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111.転売屋は怖い?人に目をつけられる
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何者と言われても俺は俺だ。
どこにでもいる・・・いや、いないか。
なんせ元はこの世界の住民じゃない。
別世界?から飛ばされてきたわけだしな。
「・・・ただの買取屋だ。」
「そうじゃありません、どうして草原から先が見えないんですか?」
「そりゃアンタが神の遣いじゃないからだろ。」
「失礼な!」
「だってそうだろ、いきなり夜中に現れて神の遣いだと言いながら何もできないんだ。悪霊の間違いじゃないのか?」
「この神々しい光が見えないんですか!」
「いや、見えるけどさぁ・・・。」
それで神様だと言われても困る。
背中に蛍光灯でも背負ってたらどうするんだよ。
この世界にないのはわかってるけど。
「ともかく、貴方は何者なんですか答えてください!」
「むしろ答えてほしいのは俺の方なんだが。一体何をしに来たんだ?」
「だから貴方に呼ばれて・・・あれ、呼んでない?」
「小刀が勝手にアンタを呼んだだけだ。で、アネットが怖がって俺を呼んだ。うちの奴隷を怖がらせておいて神の遣いとか言いやがる。特に何をするでもないのならさっさと帰ってくれ、寝不足はいい仕事の敵だ。」
「仕事の敵って、ここまで馬鹿にされたのは初めてです!」
ノーブラの乳を揺らして自称神の遣いが怒っている。
夜中に起こされて怒りたいのはこっちの方だってのに。
「じゃあ聞くがどうすれば帰ってくれるんだ?」
「帰ってって・・・なんかもう頭来ました。帰りません。」
「え?」
「私が何者かわかってくれるまで帰りませんから!」
いきなりの帰りません宣言。
いや、マジで勘弁してくれ。
明日も仕事があるんだよこっちは。
「わかった、アンタは神の遣いだ。」
「そうじゃなくて!」
「なんなんだよまったく。」
「うぅ、扱いがひどい。」
「あ、あの神様・・・。」
「神の遣いであって神様じゃないそうだぞ。」
「どちらにしろ幽霊でないのならば謝ります。怖がってしまい申し訳ありませんでした。」
俺の後ろで話を聞いていたアネットだったが、どうやらやり取りから幽霊でない事を悟ったらしく何故か謝り始めた。
謝るのはむしろ向こうだと思うんだがなぁ。
「わかればいいのよわかれば。私の方こそ、呼ばれてきたとはいえ脅かしてしまった事は謝るわ、ごめんなさい。」
「なんだ謝れるじゃないか。」
「貴方にじゃないわ、彼女によ。」
「そりゃ失礼した。」
「それでその、何をされたくて来られたんですか?」
「そこなのよねぇ、別に用は無いんだけどあの小刀って強制的に召喚してくるから。」
何という迷惑な道具。
そりゃダンジョンに封印されているわけだ。
で、それをあのバカ兄貴が持って帰ってきたと。
よし、明日説教してやる。
「強制なのか。」
「そうなの。普通は悪霊しか呼ばないんだけど、ときどき私みたいなのが呼ばれるのよね。」
「ってことは他にも被害者がいるのか?」
「そりゃいるわよ。前は主神様も呼ばれたんだから。」
「何とまぁ・・・。」
主神ってことは一番偉いヒトだろ?
