の持ち逃げや契約不履行時の返金に支障が出る場合がありますから。」

「確かにそれが普通だと思います。ですが先に代金をお渡しするれば相手を信頼しているという証明にもなりますから、武器屋の主人の様に職人気質な方には誠意を見せるというのが大切だと思っています。それにあれだけの人数を雇える工房が持ち逃げをするのは難しいですし、私の妻がシルビアだと知っていますから契約を反故にすることはまずないでしょう。あそこは騎士団と契約もしていますしね。」

「そこまで見越しておられるとは、さすが御主人様です。」

シルビア様の存在を知りながらまずいことはさすがにしないだろう。

だってシルビア様にはがっつり笑顔を見せる親父だし。

どうだ、羨ましいだろ!

美人の嫁さんに従業員だぞ!

手は出してないけどな!

「そういう事なら納得しました。そういう誠意の見せ方もあるんですね。」

「相手を信頼することが良い商売の基本だと思っています、ようは気持ちの問題ですね。もちろん、相手を見誤ればエミリアの言うようなことになりますので基本は商品引き換え時に支払いますよ。」

「他のお店への支払いはそうしていただけると助かります。」

お金の出入りは慎重であるべきだ。

なんせ売り上げが足りなければこの首が飛んでいくんだから。

よ~くかんがえよ~。

お金は大事だよ~。

「さぁ次の用事を済ませましょうか。」

本日の予定二つ目が終了、次はお待ちかねのメインイベント魔術師ギルドとの交渉タイムだ。

腕がなるぜ。

けど、その後ろで待ち構えている領主様との謁見はできれば見送りたいなぁ。

勘弁してください。

複雑な気持ちのまま向かうは白鷺亭。

忍者支配人が待ついつものお宿だ。

本日の予定消化率50%です。
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