上 下
1,022 / 1,027

1019.転売屋はクマの毛皮を集める

しおりを挟む
北の大山脈に新たに出来たダンジョンを調査しに行って五日。

昨夜調査隊を乗せた馬車が街に戻ってきた。

時間が時間だけに報告は翌日に持ち越されたが、戻ってきたエリザやウーラさんの消耗加減を見るにかなり大変な場所だったようだ。

あのエリザが出迎えの酒も飲まずに風呂に入ってそのまま寝てしまったぐらいだ。

ルカは久々にあった母親にべったりで構ってほしそうだが、ペチペチと顔をたたかれても一切起きる気配はない。

結局大泣きしたルカを回収して目覚めるのを待っていたのだが、まさか夕方まで寝ているとは思わなかったが。

「おはよ~。あー良く寝た。」

「もう夕方だけどな、少しは疲れ取れたか?」

「うん、ご飯食べたら復活できそう。」

「だってよ。ハワード、とびっきりのやつを焼いてやってくれ。」

「お任せください。」

エリザの為にとミラ達が用意したのは厚さ10cmはあろうかという漫画のような肉の塊。

冒険者に依頼して龍の巣から回収したドラゴンの肉だ。

巨大なフライパンで器用に焼き色を付けながら岩塩とペパペッパーで味付けしただけのシンプルな奴。

なんだかんだ言って肉はこういうのが一番うまいんだよなぁ。

なんて考えながらしばし豪快な食べっぷりを皆で鑑賞する。

「あー美味しかった!ご馳走様。」

「ほれぼれする食いっぷりだな。」

「ふふ~ん、でしょ?」

「ルカ君も食べたいって言ってますね。」

「お前はもうすぐ離乳食だから、まずはそこからな。」

エリザの腕の中に納まり自分もよこせと両腕を振り回すルカを宥めつつ、エリザがやっといつもの感じに戻った。

ダンジョンの深層に行ってもそこまで疲労することはないのだが、やはり初めてのダンジョンということもありかなりのプレッシャーがあったんだろう。

ルカを産んで初めての長期遠征だし、今までの自分とのギャップもあっただけに余計気を張っていたんだろうなぁ。

その証拠に一緒に参加したウーラさんは昼前には起きだして、さっきと同じ肉の塊を食べた後いつものようにダンジョンに潜っている。

タフっていうのはあぁいう人の事を言うんだろうな。

「エリザ様、ダンジョンはどんな感じでした?」

「もう寒いのなんのって。一日目で行ったことを後悔したわ。」

「発熱下着着けていったんだろ?」

「下着だけじゃなくて服も着て行ったけどあれはそういうので何とかなるレベルじゃないわね。下手に着込むと魔力を吸われちゃうし、もっと根本的に寒さから身を守るやつが無いと寒さに慣れてない人は耐えられないんじゃないかしら。」

ダンジョンは基本的に入り口のあった場所とは別の場所に存在しているっていう話だったはず。

にもかかわらず寒いというのは、そこが北の大山脈のおひざ元だから寒かったと考えるべきなのか、それとも偶然なのか。

どちらにせよエリザの話の7割は寒さによる問題ばかりで、魔物や内部構造そのものに大きな問題はないようだ。

「そんなに寒かったのか、大変だったな。」

「もう外に出た瞬間天国よ。初日入り口付近を探索しつつ何度も出入りをして寒さに体を馴染ませて、本格的な探索をしたのは二日目以降ね。それでもあまりの寒さに途中で切り上げて戻っては、また突入しての繰り返し。結局今回の調査では奥の方まで確認できなかったんだけど、北方からの移動経路は確認できたから準備さえできていれば何時でも行けると思うわよ。魔物って言ってもそんなに危険なのはいなかったし、下手に大山脈を踏破することを考えたら何百倍もマシじゃないかしら。」