そんな人もいきなり召喚出来るとか、かなりのぶっ壊れ性能じゃないか。
過去の取引日から察してもこれ一本じゃないみたいだし、迷惑極まりないな。
「あの、もし今日帰られたとしても明日以降も誰かが来られるという事ですか?」
「私達みたいなのが来るのはとっても運がいいの、普通は悪霊だし明日からはそうじゃないかしら。」
「となると早急に処分しないといけないな。」
「それがいいでしょうね、出来れば封印してほしいけど私にその権限はないから。」
「こういうのを好きで集めている人がいてな、その人に預けるつもりだ。今後の文句はそっちに頼む。ちなみに前回は怨嗟のネックレスを買っていったぞ。」
「あの夜な夜な死者にささやかれる奴!?」
「あぁ、一人身だから寂しいんだとさ。」
「あんな物騒なものを集めるとか、人間って本当におかしな生き物ね。」
それは俺も思うが、人間全部をおかしな生き物扱いするのはどうかと思うぞ。
「話を纏めると偶然呼ばれて来ただけで用はない、だから帰る、そうだな。」
「帰らないわよ。」
「なんでだよ。」
「貴方が何者か聞いてない。」
「だから言っただろ、タダの買取屋だって。草原しか見えないのは俺の過去はそこで終わっているからだ。」
「どういう事?」
「神様がいるのなら神様に聞け、俺はこれ以上何も言わない。」
そもそも何でこの世界に来たのかすら知らないんだ。
まぁ知ったからと言って帰るつもりはないし、帰りたいとも思わないけどな。
「・・・私が見えないんだからそうするしかないわよね。分かったわ、帰る。」
「そうしてくれ。」
「でもまた来るわ。」
「来るのかよ。」
「当たり前じゃない、やられっぱなしだと思わない事ね。」
「勘弁してくれ。」
どうやら非常に面倒な相手とかかわりを持ってしまったらしい。
この世界に来た時点で普通はもう望めないと思っていたが、神様ときたか。
あ、神の遣いだったな。
「それじゃあ帰るわ。っと、その前に・・・。」
神の遣いとやらが帰ろうとした時、そいつは俺達の方に歩み寄ってきた。
一瞬構えそうになったがあの笑顔を見ていると不思議と力が抜けてくる。
「貴女、お名前は?」
「アネットです。」
「ちょっと働き過ぎね、随分と疲労がたまっているわ。この男に働かされているわけじゃないみたいだけど、仕事し過ぎは体に毒よ。」
そういうとアネットに向かって右手を差し出し、それと同時に手が光りだした。
その光がふわりと宙に浮き、アネットに吸収される。
「わぁ・・・。」
「これで少しは疲れが取れるでしょ、せっかく来たんだし神の遣いらしいこともしておかないとね。」
「何をしたんだ?」
「疲れの元を取ってあげたの。貴方も主人ならもう少し体に気を使ってあげなさいよね。」
「一応口酸っぱく言ってるんだがなぁ。」
「彼女がそれじゃダメなのわかってるでしょ。」
それはごもっとも。
「善処する。」
「それと、小刀だけどさっさと手放しなさい。明日は本当に悪霊が来るわよ。」
「ご忠告感謝する。」
「じゃあ本当に行くわね。」
そういうとクルリと反転し、俺達に背を向ける。
ここまでしてもらって帰らせるのはあれだよな。
「その、なんだ、悪かった。そしてありがとう。」
「信じてくれた?」
「あぁ、アンタは神の遣いだ。」
「そうよ、だから崇めなさい。」
「それは断る。」
「なんでよ!」
プリプリ怒る所がそれっぽくないからだよ。
彼女の体が再び光に包まれ、どんどんと薄くなってきた。
「どうもありがとうございました。」
「また来るわ、次はぎゃふんと言わせてやるから。」
「もう来なくていいぞ。」
「いいえ、来ます。次の時は貴方の正体を聞いてからね。」
「言っただろ、俺は・・・。」
「買取屋でしょ。わかったって。それじゃあまたね。」
それだけ言うと今度こそいなくなった。
白い光が消え、部屋が暗闇に包まれる。
入ってくる光は窓から注ぎ込む月光だけだ。
「ふぅ、やっと帰ったか。」
「そうみたいです。」
「とりあえず今晩は大丈夫だろう。忠告通り明日にはアレを手放すから明日はないはずだ、体調はもう大丈夫か?」
「はい、あの光を浴びてからすっごい調子がいいんです。」
