455 / 1,237
453.転売屋は調査を依頼する
しおりを挟む
隠し部屋から搬出された呪われた木箱だが、他にも様々な物が梱包されていた。
その中でも特に怪しげな物が二つ。
『破滅の祭器。とあるダンジョンの最下層に封じられている祭壇に捧げる事で、世界を破滅に導く事ができる忌まわしき祭器。再生の祭器と共に神によって創造されたといわれている。最近の平均取引価格は金貨3枚、最安値銅貨15枚最高値金貨8枚。最終取引日は5年と227日前と記録されています。』
『災厄の杯。穢れのない子供の血で杯を満たすと災厄を引き起こす事ができる禁じられた祭器。決して満たされることはなく、注がれた量に応じて災厄の大きさが変わる。最近の平均取引価格は金貨8枚。最安値銀貨43枚最高値金貨25枚最終取引日は8年と625日前と記録されています。』
最初に見つけた物がオモチャに見えるぐらいの凶悪な品。
流石にコレは店に於いて置けないので、冒険者ギルドで厳重に保管してもらっている。
とはいえ何時までもおいておくわけにも行かないんだよなぁ。
っていうか、なんて品が保管されてるんだよ。
俺達が見つけなければずっとそのまま、そして良くわからないまま悪人の手に渡っていたかもしれないんだぞ。
怖すぎるだろ。
「それでは先の二つは引き続き冒険者ギルドで保管してもらうという事で。また、この件に関しても緘口令を継続します。」
「それが良いだろう。下手に言いふらしてよからぬ連中に来てもらっても困る。」
「知ってるのは見つけた皆さんと私達だけだから問題ないわ。」
「いや~、シロウさんやっぱり持ってますねぇ。」
「ぜんぜん嬉しくねぇ。」
「でもおかげで世界の危機を防ぐ事ができますから。これはまた、国王陛下からご褒美とか貰えちゃうんじゃないですか?」
「ぜんぜん嬉しくねぇ。」
何が嬉しくてあの人に褒めてもらわなければならないんだ?
っていうかそれ目当てで見つけたわけじゃないんだし、むしろ面倒なもの見つけるなって怒られたりして。
「でも、何時までもこのままってわけにも行かないでしょ?」
「そうなのよねぇ。流石にこんなもの何時までも預かりたくないわ。」
ちなみに冒険者ギルドでこの打ち合わせに参加しているのは俺とエリザ、それとニアと羊男の四人だけ。
内容が内容だけに他言できないってのが面倒だ。
「とはいえ何処に報告するんだ?王家か?それとも中央ギルドか?」
「下手に役人が絡むと面倒そうではあります。所有権がどうのとかで揉める未来しか見えません。」
「一応俺ってことになってるんだよな?」
「屋敷の所有者であったハーシェ様が放棄され第一発見者のシロウ様に所有権が委譲されましたからそのはずです。」
「汚職まみれの役人の手に回るのがオチか。」
「認めたくありませんが、中央は色々と問題が多くて。」
それはそれでどうかと思うんだが、面倒な事になるのなら下手に公表しない方がマシだ。
しかるべき場所に直接提出できれば良いんだが・・・。
それは一体何処なんだろうか。
「この前の監査官とかがいっぱい居るんじゃないの?」
「その監査官が使い物にならないんですよ。もちろんまともな人の方が多いですが、ハズレを引いた時が面倒です。無駄に権力がありますから、この前のように強引に持っていけるんですよね。しかも我々の介入無しで。」
「あー・・・。」
「とりあえずブランドン監査官に連絡を取るつもりです、あの方でしたら問題ないでしょうから。」
「だな、それが一番だ。」
「本当に大丈夫?」
「信じるしかないわよ。」
俺の見立てでは何処にも染まっていない感じだが、もちろん絶対ではない。
もしかして、という可能性は残り続ける。
だが俺達が連絡の取れる場所って言ったらそれぐらいしかないんだ。
絶対がない以上一番可能性の低い人に連絡するしかないんだよ。
とりあえず話しは纏った。
後は、その他の呪われた品を仕分けしてモニカのところに持っていかなければ。
「じゃあ行くか。」
「それじゃあニアまたね。」
