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第二章「子爵領任され先が見えない」モブなオレ。
第一話「なんでオレはこうなったんだ」ミーア令嬢。
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「オレさまは天才だ!」「兄より優れた弟などいない!」どこか悲痛な叫び声。
懐かしいマンガ「世紀末救世主伝説」愚かな三男だった。ある種名セリフだ。
優しさと病で長男は退く。後継者に選ばれず反旗を翻すのが「覇王」次男だ。
バランス面と優秀さで継承者に選ばれた。正義感と一途な愛の主人公は四男だ。
当て馬として配置された。自己愛にあふれて性格面がクズ同然の三男だった。
序盤で現れるザコなキャラ。みんなに嫌われて死んでも誰も惜しまないG扱い。
それでも物語に悪はいる。全員が正しくて強いから素晴らしいわけじゃない。
それぞれ個性が必要になる。異世界転生した記憶がありモブに設定されたオレ。
実家が貴族は幸運だろう。貴族でも特殊すぎる立場になる子爵家だったけど。
それがどこで間違えたのか。前世の記憶が生えても平凡にすごせるはずだった。
なんとなく連想した言葉。異世界に転生するイメージの語源「テンプレ」だ。
商品名がテンプレートかな。現物を見て使用したことがあるひとが何人いるか。
漠然とした前世の記憶だ。新世紀になり死亡する前は令和と呼ばれたはずだ。
自宅の電話がほぼ消滅した。個人がスマートフォンを複数所持する時代だった。
高性能で小型軽量化した。携帯スマホは数百グラム。並みのPCより快適だ。
リンゴのマークで世界企業。西海岸のベンチャー時代に開発した家庭用PCだ。
パーソナルコンピュータ。自宅で使用するモニタ画面つきの個人用演算装置。
昭和時代の個人ガジェット。PC登場前は電算機。完全にアナログ時代だろう。
デジタル化は急速に進む。それでもインターネットの誕生が二十世紀の末だ。
建設業界を中心にテンプレートが使用された時代。製図はすべて手描きだった。
薄手のプラスティック板。各設備機器の形状に穴が開けられた色つき薄板だ。
穴形を鉛筆でなぞるだけだ。わずかな時間で誰もが浴槽トイレの形状を描けた。
薄板テンプレートの原型。学生も使用するミリ単位の円や三角が始まりかな。
当初の発案は設備メーカー。当時は役に立った。雲形定規が大元の形状になる。
これは早々になくなった。アナログマンガ家たちは長く使用した印象がある。
セリフ粋をキレイに描ける。キャラがそれぞれ話す言葉を記入するフキダシだ。
それでも技術は進歩する。マンガ家もペンタブ端末が標準ガジェットになる。
時間短縮できるコピー機能。スクリーントーン効果も機械処理で画面添付する。
おかしな方向に脱線した。テンプレートならなぞるだけで失敗をしなくなる。
それが現代オタク業界用語。テンプレの語源になるネタとして使用されている。
異世界になろう転生概念。あまりにメジャー化して若年層すべての共通語だ。
このクソみたいな現実社会。仕事や学校で失敗すると底辺の引きこもり直行だ。
なんでオレがこうなった。かつての自分は優秀で天才少年と呼ばれたはずだ。
なにも起こらない日常生活。そんな場所から一瞬だけでもいいから逃避したい。
その意識が始まりだろう。うたかたの夢かもしれない。ほんの一時の逃避だ。
逃げても悪いわけじゃない。逃げることが救いになり癒されてからやり直せる。
ひとには必ず休息がいる。休みながらもだえながら一歩ずつでも歩めばいい。
記憶と勢いに流されたオレ。よく理解できない状況も仕方がないかもしれない。
傍でうたた寝する美少女。オレの肩にちいさな頭を預ける姿は安心感だろう。
なんでこんな状況になった。お互い誰かに指示されるとか明文化されていない。
それでも絶対におかしい。辺境の低位貴族に通常ならありえない現象だろう。
成人の直後で後ろ盾はない。貴族として正式継承が認められる立ち位置だけど。
オヤジは冒険者で元平民。そもそもバカすぎて領地の運営など絶対に無理だ。
力と強さだけのA級冒険者。力が正義を実体化させたバカを倒せる敵はいない。
