111 / 1,027
111.転売屋は怖い?人に目をつけられる
しおりを挟む
何者と言われても俺は俺だ。
どこにでもいる・・・いや、いないか。
なんせ元はこの世界の住民じゃない。
別世界?から飛ばされてきたわけだしな。
「・・・ただの買取屋だ。」
「そうじゃありません、どうして草原から先が見えないんですか?」
「そりゃアンタが神の遣いじゃないからだろ。」
「失礼な!」
「だってそうだろ、いきなり夜中に現れて神の遣いだと言いながら何もできないんだ。悪霊の間違いじゃないのか?」
「この神々しい光が見えないんですか!」
「いや、見えるけどさぁ・・・。」
それで神様だと言われても困る。
背中に蛍光灯でも背負ってたらどうするんだよ。
この世界にないのはわかってるけど。
「ともかく、貴方は何者なんですか答えてください!」
「むしろ答えてほしいのは俺の方なんだが。一体何をしに来たんだ?」
「だから貴方に呼ばれて・・・あれ、呼んでない?」
「小刀が勝手にアンタを呼んだだけだ。で、アネットが怖がって俺を呼んだ。うちの奴隷を怖がらせておいて神の遣いとか言いやがる。特に何をするでもないのならさっさと帰ってくれ、寝不足はいい仕事の敵だ。」
「仕事の敵って、ここまで馬鹿にされたのは初めてです!」
ノーブラの乳を揺らして自称神の遣いが怒っている。
夜中に起こされて怒りたいのはこっちの方だってのに。
「じゃあ聞くがどうすれば帰ってくれるんだ?」
「帰ってって・・・なんかもう頭来ました。帰りません。」
「え?」
「私が何者かわかってくれるまで帰りませんから!」
いきなりの帰りません宣言。
いや、マジで勘弁してくれ。
明日も仕事があるんだよこっちは。
「わかった、アンタは神の遣いだ。」
「そうじゃなくて!」
「なんなんだよまったく。」
「うぅ、扱いがひどい。」
「あ、あの神様・・・。」
「神の遣いであって神様じゃないそうだぞ。」
「どちらにしろ幽霊でないのならば謝ります。怖がってしまい申し訳ありませんでした。」
俺の後ろで話を聞いていたアネットだったが、どうやらやり取りから幽霊でない事を悟ったらしく何故か謝り始めた。
謝るのはむしろ向こうだと思うんだがなぁ。
「わかればいいのよわかれば。私の方こそ、呼ばれてきたとはいえ脅かしてしまった事は謝るわ、ごめんなさい。」
「なんだ謝れるじゃないか。」
「貴方にじゃないわ、彼女によ。」
「そりゃ失礼した。」
「それでその、何をされたくて来られたんですか?」
「そこなのよねぇ、別に用は無いんだけどあの小刀って強制的に召喚してくるから。」
何という迷惑な道具。
そりゃダンジョンに封印されているわけだ。
で、それをあのバカ兄貴が持って帰ってきたと。
よし、明日説教してやる。
「強制なのか。」
「そうなの。普通は悪霊しか呼ばないんだけど、ときどき私みたいなのが呼ばれるのよね。」
「ってことは他にも被害者がいるのか?」
「そりゃいるわよ。前は主神様も呼ばれたんだから。」
「何とまぁ・・・。」
主神ってことは一番偉いヒトだろ?