「確かに上の方が危険な魔物は多そうだな、ワイバーンもかなりの数確認できたしバカでかい狼も見つけたぞ。」

「え、空から見えるぐらいの狼?そんなのいたかしら。」

あの鋭い視線は勘違いで感じるようなものではない。

見間違いではないと思うのだが、とはいえ確証はないしもう一度確認しに行けと言われても行きたくないので見間違えということにしておこう。

「では探索には今まで以上の防寒対策が必要ということですね。」

「うん。魔物の数は知れてるし、多少動きにくくてもいいからしっかり冷気を防いでくれる奴がいいわ。」

「となると外套かそれとも着る感じか。この間のウィンドブレーカー的なのじゃダメなんだろ?」

「風というか芯から冷えてくる感じなのよね。だから、外部の冷気を中に入れないような奴がうれしいかな。」

現地に行った生の声だけに出来るだけその意向は反映させてやりたいのだが、正直思いつくものがない。

現地では焔の石や日の魔道具を常用するなどして暖を取っていたらしいのだが、そのレベルの冷気を遮断するとなると余程の素材でないと太刀打ちできないのではないだろうか。

一緒に行ったキキなら何かいい素材を思いついているかもしれないが、残念ながらこの場にはいないので後でギルドへ確認しに行くとしよう。

「ウ、タダイマ。」

「お、ウーラさんお帰り・・・ってデカいな!」

「クマだ!」

「おっきぃ!」

エリザのお腹も落ち着いたのでさぁ聞きに行こうか、そんなタイミングで勝手口が開きウーラさんが巨大な熊を背負って戻ってきた。

身の丈2mはあるんじゃないだろうか、背負いながらも足は地面についているので完全に引きずってしまっている。

こんなのと遭遇したら間違いなく死を覚悟するな。

突然現れたクマにソラとジョンが大喜びで駆け寄り、手や顔を興味深そうにのぞき込んだりつついたりしている。

小さい子供たちは、なんていうかあまりの大きさに存在をうまく理解できないのかキョトンとした顔をしていた。

まぁ、怖いかどうかは感覚の問題だもんなぁ。

しっかしなんでまたこんなデカいのをわざわざ持ち帰ってきたんだろうか。

大変だっただろうに。

「これは今日の晩飯か?」

「アウノサルムサフニハウコノルクマフガワウガイルチフバウンルデフス。」

「寒いのには、これがいいそうです。」

「これって、この毛皮か?」

ソラの通訳でなんとなく持ち帰った意図が分かった気がする。

俺も近くに行きドスンと横たわったクマの死骸に手を伸ばす。

『ツンドラベア。ダンジョンの氷壁や付近や北方の山奥に生息する真っ白い熊の魔物。白っぽく見える毛は実は透明で、光が反射することで白く見え雪や氷に紛れて獲物を狩る。その毛皮は非常に保温性に優れまた断熱性能も高い為、北方では日常的に着用されている為需要が高い。最近の平均取引価格は銀貨30枚、最安値銀貨27枚、最高値銀貨44枚、最終取引日は本日と記録されています。』