母も相応に腹黒い性格だ。実家は大金持ちで老舗商会。水魔法が強力だった。
おバカな夫婦そろって無敗。ただ面倒くさい状況を嫌がって逃げ回るタイプだ。
どこかで誰かの発案かな。当人を除けばすべてが幸せになれる可能性はある。
当事者のオレは何さまだよ。中途半端な前世の価値観に拘束された身上なんだ。
世界の中心に敵はいない。口にすると言霊につながるから頭で考えるだけだ。
まず基本情報を整理しよう。金銭はかりそめの力。鍛えた技術力と健康な肉体。
相応に魔力が運用できる。火魔法特化の異能だ。前世科学を転用させられる。
モブ顔のフツメンでも強い。それなりに優秀で婚約者候補の美少女が傍にいる。
今後どうするべきだろう。前世は砂漠の王さま以外完全に一夫一妻の制度だ。
異世界ハーレムはいらない。改めて意識すると隣から甘く優しい香りが漂った。
身長なら肩にも届かない。二歳年少になる以上に幼すぎて外見なら小学生だ。
銀の巻き髪で碧眼の美少女。幼すぎる見た目なんだけどまれにみる美姫だろう。
性格は積極的肉食タイプ。それでも甘えた妹系。本人からおにーちゃん呼び。
小動物でもハムスター系だ。新興低位貴族のオレ。辺境子爵家でモブの長男だ。
ミーア令嬢は名門侯爵家。父が内務大臣で領地安泰。優秀な兄も後継にいる。
この国で由緒がある名家だ。なぜ現在まで婚約者がいなかったのかわからない。
実年齢13歳より幼ない。結婚に早すぎると考えて候補をつくらないのかな。
その結果おバカがすり寄る。筆頭侯爵家長男は幸いなことに自ずから破綻した。
これからどうすりゃいい。モブでも好意的な美少女がいてくれてうれしいよ。
侯爵家の実情はわからない。うるうる涙でお願いされたら拒否も難しいのかな。
誰かの作為は予想できる。誰かしらに認められた彼女たちは帰る様子もない。
王家の実情も掴んでいない。見たことがなく会える理由のない殿上にいる国王。
陛下に会った記憶はない。オヤジの関連で一方的に調べられたかもしれない。
その辺で過去の詳細がない。目立つ状況は記憶していない。モブ同様の過去だ。
おかしなフラグがヤバい。それでも過去の記憶はない。即座に逃げられない。
これがフラグかもしれない。明るい家族計画はいらない。平穏な未来がいいよ。
懐かしいマンガ「世紀末救世主伝説」愚かな三男だった。ある種名セリフだ。
優しさと病で長男は退く。後継者に選ばれず反旗を翻すのが「覇王」次男だ。
バランス面と優秀さで継承者に選ばれた。正義感と一途な愛の主人公は四男だ。
当て馬として配置された。自己愛にあふれて性格面がクズ同然の三男だった。
序盤で現れるザコなキャラ。みんなに嫌われて死んでも誰も惜しまないG扱い。
それでも物語に悪はいる。全員が正しくて強いから素晴らしいわけじゃない。
それぞれ個性が必要になる。異世界転生した記憶がありモブに設定されたオレ。
実家が貴族は幸運だろう。貴族でも特殊すぎる立場になる子爵家だったけど。
それがどこで間違えたのか。前世の記憶が生えても平凡にすごせるはずだった。
なんとなく連想した言葉。異世界に転生するイメージの語源「テンプレ」だ。
商品名がテンプレートかな。現物を見て使用したことがあるひとが何人いるか。
漠然とした前世の記憶だ。新世紀になり死亡する前は令和と呼ばれたはずだ。
自宅の電話がほぼ消滅した。個人がスマートフォンを複数所持する時代だった。
高性能で小型軽量化した。携帯スマホは数百グラム。並みのPCより快適だ。
リンゴのマークで世界企業。西海岸のベンチャー時代に開発した家庭用PCだ。
パーソナルコンピュータ。自宅で使用するモニタ画面つきの個人用演算装置。
昭和時代の個人ガジェット。PC登場前は電算機。完全にアナログ時代だろう。
デジタル化は急速に進む。それでもインターネットの誕生が二十世紀の末だ。
建設業界を中心にテンプレートが使用された時代。製図はすべて手描きだった。
薄手のプラスティック板。各設備機器の形状に穴が開けられた色つき薄板だ。
穴形を鉛筆でなぞるだけだ。わずかな時間で誰もが浴槽トイレの形状を描けた。
薄板テンプレートの原型。学生も使用するミリ単位の円や三角が始まりかな。