「エリザも。あ、今度巡回忘れちゃダメよ。」
「分かってるって、明後日よね?」
「あ・し・た。」
「じょ、冗談だってば。明日でしょ。」
絶対に忘れてたよなこれは。
苦笑いを浮かべるエリザと共に部屋を出てギルドのエントランスに向うと、珍しい人が立っていた。
「あれ、アニエスさん!」
「これはシロウ様エリザ様、やっとお会いできました。」
「ん?探してたのか?」
「その通りです、例の祭器についてといえば分かりますか?」
「・・・エリザ戻るぞ。」
「え、ちょっと!」
さっきも言ったように今回の件は他言無用、外でしていい話じゃない。
それに目の前に居るのはもう一人の監査官。
しかも、ブランドン氏よりも潔白だと言える人物だ。
その人が今回の件に介入しようとしているって事は、なにか良い案があるんだろう。
来た道を戻り部屋に入るとニアと羊男がいちゃついて・・・いなかった。
「あれ、忘れ物ですか?」
「突然失礼します、本日は監査官アニエスとしてお話に参りました。お時間宜しいですか?」
「そういえばアニエス様も監査官でしたね、すっかり忘れていました。」
「俺もだ。とりあえず何かあるらしいから聞かせてもらうとしよう。」
俺はともかくギルド協会のえらいさんが忘れるのはどうなんだ?
なんてツッコミはスルーして、再び会議室で合間見える。
「で、例の祭器がどうしたって?」
「先ほど王家に確認をしたところ、随分と前から行方不明になっていた物と確認が取れました。つきましては真贋鑑定も含め、近くに来ていた調査団が確認をしたいとのことです。それまでは厳重に保管をお願いしたいのですが・・・ここなら問題無さそうですね。」
「調査団、ですか。」
「普段は王家ゆかりの品や遺跡を調査している方々です。王家直轄機関ですので邪な考えをした者もおりません。先日の氾濫後に百穴を調べたのもこの調査団になります。」
「あ、あの人達!」
「しってるのか?」
「だって竜の巣まで案内したもの。そっか~、見た目の割りに強かったのは遺跡に潜るだけの実力があるからなのね。」
百穴を調査した人たちなら安心だ。
それに加えて王家直轄機関なのもいい。
物が物だけに悪用されないようしっかり保管してくれそうだし。
「つきましてはこの品々を発見したシロウ様に報奨金の用意があります。そちらについても調査団より伺っていただければ。」
「結構だ。」
「そういうわけには参りません。この品は前々より捜索願の出されていた危険な物、そんな重要な物を無事に見つけた功績にはそれに見合う報酬を出すことになっています。これを断れば他の方々にもご迷惑がかかりますので、ひとまず受領をお願いします。その後は寄付するなり豪遊するなり好きにしていただいて結構ですので。」
「いいじゃない、もらいなさいよ。で、みんなでお酒飲めばいいのよ。」
「お前は飲みたいだけだろ?」
「わかる?」
「まったく、他人事だと思いやがって。」
羊男が冗談で言った事がまさか現実になるとは思っていなかった。
別に報奨金とかそういうのはどうでもいい。
俺はただしかるべき場所にさっさと持っていって欲しいだけだ。
こんな物騒なもの近くに置いておきたくない。
こんなことになるのなら、見つけない方がよかったかもしれないなぁ。
はぁ、めんどくさいめんどくさい。
「でも良かったじゃない、近いうちにもっていってくれるんだから。」
「それもそうだな。」
「私も安心して家に帰れるわ。だって、責任者ってここに寝泊りしなきゃいけないのよ?ベッドは硬いし安眠できないし、ほんと参っちゃうわ。で、その人たちは何時来るの?」
「恐らく一週間ほどで。」
「・・・結構かかるのね。」
「他の調査などもありますから。つきましては到着するまでに関係する物、若しくは調査するに相応しい品があればご準備くださいとのことです。聞けば近場に遺跡もあったのだとか、さすがダンジョンのお膝元ですね。」
「わかったわ、前に発掘した物が沢山あるから用意しておくわね。はぁ、あと一週間は帰れなくなっちゃった。」