「それは良かった。もう一度言うが無理はするな、無理をして仕事が出来ないと困るのは誰かわかってるだろ?」
言い方が悪いのはわかっている。
だがこう言わないとアネットはいう事を聞かないからなぁ。
「気を付けます。」
「それでいい、それじゃあ俺は戻るぞ。」
とりあえず今日はこれで終わりだ。
さぁ帰ろうかと後ろに下がったのだが、ドンとアネットにぶつかってしまった。
「どうした?」
「あの、ですね。」
「何だハッキリ言え。」
「その、出ないとも限りませんし、一緒に寝て頂けませんか?」
「あの神様が言っただろ、もう出ないって。」
「わかってます、わかってるんですけど・・・。」
モジモジとするアネットが顔を上げ俺を見てきた。
その目を見て確信する。
あのバカ神の遣い、別の部分も元気にしやがって。
アイツは神の遣いなんかじゃない、バカだバカ。
疲れていた相手を発情させてどうする。
アネットはいいかもしれないが俺は俺で疲れて・・・。
「わかったからそんな顔するな。」
疲れていても美人にそんな目で見られて興奮しない奴などいないわけがない。
結局その後二人でベッドに戻り元気いっぱいのアネットに朝方近くまで搾り取られるのだった。
どこにでもいる・・・いや、いないか。
なんせ元はこの世界の住民じゃない。
別世界?から飛ばされてきたわけだしな。
「・・・ただの買取屋だ。」
「そうじゃありません、どうして草原から先が見えないんですか?」
「そりゃアンタが神の遣いじゃないからだろ。」
「失礼な!」
「だってそうだろ、いきなり夜中に現れて神の遣いだと言いながら何もできないんだ。悪霊の間違いじゃないのか?」
「この神々しい光が見えないんですか!」
「いや、見えるけどさぁ・・・。」
それで神様だと言われても困る。
背中に蛍光灯でも背負ってたらどうするんだよ。
この世界にないのはわかってるけど。
「ともかく、貴方は何者なんですか答えてください!」
「むしろ答えてほしいのは俺の方なんだが。一体何をしに来たんだ?」
「だから貴方に呼ばれて・・・あれ、呼んでない?」
「小刀が勝手にアンタを呼んだだけだ。で、アネットが怖がって俺を呼んだ。うちの奴隷を怖がらせておいて神の遣いとか言いやがる。特に何をするでもないのならさっさと帰ってくれ、寝不足はいい仕事の敵だ。」
「仕事の敵って、ここまで馬鹿にされたのは初めてです!」
ノーブラの乳を揺らして自称神の遣いが怒っている。
夜中に起こされて怒りたいのはこっちの方だってのに。
「じゃあ聞くがどうすれば帰ってくれるんだ?」
「帰ってって・・・なんかもう頭来ました。帰りません。」
「え?」
「私が何者かわかってくれるまで帰りませんから!」
いきなりの帰りません宣言。
いや、マジで勘弁してくれ。
明日も仕事があるんだよこっちは。
「わかった、アンタは神の遣いだ。」
「そうじゃなくて!」
「なんなんだよまったく。」
「うぅ、扱いがひどい。」
「あ、あの神様・・・。」
「神の遣いであって神様じゃないそうだぞ。」
「どちらにしろ幽霊でないのならば謝ります。怖がってしまい申し訳ありませんでした。」
俺の後ろで話を聞いていたアネットだったが、どうやらやり取りから幽霊でない事を悟ったらしく何故か謝り始めた。
謝るのはむしろ向こうだと思うんだがなぁ。
「わかればいいのよわかれば。私の方こそ、呼ばれてきたとはいえ脅かしてしまった事は謝るわ、ごめんなさい。」
「なんだ謝れるじゃないか。」
「貴方にじゃないわ、彼女によ。」
「そりゃ失礼した。」
「それでその、何をされたくて来られたんですか?」
「そこなのよねぇ、別に用は無いんだけどあの小刀って強制的に召喚してくるから。」
何という迷惑な道具。
そりゃダンジョンに封印されているわけだ。
で、それをあのバカ兄貴が持って帰ってきたと。
よし、明日説教してやる。
「強制なのか。」
「そうなの。普通は悪霊しか呼ばないんだけど、ときどき私みたいなのが呼ばれるのよね。」
「ってことは他にも被害者がいるのか?」
「そりゃいるわよ。前は主神様も呼ばれたんだから。」
「何とまぁ・・・。」
主神ってことは一番偉いヒトだろ?