当初の発案は設備メーカー。当時は役に立った。雲形定規が大元の形状になる。
これは早々になくなった。アナログマンガ家たちは長く使用した印象がある。
セリフ粋をキレイに描ける。キャラがそれぞれ話す言葉を記入するフキダシだ。
それでも技術は進歩する。マンガ家もペンタブ端末が標準ガジェットになる。
時間短縮できるコピー機能。スクリーントーン効果も機械処理で画面添付する。
おかしな方向に脱線した。テンプレートならなぞるだけで失敗をしなくなる。
それが現代オタク業界用語。テンプレの語源になるネタとして使用されている。
異世界になろう転生概念。あまりにメジャー化して若年層すべての共通語だ。
このクソみたいな現実社会。仕事や学校で失敗すると底辺の引きこもり直行だ。
なんでオレがこうなった。かつての自分は優秀で天才少年と呼ばれたはずだ。
なにも起こらない日常生活。そんな場所から一瞬だけでもいいから逃避したい。
その意識が始まりだろう。うたかたの夢かもしれない。ほんの一時の逃避だ。
逃げても悪いわけじゃない。逃げることが救いになり癒されてからやり直せる。
ひとには必ず休息がいる。休みながらもだえながら一歩ずつでも歩めばいい。
記憶と勢いに流されたオレ。よく理解できない状況も仕方がないかもしれない。
傍でうたた寝する美少女。オレの肩にちいさな頭を預ける姿は安心感だろう。
なんでこんな状況になった。お互い誰かに指示されるとか明文化されていない。
それでも絶対におかしい。辺境の低位貴族に通常ならありえない現象だろう。
成人の直後で後ろ盾はない。貴族として正式継承が認められる立ち位置だけど。
オヤジは冒険者で元平民。そもそもバカすぎて領地の運営など絶対に無理だ。
力と強さだけのA級冒険者。力が正義を実体化させたバカを倒せる敵はいない。
母も相応に腹黒い性格だ。実家は大金持ちで老舗商会。水魔法が強力だった。
おバカな夫婦そろって無敗。ただ面倒くさい状況を嫌がって逃げ回るタイプだ。
どこかで誰かの発案かな。当人を除けばすべてが幸せになれる可能性はある。
当事者のオレは何さまだよ。中途半端な前世の価値観に拘束された身上なんだ。
世界の中心に敵はいない。口にすると言霊につながるから頭で考えるだけだ。
まず基本情報を整理しよう。金銭はかりそめの力。鍛えた技術力と健康な肉体。
相応に魔力が運用できる。火魔法特化の異能だ。前世科学を転用させられる。
モブ顔のフツメンでも強い。それなりに優秀で婚約者候補の美少女が傍にいる。
今後どうするべきだろう。前世は砂漠の王さま以外完全に一夫一妻の制度だ。
異世界ハーレムはいらない。改めて意識すると隣から甘く優しい香りが漂った。
身長なら肩にも届かない。二歳年少になる以上に幼すぎて外見なら小学生だ。
銀の巻き髪で碧眼の美少女。幼すぎる見た目なんだけどまれにみる美姫だろう。
性格は積極的肉食タイプ。それでも甘えた妹系。本人からおにーちゃん呼び。
小動物でもハムスター系だ。新興低位貴族のオレ。辺境子爵家でモブの長男だ。
ミーア令嬢は名門侯爵家。父が内務大臣で領地安泰。優秀な兄も後継にいる。
この国で由緒がある名家だ。なぜ現在まで婚約者がいなかったのかわからない。
実年齢13歳より幼ない。結婚に早すぎると考えて候補をつくらないのかな。
その結果おバカがすり寄る。筆頭侯爵家長男は幸いなことに自ずから破綻した。
これからどうすりゃいい。モブでも好意的な美少女がいてくれてうれしいよ。
侯爵家の実情はわからない。うるうる涙でお願いされたら拒否も難しいのかな。
誰かの作為は予想できる。誰かしらに認められた彼女たちは帰る様子もない。
王家の実情も掴んでいない。見たことがなく会える理由のない殿上にいる国王。
陛下に会った記憶はない。オヤジの関連で一方的に調べられたかもしれない。
その辺で過去の詳細がない。目立つ状況は記憶していない。モブ同様の過去だ。
おかしなフラグがヤバい。それでも過去の記憶はない。即座に逃げられない。
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