「こればっかりは仕方ないね、恨むならシロウさんを恨むと良いよ。」
「なんでだよ。」
とんだとばっちりじゃねぇか。
ものすごい目で俺を睨んでくるニアをとりあえず睨み返すと、横のエリザに脇を小突かれてしまった。
なんだよ俺は悪くねぇ。
「ともかくあと一週間の辛抱だ、頑張ってくれ。」
「他人事ねぇ。」
「あぁ、見つけたのは俺だが保管を買って出たのはそっちだからな。あぁ、差し入れぐらいは持って来てやる。」
「仕方ないからそれで我慢してあげる。」
ひとまずあのやばそうな奴を何とかできそうだ。
単なる引越しのはずがとんだことになったが、ついでに頼みたいことも増えたぞ。
折角の機会だ有効に使わせてもらうとしよう。
その中でも特に怪しげな物が二つ。
『破滅の祭器。とあるダンジョンの最下層に封じられている祭壇に捧げる事で、世界を破滅に導く事ができる忌まわしき祭器。再生の祭器と共に神によって創造されたといわれている。最近の平均取引価格は金貨3枚、最安値銅貨15枚最高値金貨8枚。最終取引日は5年と227日前と記録されています。』
『災厄の杯。穢れのない子供の血で杯を満たすと災厄を引き起こす事ができる禁じられた祭器。決して満たされることはなく、注がれた量に応じて災厄の大きさが変わる。最近の平均取引価格は金貨8枚。最安値銀貨43枚最高値金貨25枚最終取引日は8年と625日前と記録されています。』
最初に見つけた物がオモチャに見えるぐらいの凶悪な品。
流石にコレは店に於いて置けないので、冒険者ギルドで厳重に保管してもらっている。
とはいえ何時までもおいておくわけにも行かないんだよなぁ。
っていうか、なんて品が保管されてるんだよ。
俺達が見つけなければずっとそのまま、そして良くわからないまま悪人の手に渡っていたかもしれないんだぞ。
怖すぎるだろ。
「それでは先の二つは引き続き冒険者ギルドで保管してもらうという事で。また、この件に関しても緘口令を継続します。」
「それが良いだろう。下手に言いふらしてよからぬ連中に来てもらっても困る。」
「知ってるのは見つけた皆さんと私達だけだから問題ないわ。」
「いや~、シロウさんやっぱり持ってますねぇ。」
「ぜんぜん嬉しくねぇ。」
「でもおかげで世界の危機を防ぐ事ができますから。これはまた、国王陛下からご褒美とか貰えちゃうんじゃないですか?」
「ぜんぜん嬉しくねぇ。」
何が嬉しくてあの人に褒めてもらわなければならないんだ?
っていうかそれ目当てで見つけたわけじゃないんだし、むしろ面倒なもの見つけるなって怒られたりして。
「でも、何時までもこのままってわけにも行かないでしょ?」
「そうなのよねぇ。流石にこんなもの何時までも預かりたくないわ。」
ちなみに冒険者ギルドでこの打ち合わせに参加しているのは俺とエリザ、それとニアと羊男の四人だけ。
内容が内容だけに他言できないってのが面倒だ。
「とはいえ何処に報告するんだ?王家か?それとも中央ギルドか?」
「下手に役人が絡むと面倒そうではあります。所有権がどうのとかで揉める未来しか見えません。」
「一応俺ってことになってるんだよな?」
「屋敷の所有者であったハーシェ様が放棄され第一発見者のシロウ様に所有権が委譲されましたからそのはずです。」
「汚職まみれの役人の手に回るのがオチか。」
「認めたくありませんが、中央は色々と問題が多くて。」
それはそれでどうかと思うんだが、面倒な事になるのなら下手に公表しない方がマシだ。
しかるべき場所に直接提出できれば良いんだが・・・。
それは一体何処なんだろうか。
「この前の監査官とかがいっぱい居るんじゃないの?」
「その監査官が使い物にならないんですよ。もちろんまともな人の方が多いですが、ハズレを引いた時が面倒です。無駄に権力がありますから、この前のように強引に持っていけるんですよね。しかも我々の介入無しで。」
「あー・・・。」
「とりあえずブランドン監査官に連絡を取るつもりです、あの方でしたら問題ないでしょうから。」