そんな人もいきなり召喚出来るとか、かなりのぶっ壊れ性能じゃないか。
過去の取引日から察してもこれ一本じゃないみたいだし、迷惑極まりないな。
「あの、もし今日帰られたとしても明日以降も誰かが来られるという事ですか?」
「私達みたいなのが来るのはとっても運がいいの、普通は悪霊だし明日からはそうじゃないかしら。」
「となると早急に処分しないといけないな。」
「それがいいでしょうね、出来れば封印してほしいけど私にその権限はないから。」
「こういうのを好きで集めている人がいてな、その人に預けるつもりだ。今後の文句はそっちに頼む。ちなみに前回は怨嗟のネックレスを買っていったぞ。」
「あの夜な夜な死者にささやかれる奴!?」
「あぁ、一人身だから寂しいんだとさ。」
「あんな物騒なものを集めるとか、人間って本当におかしな生き物ね。」
それは俺も思うが、人間全部をおかしな生き物扱いするのはどうかと思うぞ。
「話を纏めると偶然呼ばれて来ただけで用はない、だから帰る、そうだな。」
「帰らないわよ。」
「なんでだよ。」
「貴方が何者か聞いてない。」
「だから言っただろ、タダの買取屋だって。草原しか見えないのは俺の過去はそこで終わっているからだ。」
「どういう事?」
「神様がいるのなら神様に聞け、俺はこれ以上何も言わない。」
そもそも何でこの世界に来たのかすら知らないんだ。
まぁ知ったからと言って帰るつもりはないし、帰りたいとも思わないけどな。
「・・・私が見えないんだからそうするしかないわよね。分かったわ、帰る。」
「そうしてくれ。」
「でもまた来るわ。」
「来るのかよ。」
「当たり前じゃない、やられっぱなしだと思わない事ね。」
「勘弁してくれ。」
どうやら非常に面倒な相手とかかわりを持ってしまったらしい。
この世界に来た時点で普通はもう望めないと思っていたが、神様ときたか。
あ、神の遣いだったな。
「それじゃあ帰るわ。っと、その前に・・・。」
神の遣いとやらが帰ろうとした時、そいつは俺達の方に歩み寄ってきた。
一瞬構えそうになったがあの笑顔を見ていると不思議と力が抜けてくる。
「貴女、お名前は?」
「アネットです。」
「ちょっと働き過ぎね、随分と疲労がたまっているわ。この男に働かされているわけじゃないみたいだけど、仕事し過ぎは体に毒よ。」
そういうとアネットに向かって右手を差し出し、それと同時に手が光りだした。
その光がふわりと宙に浮き、アネットに吸収される。
「わぁ・・・。」
「これで少しは疲れが取れるでしょ、せっかく来たんだし神の遣いらしいこともしておかないとね。」
「何をしたんだ?」
「疲れの元を取ってあげたの。貴方も主人ならもう少し体に気を使ってあげなさいよね。」
「一応口酸っぱく言ってるんだがなぁ。」
「彼女がそれじゃダメなのわかってるでしょ。」
それはごもっとも。
「善処する。」
「それと、小刀だけどさっさと手放しなさい。明日は本当に悪霊が来るわよ。」
「ご忠告感謝する。」
「じゃあ本当に行くわね。」
そういうとクルリと反転し、俺達に背を向ける。
ここまでしてもらって帰らせるのはあれだよな。
「その、なんだ、悪かった。そしてありがとう。」
「信じてくれた?」
「あぁ、アンタは神の遣いだ。」
「そうよ、だから崇めなさい。」
「それは断る。」
「なんでよ!」
プリプリ怒る所がそれっぽくないからだよ。
彼女の体が再び光に包まれ、どんどんと薄くなってきた。
「どうもありがとうございました。」
「また来るわ、次はぎゃふんと言わせてやるから。」
「もう来なくていいぞ。」
「いいえ、来ます。次の時は貴方の正体を聞いてからね。」
「言っただろ、俺は・・・。」
「買取屋でしょ。わかったって。それじゃあまたね。」
それだけ言うと今度こそいなくなった。
白い光が消え、部屋が暗闇に包まれる。
入ってくる光は窓から注ぎ込む月光だけだ。
「ふぅ、やっと帰ったか。」
「そうみたいです。」
「とりあえず今晩は大丈夫だろう。忠告通り明日にはアレを手放すから明日はないはずだ、体調はもう大丈夫か?」
「はい、あの光を浴びてからすっごい調子がいいんです。」
「それは良かった。もう一度言うが無理はするな、無理をして仕事が出来ないと困るのは誰かわかってるだろ?」
言い方が悪いのはわかっている。
だがこう言わないとアネットはいう事を聞かないからなぁ。
「気を付けます。」
「それでいい、それじゃあ俺は戻るぞ。」
とりあえず今日はこれで終わりだ。
さぁ帰ろうかと後ろに下がったのだが、ドンとアネットにぶつかってしまった。
「どうした?」
「あの、ですね。」
「何だハッキリ言え。」
「その、出ないとも限りませんし、一緒に寝て頂けませんか?」
「あの神様が言っただろ、もう出ないって。」
「わかってます、わかってるんですけど・・・。」
モジモジとするアネットが顔を上げ俺を見てきた。