なるほど、確かにこの毛皮ならどんな寒さにも耐えれそうな気がする。

毛の繊維は細かくそれでいて密度が高い。

それでいて皮は分厚く、押すと反発するぐらいだ。

恐らくは保温の為に皮下脂肪がしっかりとついているんだろう。

確かにこの大きさならエリザが言うように身体をすっぽりと覆うぐらいの毛皮が確保できるな。

「これを教えるためにわざわざ取りにいってくれたのか、ありがたい。」

「ニクもオイシイ。」

「へぇ、そりゃ楽しみだ。クマといえば少し生臭いイメージがあるんだがその辺はハワードの腕の見せ所か?」

「俺よりもドーラさんの方が適任ですよ。さっきから目をキラキラさせていますし、前に調理したことあるんじゃないですかね。」

ハワードの後ろに控えるドーラさんが、まるでアイドルに出会った乙女のように両手を胸の前で組んで目をキラキラと輝かせている。

あれはクマを持ち帰った旦那にときめいているんじゃない、獲物の方だ。

「ちなみにどうやって食べるんだ?」

「ウニコルンダフラヤウワラルカクフテトロトロウニツナフル、ウヤイルテモフイイ、ウテガルイチフバンウオイルシフイ。」

「とりあえずトロトロになるのはわかった。」

とりあえず食堂で解体されても困るので、ひとまず外に運んでもらってタープの下で慎重にバラしてもらう。

この世界に来てすぐの頃は目の前で解体されるのに若干気持ち悪さを感じていたんだが、それが当たり前になると寧ろ美味そうに見えてしまうから不思議なものだ。

毛皮をはがされた下から現れたのは分厚い脂肪と色鮮やかな肉の塊。

内臓を傷つけないようにろっ骨を外し、中身をタライに詰め込んでいく。

ダンジョンならそのまま吸収されるのだが、ここではそういうわけにもいかないのでカニバフラワーたちのご飯になってもらおう。

普段お目にかからないだけに喜ぶ姿が目に浮かぶ。

肉をばらす傍らエリザが器用に毛皮を広げていく。

流石にこのままでは着用出来ないので、これはブレラの所にもっていって処理してもらうとしよう。

しっかし見事なものだなぁ。

うつぶせて両手足を広げたような見た目は、映画や本でよく書かれていたのとまったく同じ。

これを飾る趣味はないのだが、確かに床に敷けばあったかいだろうなぁ。

タープの下とはいえまだまだ外気温は高く、そのうえこんな毛皮をバラしているもんだから全員汗だく。

あぁ、プールに入りたい。

「あっついなぁ。」

「寒いよりかはマシよ。」

「でも寒さは服を着れば何とかなるだろ?でも暑いときは脱ぐのにも限界がある。」

「でもシロウはそのほうが嬉しいんじゃない?」

「それとこれとは話が別だっての。まぁ、その通りだけどさ。」

着ぶくれした女たちよりも薄着で色々と見える女たちの方が見ていて何倍も楽しいのは事実だ。

『子供を産んだら嫁が母親にしか見えなくなった』とか元の世界では色々と聞いていたが、有難い事に全くそんなことはない。

いつ見ても女たちは綺麗だし、もちろんそれを維持する為に努力しているのを知っている。

もちろん自分の為だろうけど、その中に俺も含まれるのが誇らしいというか自慢できるというか。

まぁ、そんな話はいいとして。

問題はこの毛皮をどう扱うか。

ダンジョンを行くには毛皮がいる、でもそれをタダで貸すなんて事はしない。

これは商売だ、慈善事業じゃない。

ウーラさんは簡単に持って帰ってきたが実際同じ物を用意するとなるとかなりの危険と労力を要するだろう。

つまりそれに見合うだけの報酬を支払わなければならないわけで。

それを簡単にはいどうぞというわけにはいかないよなぁ。

「そうか、やっぱり数は手に入らないか。」

「氷壁の近くで冷凍作業して今の今まで遭遇しなかったレベルよ?そりゃあ場所を変えれば遭遇するかもしれないけど、それでも良くて10頭が限界じゃないかしら。」

「でも時間をかければもう少し集まるよな?」

「狩ろうと思う人がいればね。」

相場スキルから逆算して買取するとしたら銀貨30枚で高いぐらい。

出来れば銀貨25枚ぐらいに抑えたいが、わざわざリスクを冒して狩ってきた魔物がその金額にしかならないのならもっと安全に同じ金額を稼ぐことが可能なだけに、追加で毛皮を集められるかは未知数だ。

となると最初に集めた分を流用するしかないわけで。

「となるとしばらくは貸出で対応するしかないか。いつもならギルドに買い取ってもらうところだが、今後どうなるかわからないだけにギルドもそこまでお金を出してくれるかわからないしな。」

「いくらぐらいで行きますか?」

「一往復銀貨5枚。エリザの話じゃ魔物に追われる心配はなさそうだし、脱げば間違いなく凍えるだけに紛失するリスクはないと考えられる。一応六回で元は取れるし、もし北方との行き来が多くなればそのたびにお金が生まれる事になる。その間に数を増やせれば万々歳だ。」

「後はどこでそれを行うか、ですね。」

「なんなら同時に発熱素材の服や下着も提供して小銭を稼ぎたいところだが、そうなると場所は一つしかないわけで。」

北の大山脈に一番近くてそして交易路が出来上がっている場所。

本来ならそこには誰も近づけさせないほうがいいのだが、何の因果かそこが金を生み出すことになってしまいそうだ。

とはいえ持ち主とはいえそれを勝手に決めるわけにはいかないわけで。

マウジーの話もあったし、一回真剣に話し合う必要はあるだろう。

これも金儲けの為。

とはいえその為に犠牲にしてはいけない物があるぐらい、流石の俺も分かっているつもりだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?

闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。 しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。 幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。 お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。 しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。 『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』 さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。 〈念の為〉 稚拙→ちせつ 愚父→ぐふ ⚠︎注意⚠︎ 不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います

霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。 得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。 しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。 傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。 基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。 が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。

猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。 そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。 あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは? そこで彼は思った――もっと欲しい! 欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。 神様とゲームをすることになった悠斗はその結果―― ※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

転生受験生の教科書チート生活 ~その知識、学校で習いましたよ?~

hisa
ファンタジー
 受験生の少年が、大学受験前にいきなり異世界に転生してしまった。  自称天使に与えられたチートは、社会に出たら役に立たないことで定評のある、学校の教科書。  戦争で下級貴族に成り上がった脳筋親父の英才教育をくぐり抜けて、少年は知識チートで生きていけるのか?  教科書の力で、目指せ異世界成り上がり!! ※なろうとカクヨムにそれぞれ別のスピンオフがあるのでそちらもよろしく! ※第5章に突入しました。 ※小説家になろう96万PV突破! ※カクヨム68万PV突破! ※令和4年10月2日タイトルを『転生した受験生の異世界成り上がり 〜生まれは脳筋な下級貴族家ですが、教科書の知識だけで成り上がってやります〜』から変更しました

大和型戦艦、異世界に転移する。

焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。 ※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

処理中です...