「だな、それが一番だ。」
「本当に大丈夫?」
「信じるしかないわよ。」
俺の見立てでは何処にも染まっていない感じだが、もちろん絶対ではない。
もしかして、という可能性は残り続ける。
だが俺達が連絡の取れる場所って言ったらそれぐらいしかないんだ。
絶対がない以上一番可能性の低い人に連絡するしかないんだよ。
とりあえず話しは纏った。
後は、その他の呪われた品を仕分けしてモニカのところに持っていかなければ。
「じゃあ行くか。」
「それじゃあニアまたね。」
「エリザも。あ、今度巡回忘れちゃダメよ。」
「分かってるって、明後日よね?」
「あ・し・た。」
「じょ、冗談だってば。明日でしょ。」
絶対に忘れてたよなこれは。
苦笑いを浮かべるエリザと共に部屋を出てギルドのエントランスに向うと、珍しい人が立っていた。
「あれ、アニエスさん!」
「これはシロウ様エリザ様、やっとお会いできました。」
「ん?探してたのか?」
「その通りです、例の祭器についてといえば分かりますか?」
「・・・エリザ戻るぞ。」
「え、ちょっと!」
さっきも言ったように今回の件は他言無用、外でしていい話じゃない。
それに目の前に居るのはもう一人の監査官。
しかも、ブランドン氏よりも潔白だと言える人物だ。
その人が今回の件に介入しようとしているって事は、なにか良い案があるんだろう。
来た道を戻り部屋に入るとニアと羊男がいちゃついて・・・いなかった。
「あれ、忘れ物ですか?」
「突然失礼します、本日は監査官アニエスとしてお話に参りました。お時間宜しいですか?」
「そういえばアニエス様も監査官でしたね、すっかり忘れていました。」
「俺もだ。とりあえず何かあるらしいから聞かせてもらうとしよう。」
俺はともかくギルド協会のえらいさんが忘れるのはどうなんだ?
なんてツッコミはスルーして、再び会議室で合間見える。
「で、例の祭器がどうしたって?」
「先ほど王家に確認をしたところ、随分と前から行方不明になっていた物と確認が取れました。つきましては真贋鑑定も含め、近くに来ていた調査団が確認をしたいとのことです。それまでは厳重に保管をお願いしたいのですが・・・ここなら問題無さそうですね。」
「調査団、ですか。」
「普段は王家ゆかりの品や遺跡を調査している方々です。王家直轄機関ですので邪な考えをした者もおりません。先日の氾濫後に百穴を調べたのもこの調査団になります。」
「あ、あの人達!」
「しってるのか?」
「だって竜の巣まで案内したもの。そっか~、見た目の割りに強かったのは遺跡に潜るだけの実力があるからなのね。」
百穴を調査した人たちなら安心だ。
それに加えて王家直轄機関なのもいい。
物が物だけに悪用されないようしっかり保管してくれそうだし。
「つきましてはこの品々を発見したシロウ様に報奨金の用意があります。そちらについても調査団より伺っていただければ。」
「結構だ。」
「そういうわけには参りません。この品は前々より捜索願の出されていた危険な物、そんな重要な物を無事に見つけた功績にはそれに見合う報酬を出すことになっています。これを断れば他の方々にもご迷惑がかかりますので、ひとまず受領をお願いします。その後は寄付するなり豪遊するなり好きにしていただいて結構ですので。」
「いいじゃない、もらいなさいよ。で、みんなでお酒飲めばいいのよ。」
「お前は飲みたいだけだろ?」
「わかる?」
「まったく、他人事だと思いやがって。」
羊男が冗談で言った事がまさか現実になるとは思っていなかった。
別に報奨金とかそういうのはどうでもいい。
俺はただしかるべき場所にさっさと持っていって欲しいだけだ。
こんな物騒なもの近くに置いておきたくない。
こんなことになるのなら、見つけない方がよかったかもしれないなぁ。
はぁ、めんどくさいめんどくさい。
「でも良かったじゃない、近いうちにもっていってくれるんだから。」
「それもそうだな。」