その目を見て確信する。
あのバカ神の遣い、別の部分も元気にしやがって。
アイツは神の遣いなんかじゃない、バカだバカ。
疲れていた相手を発情させてどうする。
アネットはいいかもしれないが俺は俺で疲れて・・・。
「わかったからそんな顔するな。」
疲れていても美人にそんな目で見られて興奮しない奴などいないわけがない。
結局その後二人でベッドに戻り元気いっぱいのアネットに朝方近くまで搾り取られるのだった。
どこにでもいる・・・いや、いないか。
なんせ元はこの世界の住民じゃない。
別世界?から飛ばされてきたわけだしな。
「・・・ただの買取屋だ。」
「そうじゃありません、どうして草原から先が見えないんですか?」
「そりゃアンタが神の遣いじゃないからだろ。」
「失礼な!」
「だってそうだろ、いきなり夜中に現れて神の遣いだと言いながら何もできないんだ。悪霊の間違いじゃないのか?」
「この神々しい光が見えないんですか!」
「いや、見えるけどさぁ・・・。」
それで神様だと言われても困る。
背中に蛍光灯でも背負ってたらどうするんだよ。
この世界にないのはわかってるけど。
「ともかく、貴方は何者なんですか答えてください!」
「むしろ答えてほしいのは俺の方なんだが。一体何をしに来たんだ?」
「だから貴方に呼ばれて・・・あれ、呼んでない?」
「小刀が勝手にアンタを呼んだだけだ。で、アネットが怖がって俺を呼んだ。うちの奴隷を怖がらせておいて神の遣いとか言いやがる。特に何をするでもないのならさっさと帰ってくれ、寝不足はいい仕事の敵だ。」
「仕事の敵って、ここまで馬鹿にされたのは初めてです!」
ノーブラの乳を揺らして自称神の遣いが怒っている。
夜中に起こされて怒りたいのはこっちの方だってのに。
「じゃあ聞くがどうすれば帰ってくれるんだ?」
「帰ってって・・・なんかもう頭来ました。帰りません。」
「え?」
「私が何者かわかってくれるまで帰りませんから!」
いきなりの帰りません宣言。
いや、マジで勘弁してくれ。
明日も仕事があるんだよこっちは。
「わかった、アンタは神の遣いだ。」
「そうじゃなくて!」
「なんなんだよまったく。」
「うぅ、扱いがひどい。」
「あ、あの神様・・・。」
「神の遣いであって神様じゃないそうだぞ。」
「どちらにしろ幽霊でないのならば謝ります。怖がってしまい申し訳ありませんでした。」
俺の後ろで話を聞いていたアネットだったが、どうやらやり取りから幽霊でない事を悟ったらしく何故か謝り始めた。
謝るのはむしろ向こうだと思うんだがなぁ。
「わかればいいのよわかれば。私の方こそ、呼ばれてきたとはいえ脅かしてしまった事は謝るわ、ごめんなさい。」
「なんだ謝れるじゃないか。」
「貴方にじゃないわ、彼女によ。」
「そりゃ失礼した。」
「それでその、何をされたくて来られたんですか?」
「そこなのよねぇ、別に用は無いんだけどあの小刀って強制的に召喚してくるから。」
何という迷惑な道具。
そりゃダンジョンに封印されているわけだ。
で、それをあのバカ兄貴が持って帰ってきたと。
よし、明日説教してやる。
「強制なのか。」
「そうなの。普通は悪霊しか呼ばないんだけど、ときどき私みたいなのが呼ばれるのよね。」
「ってことは他にも被害者がいるのか?」
「そりゃいるわよ。前は主神様も呼ばれたんだから。」
「何とまぁ・・・。」
主神ってことは一番偉いヒトだろ?
そんな人もいきなり召喚出来るとか、かなりのぶっ壊れ性能じゃないか。
過去の取引日から察してもこれ一本じゃないみたいだし、迷惑極まりないな。
「あの、もし今日帰られたとしても明日以降も誰かが来られるという事ですか?」
「私達みたいなのが来るのはとっても運がいいの、普通は悪霊だし明日からはそうじゃないかしら。」
「となると早急に処分しないといけないな。」
「それがいいでしょうね、出来れば封印してほしいけど私にその権限はないから。」
「こういうのを好きで集めている人がいてな、その人に預けるつもりだ。今後の文句はそっちに頼む。ちなみに前回は怨嗟のネックレスを買っていったぞ。」
「あの夜な夜な死者にささやかれる奴!?」
「あぁ、一人身だから寂しいんだとさ。」
「あんな物騒なものを集めるとか、人間って本当におかしな生き物ね。」
それは俺も思うが、人間全部をおかしな生き物扱いするのはどうかと思うぞ。
「話を纏めると偶然呼ばれて来ただけで用はない、だから帰る、そうだな。」
「帰らないわよ。」
「なんでだよ。」
「貴方が何者か聞いてない。」
「だから言っただろ、タダの買取屋だって。草原しか見えないのは俺の過去はそこで終わっているからだ。」
「どういう事?」
「神様がいるのなら神様に聞け、俺はこれ以上何も言わない。」
そもそも何でこの世界に来たのかすら知らないんだ。