そんな人もいきなり召喚出来るとか、かなりのぶっ壊れ性能じゃないか。
過去の取引日から察してもこれ一本じゃないみたいだし、迷惑極まりないな。
「あの、もし今日帰られたとしても明日以降も誰かが来られるという事ですか?」
「私達みたいなのが来るのはとっても運がいいの、普通は悪霊だし明日からはそうじゃないかしら。」
「となると早急に処分しないといけないな。」
「それがいいでしょうね、出来れば封印してほしいけど私にその権限はないから。」
「こういうのを好きで集めている人がいてな、その人に預けるつもりだ。今後の文句はそっちに頼む。ちなみに前回は怨嗟のネックレスを買っていったぞ。」
「あの夜な夜な死者にささやかれる奴!?」
「あぁ、一人身だから寂しいんだとさ。」
「あんな物騒なものを集めるとか、人間って本当におかしな生き物ね。」
それは俺も思うが、人間全部をおかしな生き物扱いするのはどうかと思うぞ。
「話を纏めると偶然呼ばれて来ただけで用はない、だから帰る、そうだな。」
「帰らないわよ。」
「なんでだよ。」
「貴方が何者か聞いてない。」
「だから言っただろ、タダの買取屋だって。草原しか見えないのは俺の過去はそこで終わっているからだ。」
「どういう事?」
「神様がいるのなら神様に聞け、俺はこれ以上何も言わない。」
そもそも何でこの世界に来たのかすら知らないんだ。
まぁ知ったからと言って帰るつもりはないし、帰りたいとも思わないけどな。
「・・・私が見えないんだからそうするしかないわよね。分かったわ、帰る。」
「そうしてくれ。」
「でもまた来るわ。」
「来るのかよ。」
「当たり前じゃない、やられっぱなしだと思わない事ね。」
「勘弁してくれ。」
どうやら非常に面倒な相手とかかわりを持ってしまったらしい。
この世界に来た時点で普通はもう望めないと思っていたが、神様ときたか。
あ、神の遣いだったな。
「それじゃあ帰るわ。っと、その前に・・・。」
神の遣いとやらが帰ろうとした時、そいつは俺達の方に歩み寄ってきた。
一瞬構えそうになったがあの笑顔を見ていると不思議と力が抜けてくる。
「貴女、お名前は?」
「アネットです。」
「ちょっと働き過ぎね、随分と疲労がたまっているわ。この男に働かされているわけじゃないみたいだけど、仕事し過ぎは体に毒よ。」
そういうとアネットに向かって右手を差し出し、それと同時に手が光りだした。
その光がふわりと宙に浮き、アネットに吸収される。
「わぁ・・・。」
「これで少しは疲れが取れるでしょ、せっかく来たんだし神の遣いらしいこともしておかないとね。」
「何をしたんだ?」
「疲れの元を取ってあげたの。貴方も主人ならもう少し体に気を使ってあげなさいよね。」
「一応口酸っぱく言ってるんだがなぁ。」
「彼女がそれじゃダメなのわかってるでしょ。」
それはごもっとも。
「善処する。」
「それと、小刀だけどさっさと手放しなさい。明日は本当に悪霊が来るわよ。」
「ご忠告感謝する。」
「じゃあ本当に行くわね。」
そういうとクルリと反転し、俺達に背を向ける。
ここまでしてもらって帰らせるのはあれだよな。
「その、なんだ、悪かった。そしてありがとう。」
「信じてくれた?」
「あぁ、アンタは神の遣いだ。」
「そうよ、だから崇めなさい。」
「それは断る。」
「なんでよ!」
プリプリ怒る所がそれっぽくないからだよ。
彼女の体が再び光に包まれ、どんどんと薄くなってきた。
「どうもありがとうございました。」
「また来るわ、次はぎゃふんと言わせてやるから。」
「もう来なくていいぞ。」
「いいえ、来ます。次の時は貴方の正体を聞いてからね。」
「言っただろ、俺は・・・。」
「買取屋でしょ。わかったって。それじゃあまたね。」
それだけ言うと今度こそいなくなった。
白い光が消え、部屋が暗闇に包まれる。
入ってくる光は窓から注ぎ込む月光だけだ。
「ふぅ、やっと帰ったか。」
「そうみたいです。」
「とりあえず今晩は大丈夫だろう。忠告通り明日にはアレを手放すから明日はないはずだ、体調はもう大丈夫か?」
「はい、あの光を浴びてからすっごい調子がいいんです。」
「それは良かった。もう一度言うが無理はするな、無理をして仕事が出来ないと困るのは誰かわかってるだろ?」
言い方が悪いのはわかっている。
だがこう言わないとアネットはいう事を聞かないからなぁ。
「気を付けます。」
「それでいい、それじゃあ俺は戻るぞ。」
とりあえず今日はこれで終わりだ。
さぁ帰ろうかと後ろに下がったのだが、ドンとアネットにぶつかってしまった。
「どうした?」
「あの、ですね。」
「何だハッキリ言え。」
「その、出ないとも限りませんし、一緒に寝て頂けませんか?」
「あの神様が言っただろ、もう出ないって。」
「わかってます、わかってるんですけど・・・。」
モジモジとするアネットが顔を上げ俺を見てきた。
その目を見て確信する。
あのバカ神の遣い、別の部分も元気にしやがって。
アイツは神の遣いなんかじゃない、バカだバカ。
疲れていた相手を発情させてどうする。
アネットはいいかもしれないが俺は俺で疲れて・・・。
「わかったからそんな顔するな。」
疲れていても美人にそんな目で見られて興奮しない奴などいないわけがない。
結局その後二人でベッドに戻り元気いっぱいのアネットに朝方近くまで搾り取られるのだった。
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