「私も安心して家に帰れるわ。だって、責任者ってここに寝泊りしなきゃいけないのよ?ベッドは硬いし安眠できないし、ほんと参っちゃうわ。で、その人たちは何時来るの?」
「恐らく一週間ほどで。」
「・・・結構かかるのね。」
「他の調査などもありますから。つきましては到着するまでに関係する物、若しくは調査するに相応しい品があればご準備くださいとのことです。聞けば近場に遺跡もあったのだとか、さすがダンジョンのお膝元ですね。」
「わかったわ、前に発掘した物が沢山あるから用意しておくわね。はぁ、あと一週間は帰れなくなっちゃった。」
「こればっかりは仕方ないね、恨むならシロウさんを恨むと良いよ。」
「なんでだよ。」
とんだとばっちりじゃねぇか。
ものすごい目で俺を睨んでくるニアをとりあえず睨み返すと、横のエリザに脇を小突かれてしまった。
なんだよ俺は悪くねぇ。
「ともかくあと一週間の辛抱だ、頑張ってくれ。」
「他人事ねぇ。」
「あぁ、見つけたのは俺だが保管を買って出たのはそっちだからな。あぁ、差し入れぐらいは持って来てやる。」
「仕方ないからそれで我慢してあげる。」
ひとまずあのやばそうな奴を何とかできそうだ。
単なる引越しのはずがとんだことになったが、ついでに頼みたいことも増えたぞ。
折角の機会だ有効に使わせてもらうとしよう。
29
お気に入りに追加
360
あなたにおすすめの小説
S級騎士の俺が精鋭部隊の隊長に任命されたが、部下がみんな年上のS級女騎士だった
ミズノみすぎ
ファンタジー
「黒騎士ゼクード・フォルス。君を竜狩り精鋭部隊【ドラゴンキラー隊】の隊長に任命する」
15歳の春。
念願のS級騎士になった俺は、いきなり国王様からそんな命令を下された。
「隊長とか面倒くさいんですけど」
S級騎士はモテるって聞いたからなったけど、隊長とかそんな重いポジションは……
「部下は美女揃いだぞ?」
「やらせていただきます!」
こうして俺は仕方なく隊長となった。
渡された部隊名簿を見ると隊員は俺を含めた女騎士3人の計4人構成となっていた。
女騎士二人は17歳。
もう一人の女騎士は19歳(俺の担任の先生)。
「あの……みんな年上なんですが」
「だが美人揃いだぞ?」
「がんばります!」
とは言ったものの。
俺のような若輩者の部下にされて、彼女たちに文句はないのだろうか?
と思っていた翌日の朝。
実家の玄関を部下となる女騎士が叩いてきた!
★のマークがついた話数にはイラストや4コマなどが後書きに記載されています。
※2023年11月25日に書籍が発売!
イラストレーターはiltusa先生です!
※コミカライズも進行中!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
辺境の最強魔導師 ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~
日の丸
ファンタジー
ウィーラ大陸にある大国アクセリア帝国は大陸の約4割の国土を持つ大国である。
アクセリア帝国の帝都アクセリアにある魔術大学セルストーレ・・・・そこは魔術師を目指す誰もが憧れそして目指す大学・・・・その大学に13歳で首席をとるほどの天才がいた。
その天才がセレストーレを卒業する時から物語が始まる。
異世界複利! 【1000万PV突破感謝致します】 ~日利1%で始める追放生活~
蒼き流星ボトムズ
ファンタジー
クラス転移で異世界に飛ばされた遠市厘(といち りん)が入手したスキルは【複利(日利1%)】だった。
中世レベルの文明度しかない異世界ナーロッパ人からはこのスキルの価値が理解されず、また県内屈指の低偏差値校からの転移であることも幸いして級友にもスキルの正体がバレずに済んでしまう。
役立たずとして追放された厘は、この最強スキルを駆使して異世界無双を開始する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる