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★隙間を埋めるみたいに。9
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「日和のそういうところ、惚れ直しちゃうよね」
副島はそう言って、柔らかな手つきで日和を撫でた。
「…そんなこと言うの、隆弘さんだけです」
「ふふ、だって、日和の可愛いところは僕だけが知っていれば、充分じゃない?」
恥ずかしげもなく、副島がそんなことを言うので、日よりは赤くなるしかない。
「日和が…したいって思ってくれていてすごく嬉しいよ」
副島は、日和に可愛いとか嬉しいとかそういう言葉をかけながら、緊張を解してくれようとしていた。
手つきは変わらず優しく、日和の身体は解れていく。
先ほど見つけたばかりの所は、意図的に避けてくれているようだったが、日和はそれが少しだけ、もどかしく感じていた。
「隆弘さん…あのっ…」
「あっ、ごめんね、辛い?」
焦ったような声が返ってきて、日和は胸の中に愛しさがあふれたような感覚になった。
「大丈夫、です。あの…もう…大丈夫なので…」
自分から繋がる事を望む言葉を伝えるのは恥ずかしく、日和は曖昧な言葉で伝えた。
副島に、それを察することが出来ないわけがなかった。
「ありがとう、日和…。ゆっくりするからね…?」
副島が、そう言って日和の身体から離れた。
伝えることに緊張して強張った日和の身体から、ふっと力が抜ける。
一瞬後、副島が日和の所へ戻ってきた。
「こういう時、どんな風に会話するのがいいのか、ちょっと困っちゃうね」
ふふ、と副島は笑いながら、日和の脚をそっと開いた。その間に入り込む。
「…おれも…、ぜんぜん解りません」
「うん。…緊張しないで、大丈夫だからね」
時間をかけて解された日和の後孔に、副島の怒張が押し当てられる。
もっと抵抗があると思っていたのに日和の身体の中にいとも簡単に入り込んできた。
「んんっ、あ…っ、あっあっ、うそだ…、入っちゃう…っ」
「日和…」
思わず飛び出した言葉に、副島に苦笑される。
「ごめ、なさ…っ」
「謝らないでいいよ…、怖かった?」
副島は、優しく日和の頬を撫でた。撫でる手の優しさに、日和の身体がまた緩む。
「はい…ちょっと怖かったです…」
「時間かけて解した甲斐があったけど…ごめんね、あと…半分…」
「うそ…っ、まだ入るんですか…?」
「…っ、あのね、日和…、そういうこと言われると…、煽られちゃうから…」
言葉の通りに日和の身体の中で、副島のそれがまた質量を増した。
「っ、また大きく…っ」
「男の身体というのは…本当に取り繕えなくて困るね…」
副島は困ったように笑いながら、日和の身体に深く入ろうと腰を進めた。
副島はそう言って、柔らかな手つきで日和を撫でた。
「…そんなこと言うの、隆弘さんだけです」
「ふふ、だって、日和の可愛いところは僕だけが知っていれば、充分じゃない?」
恥ずかしげもなく、副島がそんなことを言うので、日よりは赤くなるしかない。
「日和が…したいって思ってくれていてすごく嬉しいよ」
副島は、日和に可愛いとか嬉しいとかそういう言葉をかけながら、緊張を解してくれようとしていた。
手つきは変わらず優しく、日和の身体は解れていく。
先ほど見つけたばかりの所は、意図的に避けてくれているようだったが、日和はそれが少しだけ、もどかしく感じていた。
「隆弘さん…あのっ…」
「あっ、ごめんね、辛い?」
焦ったような声が返ってきて、日和は胸の中に愛しさがあふれたような感覚になった。
「大丈夫、です。あの…もう…大丈夫なので…」
自分から繋がる事を望む言葉を伝えるのは恥ずかしく、日和は曖昧な言葉で伝えた。
副島に、それを察することが出来ないわけがなかった。
「ありがとう、日和…。ゆっくりするからね…?」
副島が、そう言って日和の身体から離れた。
伝えることに緊張して強張った日和の身体から、ふっと力が抜ける。
一瞬後、副島が日和の所へ戻ってきた。
「こういう時、どんな風に会話するのがいいのか、ちょっと困っちゃうね」
ふふ、と副島は笑いながら、日和の脚をそっと開いた。その間に入り込む。
「…おれも…、ぜんぜん解りません」
「うん。…緊張しないで、大丈夫だからね」
時間をかけて解された日和の後孔に、副島の怒張が押し当てられる。
もっと抵抗があると思っていたのに日和の身体の中にいとも簡単に入り込んできた。
「んんっ、あ…っ、あっあっ、うそだ…、入っちゃう…っ」
「日和…」
思わず飛び出した言葉に、副島に苦笑される。
「ごめ、なさ…っ」
「謝らないでいいよ…、怖かった?」
副島は、優しく日和の頬を撫でた。撫でる手の優しさに、日和の身体がまた緩む。
「はい…ちょっと怖かったです…」
「時間かけて解した甲斐があったけど…ごめんね、あと…半分…」
「うそ…っ、まだ入るんですか…?」
「…っ、あのね、日和…、そういうこと言われると…、煽られちゃうから…」
言葉の通りに日和の身体の中で、副島のそれがまた質量を増した。
「っ、また大きく…っ」
「男の身体というのは…本当に取り繕えなくて困るね…」
副島は困ったように笑いながら、日和の身体に深く入ろうと腰を進めた。
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