まぁ知ったからと言って帰るつもりはないし、帰りたいとも思わないけどな。
「・・・私が見えないんだからそうするしかないわよね。分かったわ、帰る。」
「そうしてくれ。」
「でもまた来るわ。」
「来るのかよ。」
「当たり前じゃない、やられっぱなしだと思わない事ね。」
「勘弁してくれ。」
どうやら非常に面倒な相手とかかわりを持ってしまったらしい。
この世界に来た時点で普通はもう望めないと思っていたが、神様ときたか。
あ、神の遣いだったな。
「それじゃあ帰るわ。っと、その前に・・・。」
神の遣いとやらが帰ろうとした時、そいつは俺達の方に歩み寄ってきた。
一瞬構えそうになったがあの笑顔を見ていると不思議と力が抜けてくる。
「貴女、お名前は?」
「アネットです。」
「ちょっと働き過ぎね、随分と疲労がたまっているわ。この男に働かされているわけじゃないみたいだけど、仕事し過ぎは体に毒よ。」
そういうとアネットに向かって右手を差し出し、それと同時に手が光りだした。
その光がふわりと宙に浮き、アネットに吸収される。
「わぁ・・・。」
「これで少しは疲れが取れるでしょ、せっかく来たんだし神の遣いらしいこともしておかないとね。」
「何をしたんだ?」
「疲れの元を取ってあげたの。貴方も主人ならもう少し体に気を使ってあげなさいよね。」
「一応口酸っぱく言ってるんだがなぁ。」
「彼女がそれじゃダメなのわかってるでしょ。」
それはごもっとも。
「善処する。」
「それと、小刀だけどさっさと手放しなさい。明日は本当に悪霊が来るわよ。」
「ご忠告感謝する。」
「じゃあ本当に行くわね。」
そういうとクルリと反転し、俺達に背を向ける。
ここまでしてもらって帰らせるのはあれだよな。
「その、なんだ、悪かった。そしてありがとう。」
「信じてくれた?」
「あぁ、アンタは神の遣いだ。」
「そうよ、だから崇めなさい。」
「それは断る。」
「なんでよ!」
プリプリ怒る所がそれっぽくないからだよ。
彼女の体が再び光に包まれ、どんどんと薄くなってきた。
「どうもありがとうございました。」
「また来るわ、次はぎゃふんと言わせてやるから。」
「もう来なくていいぞ。」
「いいえ、来ます。次の時は貴方の正体を聞いてからね。」
「言っただろ、俺は・・・。」
「買取屋でしょ。わかったって。それじゃあまたね。」
それだけ言うと今度こそいなくなった。
白い光が消え、部屋が暗闇に包まれる。
入ってくる光は窓から注ぎ込む月光だけだ。
「ふぅ、やっと帰ったか。」
「そうみたいです。」
「とりあえず今晩は大丈夫だろう。忠告通り明日にはアレを手放すから明日はないはずだ、体調はもう大丈夫か?」
「はい、あの光を浴びてからすっごい調子がいいんです。」
「それは良かった。もう一度言うが無理はするな、無理をして仕事が出来ないと困るのは誰かわかってるだろ?」
言い方が悪いのはわかっている。
だがこう言わないとアネットはいう事を聞かないからなぁ。
「気を付けます。」
「それでいい、それじゃあ俺は戻るぞ。」
とりあえず今日はこれで終わりだ。
さぁ帰ろうかと後ろに下がったのだが、ドンとアネットにぶつかってしまった。
「どうした?」
「あの、ですね。」
「何だハッキリ言え。」
「その、出ないとも限りませんし、一緒に寝て頂けませんか?」
「あの神様が言っただろ、もう出ないって。」
「わかってます、わかってるんですけど・・・。」
モジモジとするアネットが顔を上げ俺を見てきた。
その目を見て確信する。
あのバカ神の遣い、別の部分も元気にしやがって。
アイツは神の遣いなんかじゃない、バカだバカ。
疲れていた相手を発情させてどうする。
アネットはいいかもしれないが俺は俺で疲れて・・・。
「わかったからそんな顔するな。」
疲れていても美人にそんな目で見られて興奮しない奴などいないわけがない。
結局その後二人でベッドに戻り元気いっぱいのアネットに朝方近くまで搾り取られるのだった。
4
お気に入りに追加
329
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
25歳のオタク女子は、異世界でスローライフを送りたい
こばやん2号
ファンタジー
とある会社に勤める25歳のOL重御寺姫(じゅうおんじひめ)は、漫画やアニメが大好きなオタク女子である。
社員旅行の最中謎の光を発見した姫は、気付けば異世界に来てしまっていた。
頭の中で妄想していたことが現実に起こってしまったことに最初は戸惑う姫だったが、自身の知識と持ち前の性格でなんとか異世界を生きていこうと奮闘する。
オタク女子による異世界生活が今ここに始まる。
※この小説は【アルファポリス】及び【小説家になろう】の同時配信で投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる