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【ショートストーリー】
大晦日(亜紀目線のみ)(第一章時点)
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~♪
いきなりスマホがなった。陽真からのメールだ。
『ねえ、今歌番組見てる?斎藤の好きなバンド出てるよ』
『え、知らなかった!教えてくれてありがと』
そういえば、大晦日恒例の歌番組で、俺の好きなバンドが初登場する予定だったことを忘れていた。
テレビをつけると、先月発表された新曲を披露していた。やっぱりこの歌声と、歌詞は最高だな。
あれ、あと年越しまで20分になってる。さっき夜ふかしのために仮眠してたからかな。まあ、とりあえず寝て年越さなかったから良かった。
~♪
今度は誰からかな…ってまた陽真からか。えーっと、
『斎藤ー。今年もありがと、来年も仲良くしような!』
文面があまりにも陽真らしかったので笑ってしまった。
『いきなりかしこまってどしたん(笑)来年はちゃんと部活出ろよ~』
サボり魔には念入りに伝えておかないとねー。
今年もいろんなことがあったな。相変わらず陽真は部活をサボったり、瀬野の恋バナ聞いたり、来年も同じような年になるのかな。それに、来年こそは彼女欲しいなー。
『あと1分だよー、一緒にカウントしよ!』
いつの間にそんな時間に!?せっかくカウントするなら…
『今から通話できる?大至急!』
あ、既読ついた。
『いーよー』
プルルルッ。
「いきなり通話とかどしたん」
「いや、カウントするなら電話が良いかなと思って」
「なるほどねー。あ、あと10秒だ」
「10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,」
「「年越しー!!!」」
「あ、ハモったね」
「ごめん。陽真がカウントダウンしたいって言ったのに俺だけ…」
「大丈夫大丈夫。じゃあ、今年もよろしくな」
「こちらこそ~」
電話を切って気づいたことがあった。なぜか陽真と会話してる時って安心するし、これからも友達でいようって思える。これからも友達でいたいってことは、BLにはならないよね…?というか、なんでいつもBLと結びつけてしまうんだろ…!
いきなりスマホがなった。陽真からのメールだ。
『ねえ、今歌番組見てる?斎藤の好きなバンド出てるよ』
『え、知らなかった!教えてくれてありがと』
そういえば、大晦日恒例の歌番組で、俺の好きなバンドが初登場する予定だったことを忘れていた。
テレビをつけると、先月発表された新曲を披露していた。やっぱりこの歌声と、歌詞は最高だな。
あれ、あと年越しまで20分になってる。さっき夜ふかしのために仮眠してたからかな。まあ、とりあえず寝て年越さなかったから良かった。
~♪
今度は誰からかな…ってまた陽真からか。えーっと、
『斎藤ー。今年もありがと、来年も仲良くしような!』
文面があまりにも陽真らしかったので笑ってしまった。
『いきなりかしこまってどしたん(笑)来年はちゃんと部活出ろよ~』
サボり魔には念入りに伝えておかないとねー。
今年もいろんなことがあったな。相変わらず陽真は部活をサボったり、瀬野の恋バナ聞いたり、来年も同じような年になるのかな。それに、来年こそは彼女欲しいなー。
『あと1分だよー、一緒にカウントしよ!』
いつの間にそんな時間に!?せっかくカウントするなら…
『今から通話できる?大至急!』
あ、既読ついた。
『いーよー』
プルルルッ。
「いきなり通話とかどしたん」
「いや、カウントするなら電話が良いかなと思って」
「なるほどねー。あ、あと10秒だ」
「10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,」
「「年越しー!!!」」
「あ、ハモったね」
「ごめん。陽真がカウントダウンしたいって言ったのに俺だけ…」
「大丈夫大丈夫。じゃあ、今年もよろしくな」
「こちらこそ~」
電話を切って気づいたことがあった。なぜか陽真と会話してる時って安心するし、これからも友達でいようって思える。これからも友達でいたいってことは、BLにはならないよね…?というか、なんでいつもBLと結びつけてしまうんだろ…!
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